「英検2級の面接に合格したい!」
「二次試験に使える裏ワザはないのかな?」
「面接を突破するための勉強方法を知りたい!」
英検2級に合格するためには、二次試験の面接を攻略する必要があります。一次試験の筆記試験を突破したのなら、合格は目の前です。
とはいえ、どうすれば二次試験に合格できるのか不安ですよね?
この記事では、英検2級の面接の合格率上げるための裏ワザを16点紹介します。文章問題やイラスト問題など、分野ごとに使える裏ワザを解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績 )
英検2級の面接についてサクッと解説
英検2級の面接は、英語での面接が約7分間おこなわれます。具体的な内容は、以下の図のとおりです。
全部で5問出題されます!
なお、面接は以下の流れで進んでいきます。
試験の流れ | 内容 |
---|---|
1. 入室 | 面接官に「面接カード」を渡す |
2. 着席の指示 | 着席の指示で座る |
3. 確認とあいさつ | 面接官とあいさつや簡単な会話、名前や級の確認を行う |
4. 試験開始 | 問題カードを渡されるので指示に従う |
5. 試験終了 | 問題カードを返却する |
6. 退室 | 退室の指示で部屋を出る |
面接官からは、パッセージ(文章)と3コマのイラストが印刷された「問題カード」が渡されます。二次試験はこの問題カードに沿って進められていきます。
【全体編】英検2級の面接で使える裏ワザ4選
英検2級の面接で使える裏ワザは、主に以下の4つです。
- 英語が聞き取れなかったら聞き返す
- 考える時間が欲しいときに使える表現を知っておく
- 自信を持って笑顔で話す
- よく使われる表現を覚えておく
これらの裏ワザは、二次試験全体をとおして意識したいポイントでもあります。ぜひチェックしてみてください。
1.英語が聞き取れなかったら聞き返す
面接官の英語が聞き取れなかった場合は、素直に聞き返しましょう。「なんて言っているのかわからない」と悩んで、黙ってしまったり的外れな回答をしたりするのが最もよくないためです。
質問を聞き返すこと自体は、なにも悪いことではありません!
なお、聞き返す際には、以下のフレーズを使うのがおすすめです。
Pardon? /Pardon me?
(なんでしょうか?)
Excuse me? /Sorry?
(すみません)
Could you say that again?
(もう一度言っていただけますか?)
聞き取れなかった際の対応も英語でできると、面接官から好印象を抱かれる可能性があります。
2.考える時間が欲しいときに使える表現を知っておく
英検2級の面接では、質問に答えたり自分の意見を述べたりする必要があります。そのため「回答を考える時間が欲しい」と思うシーンがたくさん出てきます。
回答を考える時間を稼ぎたい場合は、以下のフレーズを使うとよいでしょう。
Well…
(ええと…/そうですね…)
Hmm…
(うーん…)
Let me see…
(ええと)
このような表現を使用すると、黙っているよりもよい印象になります。
使いすぎは禁物ですが、いざというときのために知っておくと役立つでしょう!
3.自信を持って笑顔で話す
二次試験でのコミュニケーションや態度については「アティチュード(態度・姿勢)」という項目で評価されます!
そのため、面接ではハキハキと話すことが大切です。声が小さかったり、ガチガチに緊張していたりするとよい印象を与えられません。
加えて、面接官に対して笑顔で受け答えすることも意識してみてください。真顔で話すよりも、評価されやすくなります。
面接をする際には「どうやったら面接官によい印象を与えられるか」を考えながらすると、自然と合格に近づく態度や姿勢になるでしょう。
4.よく使われる表現を覚えておく
英検2級の面接では、頻出の表現があります。あらかじめ頭に入れておくと、受け答えに困らないでしょう。
特に、質問に入る前の最初のやり取りは覚えておくことをおすすめします!
面接官:Please have a seat.
(着席してください)
受験者:Thank you.
