「ビジネス英語を身につけたい」
「ビジネス英語を学べる本を知りたい」
「購入した本を有効活用する方法はある?」
など考えていませんか?
ビジネス英語に関する本は、数多く出版されています。書籍に行ったりネットで探したりしても、種類が豊富すぎて「どれを買えばよいのか分からない」と悩んでいる人が多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ビジネス英語のおすすめ本を15冊紹介します。

筆者である僕は、英語のオンラインスクールを運営しています。
プロ目線で「本当におすすめできる書籍」だけを厳選しました!
本を有効活用してビジネス英語を伸ばす方法も紹介しているので、ぜひご一読ください。


( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績 )
ビジネス英語は基礎が重要!分野別のおすすめ本5選


ビジネスで英語を使うにしても、基礎を徹底しておくことが重要です。
こちらでは、文法やリーディングなどの分野ごとにおすすめの本を紹介します。主に、以下の5冊です。
- キク英文法
- データベース3300 基本英単語・熟語
- 速読速聴・英単語 Core 1900 ver.6
- 新ゼロからスタート英語リスニング
- ゼロからスタート英語で話そう自分のことトレーニングBOOK
各本のおすすめポイントを解説するので、ぜひ購入の参考にしてみてください。
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1.【文法】キク英文法
タイトル | キク英文法 (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | 一杉 武史 |
出版社 | アルク |
文法を学ぶなら「キク英文法」一択です。初心者から上級者まで、文法について広範囲に解説しています。
魅力は、実際に使われる英語の例文や練習問題が多数掲載されていることです。網羅性が高く、文法を強化したい人にぴったりの1冊です。
キク英文法の効果的な活用方法は、関連動画「【1冊だけで】文法を完璧にする本【2ヶ月で文法攻略】」にて詳しく解説しています。僕が実際におこなって効果のあるやり方なので、ぜひチェックしてみてください。
2.【単語・熟語】データベース3300 基本英単語・熟語
タイトル | データベース3300 基本英単語・熟語 (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | 桐原書店編集部 |
出版社 | 桐原書店 |
「データベース3300 基本英単語・熟語」は旧版の「データベース3000」のリニューアルバージョンで、基本英単語を約1,600語、熟語を約360語収録しています。
収録語彙のレベルは中学から高校卒業程度まで。基本の総復習として使うのがおすすめです。
例文やシチュエーション別の使い方などが掲載されており、単語・熟語のイメージが湧きやすいです。発音記号も収録されているため、正しい発音の練習にも役立ちます。
3.【リーディング】速読速聴・英単語 Core 1900 ver.6
タイトル | 速読速聴・英単語 Core 1900 ver.6 (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | 松本 茂 |
出版社 | Z会 |
「速読速聴・英単語 Core1900」は、「文脈主義」の考え方に基づいた単語集です。
ニュースや評論など知的で読みごたえのある英文を読みながら、重要語彙・速読・リスニングを一気にトレーニングできます。
この本を1冊やりきれば、リーディングスキルだけでなく、時事英語の背景知識が身につくでしょう。
1999年に出版されて以降、これまで5回の改訂を重ねてきました。最新版となるver.6では7年ぶりの大改訂として約70%の英文をリニューアル。



時事も絡む収録内容ですが、例文が古すぎるという心配はいりません。
4.【リスニング】新ゼロからスタート英語リスニング
タイトル | 新ゼロからスタート英語リスニング (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | 安河内 哲也 |
出版社 | Jリサーチ出版 |
「ゼロからスタート リスニング」の最新版である「新ゼロからスタート英語リスニング」は、英語初心者から中級者向けのリスニングトレーニングのための本です。英語を聴き取る力を身につけるために、簡単な単語やフレーズから始め、徐々に難易度を上げていくように構成されています。
さらに、日常会話でよく使われる表現や発音ルール、英語のリズムなどの解説が含まれています。



