「英検3級の合格は難しい?」
「どうやってリスニングのトレーニングをすればいいのかな」
「英検3級の合格に必要な英単語はどれくらい?」
英検3級の合格を目指して悩んでいませんか?
試験を受ける前は、問題がどれほど難しいのかわからず、どこまで勉強すればいいのか不安になってしまいますよね。
「試験に出るところだけ勉強できたら、どんどん学習が進んで英語が好きになれそうなのに」と思う人もいるかもしれません。
結論からいうと、良質な教材を使って正しい学習手順で勉強すれば、英検3級の合格は難しくありません。
そこで、この記事では以下の3つについて解説します。
- 英検3級が難しいといわれる5つの理由
- 英検3級が難しいときの対処法5選
- 英語の総合的なスキルを身につける方法3ステップ
英検3級の合格に向けて英語学習をサクサク進めたい人は、ぜひ最後までご覧ください!
( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績 )
英検3級が難しいといわれる5つの理由
まずは、英検3級が難しいといわれる5つの理由を解説します。
- 合格率が50%と入門資格にしてはやや低め
- 面接がある
- 総合的なスキルが問われる
- 試験範囲には中学3年生までの学習内容が含まれる
- 英語レベルによっては学習時間が200時間以上必要な場合がある
理由をよく掘り下げてみると「難しそう」「自分にはできなそう」というイメージが薄れるかもしれません!
それぞれ詳しく分析していきましょう。
1.合格率が50%と入門資格にしてはやや低め
英検3級の合格率はおよそ50%です。
※2016年以降、公式から合格率が発表されていないため、おおよその数字として参考にして下さい。
3級は英語の登竜門といえるレベルなのに、受験者の約半数が合格できません。
試験範囲を習っていない小・中学生が、受験者の中に多く含まれることが原因として考えられます。英検3級の出題内容は中学校卒業レベルです。
そのため小学生や、中学1・2年生の受験者からすると、英検3級の問題が難しく感じてしまうのです。しかし大人になってから受験する場合、感じ方はまた変わるでしょう。
2.面接がある
英検3級に合格するには、二次試験の面接を突破しなければなりません。
英検3級では基礎的な英語力が問われるので、英会話や資格試験に慣れていない学生がよく受験する傾向があります。
つまり、面接試験と英会話のどちらの経験値も低い受験者が多いのです。3級より低い試験では面接が実施されないこともあり、より「難しい」というイメージを持ってしまいます。
初めて受ける試験で面接があったら緊張しますよね。しかし、一次試験に受かる学力があれば、英検3級の面接はそれほど難しくはありません。
3.総合的なスキルが問われる
英検3級の試験では、総合的な英語のスキルが問われます。
主に必要なスキルは以下の4つです。
- リーディング
- ライティング
- リスニング
- スピーキング
各スキルで必要な合格点の目安と得点率をまとめたので、参考にしてみてください。
スキル | 合格点目安 | 得点率 |
リーディング | 13/30点 | 43.3% |
ライティング | 9/16点 | 56.3% |
リスニング | 27/30点 | 90.0% |
スピーキング | 20/33点 | 60.6% |
表を見ると、複数のスキルをバランスよく磨く必要があること、中でもリスニングスキルが重要であることの2点が分かります。
「ひとつの分野にヤマを張ろう」「得意なスキルでゴリ押ししよう」といった作戦が通用せず、コツコツと努力する難しさを感じてしまうでしょう。
4.試験範囲には中学3年生までの学習内容が含まれる
英検3級の試験の範囲は、中学3年生までの学習内容です。
中学校の一斉模試や受験対策で受ける場合は、まだ習っていない範囲からの出題もあり得るため、難しく感じる人もいるでしょう。
また、英語をひさしぶりに勉強し直す場合も、基礎を忘れてしまっていることが原因で「難しい」と悩む可能性があります。
中学英語は決して難しくはありません。
しかし勉強からしばらく離れていた人、本格的な勉強に慣れていない人は試験範囲を網羅することに大変さを感じるかもしれません。
もし中学英語に自信がないという方は、関連動画「【最短最速】中学英語完全攻略【永久保存版】」で紹介しています。ぜひ参考にしてみてください!
