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【一撃で解決】リスニングができないたった3つの理由とは!5ステップの学習法を解説

「英語のリスニングが苦手」
「読めばわかるのに、聞くと理解できない」
「リスニングができるようになる方法を教えて!」

英語のスキルを測る指標のひとつとして、多くの試験で必要となるリスニング能力。

リーディングでは読めるのに、ネイティブの発音になるとなかなか聞き取れず、苦手意識をもってしまっていませんか?

イングリッシュ おさる

実は、リスニングができない人には共通の理由があり、それを解決すればネイティブの発音を聞き取れるようになります!

そこで本記事では、英語スクールのコーチであるイングリッシュおさるが、次の情報をまとめました。

  1. リスニングができない3つの理由
  2. やってはいけない3つの学習法
  3. リスニングをマスターする5ステップ

できない理由を放置したままでは、いつまでもリスニングができるようにはなれません。

本記事を読んで、苦手なリスニングを克服するため、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

知っている英語なのにリスニングできない3つの理由

読むことはできるのにリスニングになった途端に内容が頭に入らない現象では、ほとんどの人に共通した3つの理由があります。

  1. 自分が認識している音と実際の音が違う
  2. 感情とフレーズが結びついていない
  3. 発音の練習をしていない

それぞれの詳細を解説します。

1. 自分が認識している音と実際の音が違う

自分が認識している発音と、ネイティブの実際の発音に大きな違いがあると、知っている英語でもリスニングできません。

イングリッシュ おさる

音の認識の違いは、リスニングができない一番の理由です!

たとえば「There was really no time.」を「ゼア ワズ リアリィ ノー タイム」と認識していると、ネイティブの発音と違いすぎます。

聞いている音が覚えている音と違うのですから、聞き取れなくて当然です。リスニングを強化するには、カタカナ英語ではなくネイティブの発音をベースに英文を覚えるようにしましょう。

なお、関連動画「【悲報】一発で英語が聞こえるようになるワーク:リスニングができないたった一つの共通点」では、英語が聞き取れるようになるワークも行っています。

一発で英語が聞こえるようになる体験をしてみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

動画でサクッと学習!
【悲報】一発で英語が聞こえるようになるワーク:リスニングができないたった一つの共通点

2. 感情とフレーズが結びついていない

英語の意味だけを理解し、感情と結びついていない人も、リスニングができません。

感情と意味が結びついた状態とは、日本語で例えると「嬉しい」という感情になったとき、思考することなく「嬉しい」と言ってしまうようなものです。フレーズと感情が結びついていれば、頭で意味を考えるより先に英語を理解できます。

イングリッシュ おさる

これは、同時通訳の人が実際に意識していることでもあります!

自分のペースで英文を読めるリーディングと違い、リスニングはよりスピーディーに英語を理解しなければいけません。

脳内での英語の処理速度を上げるため、感情とフレーズを結びつけましょう。

3. 発音の練習をしていない

リスニングの練習ばかりして、発音の練習をまったくしていない人は、リスニングが上達しにくいです。

発音の練習をすれば、自然とネイティブの発音に触れ、英語を聞き取る耳が育ってきます。

イングリッシュ おさる

知らない国のドラマを見続けても、その言葉を理解できるようにはならないですよね!

大量に聞くだけでは不十分で、発音を同時に鍛えることをおすすめします。

できない人がやってしまう3つのリスニング学習法

ここでは、やってはいけないリスニングの学習法を3つ紹介します。

  1. 英語を聞き流している
  2. 目的を絞らずにリスニングの勉強している
  3. 基礎をおろそかにしている

それぞれ理由まで解説します。

なお、関連動画「【絶対やるな】無能な人のリスニング学習法TOP3」では、より詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

動画でサクッと学習!
【絶対やるな】無能な人のリスニング学習法TOP3

1. 英語を聞き流している

大量の英語を聞き流しているだけでは、リスニングは上達しません。

多少意味がわかる状態で聞き流すなら効果はあります。しかし英語の初心者が聞き流しても、まったく意味のわからない呪文を聞いているのと同じです。

英語以外の言語で考えられても、聞き続けても理解できないという理屈は変わりません。

イングリッシュ おさる

フランス語や韓国語を大量に聞いているだけで、ある日突然聞こえるようになると思いますか?

「日本人は赤ちゃんのころから日本語を聞いて覚えてきた」など、英語教材のトークに流されないでください。

仮に聞き流しで言葉を吸収できるとしても、赤ちゃんが完全な日本語を使いこなすまでには10年程度かかります。これから10年かけて学ばないといけないなら、効率的な学習法とはいえないでしょう。

2. 目的を絞らずにリスニングの勉強している

リスニングを上達させるには「映画を字幕なしで見たい」「英語の試験に合格したい」などの目的が大事です。

なぜなら、目的によって学習範囲を絞らないと、覚えないといけないフレーズが多くなりすぎるからです。

例えば日本語でも、新しい職場の専門用語が理解できなかったりします。その職場で意思疎通をするために、専門用語を集中的に学ぶはずです。

英語も同様にやりたいことをまず決めてから、そのために必要ことを逆算して勉強に取り組みましょう。

3. 基礎をおろそかにしている

文法や単語など、基礎となる知識が不足している状態では、リスニングは上達しません。

イングリッシュ おさる

リスニングでは次の4つの能力について、基礎を網羅しておくことが求められます!

