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【1記事でOK】分詞構文の書き換えはこれでマスター!5つの訳し方もあわせて解説

「分詞構文への書き換え問題が難しくてできない」
「接続詞の文を分詞構文に変えるとき、否定や受動態があるとわからない」
「独立分詞構文はどう書いたらいいの?」

分詞構文を習ったときに、必ず練習する書き換え問題分詞構文自体が曖昧な意味を持つこともあり、混乱してしまっている方もいるのではないでしょうか?

また、分詞構文内の主語が違ったり、否定にしたりなどバリエーションが豊富なため、ルールを今ひとつ理解できていない方もいるでしょう。

しかし、実は分詞構文の書き換えルールはシンプルで、基本さえ押さえれば誰でもすぐに理解できるんです。

そこでこの記事では、英語講師として数多くの生徒を指導してきた僕が、分詞構文を基礎からしっかりと解説します。

  • 分詞構文とはどのようなものか
  • 書き換えのルール
  • 訳し方

をこの記事にギュッとまとめてお伝えしていくので、今日で分詞構文の苦手を克服していきましょう!

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目次

分詞構文とは?いつなぜ使うかもあわせて解説

分詞構文とは、分詞を使って文章の補足説明をするものです。たとえば、以下のように用いられます。

1) She waited for him reading a book. (彼女は本を読みながら彼を待っていた)

この文では、reading 以下が分詞構文。どのように彼を待っていたかという説明を補足しています。

分詞構文は、接続詞を使って書き換えることも可能です。

2) She waited for him while she was reading a book.(彼女は本を読みながら彼を待っていた)

接続詞の while 以下が、1) の文の分詞構文のところと同じ意味になります。

日常会話では、接続詞を使うことがほとんどで、分詞構文はあまり使われません。後ほど詳しく説明しますが、分詞構文を使うと意味が曖昧になるからです。

一方で、分詞構文を使うと文がスッキリとするため、フォーマルな印象を与えるメリットもあります。そのため、分詞構文は論文やプレゼンテーションなどのビジネスシーンでよく使われます。

分詞構文の書き換えのルール!作り方はこれで完璧

英語を学習していると、接続詞の文を分詞構文に書き換える問題がよく出てきます。早速、書き換えのルールを確認していきましょう。

  • 分詞構文の主語が同じ場合
  • 主語が違う場合(独立分詞構文)
  • 否定の分詞構文
  • 受動態の分詞構文
  • 時制が異なる分詞構文

の5つのケースに分けて、説明していきます。

イングリッシュ おさる

実は、基本さえ押さえればどのパターンでも簡単に書き換えができるようになります!たくさんのケースを覚えるのかと不安になる必要はありません!

分詞構文の主語が同じ場合

まずは、最も基本となる「分詞構文の主語が同じ場合」の書き換えから説明します。分詞構文を作るルールは以下の通り。

  1. 接続詞を消す
  2. 主語が同じなら主語を消す
  3. 動詞を現在分詞( ing )に変える

例文を使いながら、早速実践してみましょう。

(元の文章)
When I went to Tokyo, I met my mother.

1) 接続詞を消す
(When) I went to Tokyo, I met my mother.

2)主語が同じなら主語を消す
今回は、When が付いていた文も、後ろの文も主語が I で一致しているので、主語を消します。
(When) (I) went to Tokyo, I met my mother.

3)元の動詞を現在分詞(ing)に変える
Going to Tokyo, I met my mother.

これで、分詞構文への書き換えができました!

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このルールさえ理解できれば、他のパターンも簡単に書き換えられます!まずは、基本をしっかりと押さえましょう!

分詞構文の主語が違う場合(独立分詞構文)

次に、分詞構文の主語が違う場合を解説します。この場合も、書き換えのルールは変わりません。早速、実践してみましょう。

(元の文章)
When the class started, we quit playing outside. (授業が始まると、外で遊ぶのをやめた)

1) 接続詞を消す
(When) the class started, we quit playing outside.

2)主語が同じなら主語を消す
今回は、When が付いていた文の主語は the class 、後ろの文は we と異なるので、主語を残します。
(When) the class started, we quit playing outside.

3)元の動詞を現在分詞(ing)に変える
The class starting, we quit playing outside.

主語が違う場合、分詞構文の主語まで消すと意味が通じなくなってしまいます。そのため、分詞側の主語も消さずに残しましょう。

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ちなみに、主語が異なる分詞構文のことを「独立分詞構文」といいます。
難しそうな名前がついていますが、書き換えルールは分詞構文と同じなので、身構える必要はありません。

否定の分詞構文

否定の分詞構文は「 not は分詞の直前に置く」という追加ルールを1つだけ覚えるだけ。書き換えルールは変わりません。

(元の文章)
Since I did not see Tom, I left right away.

1) 接続詞を消す
(Since) I did not see Tom, I left right away.

2)主語が同じなら主語を消す
今回は、両方の主語が I なので、分詞構文になる側の主語を消しましょう。
(Since) (I) did not see Tom, I left right away.

