「TOEIC Part2の勉強法は?」
「効率的なやり方が知りたい!」
「おすすめの問題集を教えてほしい!」
TOEICはPart1~7までさまざまな問題が出題され、Part2はリスニング問題です。
リスニングが苦手な方は、点数を取るのが難しいと感じるかもしれません。
しかし、Part2は難易度がそれほど高くないので、しっかり対策すれば点数を取れますよ!
今回は、TOEIC Part2を重点的に以下の内容を解説します。
- TOEIC Part2の概要
- 正しい勉強法・聞き取れないときの勉強法
- おすすめの参考書・問題集
- 問題集を使った効率的な勉強法
TOEICでリスニングを強化して高得点を目指したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績 )
TOEIC Part2の概要
TOEIC Part2は、リスニングセクションです。出題される問題と傾向は、以下のとおりです。
問題数 | 全25問 |
形式 | 3択のマーク式 |
出題の傾向 | ・難易度はやや高め ・簡単な問題もあるが引っかけが多い |
会話を聞いて、3択から質問に該当する答えを選びます。以前は、疑問詞で始まる選択肢の場合に「Yes」や「No」で答える選択は間違いといったテクニックが有名でした。
しかし、最近はそう単純なものではなくなり、小手先のテクニックは通用しにくくなっています。
近年の引っかけ問題の傾向を把握しておくと、しっかり点数が取れるでしょう!
TOEIC Part2の効率的な勉強法3ステップ【Part1~7を含む】
TOEIC Part2の学習は、それだけピンポイントでおこなうのではなく他のパートを含めた勉強がおすすめです。
ここでは、おすすめの勉強法を3つのステップで解説します。
- 問題を解く時間を計る
- 単語・文法をすべて復習する
- Part3~6を重点的にトレーニングする
詳しく解説します。
問題集は、最新の公式問題集と、パート5.6対策として『1日1分! TOEIC L&Rテスト 炎の千本ノック! これなら続けられる英語の筋トレ(クリックでAmazon購入ページへ)』がおすすめです!
1. 問題を解く時間を計る
まずは、時間を計りながら公式問題集を解いていきましょう。
TOEICは7つのパートに分かれています。リスニングとリーディングに分かれており、それぞれ問題数が異なります。
どのパートにどれくらい時間がかかるのか、時間以内に解けたのかなどをしっかり計ってみてください。
時間をかけたいパートがあったり、そもそも時間が足りなかったりする場合は、どのパートを削ったらいいのか対策を練れますね。
2. 単語・文法をすべて復習する
時間を計って解いた後に、単語や文法を復習してわからないところをなくします。
答えを見て終わりにする方が多いですが、復習がとても大切です!
ここをやるかやらないかで結果に大きな差が出るので、面倒だと思わずしっかり復習していきましょう。
3. Part3~6を重点的にトレーニングする
このステップでは、ただの復習ではなくプラスのトレーニングをおこないます。
効率よく学習するために重点的にトレーニングするのは、リスニングPart3・4、リーディングPart5・6がおすすめです。
Part1・2・7はステップ2でひととおり復習しているため、ここで重点的にはやりません。
Part3・4の対策をおこなうことで、Part1・2の9割は学習できます。具体的なトレーニングは、Part3・4を「シャドーイング→スクリプト確認」を繰り返します。
リーディングのPart5・6のトレーニングを重点的におこなうのは、長文のPart7に時間を残すためです。またPart5・6はPart7に比べると早く攻略しやすく、安定して8~9割の得点を取れるというところもポイントです。
最速で高得点を取るための学習をしたい方は、ぜひこの学習法を取り入れてみてください。
なお、TOEICが時間内に終わらない方への勉強法については関連記事「【900点取得者が伝授】TOEICが時間内で終わらない原因5選!対処法やおすすめの勉強法を解説」にて詳しく解説しています。ぜひご覧ください!
なお、イングリッシュおさる公式LINEでは、効率よく英語学習を進めるためのポイントをわかりやすくまとめたコンテンツを配信しています。ここでしか得られない超有料級の特典を受け取りたい方は、ぜひご登録ください!
TOEIC Part2対策におすすめの参考書・問題集4選
TOEIC Part2を重点的に学習したい方に、おすすめの参考書を4つ紹介します。
- TOEIC L&R TEST 初心者特急 パート1・2
- TOEIC L&Rテスト Part 2 応答問題 でる600問
- TOEIC L&R TEST パート1・2特急 難化対策ドリル
- TOEIC(R) L & R テスト 究極のゼミ Part 2 & 1
気になる問題集があれば、ぜひ学習に取り入れてみてください。
※この見出しではAmazonアソシエイトリンクを使用しています。
1. TOEIC L&R TEST 初心者特急 パート1・2
タイトル | TOEIC L&R TEST 初心者特急 パート1・2 (TOEIC TEST 特急シリーズ) (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | 神崎正哉 (著), Daniel Warriner (著) |
出版社 | 朝日新聞出版 |
リスニングを強化したい初心者におすすめの参考書です。テストによく出る頻出の表現が収録されているため、しっかり覚え込めば得点につながるでしょう。
例文の音声朗読付きで、シャドーイングのトレーニングもしっかりできます。
2. TOEIC L&Rテスト Part 2 応答問題 でる600問
タイトル | [音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問 (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | 大里秀介 (著) |
出版社 | アスク |
問題をとにかくたくさん解いて、Part1・2を強化したい方におすすめの参考書です。
高得点を目指す方にも通用する参考書なので、中級~上級者向きです!