5.英語レベルによっては学習時間が200時間以上必要な場合がある
英検3級に合格するには、その人の英語レベルによって15時間から200時間の勉強が必要といわれています。
もともと英語が得意な方や、現役で勉強している方であれば、15時間ほどで合格できる可能性があることも事実です。
しかし、「基礎的な英語力がなく、単語も分からない」「リスニングやスピーキングなんて全くできない」という状況では、ある程度時間をかけて勉強しないと合格できません。
200時間と聞くと果てしなく感じますが、効率の良い勉強方法をマスターすれば、短時間でも合格を目指せます!
もし、英語が苦手で英検3級が難しいと感じている方は、関連動画「【初心者向け】英語学習の始め方【3ヶ月で達成できる】」でも紹介しています。ぜひ参考にしてみてください!
英検3級が難しいときの対処法5選
こちらでは、英検3級が難しいと感じるときの対処法5選を紹介します。
- 初めにリスニングを攻略する
- ライティングは英語の先生に添削してもらう
- 単語は繰り返し発音して覚える
- リーディングは速く読まずに正確に読む
- スピーキングでは難しい言葉を使わない
それぞれ詳しく確認していきましょう。
1.初めにリスニングを攻略する
英検3級が難しいときにおすすめなのが、初めにリスニングを攻略することです。
具体的には以下の3ステップを試してみてください。
- 音声を聞く
- 文法・単語を調べる
- 正しい発音で音読する
まずは英語を聞いてわからない単語を調べることで、リスニング力と語彙力を同時に鍛えられます。
意外かもしれませんが、最後の音読により自分で発音できるようになると、より英文を聞き取やすくなります!
また、リスニング問題の演習では、先にイラストを確認したり問題文を読んでおいたりすることが、正答率を上げるポイント。特に問題文の5W1Hをしっかりと確認することで、何を問われているか予想が立てやすくなるでしょう。
もし、リスニングが苦手で英検3級が難しいと感じている方は、関連動画「【有料級】リスニング5ステップ【完全ガイド】」をぜひ参考にしてみてください!
2.ライティングは英語の先生に添削してもらう
ライティングでは、文法の基礎をマスターして、最低限の単語を覚えることが重要です。文法や単語が身についていないと、まず文章を作れません。
そして実際に文章を作ってみたら、英語の先生などに添削してもらい完璧にしていきましょう。
「英語ができる人が近くにいないよ」という人も、学校なら英語の先生やALTの先生、社会人であれば月数千円を投資してスクールの先生などに見てもらいましょう。
お金をかけられない場合は、SNSなどを使えば、英語力が高い人や外国人と気軽に繋がれます。
もし、ライティングが苦手な人に向け、関連動画「【完全イメージ化】前置詞44選【総集編】」でライティングでつまづきやすい前置詞について解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
3.単語は繰り返し発音して覚える
わからない単語は、意味を確認しながら繰り返し発音して覚えましょう。
書くのではなく音で覚えること、短い頻度で何度も復習することが重要です。
英検に限らず、どんな試験を受けるとしても単語は必要です。
最初に覚えておくとこの先の学習がはかどります!
