「TOEICのリスニングで満点をとるにはどうしたらいい?」
「そもそもリスニングセクションは何点満点?」
「TOEICのリスニング対策できる参考書を知りたい!」
TOEICのリスニングセクションについて、このような悩みを抱えていませんか?
TOEICは、Part1~7で構成されています。そのなかでリスニングセクションは、Part1~4と問題の半分以上をしめています。つまり、リスニングセクションで満点を取れれば、TOEICのスコアを底上げできるのです。
とはいえ、リスニングセクションの対策についていまいちイメージが沸かない方も多いのではないでしょうか。そもそもリスニング学習において、何から手を付けて良いのか分かりませんよね。
そこでこの記事では、TOEICのリスニングセクションで何度も満点を取っている僕が、
- 実際に行った勉強法
- やってはいけない学習方法
- おすすめの参考書
などを解説します。
当記事で紹介している勉強法を実践することで、効率良く満点に近づけます!
「TOEICで高得点を取りたい」「リスニングセクションを得意にしたい」と考えている方は、ぜひご一読ください。
( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績 )
TOEICのリスニングで満点を取るには多少のミスも大丈夫
TOEICのリスニングセクションの満点は、495点です。
ここで覚えておきたいのは、満点を取るにあたり多少のミスは許されることです。1問ごとに配点が決まっているわけではなく、試験の難易度によってスコアが調整されています。
あくまでも目安ですが、100問中95問以上の正解で満点だといわれています。リスニングセクションで満点を取るのに全問を正解する必要はありませんが、高いリスニングスキルが求められることには変わりないのです。
とはいえ、対策すれば満点を取ることは十分可能です!次の章で勉強法について触れていきますね。
TOEICのリスニングで満点を取る勉強法5ステップ
TOEICのリスニングで満点を取るためには、以下5ステップを試してみてください。
- 音声を聞く
- 単語・文法を調べる
- 音読をする
- オーバーラッピングをする
- シャドーイングをする
この方法を実践するだけで、リスニングスキルが飛躍的にアップします。
僕もこの学習法で、リスニングセクションで何度も満点を取っています!
各ステップについて、順番にみていきましょう。
なお、関連動画「【有料級】リスニング5ステップ【完全ガイド】」では、今回紹介している5つのステップを僕が実践しながら紹介しています。より理解しやすくなっているので、ぜひ動画もチェックしてみてください。
1.音声を聞く
まずは、リスニングの音声を聞きましょう。このフェーズでは、自分のリスニングスキルを知ることを目的としています。
そのため音声を聞く際には「どの単語が聞き取れないのか」「どの文章の意味が取れないのか」などを意識することが大切です。できること・できないことを明確にすることで、次のステップで単語や文法を調べる際に、英語の吸収率が格段にアップします。
スクリプトを見たり英語の確認をしたりしないで、最低5回はリスニングの音声を聞いてみましょう。
2.単語・文法を調べる
音声を聞き自分のリスニングスキルを把握したあとは、分からなかった単語や文法を調べます。
初心者の方は、分からない部分だらけだと思いますが、時間を使って徹底的に調べましょう。丁寧にリサーチすることで、瞬時に単語・文法の意味が分かるようになり、リスニングで何を話しているのかが分かるようになります。
なお調べる際には、電子辞書を使うのがおすすめです。本の辞書よりも使いやすく、知りたい単語・文法を気軽に調べられます。
電子辞書で出てこなかった単語・文法があれば、インターネットで調べましょう。
3.音読をする
続いて、音読をしましょう。ここでは音声を流さずに、スクリプトを見ながら英文を読んでいきます。
下準備として、日本語訳が記載してあるスクリプトを準備してください!
