なぎさ
国家資格「作業療法士」として医療現場で活躍していた、なぎささん。SNS発信やスキルはあったものの、収益に直結しないという悩みを抱えていました。
そんな彼女が、なぜ売り込みゼロで「本当に必要な人に届ける仕組み」を手に入れ、月平均15万円の売上を実現できたのか?
この記事では、医療・リハビリ分野でも再現できる商品設計・発信・セールスの秘訣を、マーケ博士との対談形式でお届けします。
この記事でわかること
この記事はこんな方におすすめ
リハビリ職からの挑戦!なぎささんの受講前後の成果と背景

マーケ博士:本日は、QMPSS(コンパス)受講生である「なぎささん」にお越しいただきました!リハビリ・セルフケアのサポートを軸に、Instagramを活用した商品販売で大きく成果を出されました。よろしくお願いします!
なぎさ:よろしくお願いします!
マーケ博士:まずは僕のほうから、なぎささんの紹介をさせていただきますね。現在、Instagramのフォロワーは約1,500人。QMPSSに入会されたのは2023年12月。そのあとは、商品設計・販売導線の設計・ローンチ戦略などを学びながら実践いただきました。
結果は月平均3万円だった売上が、月平均15万円にアップ!本当に素晴らしい成果ですね。
なぎさ:ありがとうございます!
講座受講前は「9か月で30万円」売上が頭打ち
マーケ博士:改めて、自己紹介をお願いします。
なぎさ:はい。私は作業療法士という国家資格を持ち、リハビリ・セルフケアについて発信しながら、オンラインでセルフケアサポートを提供しています。
マーケ博士:QMPSS受講前の状況についても教えていただけますか?
なぎさ:はい。収益としては、9か月で約30万円でした。内容としては、26万円の商品が1件と、5万円の商品が1件になります。
マーケ博士:そのときの集客方法はどんな感じでしたか?
なぎさ:主にInstagramでの発信をおこない、セッションの募集をしていました。
マーケ博士:発信しても「商品を届ける」ところまではなかなか繋がらなかったということでしょうか?
なぎさ:はい。再現性が低くて必要としている方に届けることができていませんでした。すべてが点になっているようで、どう組み立てていいのかわからなかったですね。
受講後は「月平均15万円」に安定化!
マーケ博士:そこからQMPSSに参加して、どのように変化していきましたか?
なぎさ:Instagramで反応してくれる方が増えたり、セッションへの参加者も増えたりと「本当に必要としてくれている人に届いている」という実感がありました。
マーケ博士:実際は、商品も売れるようになってきたんですよね。
なぎさ:はい。以前は「売らなきゃ」という焦りが強く、セールスにも苦手意識を持っていたんです。でも今は、自分が惚れ込める商品を必要な人に届けるというスタンスに変わりました。

なぎささんは、セラピストとしての知識やスキルを持ちながらも、届け方や構造化の方法に悩んでいました。多くの発信者が陥りがちな「点の集まり」に終わってしまっていた状態から、仕組みとして一連の流れを作ることで安定した成果へとつながった好例です
売れない原因は届け方だった!商品の再設計と発信の変化

商品やスキルがあるのに「なぜか売れない」という悩みは、多くの個人起業家に共通しています。なぎささんも、まさにその壁にぶつかっていました。解決のきっかけとなったのは「届け方」の見直しでした。
再現性のある仕組みで商品が売れるように
マーケ博士:QMPSSを選んでくださった理由は、どんなことが決め手になりましたか?
なぎさ:今より再現性が高く、自分の商品を必要としている方に届けたいと思ったからです。実はQMPSSの前に、すでに2つのスクールに通っていました。
マーケ博士:そうなんですね!そのスクールでは何を学ばれていたんですか?
なぎさ:集客・教育・ファン化などセールスの基本はひととおり学んでいました。ただ学んだ内容がすべて点のままで線として繋がらずに、お客様に商品が届けられていませんでした。
マーケ博士:学んでいるのに成果に繋がらないのはつらいですね。
なぎさ:はい。そのときInstagramでマーケ博士のアカウントを見つけたんです。YouTubeでもさまざまなジャンルの方が成果を出しているのを拝見して「これは再現性がある!」と感じ、勉強会に参加して入会を決めました。

