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【まるわかり】前置詞+関係代名詞の文の作り方2ステップ!種類や見分け方・訳し方を例文でわかりやすく解説

「関係代名詞って難しい…」
「どうして前置詞が前に出てくるの?」
「前置詞と一緒に使える関係代名詞はどれ…?」

英語学習者がつまずきやすい関係代名詞。複雑で難しそう、と感じている方も多いのではないでしょうか?

さらに、前置詞と一緒に使われると書き方が何パターンかあるので混乱してしまいますよね。

そこで本記事では、以下の内容について解説します。

  • 関係代名詞の使い方
  • 前置詞+関係代名詞の文の作り方
  • 注意点
  • 言い換えの方法
  • 例題

この記事を読んで、前置詞+関係代名詞の文を完全にマスターしましょう!注意点や言い換え方法を知れば、そんなに複雑な文法でないことがわかりますよ!

関係代名詞の使い方につまずいている人は、ぜひ参考にしてください。

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目次

そもそも関係代名詞とは!一撃でわかりやすく解説

イングリッシュ おさる

ずばり、関係代名詞は「形容詞」と同じです。

例文を確認してみましょう。

I have a son. He lives in Tokyo. (私には息子がいる。彼は東京に住んでいる。)

この2文において、a son と he は、同じ人を指していますよね。また、2文目はa sonを修飾しています。

つまり「東京に住んでいる」息子がいる、という1文にしても意味は全く同じというわけです。この2文を1文に連結するときに使えるのが、関係代名詞です。

I have a son who lives in Tokyo. (私には東京に住んでいる息子がいます。)

使う関係代名詞は先行詞や、格によって異なります。先行詞とは修飾される名詞のことで、この文ではa sonです。

主格目的格所有格
whowhomwhose
物や動物whichwhichwhose

a son は「人」なので、whoが関係代名詞として使えます。

関係代名詞の使い方に不安がある、という方は関連動画「【最短最速】中学英語完全攻略【永久保存版】」の1:45:19~を見直してみましょう!

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前置詞+関係代名詞の文の作り方2ステップ!例文つきで解説

それでは、前置詞と関係代名詞が一緒に使われる文の作り方について解説していきます。

  1. 関係代名詞を使って2文を連結させる
  2. 文末の前置詞を関係代名詞の前に移動させる

2ステップで簡単に作れるので、例文を読みながら確認していきましょう。

ステップ1. 関係代名詞を使って2文を連結させる

まずは関係代名詞を使って、こちらの2文を1文に連結してみましょう。

This is the town. Ken was born in it(=the town). (ここは町だ。ケンはこの町で生まれた)

it は、直前の文の名詞であるthe townを指しています。

イングリッシュ おさる

the townは人ではないので、関係代名詞にはwhichを使います。

場所なので where でもいいのですが、まずは which で確認していきましょう。the town と it が同じものを指しているので、関係代名詞が使えそうです。

This is the town which Ken was born in.(ここはケンが生まれた町だ。)

the town を which を使って修飾し、1文になりました。

文末に前置詞である in が残っているのは英語の表現として好ましくないので、解決するため次のステップに進みます。

厳密にいえば、文末に前置詞がある状態でも間違ってはいないのですが、まずは前置詞を移動させるパターンを確認していきます。

ステップ2.文末の前置詞を関係代名詞の前に移動させる

文末に前置詞が残っている文の場合、関係代名詞の前に移動させましょう。

This is the town in which Ken was born.(ここはケンが生まれた町だ。)

これで、前置詞+関係代名詞の文は完成です。意味は、文末に前置詞が残っていたり、2文に分かれていたりする場合と変わりません。 関係代名詞を使ったときに文末に前置詞が残ってしまった場合は、ぜひ活用してみてくださいね。

前置詞+関係代名詞の文をつくるときの2つの注意点

こちらでは、前置詞と関係代名詞を一緒に使うときの注意点を解説します。すべての場合で前置詞+関係代名詞の文が使えるわけではないので、気をつける必要があります。

  • 前置詞と一緒に使えない関係代名詞もある
  • 群動詞には使えない

それぞれ詳しく確認していきましょう。

1. 前置詞と一緒に使えない関係代名詞もある

前置詞+関係代名詞の形で使えるのは、which と whom のみです。以下の関係代名詞は前置詞を前に置けないので、注意しましょう。

  • that
  • who

She is the girl. Tom went to the concert with her. (彼女は女の子だ。トムは彼女と一緒にコンサートに行った。)

この2文を関係代名詞を使って、1文にします。the girl = her で「コンサートに行った」女の子、と修飾できそうですね。先行詞となるのはthe girlで「人」なので、who と whom が使えます。

She is the girl who/whom Tom went to the concert with.(彼女はトムが一緒にコンサートに行った女の子だ。)

文末にwithが残っている状態では、who でもOKです。では、前置詞を関係代名詞の前に移動させていきます。

She is the girl with whom Tom went to the concert.(彼女はトムが一緒にコンサートに行った女の子だ。)

前置詞が関係代名詞の前に移動したなら、who は使えないので whom にする必要があります。

前置詞+関係代名詞の文で使われるのは which と whom だけ、と覚えておけば間違いありません。

2. 群動詞には使えない

関係代名詞以下で使われている動詞が群動詞の場合は前置詞+関係代名詞の形は使えません。群動詞とは、前置詞と動詞の結びつきが強く、2語で1つの意味を成す熟語のことです。