基礎ができていないのに、発音やイントネーションばかり練習しても、効果が現れにくいのは当然です。基礎を疎かにしないよう注意しましょう。

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リスニングができない人が知らない2つの理解

リスニングをするには、英語を2つの意味で理解しなければいけません。

  1. 音理解
  2. 意味理解

自分に足りないと感じることがあったら、ぜひ積極的に勉強していきましょう。

1. 音理解

音理解とは、英語を音として認識して理解することです。

イングリッシュ おさる

「文章を読む形でなら英語を理解できるけれど、リスニングはできない」という方は、音理解ができていない可能性があります!

日本語で例えるなら、地方の方言をゆっくり聞けば理解できるけれど、なかなか聞き取れない状況に似ています。意味はなんとなく想像できても、言葉が雑音のように耳に入ってしまうとリスニングはできません。

実際に聞こえてくる音と、頭の中で思い描いている音とのギャップを埋めることが大切です。

2. 意味理解

ふたつ目は、英語を意味から理解する意味理解です。

聞こえてはいるけれど単語の意味がわからない」という方は、意味理解ができていないのかもしれません。

英語の基礎である文法と単語を、さらに鍛える必要があります。

言葉の意味そのものがわからなければ、どれだけたくさん英語を聞いても、リスニングは上達しないので注意しましょう。

リスニングができないを「できる」に変える5ステップ

最後に、リスニングができない人がやるべき勉強法をご紹介します。

次の5つのステップを繰り返せば、リスニングはできるようになれます。

  1. 音声を聞く
  2. 単語・文法調べ
  3. 音読
  4. オーバーラッピング
  5. シャドーイング

それぞれのステップの内容を、確認していきましょう。

なお、関連動画「【有料級】リスニング5ステップ【完全ガイド】」では、僕が実演しながらやり方を解説しています。詳細を知りたい方はぜひチェックしてみてください。

動画でサクッと解説!
【有料級】リスニング5ステップ【完全ガイド】

1. 音声を聞く

あなたがどの程度英語を理解できているか知るために、音声を聞いてチェックします。

以下の2つを意識した上で、実際に英語のフレーズを聞いてみてください。

  1. 単語がどれくらい聞き取れているか
  2. 意味がどれくらい理解できているか
イングリッシュ おさる

最低5回はスクリプトなし・解説なしで純粋に英語を聞きましょう!

僕自身このステップ1を軽視していて、リスニングが伸び悩んだ時期がありました。しかし素直に実践し始めてからは、ステップ2以降の効率が上がり、リスニング力が急激に伸びたんです。

スクリプトなしで英文を聞くステップ1では、今のレベルでは理解できない英語や弱点が明確になります。すると、ステップ2以降では弱点をわかった状態で学習を進められ、効率もよくなります。ぜひ挑戦してみてください。

2. 単語・文法調べ

ステップ1で自分のレベルや弱点がわかったら、今度はわからなかった単語や文法を調べましょう。

ステップ1をやりこんでいる人であれば、ここで「この単語はこういう意味だったんだ!」という気づきが生まれます。

最初から単語や文法を調べるより、さらに吸収しやすいはずです。

イングリッシュ おさる

教材は必ずスクリプト・台本がついているものを選んでください!

初心者はステップ2の作業で一番時間がかかります。大変な作業になるかもしれませんが、ステップ2で土台を固めればステップ3以降が楽になりますよ。

3. 音読

ステップ3では、音読をして発音の認識を鍛えます。

次の5つの工程を繰り返せば、発音はかなり上達するでしょう。

  1. 音声リーディング:音声の発音やリズムをマネしながら、同時に読む
  2. チャンクリーディング:意味の塊を意識して読む
  3. 和訳リーディング:英文の和訳を、日本語で感情を込めて読む
  4. 感情リーディング:英文を感情を込めて読む
  5. タイムリーディング:感情を込めて何度も繰り返し読む

つっかえることなくスムーズに読めるようになれば、ステップ3は完了です。

4. オーバーラッピング

オーバーラッピングは、音声と同時に、スクリプトを見ながら英文を読み上げるトレーニングです。お手本と同じ速度で読み上げられるようになれば、ステップ5のシャドーイングもスムーズにできます。

よく「回数の目安はどれくらいですか?」と質問を受けるのですが、人によって英語のレベルが違うので答えるのは難しいです。

何回練習したかではなく、自分が自信を持って「できるようになった」と言えるまでやりこむべきだと考えています。

初心者なら何度も繰り返すでしょうし、上級者なら数回でもマスターできるでしょう。ご自身が納得できたら、ステップ5へ進みます。

5. シャドーイング

シャドーイングは、お手本の音声を聞きながら、スクリプトなしで発音するトレーニング方法です。

イングリッシュ おさる

スクリプトを見ずに練習するため、英文より少し遅れて発声します!

シャドーイングが難しいと感じたら、ステップ4までの練習量が足りていない可能性が高いです。うまくいかない場合は、ステップ3の音声リーディングや、ステップ4のオーバーラッピングに戻って練習しましょう。

シャドーイングの難易度はかなり高く、ステップを戻ったり進んだりする流れを繰り返すこともあり得ます。

音声を追ってスムーズに発音できるまで、ステップを行き来しながら練習しましょう。自分が認識している音と、ネイティブの発音が一致すれば、リスニングはできるようになります。

リスニングの練習なのに発音を鍛えると聞いて驚くかもしれませんが、実際にやってみると効果を実感できるでしょう。

この記事で紹介した学習方法で、ぜひリスニング力を鍛えてみてください!リスニングだけでなく、英語全般のスキルを底上げできる練習メニューばかりです。

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