まーあこ夫婦|結婚9年間で一度も喧嘩無し
Instagramで夫婦関係をテーマに発信していたまさとさん。なんと非ビジネス系のアカウントでありながら、在宅ワーク講座を販売し月1,051万円を売り上げました。
本記事では、どのようにしてアフィリエイトから自社商品へ転換し、高単価商品を販売できたのか、実際の戦略とともに対談形式で深掘りしていきます。
この記事でわかること
この記事はこんな方におすすめ
受講生まさとさんのプロフィールと成果実績

Instagramで夫婦関係の悩みや改善方法を発信していたまさとさん。実はこのアカウントで在宅ワークの講座を販売し、なんと月1,051万円を売り上げるという快挙を成し遂げました。
もともとはアフィリエイトを中心に活動していた彼らが、どのように自社商品を開発し販売に成功したのか。その歩みと成果について詳しくお話を伺いました。
QMPSS(コンパス)参加前の状況と悩み
マーケ博士:まずは簡単に、受講前の状況について教えていただけますか?
まさと:はい。もともとはInstagramで夫婦仲の悩みを中心に発信していまして、収益化の手段としてはアフィリエイトがメインでした。月30万円を超えるかどうか、というのが平均的な収益でしたね。
マーケ博士:アフィリエイトでもしっかりマネタイズできていた印象ですが、そこにどんな悩みがあったのでしょうか?
まさと:やっぱりアフィリエイトって、毎月売上がゼロにリセットされるので継続性がなくて……。さらに新規集客を続けないといけないので、正直疲弊していました。あと、夫婦仲の発信をしているなかで、アフィリエイトの商品では根本的な解決ができていないことにもモヤモヤしていました。

まさとさんのように、フォロワーとの信頼関係があるアカウントでも、アフィリエイトだけでは悩みの本質にアプローチできないことがあります。特に人間関係や夫婦問題といったジャンルでは、自社商品による深いサポートが求められます
QMPSS参加後の成果と実績
マーケ博士:そこからQMPSSに参加されて、自社商品に取り組まれたんですね。どんな成果が出ましたか?
まさと:はい。2023年11月に参加して、最初は夫婦仲改善のコーチング講座を販売しました。大体6か月後には月500万円を売り上げました。
マーケ博士:すごいですね!そして今回、在宅ワーク講座というまったく違う商品でさらに月1,051万円を達成されたと。
まさと:そうなんです。夫婦仲の発信をしていた同じアカウントで、別ジャンルの講座をローンチしましたが、ありがたいことに過去の売上を超える結果となりました。
マーケ博士:しかもアカウントのフォロワー数は、当初より減っているんですよね?
まさと:そうなんです。実は講座販売時よりも以前のほうがフォロワーは多かったんです。だけど売上は30倍くらいになっています(笑)。

フォロワー数が減っても売上が大きく伸びた背景には「濃い関係性」と「ニーズに合った商品設計」があります。量より質の戦略が功を奏した好例といえるでしょう
自社商品を作ることになった理由と背景

アフィリエイトでは一定の収益を得ていたまさとさんですが、それでは解決できない問題に向き合うなかで、自社商品を作る決断をされました。ここでは、その背景にあった想いや、どのように方向転換をされたのかについて詳しくお伺いします。
アフィリエイトの限界を感じたきっかけ
マーケ博士:アフィリエイトをやっていたなかで、自社商品を作ろうと思ったのは、どんなきっかけだったんでしょうか?
まさと:やっぱりですね、アフィリエイトって商品自体が自分でコントロールできないんですよね。毎月売上がリセットされることと、新規集客しないといけない負担が大きかったです。
マーケ博士:確かに、アフィリエイトはストック性が弱いので、毎月の積み上げが難しいですよね。
まさと:そうなんです。あともうひとつ大きかったのが、発信している内容と売っている商品がずれていたことです。うちは人間関係とか夫婦仲に関する悩みが多かったので、アフィリエイトの商品ではどうしても深い部分までサポートできないっていうモヤモヤがありました。
マーケ博士:なるほど。それで「自分たちの商品を作らないと根本解決できない」と思われたんですね。
まさと:はい。この悩みに本気で応えるなら、やっぱり自社商品が必要だと強く思いました。

