「勉強しているのにTOEICの点数が上がらない…何が原因なの?」
「TOEICのスコアを上げるためにはどうしたらいい?」
「目標の点数まであと一歩足りない…」
このようなお悩みを抱えていませんか?
TOEICは合否が出ない分、スコアで英語力が評価されます。そのため、高得点を目指している方が多いのではないでしょうか。
しかし、TOEICのスコアを伸ばすのは簡単なことではありません。なかには、得点が上がらず悩んでいる方もいるでしょう。
そこでこの記事では、TOEICのスコアを伸ばしたい方に向けて、点数が上がらない原因や対処法を解説します。
筆者である僕は、TOEICで900点を獲得しています!
そのため、実際におこなった勉強法はきっと役に立つはずです!
「TOEICの点数を上げたい」と考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績 )
TOEICの点数が上がらない5つの原因
TOEICの点数が上がらないのは、主に以下5つの原因が考えられます。
- 英語の基礎スキルが不足している
- リスニング問題に苦戦している
- 学習量が足りていない
- 勉強に集中できていない
- TOEICの対策をしていない
スコアが伸び悩んでいる人は、ぜひ照らしあわせながら読み進めてみてください!
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1.英語の基礎スキルが不足している
英語の基礎とは、文法や単語のスキルを指します。特に、文法は基礎中の基礎です。
文法や単語があいまいなままでは、TOEICの点数は上がりません。自信がない方は、まずは基礎力の向上を目指しましょう。
逆に考えると、文法や単語力を伸ばせば点数はぐっと伸びる可能性が高まります!
2.リスニング問題に苦戦している
TOEICのPart1~4は、リスニングセクションです。そのため、英文が聞き取れないと正答率が上がりません。
リスニングセクションは100問で495点あるので、得点を確保したいところです!
TOEICのスコアを伸ばすには、リスニングスキルの向上が求められます。
3.学習量が足りていない
スコアの伸び悩みは、単純に学習量が不足している可能性が高いです!
TOEICでスコアを100点アップさせるためには、200~300時間の学習量が求められます。1日1時間勉強したとしても、1ヶ月でたった30時間程度しか学習したことになりません。
TOEICの点数を上げたいなら、学習量の確保が必要です。できるだけ座学の時間を作ったり、通勤・通学などの隙間時間を活用したりしましょう。
4.勉強に集中できていない
学習に集中できなければ、勉強の質が悪くなってしまいます。そのため、いくら学習量が足りていても、自分の身にならないのです。
たとえば、以下のような行動を取っている場合は、注意が必要です。
- テレビを見ながら学習している
- 勉強途中でついスマホを触ってしまう
- 時間を決めずにダラダラと勉強している
ぜひ自身の行動を振り返りながら、TOEIC学習に集中できているかを確かめてみてください。
家での学習に集中できないなら、カフェや図書館に行くのがおすすめです!
5.TOEICの対策をしていない
いくら英語力が高くても、試験のための対策は必要です。
特に、TOEICは問題文も英語になっています。慣れておかないと、問題文を読解する時点で焦ってしまう恐れがあります。
問題形式を把握したり、出題傾向を掴んだりすることが大切です。
TOEIC対策をおこなうなら、ぜひ公式問題集を活用してみてください。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 1
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 2
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 3
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 4
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 5
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 6
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 7
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 8
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 9
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 10
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 11
中古だと最新の試験方式に対応できない可能性があるため、できるだけ最新版を購入するのがおすすめです。
TOEICの点数が上がらないときの解決方法7選
TOEICの点数が上がらないときは、以下7つの方法を試してみてください。
- 文法・単語学習をおこなう
- リスニングスキルの向上を目指す
- 隙間時間を活用する
- 学習環境に投資する
- パート別の対策を理解する
- 時間配分を意識する
- 復習をする
実践することで、スコアがぐっと伸びるはずです!
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1.文法・単語学習をおこなう
TOEICの点数を上げるには、英語の基礎スキルを高めることが必須です。特に、スコアが500点前後の方は、まず文法・単語学習を優先させましょう。
どちらの分野も参考書や単語帳を1冊購入し、徹底的にやりきるのが1番の近道です!
文法は「キク英文法(クリックでAmazon購入ページへとびます)」がおすすめです。2ヶ月で6周することを目指します。
単語の暗記には「データベース3000(クリックでAmazon購入ページへとびます)」を活用してみてください。並行して発音記号と音変換のルールを覚えることも大切です。
2.リスニングスキルの向上を目指す
TOEICのリスニングセクションは、配点が495点です。そのため、リスニングスキルを伸ばすことで、スコアアップをはかれます。
リスニング対策をおこなうには、まずは英語の音声を聞いて、理解できなかった文法や単語を調べます。その後、正しい発音でスクリプトを見ながら音読をしましょう。
オーバーラッピングやシャドーイングができるようになるまで練習するのが理想です!
リスニングスキルを伸ばす方法については、関連記事「【完全攻略】リスニングの理解が追いつかない原因7選!5つの解決策やおすすめのアプリを解説」にてより詳しく解説しています。あわせてチェックしてみてください。
3.隙間時間を活用する
社会人や学生のなかには、まとまった学習時間を確保するのが難しい方も多いと思います。
そのため、通勤・通学や昼休みなどのちょっとした時間を使うよう心がけましょう。たとえば、単語帳で単語を暗記したり、アプリでリスニング学習をおこなったりするのがおすすめです。
僕も通勤・通学の時間は、TOEIC対策にあてていました!