多くの方が、知識やスキルは持っていても「点」で終わってしまうという悩みを抱えています。QMPSSでは、それらを線にする仕組み = 再現性のあるロードマップにより、売れる流れを身につけることができます
「売り込み」から「必要な人に届ける」への意識改革
マーケ博士:実際にQMPSSに入ってからは、どの部分が一番変わりましたか?
なぎさ:やはりセールスに対する意識です。以前は「売らなきゃ」という焦りがあり、どう伝えればいいかわからず空回りをしていました。
マーケ博士:商品自体は、最初からご自身で作ったわけではなかったということですか?
なぎさ:はい。ほかのスクールで「この商品がいいですよ」と教えてもらったものを、そのまま使っていました。ですので自分の思いも込められておらず、伝え方にも自信が持てませんでした。
マーケ博士:それをゼロから自分で作り直してみてどうでしたか?
なぎさ:大きく変わりました。自分で商品を作ったからこそ、本当に必要な方に届けたいと自然に思えるようになりました。もう売るではなく、届けるという感覚ですね。

「売らなきゃ」と思うほど売れないという経験は、多くの初心者が抱えるジレンマです。なぎささんのように売るから届けるへ意識が変わったときに、自然に信頼関係が生まれ売上も安定していきます
本当に必要とされる商品をゼロから作るという挑戦

なぎささんが成果を出せた理由のひとつが「自分だけの商品」をゼロから設計できたこと。ここでは商品づくりの背景・取り組んだステップ・実際に得られた成果について詳しく聞いていきます。
リサーチから商品化まで、全体像とステップが明確だった
マーケ博士:実際にQMPSSで商品を作っていくなかで、どんな流れで進めていきましたか?
なぎさ:最初にリサーチのやり方から丁寧に教えていただいたので「どこを見ればいいか」「どういう悩みを拾えばいいか」が明確でした。
マーケ博士:最初からゼロで作るのは、不安はありませんでしたか?
なぎさ:ありました。ただロードマップとフィードバックがあることで、順番どおりに取り組めばいいという安心感がありました。あとは、ただ型にはめるのではなく「私らしさ」を活かせるようなアドバイスをもらえたのがすごく良かったです。
マーケ博士:完全にテンプレートどおりではなく、なぎささんの経験や視点を織り交ぜて商品を作れたということですね?
なぎさ:はい。本当に私にしか作れない商品になったと思っています。

商品設計をゼロからおこなうには、リサーチ・設計・販売導線といった多くの工程があります。QMPSSでは10ステップのフレームワークと個別フィードバックで、それぞれの受講生が自分らしい商品づくりを進められます
売る自信が持てる商品づくりができた理由
マーケ博士:実際に作った商品を売るときの気持ちはどうでしたか?
なぎさ:正直、自分でも驚くほど売るのが楽しかったです。「この商品で誰かの役に立てている」と思えるから、自信を持って提案できました。
マーケ博士:収益面ではいくらになったのですか?
なぎさ:合計で59万6,000円になります。
マーケ博士:単価は大きく変えていないけれど、中身をブラッシュアップしたので、自然に売れるようになったということですね。ゼロから作った商品は、自分の言葉で説明できるし、熱量も伝わりますよね。
なぎさ:はい。セッションに来てくださった方にも「伝わっている」という実感が持てるようになりました。

商品が売れるかどうかは「売る側の自信」に大きく影響されます。なぎささんのように、自分で設計した商品は理解度も高く、セールス時の説得力や信頼感につながります
セールスへの苦手意識を超えた!提案スタイルの変化