アフィリエイトは手軽さが魅力ですが「悩みの本質」に対して直接的にアプローチすることが難しい側面があります。特に人間関係系のジャンルでは、オーダーメイド型の自社商品が強く機能するケースが多く、顧客満足度やリピートにも繋がります
夫婦関係発信から稼ぐ系講座へ転換した理由
マーケ博士:その後、自社商品を作られて、最初は夫婦関係のコーチングをされましたよね?
まさと:そうですね。そこでは月500万円を売り上げることができたんですが、その後、実は在宅ワークや副業系の質問も増えてきていたんですよ。
マーケ博士:えっ、それは意外ですね。夫婦仲アカウントなのに?
まさと:はい(笑)。でもよく聞いてみると「夫婦仲がうまくいかないのは、お金が原因かも」とか「旦那さんが疲れすぎてて……」みたいな相談が多かったんです。つまり、働き方や経済的な不安が原因になっているケースが多かったんですよね。
マーケ博士:なるほど。そこで「在宅ワークを提案すること自体が、夫婦仲の改善にも繋がるんじゃないか」と?
まさと:まさにそうです!「夫婦関係 → お金の不安 → 働き方」という流れが自然だったので、そこをサポートする形で、在宅ワーク講座を作ったんです。

非ビジネス系アカウントが「稼ぐ系」に移行する際、もっとも重要なのはテーマの“繋がり”です。単なるジャンル変更ではなく、フォロワーの悩みの因果関係を深掘りすることで、違和感のない商品提案が可能になります
非ビジネス系アカウントでも売れた商品設計のポイント

Instagramで夫婦関係をテーマに発信していたまさとさん。多くの人が「稼ぐ系」はビジネス系アカウントでないと難しいと考えがちですが、彼らは同じアカウントのままで高額商品を販売しました。その背景には、既存フォロワーの悩みや共感を深く理解した“設計の工夫”がありました。
既存フォロワーに合わせた言葉と切り口の工夫
マーケ博士:夫婦仲の発信をしているアカウントで、在宅ワークの講座を売るって、切り口に苦労されたんじゃないですか?
まさと:めちゃくちゃ意識しました(笑)。「夫婦仲改善しています」っていうアカウントが、いきなり「稼ぎましょう!」って発信し出したら、えっ?って思われますよね。
マーケ博士:確かに違和感ありますよね。どうやってその壁を越えたんですか?
まさと:大きく2つ意識したポイントがあります。1つ目は企画の切り口。2つ目は勉強会の中身です。特に切り口は、今のフォロワーさんの悩みに合わせることを徹底しました。
マーケ博士:具体的には、どんな表現や提案をされたんでしょう?
まさと:たとえば「お金がないから夫婦関係もうまくいかない」とか「自分で自由に使えるお金がないからストレスがたまってしまう」といった悩みに対して、在宅ワークで収入を増やせる手段がありますよっていう切り口にしました。
マーケ博士:あくまで「稼ぐことが目的」ではなく「夫婦仲を良くする手段」としての提案だったんですね。
まさと:そうです!だから共感も得られたし、自然に受け入れてもらえたんだと思います。