そのため、実践的なリスニング力の向上が期待できるでしょう!
5.【スピーキング】ゼロからスタート英語で話そう自分のことトレーニングBOOK
タイトル | ゼロからスタート英語で話そう自分のことトレーニングBOOK (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | 近藤 千代 ・ミゲル・E. コーティ |
出版社 | Jリサーチ出版 |
「ゼロからスタート英語で話そう自分のことトレーニングBOOK」は、スピーキングスキルを伸ばしたい人におすすめの1冊です。
英会話初心者に向けて、自己紹介の仕方や日常会話で使う表現などを学習できます。各章にはトレーニング問題が用意されており、自分の理解度を把握しつつ学習を進められます。
なお、僕の公式LINEでは、単語や文法などの基礎英語に関するノウハウを発信しています。英語を完全攻略できるスライドやYouTubeに公開していない限定動画などをプレゼントしているので、ぜひチェックしてみてください!
【シーン別】ビジネス英語のおすすめ本6選


ビジネスでは、メールや電話などあらゆる場面で英語を使用します。そのため、シーンごとに適切な本を購入することが大切です。
こちらでは、以下6つの本をビジネスシーン別に紹介します。
- 英文ビジネスEメール 実例・表現1200
- 電話英会話まるごとフレーズ
- 英語のプレゼン 直前5日間の技術
- 英語の会議 直前5時間の技術
- ビジネス英語4週間集中プログラム
- 英文履歴書の書き方・英語面接の受け方
順番に見ていきましょう。
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1.【メール】英文ビジネスEメール 実例・表現1200
タイトル | 英文ビジネスEメール 実例・表現1200 (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | Z会編集部 |
出版社 | Z会 |
仕事で英文メールを書くすべての人の「お守り」代わりになる1冊です。
掲載されているメール文例は、実際のビジネスフローに沿って構成されており、「問い合わせ→見積もり」「注文→納品」など、場面で探せるからとにかく使いやすい印象です。
さらに、Z会の講座で寄せられたリアルなつまずきを分析し、間違いやすい表現や注意すべきマナーにも先回りしてフォローしています。「こう書くと誤解される」まで丁寧に解説されており、初心者~中級者の「わからない・怖い」を潰してくれるでしょう。
特設サイトでは例文検索&コピペも可能なので、メール作成の時短にも使えます。



「メールで迷ったらこれを開けば大丈夫」と思える安心感があります!
2.【電話】 電話英会話まるごとフレーズ
タイトル | 電話英会話まるごとフレーズ (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | 高橋 朋子・花田 七星 |
出版社 | アルク |
英語での電話は、相手の顔が見えない分、言葉選びのちょっとしたミスが大きな不安につながりがち。しかしこの本なら、そのまま使えるフレーズと会話例で、いざというときに自信を持って対応できます。
「指名された社員が話し中のとき、どう伝える?」
「ホテルに電話して予約を取りたい!」
「ビジネスの交渉で、失礼なく断るには?」
こうした具体的な18のシーンを、「基本編/ビジネス編/生活編」に分けて網羅しています。
1つ1つのフレーズが自然で、使える内容だと感じました。その理由は、実際に使われている英語を元に作られているからです。
スムーズに話すコツや丁寧な印象の与え方など、言葉以上に大切な電話のコツやマナーまで徹底フォローしてくれているのも嬉しいポイントです。
3.【プレゼン】英語のプレゼン 直前5日間の技術
タイトル | 英語のプレゼン 直前5日間の技術 (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | 愛場 吉子 |
出版社 | アルク |
プレゼン本番まであと5日。そこからでも間に合う逆算式カリキュラムで、構成・原稿・スライドなどのタスクをまるっとカバーした内容です。