(ありがとうございます)
面接官:May I have your name?
(あなたの名前を教えてくれますか?)
受験者:My name is 〇〇.
(私の名前は〇〇です)
面接官:This is the Grade2 test, ok?
(この試験は2級です、よろしいですか?)
受験者:Yes.
(はい、大丈夫です)
面接官:How are you today?
(ご機嫌いかがですか?)
受験者:I’m fine.
(元気です)
これらの表現を知っておけば、言葉に詰まってしまう事態を防げます。
このような裏ワザを活用し、英検2級の面接の合格率を上げましょう!
なお、イングリッシュおさるの公式LINEでは、英検を攻略するためのノウハウを余すことなく発信しています。面接はもちろん一次試験の対策方法も解説しているので、ぜひ以下のリンクから友だち追加してみてください。
【音読編】英検2級の面接で使える裏ワザ3選
英検2級の面接では、60語程度のパッセージ読む音読問題が出題されます。音読する際は、以下の裏ワザを意識してみてください。
- 抑揚をつけて音読する
- 早口にならないよう注意する
- わからない単語があっても止まらない
音読問題は「ただ読むだけ」では不十分なので、ぜひ裏ワザをチェックしておきましょう!
1.抑揚をつけて音読する
ただ単にパッセージを読むと、単調になってしまいがちです。音読では、抑揚をつけることを意識しましょう。
具体的には、以下のポイントに注意します。
- 文末のトーンは下げて音読する
- 文と文の間は一呼吸置いてから読む
- 大事な単語は強調して読む
- 主語は小さめに発音する
大事な単語は、パッセージのなかで課題を解決するための提案や行動を表している部分です。約20秒の黙読時間があるので、話の内容を理解して「どこが重要なのか」を把握する必要があります。
抑揚は、自分が大げさだと感じるくらいにつけるとよいでしょう!
2.早口にならないよう注意する
音読は、ゆっくり読むことが大切です。早口になると、面接官から評価が悪くなってしまいます。
「自分の音読を面接官に聞かそう」と意識するのがポイントです!
人間は、緊張すると早口になりがちです。そのため「少し遅いかな」と思うくらいで音読をすることをおすすめします。
3.わからない単語があっても止まらない
読み方がわからない単語がでてきたら、間違っていたとしても音読しましょう。止まったりごまかして読んだりするほうが、評価は低くなる傾向にあります。
たしかに、すべての単語を完璧に発音することは大切です。しかし、考え過ぎて止まってしまうくらいなら、堂々と読んだほうがよいです。
「こんな発音だろう」と自然の流れのまま音読することを意識してみてください!
なお、英検2級の面接の攻略法は、関連記事「【一発合格】英検2級の二次試験の対策7選!おすすめの参考書3つも紹介」でも紹介しています。あわせてチェックしてみてください。
【文章問題編】英検2級の面接で使える裏ワザ2選
音読の次は、パッセージについての質問がされます。このような文章問題では、以下の裏ワザを活用しましょう。
- 「in this way」「by doing so」の前に注目する
- 単語を置き換えて回答する
サンプル問題を活用して詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
1.「in this way」「by doing so」の前に注目する
パッセージに関する質問は「Why」か「How」のどちらかでされます!
そのため、回答は「in this way(こうして)」「by doing so(そうすることで)」の前が答えになることが多いです。
以下のサンプル問題を使って、具体例を見てみましょう。
No. 1 According to the passage, how do some customers with children do their shopping more easily?
(パッセージによると、子供連れの顧客はどのようにすればもっと楽に買い物ができるのでしょうか?)
答え:By choosing shopping centers that provide childcare services.