「誰に向けて、なぜこの商品を届けるのか?」を明確にし、現在のフォロワーが抱える“本音の悩み”に寄り添った言葉を使うことが成功の鍵です。まさとさんのように「夫婦仲」 → 「お金」 → 「働き方」と因果関係を見抜いた提案は、非ビジネス系アカウントにとって重要な応用パターンです
勉強会設計とヒーローズジャーニーの活用
マーケ博士:講座を販売するまでの流れとしては、LINEに登録してもらって、そこから勉強会 → 個別相談という流れでしたよね?
まさと:そうです。勉強会を開いたあとに希望者に個別で提案させてもらいました。
マーケ博士:その勉強会、どんな内容にされたんですか?
まさと:まずは僕たち自身のストーリーを伝えることを重視しました。過去、会社員だったときに朝から終電まで働いていた話とか、嫁が看護師として激務だったエピソードなどですね。
マーケ博士:いわゆるヒーローズジャーニー的な構成ですね。
まさと:まさにそうです。苦しんでいた過去 → 解決策を見つけた → 今の理想の生活という流れをしっかり伝えて「私もこうなりたい」と思ってもらえるようにしました。
マーケ博士:参加者の反応はどうでしたか?
まさと:人数は多くなかったですが、参加者全員からコメントをもらえるくらい反応は良かったです。具体的には「私も今の現状を変えたいです」とか「旦那さんが疲れている姿を見るのが辛い」とか、共感の声を多くいただきました。

商品販売の前に、自身の人生ストーリーをしっかり伝えることで、受け手に「この人から学びたい」と思ってもらうことが可能になります。ヒーローズジャーニーは信頼構築と共感形成に効果的な構成です
Instagramストーリーローンチの具体的な戦略

講座販売の集客において、重要な役割を果たしたのがInstagramの「ストーリーローンチ」です。
通常であればビジネス系アカウントがおこなうこの手法を、夫婦関係アカウントで実施したまさとさん。どのような工夫でフォロワーの関心を引きつけたのか、詳しく伺いました。
勉強会前のストーリー配信で意識したポイント
マーケ博士:今回の講座販売は、ストーリーでの発信から始まったんですよね?
まさと:そうです。勉強会の告知前に、僕たち自身の過去を切り取ったストーリーを数日に分けて流しました。
マーケ博士:どんな内容を意識されたんですか?
まさと:僕は元サラリーマンで、嫁は元看護師なんですけど、それぞれの働き方の苦労や悩み、理想とのギャップなどをかなりリアルに伝えました。いわゆる「ヒーローズジャーニー」を使って「今の自分たちになるまでのストーリー」を描いたんです。
マーケ博士:なるほど、それがフォロワーさんに刺さったと。
まさと:はい。「わたしも同じ状況です」「もっと自由に働きたいです」といったDMも大量にいただきました。

ストーリーローンチとは、講座や商品の販売前にストーリー形式で自身の経験や変化を語り、共感と期待を高めていくマーケティング手法です。特に非ビジネス系ジャンルでは、“売り込み感”を出さずに自然な導線を作ることが成功の鍵です
個別相談への高誘導率の理由
マーケ博士:勉強会の後、個別相談に誘導されたと思うんですが、移行率がかなり高かったんですよね?
まさと:はい。個別相談への移行率は約70%を超えていました。
マーケ博士:それはすごい数字ですね。なぜそこまで高かったと思いますか?
まさと:やっぱり、事前のストーリーで信頼関係を構築できていたことと、勉強会のなかで「あなたにもできる」と本気で伝えたことが大きかったと思います。難しそうに見える在宅ワークも「実際に私たちもできたんだから、あなたにもできるよ」と伝えることで、自信を持ってもらえたんじゃないかと。
マーケ博士:確かに、自分ごと化できる内容だったからこそ、個別で話をしたいと思ってもらえたんでしょうね。
まさと:あとは、稼ぐことが目的ではなく「働き方を変える」というメッセージも響いたんじゃないかと思います。

高い移行率の理由は、事前の“ストーリーローンチ”による信頼醸成と「自分にもできそう」と感じさせる設計にあります。「ただ売る」ではなく「変われる未来」を提示することが、商品購入への導線になります
今後の戦略と発信者へのメッセージ

