「TOEICで自慢できる点数は何点?」
「TOEICのスコア別評価が知りたい」
「どうやったら自慢できる点数を取れる?」
TOEICは英文やリスニングなど、総合的な英語力が試される試験です。就職や転職などTOEICのスコアによって英語力が判断される場面もあります。
しかし、実際にTOEICの試験でどれくらいの点数を取れば、英語ができると自慢できるか気になるのではないでしょうか。
TOEICの点数で自慢するためには、誰もがすごいと感じる点数を取らなければいけません。
この記事では、TOEICで900点以上を取った実績のある僕が、以下の内容について解説します。
- TOEICで自慢できる点数
- TOEICのスコア別評価
- 自慢できる点数を取るための勉強法
TOEICで自慢できる点数を目指せるようになるため、ぜひ本記事を参考にしてみてください!
TOEICで自慢できる点数の目安は800点以上
結論として、TOEICで自慢できる点数の目安は800点以上です。
TOEIC公式が公開しているスコア分布によると、800点以上を取っているのは平均して受験者全体の約15%程度しかいません。
800点以上を取れていれば、成績上位者に入ります。
さらに、英語スクールが実施したアンケートの結果では、自慢できる点数は800点以上と回答した人の割合は約4割もいました。
自慢できる点数 | 回答者の割合 |
---|---|
400点以上 | 1% |
500点以上 | 2% |
600点以上 | 10% |
700点以上 | 20% |
800点以上 | 39% |
900点以上 | 26% |
990点以上 | 2% |
そのため、TOIECの点数で周りの人から「すごい!」と思われたいならば、800点以上を目指すのがおすすめです。
TOEICのスコア別評価
TOEICのスコア別評価は、以下のとおりです。
- 900点以上は上位4%しかいない
- 800点以上は平均点よりも200点以上高い
- 700点以上から高得点と見られる
- 600点以上は平均ライン
TOEICのスコアで評価される点数は、平均ラインの600点以上になります。
スコア別の評価について、詳しく解説します。
900点以上は上位4%しかいない
TOEICで900点以上の点数を取っているのは、受験者の中でも上位4%しかいません。
大きな評価を得られるとともに、以下のようなメリットもあります。
- 大企業への転職も視野に入る
- 海外赴任がしやすくなる
TOEICで900点以上取れると人生が変わります。
TOEIC900点以上のすごさは関連記事「【人生変わる】TOEIC900点のすごさがわかる4つの指標!取得するとできることや達成する勉強法を紹介」でも解説しています。TOEICで900点以上を目指している人は、ぜひ関連記事も参考にしてください。
800点以上は平均点よりも200点以上高い
TOEICを受験した人の平均点は、約600点前後です。
TOEICで800点取った場合、平均点を約200点上回ることになります。
800点以上の点数が取れたなら、充分に自慢できるレベルと言えるでしょう。
ちなみに、TOEICで800点以上の点数を取れると以下の実力と同等と言われます。
- 英検準1級相当の英語力になる
- 大学レベルなら偏差値60以上の英語力になる
TOEICで800点を取る難易度について、関連記事「TOEIC800点の勉強時間をレベル別に解説!再現性の高い学習法やおすすめの参考書を公開」でも解説しています。内容が気になる人はぜひ関連記事もご一読ください。
700点以上から高得点と見られる
TOEICは一般的に700点以上から高得点だと捉えられる傾向にあります。
TOEIC受験者の上位30%に入るため、難易度が高いと言われるレベルです。
社会人で英語を武器にしたいなら700点以上は取得しておきたいです!
履歴書に記載して企業に英語力をアピールするなら、700点以上は得点しておいたほうがよいでしょう。
600点以上は平均ライン
TOEIC公式が公開しているテスト結果によると、TOEICを受験した人の平均スコアは約600点前後です。TOEICで600点を取れると、一般的に仕事で少しなら英語を使えるというレベルと見られます。
TOEICで公開されているデータによると、企業が新入社員に期待するTOEICの点数は425~645点です。
大学生や新入社員レベルであれば、英語力を持っているとアピールできます。
ただし、ある程度社会人の経験を持つ人や英語力が求められる職場では、少し物足りないと判断される可能性もあるので注意が必要です。
TOEIC600点のレベル感について、関連記事「【暴露】TOEIC600点のレベルとは?難易度や学習のコツ・具体的な勉強法を解説」でも解説しています。TOEICを一度も受験したことがないという人はぜひご一読ください。
【学生・社会人別】TOEICのスコア分布
TOEICのスコア分布について、以下の2パターンで解説します。
- 学生
- 社会人
TOEICのスコア分布から、学生と社会人で平均点に差があります。
それぞれ順番に解説していきます。
学生
引用:TOEIC Program DATA&ANALYSIS 2023
TOEIC公式が公開しているスコア分布によると、800点以上のスコアを取っている学生は上位約10%です。
学生のTOEIC受験者のスコアは500~600点の間が最も多く、800点以上取れる人は平均より200~300点以上高いことになります。
スコア分布の結果から、学生で800点以上の点数を取れると充分自慢できる点数だと言えるでしょう。
学生でTOEIC800点以上取れるとかなり差別化できます。
社会人
引用:TOEIC Program DATA&ANALYSIS 2023
社会人の場合は、上位約20%が800点以上の点数を取っています。
全体的に学生よりも点数は上昇していますが、800点以上の点数を取得てきている人は少ない状況です。
社会人の平均点は600点台といったところでしょう。800点以上を取れていれば、平均点よりも200点以上の差があります。
そのため、社会人でも800点以上を取れていれば、充分自慢できる点数だと見られるでしょう。
社会人で800点以上取れると、日本国内の企業では有利に働きます。
なお、イングリッシュおさるの公式LINEでは、英語の学習で活用できる15個の特典をプレゼントしています。すべて無料で受け取れるので、友だち追加してぜひ学習に役立ててくださいね!
