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【超重要】第五文型とは?他の文型との違いやよく使われる動詞11選を例文とともに解説

「第五文型って何?」
「5つの文型の違いが分からない」
「具体的にどんな文章があるの?」

とお悩みではありませんか?

「文型」は英語の核心ともいえる重要な文法事項でありながら、しっかりと理解できている人は多くありません。特に第五文型は複雑な文章になりがちで、混乱してしまう人も多いでしょう。

イングリッシュ おさる

ですが、英語は文型が9割と言っても過言ではありません。

英語は「配置の言語」ともいえるので、文型をマスターできれば格段に英語を読むのが楽になりますよ!そこで、この記事では以下の内容について解説します。

  • そもそも5つの文型って何?
  • 第五文型と第三文型の違い
  • 第四文型との違い
  • 第五文型でよく使われる動詞

この記事を読めば、複雑な構造の第五文型の文章を見ても完璧に読めるようになります。間違えやすい文型の違いもわかるようになるので、ぜひ最後までお読みください。

( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績

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目次

第五文型ってなに?5つの文型をサクッと解説

「そもそも文型ってなんだっけ?」「5つの文型って何が違うの?」という方のために、まずはそれぞれの文型を簡単に解説していきます。

英語は、以下の5つの要素で構成されています。

  1. S =主語
  2. V =動詞
  3. O =目的語
  4. C =補語
  5. M =修飾語

5つの要素についてまとめたものが、以下の表です。

記号意味略す前役割品詞
S主語subject「~は・~が」名詞
V動詞verb「~する・~である」動詞
O目的語(対象語)object「~を・~に」名詞
C補語complement動詞を通じて、主語or目的語の状態や動作を補う名詞・形容詞・その他
M修飾語modifier他の要素を修飾形容詞・副詞・その他

また、5つの文型は以下のように構成されています。

  1. 第一文型= S V
  2. 第二文型= S V C
  3. 第三文型= S V O
  4. 第四文型= S V O O
  5. 第五文型= S V O C

それでは、5つの文型をそれぞれ確認していきましょう。

1.第一文型

第一文型は、SとVだけで構成されるシンプルな文章です。

She drives to her office. (彼女は会社まで車で行く。)

という文章では、

S = She
V = drives
M = to her office

となります。

第一文型に目的語は含まれないので、使われる動詞は自動詞です。自動詞は「自分だけで構造的に成立する動詞」のことです。

自動詞については関連記事「完全版】自動詞+前置詞の使い方を徹底解説!間違えやすい用法5選や例文も紹介」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!

2.第二文型

第二文型は、S V C で構成される文章です。第二文型において最も重要なのが「S = C が成立する」という点です。

例えば、

He is very kind. (彼は非常に親切だ。)

という文において、He = kind が成立していますよね。第二文型に用いられる動詞には、以下のようなものがあります。

  • be動詞全般
  • become (~になる)
  • look (~のように見える)
  • sound (~に聞こえる)
  • seem (~のように見える)
  • taste (~の味がする)
  • feel (~に感じられる)

3.第三文型

第三文型は、S V O で構成される文章です。第三文型の大きな特徴は「S ≠ O」となる点です。

例えば、

They said something to him. (彼らは彼に対して何かを言った。)

という文において、They ≠ something ですよね。要素数は同じでありながら、第二文型と大きく異なるのがこのポイントです。

something は They の動作の対象であるだけで、 They 自身の性質とは全く関係ありません。第三文型には、直後に目的語を置き「他の物を対象として影響を与える動詞」である他動詞のみが使われます。

4.第四文型

第四文型は、S V O O で構成される文章です。目的語が2つ使われているのが大きな特徴で、1つ目の O を O1、2つ目の O を O2 とすると「O1 ≠ O2」という関係が成り立ちます。例えば、

I gave my mother flowers on Mother’s Day. (私は母の日に母に花を贈った。)

という文において、O1 = my mother、O2 = flowers になるので my mother ≠ flowers ですよね。第四文型で使われる代表的な動詞は、以下のとおりです。