在宅ワーク講座と夫婦関係のコーチングという、ジャンルの異なる2つの商品で成果を出しているまさとさん。今後はこの2軸をどのように展開し、どんな方をサポートしていきたいと考えているのか。また、同じように悩む発信者さんへのアドバイスも伺いました。
2商品でのダブル展開戦略と今後の展望
マーケ博士:これまでに2つの大きな商品を作られてきたと思いますが、今後はどんな戦略を考えているんですか?
まさと:まずは、既にリリースしている「夫婦改善の講座」と「在宅ワーク支援講座」の両軸をしっかり届けていきたいと考えています。まだ届いていないフォロワーさんもいると思うので、そこへのアプローチを強化していきたいですね。
マーケ博士:確かに、フォロワーさんそれぞれに合った商品を届けるって大事ですもんね。
まさと:そうなんです。うちのアカウントって、フォロワーさんから本当に多くの悩み相談が届くんですよ。だから「リアルな悩み」に合わせた商品を作る、っていうのが僕らの強みです。今後も、商品設計や販売導線の最適化は継続していく予定です。
マーケ博士:なるほど、それはまさに理想の形ですね。

まさとさんの戦略は、1つの商品に絞らず、フォロワーの多様なニーズに応える形で複数商品を展開することです。その背景には、日々届く“リアルな悩みの声”を起点とした商品開発があり、共感と成果の両立を実現しています
非ビジネス系発信者へのアドバイスと無料相談の案内
マーケ博士:最後に、同じように発信をしていて「マネタイズに悩んでいる方」や「商品作りに挑戦したい方」に向けて、メッセージをお願いします。
まさと:はい。今ってアフィリエイトだけに頼っていたり、自社商品をどう作ればいいかわからなかったり、悩んでいる方がすごく多いと思います。でも僕たちのような“非ビジネス系”アカウントでも、しっかりと売上を作ることは可能です。
マーケ博士:今回は本当に、発信ジャンルに関わらず“商品を持つこと”の重要性と可能性を見せてもらえました。ありがとうございました!
まさと:こちらこそありがとうございました!

「自分には売るものがない」と感じている発信者さんでも、フォロワーの悩みから出発すれば、必ず価値のある商品を作ることができます。非ビジネス系のアカウントだからこそ、“共感”と“信頼”を武器にした販売が可能なのです
補足解説
まさとさんの成功事例は、ビジネス系のノウハウがない発信者にとって非常に希望の持てるモデルです。
特筆すべきは、非ビジネス系のInstagramアカウントで月1,000万円超えの売上を実現したこと。これは単なる「バズ」や「フォロワー数」ではなく、フォロワーとの濃い信頼関係と本質的な悩みの深掘り、そして「商品を通じた解決」の構造をしっかり設計してきたからこそ実現できた結果です。
特に重要なのは、自社商品への転換理由と商品設計の工夫。もともとは夫婦関係の悩みを中心に発信していた彼らが、フォロワーの「お金・働き方の悩み」に着目し、自然な流れで在宅ワーク支援という“稼ぐ系講座”にシフト。
しかもビジネスアカウントではなく、共感ベースの投稿やストーリーローンチ・ヒーローズジャーニーの活用によって違和感なくフォロワーを巻き込み、販売までつなげました。
さらに勉強会の設計や個別相談への高い誘導率、2商品展開によるニーズへの対応など、あらゆる施策が「再現性ある戦略」として学びになる内容ばかりです。この事例は「フォロワー数が少なくても」「ビジネス発信じゃなくても」「売れる商品は作れる」という強力な証明となっています。
この記事から学べる5つのポイント
1. 非ビジネス系アカウントでも、高単価商品の販売は可能
発信テーマがビジネスでなくても、信頼関係と悩みの解決提案があれば高額商品は売れます。
2. アフィリエイトの限界を突破するには「自社商品」が必要
収益の安定性や悩みへの深いアプローチには、自社商品による課題解決が欠かせません。
3. 在宅ワーク講座は“夫婦仲改善”の延長線上にある自然な提案だった
お金や働き方の悩みが夫婦仲に影響していることから、違和感なく導入できた内容です。
4. ストーリーローンチとヒーローズジャーニーで共感と信頼を醸成
自分たちの体験を物語として伝えることで、参加者の共感を引き出すことができました。
5. 2商品を軸に展開する「悩みベースの商品設計」が今後の成功戦略
日々の相談から商品を設計することで、フォロワーの多様な悩みに対応できます。