音読する際には、以下のポイントを意識します。
- 正しい発音で読む
- つっかえることなく早く読めるようになるまで練習する
特に、つっかえることなく早く読めるようになるまで練習するのは重要です。つっかえるのは発音が身に付いていない証拠なので、繰り返し音読をしてみてください。
4.オーバーラッピングをする
つっかえることなく早く音読できるようになったら、オーバーラッピングを行います。オーバーラッピングとは、音声と同時にスクリプトを見ながら英文を読み上げるトレーニングです。
このフェーズでは、リスニング音声と同じ速度で読み上げられることを目標とします。最初は難しいかもしれませんが、何度も練習して上達を目指しましょう。
オーバーラッピングを丁寧にすることで、この後の「シャドーイング」がやりやすくなります!
5.シャドーイングをする
オーバーラッピングが完璧にできたら、シャドーイングを行います。シャドーイングとは、お手本の音声を聞きながら、スクリプトなしで発音するトレーニングです。
リスニング音声が流れたら、少し遅れて音読をしていきます。シャドーイングを完璧にできるころには、リスニングスキルが飛躍的にアップしているはずです。
シャドーイングのゴールは、つっかえることなく発音できることです。あまりにも難しければ、音読やオーバーラッピングなど前のステップに戻って練習してみてください。
シャドーイングは難易度が高いので、ステップを前後しながら徐々に上達を目指しましょう!
やってはいけないTOEICのリスニング学習方法5選
TOEICのリスニングセクションを対策する際には、やってはいけない学習方法があります。主に、以下の5点です。
- 単語・文法の基礎をおろそかにしている
- リスニング練習する分野を選んでいない
- 聞き流して学習している
- 発音への理解がとぼしい
- 学習を継続しない
これらの方法を実践すると、リスニングスキルが頭打ちになり満点を取るのが難しくなってしまいます。効率良く学習を進めるためにも、ぜひチェックしておきましょう。
1.単語・文法への基礎をおろそかにしている
リスニングスキルを伸ばすためには、単語・文法の基礎をおろそかにしてはいけません。単語や文法を完璧に理解できる状態でないと、文章の意味を推測することすら難しいためです。
本記事中の「TOEICのリスニングで満点を取る勉強法5ステップ」でも紹介している通り、リスニングを聞いて分からなかった単語や文法は徹底的に調べましょう。遠回りに感じるかもしれませんが、基礎を固めることでリスニングで何を話しているのかが瞬時に分かるようになります。
TOEICで高得点を取るためには、単語や文法力は必須です!
特にPart5〜7のリーディングセクションでは直接的にスキルが求められるため、対策をしておきましょう。
2.リスニング練習する分野を選んでいない
リスニング対策をする際には、練習する分野を選ぶことが大切です。目的によって学習範囲を絞らなければ、覚えるフレーズが多くなり効率的に勉強ができません。
TOEICのリスニングセクションでは、以下のように出題される形式が決まっています。
そのため、学習する際にはTOEIC対策に対応したリスニング教材を選びましょう。おすすめの参考書は、本記事中の「TOEICのリスニングで満点を取るのにおすすめの参考書3選」にて紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
3.聞き流して学習している
TOEICのリスニング対策をする際に、聞き流して学習するのはNG。
リスニング学習では「どこが聞き取れないのか」を明確にしなければ、上達は期待できません。加えて、分からなかった単語や文法を調べる必要があるため、聞き流しでは十分な学習効果を得られないのです。
赤ちゃんは音声だけで母国語を習得しますが、完璧に使いこなせるには10年程度の年月が必要です。TOEIC対策で10年かけていては遅すぎますよね?
効率良くリスニングスキルを伸ばしたいなら、聞き流し学習だけでは不十分です。
4.発音への理解がとぼしい
リスニングスキルを伸ばすためには、発音学習も必要です。一見関係がないように思えますが、リスニングと発音は、密接につながっています。
発音を学習することで、英語の音声が聞き取りやすくなります。すると、「英語で何を言っているのか」が分かり、リスニングスキルが向上するのです。
発音を鍛えることで、スピーキングスキルも伸ばせますよ!