単語の暗記と並行して、発音記号と音変換のルールも覚えましょう。
1日10分取り組めば、1週間ほどで発音記号をマスターできるはずです。その後さらに1日10分、音変換のルールを学び実際に発音していきます。
教材は、YouTubeなどで配信されている無料のもので十分です。1ヶ月続ければ、単語の意味とともにきれいな発音が身につくでしょう。
4.リーディングは速く読まずに正確に読む
リーディングと聞いて「とにかく速く読まなくちゃ」と思う方もいるかもしれません。しかし、リーディングは速さよりも正確性が重要です。
速く正確に読めれば最強ですが、速くても間違った内容で理解しては元も子もありません。
最初から速く読むことは難しいので、まずは時間がかかっても正確に読む癖をつけましょう。
焦らないで、普段の勉強から落ち着いて問題文を読んでいきましょう。
5.スピーキングでは難しい言葉を使わない
スピーキングでは、できるだけシンプルな言葉を使うことがポイントです。
なぜなら、英検の二次試験では、扱える単語の難しさよりも「主張したいことを正しい文法で伝えられるか」がチェックされるからです。
難しい単語でスピーキングが詰まるより、簡単な単語で確実に伝わるよう工夫してみてください!
面接試験対策としてスピーキングの練習をするなら、次の3ステップをおすすめします。
- 文法の基礎をマスターする
- 表現は簡単な単語を使う
- 具体例を話す
もし、スピーキングを伸ばすには、関連動画「【基礎編】 一瞬でスピーキングを伸ばす方法【単語・文法・辞書不要】」をぜひご確認ください!
英検3級は難しくない!英語の総合的なスキルを身につける方法3ステップ
以下の3つのステップをクリアすれば、英検3級はもう難しくありません。
- まずは文法の基礎をマスター
- 単語は書かずに音で覚える
- 面接は説明型独り言で攻略
それぞれのポイントを詳しく解説します。
1.まずは文法の基礎をマスター
まずは文法の基礎として、中学英語からマスターしましょう。
文法を軽視している人がいるのも事実。しかし文法を習得しているかの違いで、学習時間に100倍以上差が出ることもあります。そのため、中学英語に立ち戻り、最初に基礎を勉強することがおすすめです。
文法とは、簡単にいうと英語を話す・使うときのルールです。
英語に限らずどんな物事も、ルールを知らなければ的はずれな行動をしてしまうでしょう。
逆に、ルールさえ知っておけば、その後の学習は効率良く進むともいえます。
交通ルールがわからないと車の運転ができないのと同じように、英文のルールがわからないと、ライティングやスピーキングの場面でも使うことができません。英語学習の中でも英文法を学ぶことは「一番大切」といっても過言ではないのです。
もし中学英語を学習し直すポイントは、関連動画「【最短最速】中学英語完全攻略【永久保存版】」で紹介しています。ぜひ参考にしてみてください!
2.単語は書かずに音で覚える
わからない単語があったときは、意味を確認しながら発音し、音で覚えましょう。
音で覚えることによって、リスニングでその単語をたやすく認識できるようになるメリットがあります。
書いて覚えると時間がかかり、発音がおざなりになるので注意です。
3.面接は説明型独り言で攻略
「説明型独り言」を使ったトレーニングは、以下の5ステップで取り組みましょう。
- トピックを1つ決める
- 日本語で書く
- 英語に直す
- 英語ができる人に添削してもらう
- 添削されたものを何度も完璧になるまで読み込む
まずは趣味など、初対面の人から聞かれる定番の質問から連想して、トピックを1つ決めましょう。また、自己紹介文を作ることもおすすめです。
【番外編】最後は試験で使える裏技をマスターする
こちらでは、ある程度勉強を重ねた上で英検3級が難しいと思っているあなたにだけ、試験直前に有効な裏技をご紹介します。まだまだ勉強が足りていないと感じる場合は、しっかりと勉強したあとで見てください。
英語の土台をしっかり築いていることを大前提として、プラスアルファで実践しましょう!
それでは、試験で点数をアップさせる裏技5選をサクッと紹介します。
- 消去法を使って回答を絞りこむ
- 単語のイメージを思い浮かべる
- 長文問題は空欄前後の1〜2文を読む
- リスニングは先に問題を読んでおく
- ライティングは文法ミス・単語ミスに注意
これらの裏技の活用方法や、取り組むべき理由は、YouTubeの「【拡散厳禁】 一次試験対策!!リーディング・ライティング・リスニング点数UP!!」でより詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!