  • give (~を与える)
  • tell (~を伝える)
  • buy (~を買う)
  • teach (~を教える)
  • cook (~を作る)
  • send (~を送る)

5.第五文型

第五文型は S V O C で構成される文章で、「O = C」が成立します。例えば、

We call him Shun. (私たちは彼をシュンと呼ぶ。)

O = him、C = Shun なので him = Shun が成り立ちますよね。また、Cには名詞だけでなく、形容詞や副詞が置かれることがあります。例えば、

This news made me happy. (その知らせを聞いて私は幸せになった。)

O = me、C = happy なので me = happy、つまり I am happy. の状態が成り立ちます。

第五文型でよく使われる動詞は、以下のとおりです。

  • name (~と名付ける)
  • make (~の状態にする)
  • think (~と考える)
  • find (~と分かる)
  • believe (~と信じる)
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5つの文型は非常に重要なので、それぞれの特徴をしっかりと覚えましょう!

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【確認テスト付き】第五文型と第三文型・第四文型の違いを解説

「5つの文型は理解できたけど、文章を見たときに判別できない」という方もいるのではないでしょうか?

イングリッシュ おさる

特に第三文型・第四文型・第五文型は混同してしまう人が多いですよね。

それぞれの文型との違いを理解できれば、複雑な第五文型もマスターできますよ!

  1. 第五文型と第三文型の違いはCの有無
  2. 第五文型と第四文型の違いはOとCの関係性

それぞれ詳しく確認していきましょう。

1.第五文型と第三文型の違いはCの有無

第三文型は「S V O」ですが第五文型は「S V O C」です。さらに、第五文型においては「O = C」という関係が成り立ちます。第三文型には C が無いので、C に注目すればどちらの文型なのか判断できます。

ところが、O の後ろに C になりうる品詞(名詞・形容詞・副詞)が並んでいるからと言ってすぐに「これは第五文型の文章だ!」と判断してはいけません。例えば、

We enjoyed the party last night. (私たちは昨晩パーティーを楽しんだ。)

この文章の文型は何でしょうか?

「 the party という名詞と last night という副詞が続いているから第五文型かな?」と考えた方も多いのではないでしょうか?ところが、この文章は第三文型です。

O = the party というのは正解ですが、C = last night だとすると O と C の関係性は = ではありませんよね。そのため、この文章は第五文型にはなれず、副詞の last night は M となるので第三文型の文章になります。

第三文型と第五文型を見極めるには、動詞の後の単語の品詞を考えた後に O との関係性を考えましょう。

【確認テスト】次の3つの文章が第三文型なのか第五文型なのか考えてみてください!

1.He has a lot of apples. (彼はたくさんのリンゴを持っている。)

2.He had me have a lot of apples. (彼は私にたくさんのリンゴを持たせた。)

3.She made cookies for her sister. (彼女は姉のためにクッキーを作った。)

【1問目】
正解:第三文型
この文章の文構造は、

S = He / V = has / O = a lot of apples になります。 V の後に1つしか要素がないので、S V O C で構成される第五文型にはなりえません。

【2問目】
正解:第五文型
この文章の文構造は、

S = He / V = had / O = me / C = have a lot of apples になります。「動詞もCになれるの?」と驚く方がいるかもしれませんね。

これは「原型不定詞」という用法で、特定の動詞と一緒に使うことで「S が O に C させる」という意味になります。この特定の動詞は「使役動詞」と呼ばれています。

この場合は、O = C というよりも O と Cが主述関係になるということを覚えておきましょう。

原型不定詞については関連記事「【例文あり】原形不定詞の使い方を紹介!to不定詞や動詞の原形との違いまで解説」を読んでみてくださいね!

【3問目】
正解:第三文型
この文章の文構造は、

S = She / V =made / O = cookies となります。for は前置詞なので「for her sister」は M (修飾語)だと判断できます。そのため、第五文型であると考えると C に当たる要素がないので成り立ちませんね。

第三文型については関連記事「【超重要】第三文型とは?他の文型との違いや前置詞の使い方を例文とともに解説」で詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください!