英語の発音を伸ばすには、喉発音を身につけるのが近道です。関連記事「【これでマスター】英語は喉発音でネイティブ並みになれる!練習方法を5ステップで解説」では、実際のやり方を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
5.学習を継続しない
リスニングスキルを伸ばすためには、継続して学習することが大切です。リスニングに限らず、英語は一朝一夕で身につくものではありません。
何度も音読を練習したり、数ヶ月単位で学習したりする必要があります。
実際、僕はTOEICで900点を達成するために、3ヶ月以上毎日勉強していました。
英語に慣れていないうちは、学習を継続するのさえ難しいと思います。分からないことばかりで嫌になるかもしれませんが、努力は裏切らないので勉強を続けていきましょう。
なお、公式LINEではTOEICに関するお役立ち情報を無料で配信しています。登録して10秒で終わる質問に答えるだけで有料級の特典を15個プレゼント中なので、ぜひチェックしてみてください。
TOEICのリスニングで満点を取るのにおすすめの参考書3選
リスニングセクションを対策するには、TOEICに対応した参考書を選びましょう。こちらでは、おすすめの参考書を厳選して紹介します。
- 公式TOEIC Listening & Reading 問題集
- TOEIC L&R TESTシリーズ
- TOEIC(R)テスト 990点 新・全方位
「どの参考書を使えばいいのか分からない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
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1.公式TOEIC Listening & Reading 問題集
「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」は、タイトルの通りTOEICを出題している「国際ビジネスコミュニケーション協会」が公式で出版している問題集です。発行年ごとに全部で8冊発売されています。
リスニングCDが付属しており、ナレーションは本番と同じナレーターが行っています。本番に慣れるという意味でも、おすすめの参考書です。
古いバージョンのものは、現在の試験形式と違う可能性があるので、最新の問題集を購入しましょう!
2.TOEIC L&R TESTシリーズ
タイトル | TOEIC L&R TEST パート1・2特急 難化対策ドリル TOEICR L&R TEST パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240 TOEIC L&R TEST パート3・4特急 実力養成ドリル TOEIC L&R TEST パート3・4特急II (クリックでAmazon購入ページへ) |
出版社 | 朝日新聞出版 |
「TOEIC L&R TEST」シリーズは、TOEICのリスニング・リーディングセクションを対策できる参考書です。
リスニングセクションであるPart1〜4までは、全4冊でばっちり対策できます。なお、こちらの参考書を活用する際には「TOEIC L&R TEST パート1・2特急 難化対策ドリル (クリックでAmazon購入ページへ)」から始めましょう。
3.TOEIC(R)テスト 990点 新・全方位
タイトル | TOEIC(R)テスト 990点 新・全方位 (クリックでAmazon購入ページへ) |
出版社 | ジャパンタイムズ |
「TOEIC(R)テスト 990点 新・全方位」は、本番の試験よりも負荷をかけて学習できる本です。例えば、複数の正解を選んだり、本番の倍の設問に答えたりなどします。
「少し難しくてもいいから、Part1~4をとことん対策したい」と考えている方におすすめです。
【満点を取るために】TOEIC前に自分のリスニングスキルを確かめよう
リスニングセクションで満点を取るためには、まずは自分の実力を確かめましょう。「どこが課題なのか」「何を改善したら良いのか」などを明確にするためです。
そのため、実践形式のリスニング練習に取り組んでみてください。
僕のおすすめは「TOEIC Bridge」というテストにチャレンジしてみることです。日常的な英語力を測るためのテストであり、TOEICよりも難易度が低いとされています。主に、本試験を受けることに不安がある方が、模試のような感覚で活用しています。
サンプル問題も公開されていますが、TOEIC Bridgeの本番を受けるには4,950円の受験料が必要です。
この記事を参考にし、ぜひリスニングセクションで満点を達成してくださいね!
なお、イングリッシュおさる公式LINEでは、TOEICをはじめとした英語学習をサポートするための教材を無料で配布しています。どの教材も僕のノウハウをあますことなく入れ込んだ有料級のものばかりです。
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