(託児サービスを提供しているショッピングセンターを選ぶこと)
パッセージの日本語訳
保護者向けの新サービス
小さな子どもを連れた保護者にとって、混雑した場所に買い物に行くのは面倒です。 このため、より多くのショッピングセンターが顧客に託児サービスを提供し始めています。 お子様連れのお客様の中には、こうしたサービスを提供するショッピングセンターを選択される方もいらっしゃいます。 このようにして、彼らはより簡単に買い物をすることができます。 劇場や病院などでもこうしたサービスが受けられるようになってきています。
「According to the passage, how do some customers with children do their shopping more easily?」の質問の回答を探すために、文章中の「in this way」「by doing so」を探します。
今回は「In this way」があるので、その前の文章の「Some customers with children choose shopping centers that provide these services.」が答えに繋がることがわかります。
2.単語を置き換えて回答する
答えの箇所がわかっても、そのまま文章の読むのでは不十分です。例として、以下のサンプル問題で解説します。
「In this way」の直前には「Some customers with children choose shopping centers that provide these services.」という文章になっています。
このまま読んでしまうと、面接官から「these servicesがなにを指しているか教えて欲しいのに」と感じられます!
つまり「these services」が示す内容を文章のなかから見つけて、単語を置き換える必要があるのです。
よって答えは「By choosing shopping centers that provide childcare services.(託児サービスを提供しているショッピングセンターを選ぶこと)」となります。
なお、この回答はあくまでも一例であり、このままの表現を使う必要はありません。無理に難しい表現を使おうとすると、言葉に詰まってしまう恐れがあるためです。
関連動画「【絶対やめろ】英検面接不合格し続ける人の特徴 TOP3」では、面接の合格率が下がるNG行為について紹介しています。難しい表現を使おうとするのは面接に落ちる人の特徴でもあるので、ぜひ視聴してみてください。
【イラスト問題編】英検2級の面接で使える裏ワザ2選
英検2級の面接では、イラストを見て状況を説明するように指示されます。イラスト問題を攻略するためには、以下の裏ワザがおすすめです。
- 1コマにつき2文で回答する
- 過去形を使用して状況を説明する
イラスト問題は苦手にしている方が多いので、ぜひ裏ワザを有効活用しましょう!
1.1コマにつき2文で回答する
イラスト問題は、3コマのイラストの状況を説明するように指示されます。回答する際には、1コマにつき2文で回答するのが好ましいです。
以下のサンプル問題にて説明します。
■回答例
1コマ目
One day, the Sasaki family went to an art museum that offered childcare services. Mr. Sasaki said to his wife, “They’ll take care of our baby while we look around.”
(ある日、佐々木家は託児サービスを行っている美術館へ行きました。 佐々木さんは妻に「私たちが見ている間、赤ちゃんの世話をしてくれるよ」と言いました。)
2コマ目
Ten minutes later, Mr. Sasaki was putting his bag into a locker. Mrs. Sasaki was looking forward to seeing the paintings with her husband.
(10分後、佐々木さんはカバンをロッカーに入れていた。 佐々木さんはご主人と一緒に絵を見るのを楽しみにしていました。)
3コマ目
Two hours later at the gift shop, Mr. Sasaki was choosing a toy for their baby. Mrs. Sasaki was worried that their baby might be crying.
(2時間後、ギフトショップでは、佐々木さんは赤ちゃんのおもちゃを選んでいた。 佐々木さんは赤ちゃんが泣いているのではないかと心配していました。)
文章作成で迷った際には、場所や登場人物の行動・感情を描写するのがおすすめです!
2.過去形を使用して状況を説明する
イラスト問題に回答する際には、過去形を使用しましょう!
以下のサンプル問題のイラストの上部には「あなたの物語は次の文から始まります。ある日、佐々木家は託児サービスを提供する美術館に行きました。」と記載されています。
つまり、イラストの内容は過去の出来事であることがわかります。そのため、回答する際には過去形を使用するのが好ましいです。
【意見を問う問題編】英検2級の面接で使える裏ワザ2選
英検2級の面接では、自分の意見を答える問題が2問出題されます。合格率を上げるためには、以下2つの裏ワザを活用するのがおすすめです。
- 簡単な単語を使用する
- 回答しやすい意見を選ぶ
順番に見ていきましょう。
1.簡単な単語を使用する
難しい単語や表現を使えたとしても、相手に伝わらなければ意味がありません。そのため、回答する際は簡単な単語を使用しましょう。
中学英語でも、面接官に伝わればOKです!