2.第五文型と第四文型の違いはOとCの関係性

第四文型は「S V O O」ですが、第五文型は「S V O C」で構成される文章です。さらに、第四文型では1つ目の O と2つ目の O が≠の関係にあり、第五文型では O = C が成り立つのでしたね。

そのため、第四文型と第五文型を見分けるには V の後ろの要素の関係性を考えるのが重要です。

また、V の後ろに2つ要素が並ぶ点は同じなので混乱しがちですが、O はそもそも名詞しかなれないので O の後ろに名詞以外の品詞が並んでいる場合は第四文型にはなりえないという点を覚えておきましょう。

【確認テスト】次の3つの文章が第四文型か第五文型か考えてみてください!

1.I keep my room clean. (私は自分の部屋をきれいに保っている。)

2.My mother gave him a chocolate. (私の母は彼にチョコレートをあげた。)

3.He made his son a doctor. (彼は自分の息子を医者にした。)

【1問目】
正解:第五文型
この文章の文構造は、

S = I / V = keep / O = my room / C =clean になります。clean は形容詞なので、O にはなれません。そのため、 O が2つ続く第四文型ではないと判断できます。

【2問目】
正解:第四文型
この文章の文構造は、

S = My mother / V =gave / O = him / O = a chocolate になります。a chocolate は名詞なので O にも C にもなれますが、him と a chocolate の関係性を考えると=ではないので第四文型だとわかりますね。

【3問目】
正解:第五文型
この文章の文構造は、

S = He / V = made / O = his son / C = a doctor になります。この文章でも his son と a doctor の関係性を考えると「彼は医者だ(his son = a doctor)」と考えられるので、第五文型だとわかります。

第五文型においてよく使われる動詞11選を例文とともに紹介

「実際にはどんな動詞が第五文型で使われるの?」と思う方もいるかもしれませんね。

イングリッシュ おさる

第五文型に使われる動詞は限られているので、よく使われるものは覚えてしまうといいですよ!

こちらでは、カテゴリー別に第五文型で使われる動詞を11個、例文とともに紹介します。

  1. 使役動詞3選
  2. 知覚動詞3選
  3. その他の動詞5選

それぞれ詳しく確認していきましょう。

1.使役動詞3選

使役動詞を使うと「S が O に C させる」という意味を表現できます。C には「原型不定詞」と呼ばれる動詞の原形だけでなく、進行形や受動態も使われますよ。こちらでは、3つの使役動詞を紹介します。

  1. have
  2. make
  3. let

【例文】
I had my hair cut at a hair salon. (私は美容院で髪を切ってもらった。)
Her father made her do her homework. (彼女の父親は彼女に宿題をさせた。)
I’ll let you go if you want to leave. (あなたが帰りたいんだったら帰ってもいいよ。)

2.知覚動詞3選

知覚動詞を使うと「S は O が C するのを見た/聞いた/感じた」という意味を表現可能です。こちらでは、3つの知覚動詞を紹介します。

  1. see
  2. hear
  3. feel

【例文】
I saw her talking to someone yesterday. (私は彼女が昨日誰かと話しているのを見た。)
I heard her pass the exam. (私は彼女がその試験に合格したと聞きました。)
He felt someone touch his shoulder. (彼は誰かが自分の肩に触ったのを感じた。)

3.その他の動詞5選

使役動詞や知覚動詞でなくても、第五文型で使われる動詞を5つ紹介します。

  1. name (O を C と名付ける)
  2. call (O を C と呼ぶ)
  3. keep (O を C のまま保つ)
  4. believe (O を C と信じる)
  5. think (O を C だと考える)

【例文】
I named the dog Pochi.(私はその犬をポチと名付けた。)
He calls his father Ken.(彼は父親をケンと呼ぶ。)
My mother keeps her room clean.(私の母は自分の部屋をきれいに保っている。)
I believe her honest.(私は彼女は誠実だと信じている。)
He thinks himself handsome.(彼は自分のことをハンサムだと思っている。)

この記事で紹介した例文を読み込んで、第五文型をマスターしてくださいね。

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