「リスニングの教材でどれを使えばいいのか分からない」
「おすすめのリスニング教材を知りたい!」
「リスニングってどうやって学習したらいいの?」
このようなお悩みを抱えていませんか?
リスニングスキルを高めたいと考え、教材の購入を検討している方も多いのではないでしょうか。
しかし、さまざまな教材が販売されており、どれを選べばいいのか分かりませんよね。書店にいっただけでも複数の参考書がならんでおり、判断に迷っている方も多いはず。
そこでこの記事では、英語を教えるオンラインスクールを運営している僕がおすすめのリスニング教材を厳選して紹介します。
さらに、教材を最大限に生かす学習方法も解説します!
「リスニングスキルを伸ばしたい」「教材選びで失敗したくない」と考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績 )
リスニング教材を利用するときの注意点2選
リスニング教材を利用するときは、主に以下2つの注意点があります。
- 「楽してできる」系に飛びつかない
- 教材は吟味して選ぶ
この記事ではさまざまな教材を紹介していますが、最初にこの2つのポイントを覚えておきましょう。
1.「楽してできる」系に飛びつかない
リスニングに限った話ではありませんが、英語の教材を購入する際には「楽してできる」系に飛びつかないようにしましょう。例えば「1日5分だけでできる」「1日ワンフレーズだけでできる」などのキャッチフレーズをうたったものです。
実際に僕も楽してできる系の教材を試しましたが、残念ながら英語ができるようにはなりませんでした。
英語は、楽をして習得できるものではありません。しかし、最短でマスターできる方法はあります。
リスニングスキルを高める方法は、本記事中の「【教材を有効活用】リスニングスキルをアップさせる5つのステップ」にて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2.教材は吟味して選ぶ
リスニング教材を購入する際には、吟味して選ぶことが大切。参考書などを何冊も購入してしまうと、いわゆる「積読」という中途半端に読んだままの状態になりがちだからです。
英語学習において、浅い知識は何の役にも立ちません。理解し、習得して初めて知識となっていきます!
効率良く英語をマスターするには、自分の目標にあった本や教材を購入することが大切です。教材について徹底的にリサーチしたり、本屋で試し読みをしたりして、判断するようにしてみてください。
なお、イングリッシュおさる公式LINEでは、リスニングをはじめとする英語学習をサポートする有料級コンテンツを、15個無料で配信しています。
スマホでサクッと勉強できるので、ぜひ友だち登録して特典を受け取ってくださいね!
【参考書編】おすすめリスニング教材3選
こちらでは、おすすめのリスニングの参考書を3冊紹介します。
- キクタン英会話【基礎編】
- ゼロからスタート リスニング
- 新装版 話すためのリスニング 入門+初級
参考書のメリットは、学習した内容を直接書き込んだり、重要な項目にマーカーを引いたりできることです。学習した内容を振り返りがしやすくなっているので、ぜひ1冊は購入しておきましょう。
※この見出しではAmazonアソシエイトリンクを使用しています。
1.キクタン英会話【基礎編】
タイトル | キクタン英会話【基礎編】 (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | 一杉 武史 |
出版社 | アルク |
「キクタン英会話【基礎編】」は、日常会話で利用される160のフレーズを学べる教材です。CD・音声DLが付いており、音声だけでの学習も可能です。
単語数の少ないフレーズから段階的に学べるため「リスニングに自信がない」という方にも向いています。
2.ゼロからスタート リスニング
タイトル | ゼロからスタート リスニング (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | 安河内 哲也 |
出版社 | Jリサーチ出版 |
「ゼロからスタート リスニング」は、東進ハイスクールの講師である安河内哲也さんが手掛けた教材です。
日本人にとって特に聞き取りにくい「英語の音」に関する特徴を10点の項目に分けて解説しています。自己紹介やショッピングなどといった、具体的なシチュエーションに対応できる言い回しもカバーしています。