たとえば、日本語で考えてみると「友人とテレビを見た」を「友人とテレビを鑑賞した」とあえて難しい表現を使う必要はないことがわかります。「見る」も「鑑賞する」もほぼ同じ意味です。
英語でも同じことが言えます。無理をして難しい表現を使う必要はなく、面接官に伝わる英語を使えていればよいのです。
2.回答しやすい意見を選ぶ
自分の意見を述べるときは、回答しやすいものを選びましょう。たとえば、以下のような質問をされたとします。
Today, many people buy secondhand goods such as used books and used clothing. Do you think more people will buy secondhand goods in the future?
(いまでは、古本や古着などの中古品を買う人もたくさんいます。 今後中古品を買う人が増えると思いますか?)
「中古品を買う人が増える」と思っても、その理由を伝えるのが難しければ「増えない」と答えても問題ありません!
大切なのは、自分の意見を理論的の述べることです。そのため、自分の本心かどうかは関係がないのです。
なお、英検合格を本気で目指している方には、関連動画「【2024年最新】英検完全攻略【永久保存版】」の視聴を強くおすすめします!英検の本質や実践的かつ正しい勉強法を徹底的に解説しているので、ぜひ参考にしてください!
英検2級の面接の勉強時に使える裏ワザ3選
英検の面接を攻略するためには、日々の学習は欠かせません!
こちらでは、勉強時に使える以下3つの裏ワザを紹介します。
- 「バーチャル二次試験」を活用する
- 自分のスピーキングを録音する
- 問題演習を重ねる
これらの方法を実践することで、効率よく英検2級の合格を目指せます。ぜひ参考にしてみてください。
※この見出しではAmazonアソシエイトリンクを使用しています。
1.「バーチャル二次試験」を活用する
「バーチャル二次試験」は、英検公式が作成している二次試験に関するアニメーションです。面接室に入室してから退出するまでの流れがわかりやすくまとまっています。
そのため「初めて英検の面接を受ける」「面接の流れってどうだったっけ?」という方も安心です!
バーチャル二次試験は、登録不要で無料で閲覧できます。面接対策のためにも、積極的に活用してみてください。
2.自分のスピーキングを録音する
面接を練習をする際には、自分のスピーキングを録音しましょう。「声が小さいな」「滑らかさがないな」などと、気づきを得られるためです。
スマホの録音機能を使うのがおすすめです!
「自分の声を聞くのは恥ずかしい」と感じる方がいるかもしれませんが、二次試験を突破するためには必要です。数回聞くと慣れてくるので、ぜひこの方法で学習を進めましょう。
なお、スピーキングの勉強について詳しく知りたい方は、関連記事「【1人でできる】英語のスピーキングの練習方法3ステップ!無料で使えるサイト・アプリも紹介」がおすすめです。ぜひご一読ください。
3.問題演習を重ねる
面接には慣れが必要です。英語の先生やネイティブスピーカーに面接練習をしてもらいましょう。
なお、問題演習をする際は「2024年度版 英検準2級 過去6回全問題集(クリックでAmazon購入ページへとびます)」の活用がおすすめです。二次試験の解説も掲載されているため、復習がしやすくなっています。
ぜひこの記事を参考にして、英検2級の合格を目指してください!
なお、僕の公式LINEでは、英検合格のためのノウハウを余すことなく解説しています。友だち追加後に10秒で終わる質問に回答するだけで、有料級特典を15点も受け取れるので、ぜひ友だち追加してみてください。