3)元の動詞を現在分詞(ing) に変え、notは分詞の直前に残す
Not seeing Tom, I left right away.

主語が異なる場合も、否定の分詞構文は作れます。not は分詞の直前に置かれるので、以下のようになります。

It not raining, the match began as scheduled. (雨は降っておらず、予定通り試合は開始された。)

受動態の分詞構文

受動態の文章も分詞構文にできます。受動態の場合、「 being は省略する」という追加ルール1つだけ覚えてしまいましょう。

(元の文章)
That boy cried because he was beaten by Tom.

1) 接続詞を消す
That boy cried (because) he was beaten by Tom.

2)主語が同じなら主語を消す
今回は、どちらも主語が that boy を指しているので、主語を消します。
That boy cried (because) (he) was beaten by Tom.

3)元の動詞を現在分詞(ing)に変え、beingを省略する
That boy cried (being) beaten by Tom.

過去分詞を使う分詞構文と説明されることもありますが、基本ルールを守って being を省略するだけと理解したほうが混乱しません。逆に言えば、過去分詞形の分詞構文が出てきたら、 being を補えば意味がわかりやすくなります。

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過去分詞 ed を取る形をわざわざ別に暗記する必要はありません!

時制が異なる分詞構文

最後に、時制が異なる場合の分詞構文の作り方を説明します。

分詞構文では、前後の文に時系列が存在場合があります。たとえば「昼ごはんを食べすぎたから、夕飯が食べられない」という場合、昼ごはんを食べたほうが過去の話になりますよね。

この場合は、完了形を使って時制のズレを説明します。通常、分詞構文になるほうの文が古い情報になるので、こちらを完了形に変えればOKです。

(元の文章)
Because I had eaten lunch too much, I could not eat dinner.

1) 接続詞を消す
(Because) I had eaten lunch too much, I could not eat dinner.

2)主語が同じなら主語を消す
今回は、どちらも主語が I なので、主語を消します。
(Because) (I) had eaten lunch too much, I could not eat dinner.

3)元の動詞を現在分詞(ing) に変える
Having eaten lunch too much, I didn’t eat lunch.

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分詞構文の種類は?5種類の訳し方もあわせて解説

分詞構文で書かれた文の訳し方も確認しておきましょう。分詞構文には、以下の5つの意味があると言われています。

  1. 理由
  2. 付帯状況
  3. 条件
  4. 譲歩

分詞構文では、接続詞がなくなる分意味が曖昧になります。明確にどの意味になるかは判断できないため、状況に合わせてぴったり来る訳を選べば大丈夫です。

Having a headache, I went to bed early.

という文を例に上げると、以下の2つのどちらの意味にも捉えられます。

When I had a headache, I went to bed early. (頭痛がするときは早く寝たんだ)
Because I had a headache, I went to bed early. (頭痛がしたので早く寝た)

分詞構文から日本語に訳すときに、明確に意味の違いを尋ねることはないので安心してくださいね。なお、それぞれの意味を明確にしたいときは、分詞の前に接続詞をおいて補足することもあります。

Because having a headache, I went to bed early. (頭痛がしたので早く寝た)

と文頭に接続詞をあえて入れることで、理由の意味を強調できます。

それでは、5つの意味を簡単に押さえていきましょう!

1. 理由

接続詞の because に相当する、原因や理由に関する内容です。

Feeling cold, I went to bed early yesterday. (寒気を感じたから昨日は早く寝た)

理由を表す場合は、文頭に分詞構文がくることが多いと言われています。

2. 時

1つ目が、接続詞の when や since に相当する意味です。時・タイミングに関する補足説明をしています。

I felt better talking to you. (あなたと話していると気分が良くなった)

この例文では、気分が良くなったタイミングが、話をしているときだと伝えています。先ほど説明したとおり「あなたと話して気分が良くなった」と、接続詞の部分はざっくりと訳せば問題ありません。

3. 付帯状況

接続詞の while に相当する意味で、2つの状況が同時に起きていることを示します。

Smiling, we shook hands. (笑顔で握手した)

この文章では、笑顔の状態と握手が同時に起きています。「〜しながら」と訳されることも多いです。

4. 条件

接続詞の if に相当し、条件を表すこともできます。

Finishing my homework, I will go out. (宿題を終えたら外出するつもりです。)

「〜すれば」と訳されることが多いです。

5. 譲歩

最後に紹介するのが、though に相当する「譲歩」の意味です。

I bought clothes, having no money. (お金がないけれども服を買った)

他の4つの用法と異なり、「〜して」と訳しても違和感が出てくるのが譲歩。つないでいる文同士が逆説的に使われるからです。

文の関係性がわかりにくいため、譲歩の分詞構文はあまり使われません。用法としてあるということだけ頭に入れておけば十分です。

分詞構文の書き換えは、基本ルールさえ押さえれば難しくありません。

  1. 接続詞を消す
  2. 主語が同じなら主語を消す
  3. 動詞を現在分詞( ing )に変える

の3つのルールを確実に理解してしまいましょう!

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