3.新装版 話すためのリスニング 入門+初級
タイトル | 新装版 話すためのリスニング 入門+初級 (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | 白野 伊津夫 |
出版社 | 研究社 |
「新装版 話すためのリスニング 入門+初級」は、リスニングだけでなくスピーキングのスキルアップを狙った教材です。会話力の向上を目的とし、さまざまなシーンの英会話を学べます。
「スピーキングスキルも一緒にアップさせたい」と考えている方におすすめです。
【サイト編】おすすめリスニング教材3選
リスニングはWebサイトからも学べます。時事ニュースを知れたり、長文読解の学習になったりするので、リスニング以外にもスキルを伸ばせます。
おすすめのサイトは、主に以下の3つです。
- Time for Kids
- VOA Learning English
- BBC Learning English
どのサイトも無料なので、ぜひ活用してみてください。
1.Time for Kids
「Time for Kids」は、名前の通り子ども向けのニュースサイトです。英語の言い回しが簡単になっているので、英語に自信がない方にもおすすめです。
読み上げ機能が付いており、リスニングスキルを伸ばしつつ長文読解力の向上が期待できます。
2.VOA Learning English
「VOA Learning English」は、アメリカの国営放送である「Voice of America」が提供しているニュースサイトです。アメリカ国内のニュースが配信されており、音源を聴くことが可能。
英語学習者に向けたサイトとなっており、初心者でも利用しやすくなっています。
3.BBC Learning English
「BBC Learning English」は、イギリス放送協会が運営する学習サイトです。
サイト内の「Fake News: Fact and Fiction」というコンテンツでは、レッスン形式でリスニングを学習できます。その他にも、発音や頻出フレーズも学べます。
【アプリ編】おすすめリスニング教材3選
近年では、リスニング学習のためのアプリが多数配信されています。スマホから学習できるので、隙間時間を有効活用できるのがメリットです。
こちらでは、おすすめのアプリを3点紹介します。
- RedKiwi
- 英会話リスニング
- Cake
どのアプリも無料で利用できるので、ぜひチェックしてみてください。
1.RedKiwi
「RedKiwi」は、英語のリスニングに特化したアプリです。YouTubeの動画を題材にしたカリキュラムが組まれており、自分の興味のあるジャンルを選んで学習できます。
特徴は「ディクテーション」という振り返り機能が搭載されていることです。これにより、きちんと英語を聞き取れているのかをチェックできます。
2.英会話リスニング
「英会話リスニング」は、短めのフレーズが多いことが特徴です。そのため、初心者もリスニング学習を続けやすいのがメリット。
さらに、各問題に詳しい解説が付いており、問題への理解を深められます。
3.Cake
「Cake」は、AIを搭載したスピーチ機能が備わっています。音声を録音すると、AIによるフィードバックを受けられるのが特徴です。
何度でも繰り返し再生できるため、じっくりとリスニング学習をしたい方におすすめです。
【動画編】おすすめリスニング教材3選
リスニングは、動画からでも学習できます。
日常やビジネスなど、さまざまなシーンの英語に触れられるのがメリットです。また、なかには学習のノウハウを紹介している動画もあります。
僕がおすすめするリスニングを学べる動画サイトは、以下の通りです。
- YouTube
- VoiceTube
- TED
順番にみていきましょう。
1.YouTube
「YouTube」は、世界中の動画を閲覧できる、言わずと知れた超有名サイト。海外のプレゼンテーションやドラマなど、さまざまな英語にも触れられます。
さらに、YouTubeには学習のノウハウを発信している動画も多数あります。「リスニングの勉強法が分からない」と感じている方は、そういった動画を有効活用するのもおすすめです。
なお、僕のYouTubeチャンネルでは、リスニングだけでなく、TOEIC対策や文法などの学習方法を紹介しています。「英語力を伸ばしたい」と考えている方は、ぜひ一度チェックしてみてください!