この本のテンプレートに沿って作れば、説得力のある英語プレゼンがちゃんと完成します!
発音や表現力など、実際に役立つテクニックが掲載されているので、新入社員・異業種転職後の英語初挑戦にもぴったり。
「どうやって話を始める?」「どう終わらせる?」など「伝え方」の本質に迫る内容は、日本語のプレゼンにも応用できるでしょう。英語とプレゼンの両方で力を磨ける、頼れる1冊です。
4.【会議】英語の会議 直前5時間の技術
タイトル | 英語の会議 直前5時間の技術 (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | 柴山 かつの |
出版社 | アルク |
「明日の午後、英語の会議に出て」と言われた人のための駆け込みレスキュー本。
5時間でやるべきことが明確に逆算し、英語に苦手意識がある人でも、無理なくこなせるステップを設計してくれています。
単なる定型表現だけではなく、会議の段取り・進行の流れそのものがつかめる構成がユニークです。
確認→意見表明→賛否→提案→妥協
のように、生々しいシチュエーションで会議の流れが整理されています。
聴くだけの会議参加ではなく、自信を持って発言できるようになるのがこの本の強みです。
5.【海外出張】 ビジネス英語4週間集中プログラム
タイトル | ビジネス英語4週間集中プログラム (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | 大島 さくら子 |
出版社 | ダイヤモンド社 |
海外出張までに毎日やるべき「28日間の逆算カリキュラム」が提案されています。



「何からやればいいのか分からない」人でも、順番に進めるだけでOK!
1冊で「文法・会話・リスニング」をまるごとカバーした内容です。
- 定番のあいさつ
- 交渉
- 依頼
- プレゼン
このように、ビジネスシーンですぐに使える表現が満載。
ただ、3週目(リスニング)と4週目(会話フレーズ)は、やや自習力が必要な印象です。教材の解説はやや簡素なので、自分で繰り返し聞いて・書いて・声に出す工夫が大切となりそうです。
1ヶ月後に現場で沈黙せずに乗り切れるレベルへの到達を目指しましょう。
6.【面接】 英文履歴書の書き方・英語面接の受け方
タイトル | 英文履歴書の書き方・英語面接の受け方 (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | 鈴木 美加子 |
出版社 | 日本実業出版社 |
25年で1万人を面接・10万通の英文履歴書を読んだ人事部長が教える、「採用される英文履歴書&英語面接」のリアルな攻略法を収録しています。
読み手が「おっ」と思う書き方がわかる内容です。
「ただの翻訳」では落ちる!英語でも印象に残る職務経歴書とは?
また、日本人がやりがちなNG例も徹底的に解説されています。「悪い例→改善例」の流れで、どこをどう直すべきかが一目瞭然です。
面接では英語力以上に、「印象に残る振る舞い」や「的確な受け答え」が求められるもの。そこで本書では、返答内容だけでなく、表情や間のとり方まで詳しく解説されています。



英語面接で「感じのいい人」になる技術を学んでおきましょう。
日本式の履歴書のような形式がない世界で「自分をどう売るか?」に悩んでいる人こそ、読めば動ける具体的なアドバイスになるはずです。
ビジネス英語のフレーズを学べるおすすめ本4選


ビジネスシーンでは、日常会話とは異なる表現を使用することが多いです。そのため、よく使われるフレーズを覚えておくと、いざというときに困りにくいでしょう。
こちらでは、ビジネス英語のフレーズを学べる本を4冊紹介します。
- 英会話ペラペラビジネス100
- 英会話フレーズ大特訓 ビジネス編
- 外資系1年目のための英語の教科書
- 英会話1000本ノック(ビジネス編)
おすすめポイントも解説するので、ぜひ購入時の参考にしてみてください。
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1.英会話ペラペラビジネス100
タイトル | 英会話ペラペラビジネス100 (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | スティーブ・ソレイシィ ロビン・ソレイシィ |
出版社 | アルク |
「英語は知ってるのにとっさに出てこない」という多くのビジネスパーソンの悩みに応える、瞬発力と定番力を磨くための本です。
世界中のビジネスパーソンと丁寧に意思疎通できる、応用の利く表現を100フレーズに凝縮しています。
「覚えればすぐ使える」「でも案外知らなかった」そんな表現を多く掲載。教科書では教えてくれないリアル英語をインプットできるでしょう。
- Would you like〜? で丁寧な 「どうですか?」
- About the〜 で話題を切り出しやすくする枕ことば
- I’ll〜. で「やっておきますね」の自然な提案
例文の中には「Fax・コピー」など時代を感じる表現もある点に注意が必要です。改訂版とはいえ、旧版の表現も一部引き継がれているためです。