「売るのが苦手」「営業っぽいことに抵抗がある」そんな方でも、なぎささんのように“伝え方”と“マインド”を変えるだけで、自然と成約につながるセールスが実現できます。
セールスではなく「寄り添い」と「提案」の姿勢へ
マーケ博士:セールスへの苦手意識は、昔からありましたか?
なぎさ:はい。商品があるのに「売らなきゃ」と思うと、焦って空回りしていました。どう伝えたらいいかもわからず、うろうろして逆に売れないという悪循環でした。
マーケ博士:それが今では「届ける」という感覚に変わったということでしょうか?
なぎさ:はい。QMPSSで教えていただいた商品設計の考え方や、惚れ込んだ商品を届けるという姿勢を学んでからは、まったく違います。セールスというよりは「提案」になります。
マーケ博士:押し売りではなく「その人の未来に必要だから伝える」ということですよね。
なぎさ:そうなんです。今では「本当に必要な人に、この商品を知ってもらいたい」と心から思えるので、提案するのも全然苦ではなくなりました。

セールスに苦手意識がある方の多くは「売り込む」ことへの抵抗を持っています。しかし自分の商品が誰かの課題を解決するものだと腑に落ちたとき、伝え方は提案に変わり、相手にも誠実に届くようになります
満足度の高い体験で、成約率アップと長期的な関係性を実現
マーケ博士:具体的には、どんなセールスの流れで成果が出ましたか?
なぎさ:Instagramの発信からマーケ博士のテンプレートを使い、14日間のストーリーローンチをおこないました。そこから個別セッションにご招待して、興味を持ってくださった方にご提案した流れです。
マーケ博士:セッションは、体験会的な形だったんですよね?
なぎさ:はい。ご自身の身体に不調を抱えている方に来ていただいて、一緒に身体を見ながら動かす時間にしました。実際に「こんなこと初めて言われました」とか「初めてこういう動きができました」と感想もいただいて、すごく喜ばれました。
マーケ博士:そこで商品の提案もしたわけですね。
なぎさ:はい。提案したのは3人で、そのうち2人が成約してくださったんです。
マーケ博士:すごい!無理に売り込んでいない感覚ですよね。
なぎさ:はい。相談をとおして「この人にはこれが必要」と感じたときだけご案内する形ですので、売り込み感はゼロです。むしろ「受け取ってくださり本当にありがとうございます」という気持ちでした。

セッション型の販売は、相手との信頼関係を築きやすく、商品に対する納得度も高くなります。無理なセールスではなく、必要な人にだけ提案することで、満足度も成約率も上がるのが特徴です
理想の働き方を実現!時間・場所・心の自由を手に入れた

なぎささんの取り組みは、売上アップだけにとどまりませんでした。働き方やライフスタイルにも大きな変化が現れ、自分らしい毎日を送れるようになったのです。
病院勤務からオンラインへ。時間のゆとりと家族との時間
マーケ博士:売上が上がっただけではなく、働き方そのものにも変化がありましたか?
なぎさ:はい。以前は病院や施設で働いていて、勤務時間も長く実家にもなかなか帰れませんでした。車で職場まで片道30〜40分かかっていましたので、通勤も負担でした。
マーケ博士:今は完全にオンラインになりましたか?
なぎさ:はい。オンラインで仕事ができるようになったので、自分の時間も場所もコントロールできるようになりました。大切な家族と過ごす時間もすごく増えました。
マーケ博士:それは本当に素晴らしい変化ですね。
なぎさ:ありがとうございます。ストレスも減り、精神的にもすごくラクになりました。何より「自分が届けたい想い」をちゃんと商品として届けられることが嬉しいです。

オンラインで自分の商品を販売できるようになると、時間や場所に縛られない働き方が可能になります。なぎささんのように、家族との時間や心の余裕を手に入れた受講生は多くいます
今後の展望と「届けたい人に届く仕組み」づくり
マーケ博士:今後は、どのようなことに力を入れていきたいですか?
なぎさ:より多くの方に「自分の身体をケアする大切さ」を伝えていきたいです。商品や導線は整ってきたので、次は集客に力を入れていきたいと考えています。
マーケ博士:どんな方法で広げていく予定ですか?
なぎさ:Instagramの発信は引き続きおこないながら、今後は音声配信、特にstand.fmでも情報提供していきたいと思っています。
マーケ博士:音声はファン化しやすいですからね!考え方や価値観が伝わりやすくて、僕も取り入れたいと思っているんですよ。
なぎさ:はい。ストーリーに載せてInstagramと連動させたりしながら、より多くの方に知っていただけるように頑張ります。