2.VoiceTube
「VoiceTube」は、リスニング学習に特化した動画サイトです。YouTubeに投稿されている動画から、リスニングに役立つ動画がピックアップされています。
スクリプトや辞書機能などが搭載されており、使いやすいのがメリットです。
3.TED
「TED」は、世界中のプレゼンテーションが投稿されている動画サイトです。ビジネスで良く利用されるフレーズが出てくるため、TOEICのリスニング対策としてもおすすめ。
英語のスクリプトや日本語訳が無料で提供されており、初心者でも使いやすいです。
【教材を有効活用】リスニングスキルをアップさせる5つのステップ
リスニングスキルをアップさせるには、教材を上手く活用することが大切です。良い教材に出会えても、使いこなさなければ効果を発揮しないためです。
プロのスポーツ選手と同じ道具を使っても、練習しなければパフォーマンスを再現することはできないのと同じことです。
こちらでは、リスニングスキルをアップさせる教材の活用方法を5つのステップで解説します。
- 音声を聞く
- 単語・文法を調べる
- 音読をする
- オーバーラッピングをする
- シャドーイングをする
順番にみていきましょう。
この5ステップをより詳しく知りたい方は、関連動画「【有料級】リスニング5ステップ【完全ガイド】」をチェックしてみてください。実演しながら解説しているため、より理解が深められます。
1.音声を聞く
まずは、リスニング教材の音声を聞きましょう。
このステップは、リスニングスキルを伸ばす上でかなり重要です。なぜなら、自分がどの程度英語を聞き取れているのかを明確に把握できるためです。
リスニングに限らず、英語力を伸ばすには「気づき」がポイントとなります。できること・できないことを明確にすることで、次のステップでスクリプトを見た際に「この部分は○○について話していたのか」「この単語は△△という意味だったのか」という気づきが生まれ、英語の吸収率が格段にアップします。
最低5回は、スクリプト・英語確認なしで純粋な英語を聞いてみてください。
ただし、ただ聞くだけではリスニングスキルは伸びません!
音声を聞く際には、以下の2点を意識することが大切です。
- 単語がどれくらい聞き取れているか
- 英文の意味がどれくらい理解できているか
自分のリスニングスキルを把握し、次のステップへ進みましょう。
2.単語・文法を調べる
自分のリスニングスキルを把握できたら、単語・文法を調べましょう。リスニング教材のスクリプトを見ながら、話していた英語を振り返ります。
単語・文法を調べる際には、分からない部分を徹底的に潰すことを意識します。最初はかなり時間がかかりますが、丁寧に調べることで自分の身になりやすいです。
余談ですが、僕は単語・文法を調べる際には電子辞書を使っていました。本の辞書よりも使いやすく、サクッと調べられるのでおすすめです!
分からない部分を徹底的に調べていくと、瞬時に単語・文法の意味が分かるようになりますよ。
3.音読をする
単語・文法を調べたら、音読をしていきます。下準備として、必ずスクリプトを用意しておきましょう。
音読は回数を決めてするのではなく、つっかえることなく早く読めるようになるまで練習します。
さらにレベルアップしたい方は、以下5つのステップを繰り返します。
- 音声リーディング:音声の発音やリズムをマネしながら同時に読む
- チャンクリーディング:意味の塊を意識して読む
- 和訳リーディング:英文の和訳を、日本語で感情を込めて読む
- 感情リーディング:英文を感情を込めて読む
- タイムリーディング:感情を込めて何度も繰り返し読む
関連動画「【知らないと損!】英語脳必須音読法5ステップ【重大発表あり】」では、より具体的に音読の方法を解説しています。
また、声に出して読む際には、正しい発音を意識することが大切です。リスニング教材の音声を何度も聞いたり、喉発音を身につけたりして、音読を行いましょう。
4.オーバーラッピングをする
つっかえることなく早く音読できるようになったら、オーバーラッピングをします。
オーバーラッピングとは、音声と同時に、スクリプトを見ながら英文を読み上げるトレーニングです。
繰り返し練習し、リスニング音声と同じ速度で読み上げられるようにしましょう。オーバーラッピングを丁寧に行うことで、スクリプトなしで発音する「シャドーイング」も取り組みやすくなります。
リスニング・スピーキングに慣れていない方は、ある程度練習をする必要があります。しかし、繰り返し行うことで着実に上達していくので、根気強く取り組んでいきましょう。
5.シャドーイングをする
オーバーラッピングで音声と同じ速度で読み上げられるようになったら、シャドーイングをしましょう。
シャドーイングとは、お手本の音声を聞きながら、スクリプトなしで発音するトレーニング方法です。
スクリプトを見ずに練習するため、リスニング音声より少し遅れて音読します。
シャドーイングは、難易度が高いトレーニング方法です。そのため初心者の方は、オーバーラッピングの練習を繰り返すのも良いでしょう。
ただし、最終的なゴールはシャドーイングができるようになることです。あまりにシャドーイングができない場合は、音読・オーバーラッピングと前のステップのトレーニングを練習してみてください。
この記事を参考に、ぜひTOEICのリスニング対策をしていってくださいね!
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