問題数は多いですが、3問ごとに右ページに正解と解説が書かれているため「解く→答え確認」で少しずつ学習を進められます。スキマ時間に学習したい方にぴったりです。
3. TOEIC L&R TEST パート1・2特急 難化対策ドリル
タイトル | TOEIC L&R TEST パート1・2特急 難化対策ドリル (TOEIC TEST 特急シリーズ) (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | 森田鉄也 (著) |
出版社 | 朝日新聞出版 |
2016年5月にTOEICの制度が改定されて「難化した」と言われる部分をしっかり強化できる問題集です!
スマホの音声アプリにも対応しており、リスニング力をしっかり鍛えられます。
それほど難易度が高くないため、800点や900点を取りたい上級者ではなく、初級者から600点ほどを目指す中級者に向いています。
4. TOEIC(R) L & R テスト 究極のゼミ Part 2 & 1
タイトル | 【CD-ROM・音声DL付】TOEIC(R) L & R テスト 究極のゼミ Part 2 & 1 (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | 西嶋 愉一 (著), ヒロ 前田 (著) |
出版社 | アルク |
Part2を出題パターン別に解説している参考書です。「このパターンが来たらこう解く」と理論的に学習できるので、コツを押さえれば確実に得点アップにつながるでしょう。
Part2の得点にムラがある方は、この問題集を使って自分の弱点を把握してから重点的に学習するのがおすすめです!
TOEIC Part2を聞き取れない方向けの3つの勉強法
TOEIC Part2はリスニングなので、苦手な方にとっては「なかなか聞き取れない」と悩んでしまうでしょう。
ここでは、リスニング力を強化する3つのトレーニングを紹介します。
- ディクテーション
- オーバーラッピング
- シャドーイング
それぞれのやり方を見ていきましょう。
1. ディクテーション
ディクテーションは、音声を流して聞こえた文章を書き取ります。
初めのうちは、全部聞き取れないかも知れません。とくに前置詞や冠詞は飛ばしやすいです!
音声に集中するため、繰り返すことでリスニング力を強化できます。
繰り返し音声を聞いて、最終的には一語一句お手本と同じ文章を書き取れるようにしましょう。
なお、ディクテーションについては関連記事「【効果絶大】ディクテーションのやり方5ステップ!初心者向けの教材・アプリも紹介」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
2. オーバーラッピング
オーバーラッピングは、スクリプトを見ながら音声と同時に発音します。
文章を見ながら発音することで、音声変化を意識しながらリスニング力を鍛えられます。
「単語の発音はわかるのに、リスニングになると聞き取れない」という方は、音声変化を意識してオーバーラッピングでトレーニングしていきましょう。
3. シャドーイング
シャドーイングは、文章を見ずに流れてくる音声を聞いて追いかけるように発音する学習法です。お手本と同じような発音力が身につくので、リスニング力を強化できます。
高度なトレーニングなのでいきなり取り組むのではなく、オーバーラッピングができるようになってから始めるのがおすすめです!
できる限り、お手本のような発音やリズムで話すことを意識しましょう。
TOEICのリスニング力を鍛える方法は、関連記事「TOEICのリスニングを聞き取れない理由4選!聞き取るための勉強法やコツも解説」でも詳しく紹介しています。ぜひご覧ください!
TOEICで高得点を取るための正しい勉強法3ステップ
TOEICで高得点を目指す方に、最短で学習を進める方法を紹介します。
- 基礎文法を固める
- 単語を短期間で覚える
- 試験対策本を解く
これから学習をスタートする方も、ぜひ参考にしてみてください。
1. 基礎文法を固める
文法の基礎は、英語学習において最も優先すべき項目です!
英語の文法を固めるのにおすすめの参考書は「キク英文法(クリックでAmazon購入ページへ)」です。2ヶ月で基礎をマスターしましょう。
Day49までに分けられていますが、最短で習得するには数日分を1日で解きます。1日でDay1~5を学習し、2日目にDay6~10に取り組めば、10日で1周できます。
学習する際には振り返りながら進めることで、2ヶ月あれば30回程度は取り組めるでしょう。
2. 単語を短期間で覚える
文法の基礎と並行しておこなうのが単語学習です。ここでは、高校卒業までの基礎単語をすべて覚えていきます。
単語を覚える際には、発音と音変化のルールも学びましょう。この2つはインターネットの情報だけで学習できます!
文法と単語学習をしっかりおこなえば、その後の学習効率はぐんとアップしますよ。
3. 試験対策本を解く
次に、TOEIC対策用の学習を進めていきます。
まずは、TOEICに頻出する単語を覚えましょう。おすすめは「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)(クリックでAmazon購入ページへ)」です。
単語を覚えたら、公式問題集を使ってTOEICで高得点を取るための勉強を進めていきましょう。
問題集を購入する際は、最新版を選ぶようにしてください!
なお、イングリッシュおさる公式LINEでは、TOEICにも使える有料級の英語教材をお届けしています。英語学習に役立つ情報が欲しい方は、ぜひご登録ください!