頭の中で現代のツール(チャットアプリ・クラウド等)に置き換えられるといいですね!
2.英会話フレーズ大特訓 ビジネス編
タイトル | 英会話フレーズ大特訓 ビジネス編 (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | Michy 里中 |
出版社 | Jリサーチ出版 |
日本語を見て、すぐに英語が口から出てくる力を鍛える「日→英」トレーニング式。



コミュニケーションは長文よりも「一言」が勝負です!
- 返事をするとき
- 説明を添えるとき
- 相手に確認を入れるとき
このような「ちょっとした一言」を言えるようにするために「日→英」で瞬発力を鍛えます。
付属の音声は、ナレーションは日本語→無音→英語という構成。最初は無音の間が気になるかもしれませんが、慣れると自分の口で話す練習にちょうどいいテンポになると思います。
3.外資系1年目のための英語の教科書
タイトル | 外資系1年目のための英語の教科書 (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | マヤ・バーダマン |
出版社 | KADOKAWA |
「外資系1年目のための英語の教科書」は、使えるけど通用しない英語から卒業するための実践書です。
外資系企業での勤務を通じて著者が痛感したのは「英語フレーズだけ覚えても、現場では不十分」だという現実でした。



大切なのは、その英語がどんなシーンでどう使われるのかという背景まで理解すること!
英会話での自然さや配慮ある振る舞いまで含めて「どう使われるか」も学べば、あなたの伝え方は、ただの教科書英語から信頼されるビジネス英語に進化します。
外資系への転職・異動を控えている人におすすめの1冊ですが、英語の表現力を底上げするのにも役立つでしょう。
4.英会話1000本ノック(ビジネス編)
タイトル | 英会話1000本ノック(ビジネス編) (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | スティーブ・ソレイシィ |
出版社 | コスモピア |
「英会話1000本ノック(ビジネス編)」では、次々と流れる質問に対して、自分で声に出して答える形式を採用しています。
英語力に自信があっても、「すぐに返せない」ことは大きなストレスです。
- 肯定も否定も咄嗟に出てこない…
- 「すみません、それは○○です」と英語で言いたいけど詰まる…
- いざというときに気の利いた返しが出てこない…
そんな悩みを、1000本ノックが終わる頃には反射的に英語が出てくる状態へ変えてくれるでしょう。
ビジネス英語の本を有効活用するコツ3選


本を購入しただけでは、ビジネス英語を使えるようにはなりません。書籍を有効活用するために、以下のコツを意識してみてください。
- 英語の基礎を身につけてから購入する
- 目的にあった本を選定する
- 学んだことをアウトプットする
それぞれ詳しく見てみましょう。
1.英語の基礎を身につけてから購入する
初心者がいきなりビジネス英語の本を購入するのは、おすすめできません。基礎ができている状態の人が利用することで、初めて効果を発揮します。



例えば、包丁の使い方がわからない子どもが、いきなり手の込んだ料理は作れませんよね。
英語の基礎とは、文法や単語、発音などです。これらの分野について自信がない人は、まずは基礎固めから始めてみましょう。
基礎学習の方法は、関連記事「【超有料級】英語の基礎は3ヶ月でマスターできる!完全初心者が短期間で実践力を身につける方法を解説」にて紹介しています。あわせてチェックしてみてください。


2.目的にあった本を選定する
ビジネスといっても、英語を使う場面はさまざまです。そのため、目的にあった本を選ぶことが大切です。
例えば、英会話を学習したいのに、単語・熟語に特化した本を購入するのは目的にあっていないですよね。



「自分がどんな場面のビジネス英語を身につけたいのか」を明確にするのがよいですね!
加えて、無駄に本を購入しすぎないことも重要です。浅い知識は何の役にも立たないので、1~2冊を購入し徹底的にやり切ることを意識しましょう。
3.学んだことをアウトプットする
学んだ内容は、実際に使ってみましょう。アウトプットをおこなうことで、身につけた知識を定着させられます。
最近では、ネイティブと交流できるサービスが増えています。「英語を話せる人が周囲にいない」と考えている人は、ぜひ利用を検討してみてください。



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