4.学習環境に投資する
学習環境に投資するということは「お金をかける」ということではありません。
僕が伝えたいのは、TOEICの勉強ができる状況作りが大切ということです。
たとえば「カフェで決めた学習量を確保できるまで帰らない」と自分でルールを決めます。こうすることで、TOEICの勉強をしなければいけない状況を意図的に作り出せるのです。
5.パート別の対策を理解する
TOEICの問題は、Part1~7で構成されています。点数を上げるには「パートごとにどんな問題が出て、どんな対策が必要なのか」を理解しておきましょう。
なお、パート別の問題形式と対策方法は、以下のとおりです。
パート・問題形式 | 対策方法 |
---|---|
Part1(写真描写問題) | 写真の状況を端的に表現した選択肢を選ぶ |
Part2(応答問題) | 疑問詞を聞き取る |
Part3(会話問題) | 話者の発言に注目し、早い段階で会話シーンをイメージする |
Part4(説明文問題) | 質問・解答の選択肢を頭に入れながら問題文を聞く |
Part5(短文穴埋め問題) | 答えが分かり次第、次の問題を解いていく |
Part6(長文穴埋め問題) | 品詞を瞬時に判断していく |
Part7(1つの文書・複数の文書問題) | 先に設問をチェックしてから長文を読んでいく |
対策を知るだけでなく、過去問や演習を解いて、問題に慣れることも大切です。
6.時間配分を意識する
TOEICの点数を上げるためには、時間内に問題を解き終わることが大切です。そのため、時間配分にも意識を傾けてみてください。
なお、TOEICはリスニングセクション(約45分間・100問)とリーディングセクション(75分間・100問)の2つから構成されています。
約2時間で200問を解く必要があります!
過去問や演習問題を解くときは、本番を想定しておこなうようにしましょう。
7.復習をする
TOEICの問題集や過去問を解いたあと、そのままにしてはいませんか?
振り返りをしなければ「なぜ間違ったのか」「どうしてこの答えになるのか」がわからないままです。
さらに、復習には自分の苦手を知れるというメリットがあります。苦手な分野がわかれば、効率よく学習を進められるでしょう。
なお、僕の公式LINEでは、TOEIC対策に関する情報を無料で発信しています。有料級の特典を15個も受け取れるので、ぜひチェックしてみてください!
TOEICの点数が上がらない対処法をスコア別に解説
TOEICの点数が上がらないときは、スコア別に対処法を変えるのもひとつの方法です。こちらでは、点数別に解決策を紹介します。
- 500点未満
- 500~600点
- 600~700点
- 700~800点
順番にみていきましょう。
500点未満|徹底した英語の基礎固め
TOEICで500点に到達していないということは、英語の基礎レベルが低い証拠です。そのため、まずは文法を学習したり、単語を暗記したりしましょう。
特に、TOEICのPart5では、文法の知識が試されます。そのため、文法を学習することでスコアを伸ばせるはずです。
最初のうちは文法の学習が苦痛に感じるかもしれませんが、がんばりましょう!
500~600点|リスニングスキルを伸ばす
500~600点取れるのは、基礎レベルは身についている状態です。そのため、リスニングセクションでスコアを伸ばすよう努めましょう。
リスニングスキルを伸ばすには、音声を聞き、分からない単語や文法を調べたり、音読をしたりするのが好ましいです。
詳しい学習方法は、関連動画「【一瞬で】リスニング力を爆発的に上げる最強の方法」で紹介しています。ワークをまじえながらスキル向上をはかれるので、ぜひ視聴してみてください。
600~700点|リーディングスキルの向上させる
TOEICで700点を超えるためには、単純計算でリスニングセクションとリーディングセクションでそれぞれ350点以上取る必要があります。
そのため、リーディングスキルの向上にも力を入れる必要があります。
リーディングを伸ばすには、音声を聞いたあとに速読トレーニングや多読に取り組むのがおすすめです。反対に、ひたすら書いて覚えたり、聞き流ししたりするのはやめましょう。
リーディングスキルを伸ばす方法は、関連記事「【実践版】英語のリーディングスキルを上げる4つの方法!速読より「正確に読む」のが上達のカギ」にて紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
700~800点|英語力の底上げ
TOEICの点数が700~800点の方は、基礎的なスキルが身についている状態です。さらなるスコアアップを目指すためには、英語力の底上げを目指しましょう。
具体的には、単語・文法やリスニング、リーディングのすべてのスキルが高い状態である必要があります。問題演習を重ねて、さらなるレベルアップをはかることが大切です。
英語力が底上げされれば、900点も夢じゃありません!
TOEICで900点を目指している方には、関連記事「【最短3ヶ月】TOEIC900点を達成する勉強法とは!おすすめの本・学習の流れを紹介【体験談ベース】」がおすすめです。
ぜひこの記事を参考にして、TOEICの点数を伸ばしてくださいね!
なお、僕の公式LINEでは、ブログではお伝えしきれないTOEICのノウハウを発信しています。友だち登録は無料でおこなえるので、ぜひチェックしてみてください!