(例)
look at〜(〜を見る)
bring about〜(〜をもたらす)
come across〜(〜に出くわす)

このような群動詞が使われている場合は、前置詞を関係代名詞の前に移動できません。実際に、例文を確認してみましょう。

This is the key. Mary was looking for it ( = the key). (これは鍵だ。メアリーがこれを探していた。)

この2文を関係代名詞を使って、1文にします。

イングリッシュ おさる

ちなみに、look for〜 は「〜を探す」という群動詞です。

the keyは「モノ」なので、which が使えます。which を使って「メアリーが探していた」鍵、となるように連結します。

〇:This is the key which Mary was looking for. (これはメアリーが探していた鍵です。)

前置詞が文末に残っていますが、for を移動させて for which にはできません。前置詞+関係代名詞の文を学ぶと、以下の文が正解かと思う人もいるかもしれませんね。

△:This is the key for which Mary was looking.

ところが、look と for はセットで意味が成り立つので離して使うことはありません。前置詞+関係代名詞の文をつくるときには、使われている動詞が群動詞なのかどうかを見極めることが重要です。

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前置詞+関係代名詞の文は堅い表現!言い換える3つの方法を解説

実は、前置詞+関係代名詞の文は非常に堅く、文語的な表現です。日常会話で使われることはあまりありません。

こちらでは、前置詞+関係代名詞の文を言い換える方法紹介します。

  • 前置詞 + which を where に置き換える
  • 前置詞を文末に置く
  • 関係代名詞を省略する

より日常的に使われる口語的な表現も紹介しますので、確認していきましょう。

1. 前置詞 + which を where に置き換える

前置詞+関係代名詞が、場所を示す場合にのみ使える方法です。例文のようにwhere は in which の in の意味を内包しているので、in which = where と置き換えることができます。

This is the town in which Ken was born.(ここはケンが生まれた町だ。)
→This is the town where Ken was born.

where を使う場合は、前置詞 が不要になる点に注意しましょう。

2. 前置詞を文末に置く

関係代名詞を使って2文を1文に連結したあとに、前置詞が文末に残っている状態でも間違いではありません。

むしろ会話では、文末に前置詞がある状態の方がよく使われます。

This is the town which Ken was born in.(ここはケンが生まれた町だ。)

前置詞を移動させない場合は、どの関係代名詞も使えるので以下のように that を使っても正解です。

This is the town that Ken was born in.(ここはケンが生まれた町だ。)

文章では前置詞+関係代名詞の文は頻出なので、どちらも使えるようになるとよいですね。

3. 関係代名詞を省略する

関係代名詞が省略できる場合があります。ずばり「関係代名詞が目的格」のときには、省略可能です。ただ、以下の2点には注意が必要です。

  • 目的格以外の関係代名詞は基本的には省略できない
  • 前置詞+関係代名詞の形では省略できない

例文を確認してみましょう。

This is the town (which) Ken was born in.(ここはケンが生まれた町だ。)

前置詞+関係代名詞の形ではないので、この場合の which は省略できます。最もカジュアルな言い方で、日常会話でよく使われます。

×:This is the town in (which) Ken was born.(ここはケンが生まれた町だ。)

前置詞を関係代名詞の前に移動していると関係代名詞を省略することはできません。

関係代名詞の省略については関連記事「【基本から丁寧に】関係代名詞が省略できるのは目的格のとき!例外のケースや理由も紹介」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!

【やってみよう】前置詞+関係代名詞の例文穴埋め5問

イングリッシュ おさる

それでは、実際に練習問題を解いてみましょう!

最初に2文を提示するので、1文に連結して前置詞を関係代名詞の前に移動してみましょう。

(1)France is the country. I want to live in France. (フランスは私が住みたいと思っている国です。)
→France is the country ( ) ( ) I want to ( ).

正解は、 France is the country in which I want to live. です。live in は群動詞ではなく、which は前置詞と一緒に使える関係代名詞でしたね。

(2)This is the video. I told you about it.(これは私があなたに話した動画です。)
→This is the video ( ) ( ) I ( ) ( ).

正解は、This is the video about which I told you. です。tell+人+about〜 で「人に~について伝える」という意味になります。about も前置詞なので、in と同じように関係代名詞の前に移動しますよ。

(3)Do you know the boy? Ken is talking to him.(ケンが話している男の子を知っていますか?)
→Do you know the boy ( ) ( ) Ken ( ) ( ) ?

正解は、Do you know the boy to whom Ken is talking? です。「boyは人だからwhoだ!」と考えてしまった人はいませんか?

前置詞+関係代名詞の文では、who は使えないので whom を使用します。

(4)I have a Japanese friend. I get along with him.(私には仲良くしている日本人の友達がいます。)
→I have a Japanese friend ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) .

正解は、I have a Japanese friend who/whom I get along with. です。get along with〜 で「~と仲良くする」という意味の群動詞なので、前置詞+関係代名詞の形では使えません。

そのため、who でも whom でもOKです。

(5)Today is the day. I hold a party on today.(今日はパーティが開催される日です。)
→Today is the day ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ).

正解は、Today is the day on which I hold a party. です。when は前置詞と一緒に使えないので、注意しましょう。

混乱しやすい前置詞+関係代名詞の文ですが、この記事を参考に学習してみてくださいね!

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