TOEICで自慢できる点数を取るメリット
TOEICで自慢できる点数を取るメリットは以下の2つです。
- 給料アップを目指せる
- 就職・転職時に評価される
2つのメリットについて順番に解説します。
給料アップを目指せる
引用:doda
大手転職サイトのdodaでは、TOEICスコア別の平均年収が公開されています。TOEICスコア別の平均年収を見ると、TOEICの点数が上がるほど平均年収が上昇しているという結果でした。
TOEICの点数に合わせて、年収も右肩上がりです。
TOEICのスコアなしなら379万円、800点以上なら487万円と100万円以上の開きがあることがわかります。
TOEICで自慢できる点数とされる800点を獲得できると、大きな給料アップを目指せるでしょう。
就職・転職時に評価される
TOEICで800点など自慢できるような点数が取れていると、就職や転職時に大きな評価を得られます。
有名企業では英語力を求められる場所も多いため、TOEICの点数が高いと有利です。
採用条件にTOEICの点数を指定している企業もあります。
英語力が求められる企業の例は、以下のとおりです。
- 楽天:800点取得が目安
- Amazon:700点取得が目安
楽天では採用情報にTOEICスコアについて明確に記載されているため、TOEICで高得点が求められます。Amazonは社内文書やツール類が英語表記のため、読み書きレベルの英語力は必要です。
外資系企業や英語力を求める企業を志望するなら、TOEICで高得点を取っておきましょう。
TOEICで自慢できる点数を取るための勉強法
TOEICで自慢できる点数を取るための勉強方法は以下の4つです。
- 文法学習を行う
- 単語学習・発音練習を行う
- TOEIC用の単語学習を行う
- 公式問題集を解く
これから英語を勉強するという人は、文法学習から順番に勉強を進めていきましょう。
より具体的な学習方法を知りたい人は、関連動画「【たった1動画で全てがわかる】TOEICパート別完全攻略【永久保存版】」にて解説しています。TOEICの勉強法について知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
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文法学習を行う
TOEICでは問題文を読み解いて前後の文脈を理解するため、文法学習が必須です。
Part5の短文穴埋め問題、Part6の長文問題などで文法の知識が要求されるため、文法を学習して基礎を固める必要があります。
文法学習のために使用する参考書は、文法を網羅的に学べる「キク英文法(クリックでAmazon購入ページへ)」を活用しましょう。
212項目の文法が収録されているため、文法の基礎が身につきます。
単語学習・発音練習を行う
TOEICで自慢できる点数である800点以上を目指すには、単語学習・発音練習が必要です。
暗記する単語数の目安は約6,800~7,200語程度です。
多くの単語を学習するために使用する参考書は「データベース3000(クリックでAmazon購入ページへ)」です。
単語を覚えるときのコツは、英単語ごとに日本語の意味を確認しましょう。
ただし、1周目からすべての意味を理解する必要はありません。ほかの意味や品詞は、2周目に覚えていくとよいでしょう。
英単語の暗記方法は関連動画「【最短最速】25,000語を覚えた英単語暗記法10選」でも解説しています。英単語が暗記できないと感じている人は、ぜひ関連動画の内容も参考に英単語の暗記を進めてください。
TOEIC用の単語学習を行う
基本となる文法や単語を理解できたら、TOEICで頻繁に出題される単語を学習します。
TOEIC用の単語学習におすすめの単語帳は「TOEIC L&R TEST出る単特急 金のフレーズ(クリックでAmazon購入ページへ)」です。
1冊に収録されている1,000単語を1日500単語ずつ覚えて2日で1周していました。
繰り返し学習して、TOEICで頻出される単語が自然に出てくるくらいまで身につけましょう。
公式問題集を解く
TOEIC用の単語学習が完了したら、公式問題集に着手します。
学習に使用するのは「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」です。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集は1~11まで発売しているため、順番に問題を解いていきましょう。
発売年度 | タイトル |
---|---|
2024年 | 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 11(クリックでAmazon購入ページへ) |
2023年 | 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 10(クリックでAmazon購入ページへ) |
2022年 | 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 9(クリックでAmazon購入ページへ) |
2021年 | 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 8(クリックでAmazon購入ページへ) |
2020年 | 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 7(クリックでAmazon購入ページへ) |
2020年 | 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 6(クリックでAmazon購入ページへ) |
2019年 | 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 5(クリックでAmazon購入ページへ) |
2018年 | 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 4(クリックでAmazon購入ページへ) |
2017年 | 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 3(クリックでAmazon購入ページへ) |
2017年 | 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 2(クリックでAmazon購入ページへ) |
2016年 | 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 1(クリックでAmazon購入ページへ) |
公式問題集を解くときに意識することは以下の3つです。
- 時間を計って解く
- パート1~7を復習する
- 追加トレーニングする
追加トレーニングでは、リスニングのPart3・4、リーディングのPart5・6のみ重点的に学習してください。
Part3・4が解ければPart1・2も自然に解けるようになり、Part5・6が素早く解ければPart7を解く時間ができます。
全体を効率よく解くための学習を続けると、TOEICで自慢できる点数を取れるようになります。
なお、イングリッシュおさる公式LINEでは、TOEICに使える有料級の英語学習教材を無料配布しています。英語学習を効率的に進められる教材もあるので、以下のリンクから無料登録してみてください!