導線と商品設計が完成したあとは「集客」が次のステップになります。発信媒体の選定や、情報の届け方を工夫することで、より多くの見込み客との出会いを作ることができます
まとめと視聴者へのメッセージ

今回の対談を通じて見えてきたのは「商品が売れない」のはスキル不足ではなく、“届け方”と“マインド”がカギになっているということ。そして誰かの悩みに本気で寄り添った商品であれば、セールスは押し売りではなく感謝される提案になるのです。
本当に必要な人に「想い」と「価値」を届ける仕事へ
マーケ博士:最後に、動画を見ていただいている方にメッセージをお願いします。
なぎさ:はい。私の公式LINEでは、不調のある身体との向き合い方や、家族を支えるために必要な考え方をまとめたプレゼントを配布しています。
マーケ博士:プレゼントの内容は、どんなものですか?
なぎさ:たとえば「膝のストレッチ方法」「不調の捉え方」「家族との関わり方」など、日常にすぐ取り入れていただける内容になっています。実際に脳卒中で寝たきりの方が座ってカメラにピースができるようになったり、声が出なかった方が話せるようになるなど、大きな変化を実感していただいています。
マーケ博士:ご自身で不調を抱えている方はもちろん、ご家族やご友人にそういう方がいる場合も、LINEからプレゼントを受け取ってもらえたらいいですね。
なぎさ:はい。何かできることがないかなと考えている方の助けになれば嬉しいです。

なぎささんのように、国家資格や専門知識を持つ方がオンラインで価値を届ける時代になっています。自分にしかできないサポートや経験は、適切な形にまとめて発信すれば、多くの人の助けになり、ビジネスとしても成り立ちます
補足解説
なぎささんの成功事例は「専門知識があっても売れない」という悩みを持つ多くの医療・リハビリ従事者にとって、大きなヒントとなります。
重要なのはスキルではなく、商品設計・導線構築・伝え方(セールス)という3つの要素を一貫した流れで整えること。
なぎささんは既存のスクールではバラバラだった学びを、QMPSSの10ステップで「線」にして体系化。さらに売り込みではなく「必要な人に届ける」というマインドへのシフトによって、月3万円だった売上が安定して月15万円へと成長しました。
またオンラインでの働き方に切り替えたことで、時間・場所・心の自由も手に入れ、ご家族との大切な時間を守れるライフスタイルも実現。届ける価値が明確になることで、売上だけではなく生き方そのものを変える力があることを証明してくれました。
この記事から学べる5つのポイント
1. 商品が売れない原因は「内容」ではなく「届け方」だった
商品そのものの価値に自信があっても、適切な順序と導線で届けられていないと売上にはつながりません。なぎささんも、発信や導線がバラバラだった状態から「届け方」を整えることで、売れる流れを手にしました。
2. 「売る」ではなく「必要な人に提案する」というマインドが成約率を高めた
無理に売ろうとするのではなく「本当に必要としている人に届ける」というスタンスへ。売り込みの不安がなくなり、自信を持って提案できるようになったことで、セールスに対する苦手意識が自然と解消されました。
3. リサーチから販売までの流れを整理することで再現性が生まれた
点だった知識が線として繋がったとき、成果は加速します。QMPSSで学んだ10ステップの実践をとおして、誰でも取り組める再現性ある仕組みとして、自分の商品を届ける力が育ちました。
4. 商品をゼロから作ることで、唯一無二のサービスになり売りやすくなった
テンプレどおりの商品ではなく、自分自身の経験や想いをもとに設計したサービスは、自然と熱意が伝わり、売りやすさも格段にアップしました。唯一無二の商品は、自信と共感を生む最強の武器になります。
5. 働き方・時間の自由も実現し、人生そのものが豊かになった
売上の変化にとどまらず、働く時間も場所も自分で決められる自由を実現。家族と過ごす時間が増えたことや、ストレスの少ない働き方ができるようになったことで、ライフスタイル全体が大きく好転しました。