松下直人|通販の虎
Yahooショッピング支援で!月60万円 → 月5,400万円!年間1,000万円 → 年間3億円!

おさる:今回はSNS動画マーケティング×コンテンツ販売の受講生実績者の松下さんに来ていただきました。よろしくお願いします。
松下:お願いします。
おさる:簡単に松下さんを紹介させていただきます。Yahoo!ショッピング支援事業をされていて、Twitter(X)フォロワーが3,500人。YouTube登録者数も、始めて4か月なんですけれども1,000人を超え、再生回数も平均2,000回とかなり爆伸びして売上が上がりました。
どういったところを参考にしていただいたかと言うと、昨年マーケティング講座を受講していただきまして
- セミナー資料
- 販売導線
- バックエンドの商品作成
などビジネスモデル自体をかなり変えていただいて、もしかしたら僕の受講生のなかでは一番の伸び率だったのかなと思います。
その実績がどれぐらいかというと、Yahoo!ショッピングの支援事業で、もともと最高月60万円・年間1,000万円の売上だったんですが、平均月2,000万円・最高5,400万円という意味がわからない数字を叩き出しました。年間1,000万円から3億円の事業にできたということですね。松下さんの自己紹介をしていただけますでしょうか。
松下:Yahoo!ショッピングの支援に特化した事業を経営している松下と申します。
Yahoo!ショッピング支援ってピンと来ない方も多いと思いますが、ニッチなんですよね。物販系のサポート業になるのですが、メルカリなどが馴染みが多いと思います。Yahoo!ショッピングはニッチですので、反応もなかなかとりにくいのが正直なところです。
自分でやっていたときは、月1万円ぐらいのコンサルから始めて集客していました。集客に困っていたときにおさるさんの講座を知り、セミナー資料や販売導線をそのまま真似させていただいて、初めてのセミナーのローンチで1,000万円以上をバンッと売り上げました。
Yahoo!ショッピング支援のYouTubeも、いろいろ添削していただいて伸びてきています。
おさる:Yahoo!ショッピングで商品を出品する方のコンサルティングだったり、具体的に言うとどんな感じで支援されているんですか?
松下:Yahoo!ショッピングのサイトの構築からやっています。売り方もノウハウを教えて商品ページを作ってあげたり、売れる商品を教えてあげたり、全部やります。
おさる:対象のお客様は、どんな人たちが多いですか?
松下:すでにYahoo!ショッピングをやっているけれどなかなか売上が伸びなくて悩んでる方や、小さな調剤薬局を経営されていて、これから新規でECを始めたい方が多いです。
おさる:それをYahoo!ショッピング支援に特化して、運営代行やサイト制作をまるっと請け負っているのですね。いつも皆さんに聞いているんですが、なぜ僕の講座を購入しようと思ったのか、このあたりはいかがですか?
松下:Twitter(X)で情報収集をしているときに「おさるさんの講座がやばい」というツイートが、ある日突然バンバン流れ出したんです。
大変失礼ながら、おさるさんのことはなんとなく「英語のYouTuberの方だよね?」ぐらいのイメージしかなくて。あのおさるさんかな?と思って見たら、SNSマーケティングを教えている・講座がある・実績者もバンバン出ている。「なんだ、これは?」と興味津々で公式LINE登録をして、個別相談を申し込みました。
お話をさせていただいて「これは絶対ヤバい」と思って、その場でクレカ決済しました。
おさる:そうでしたか。途中入会ですよね?
松下:途中入会です。
おさる:何月ぐらいでしたっけ?
松下:11月ぐらいです。
おさる:11月にリリースしたんですけれど、個別相談で来て途中で入るみたいな感じでしたっけ?
松下:そうです。
おさる:それで入っていただいて、今回すごい実績を出していただきました。さっそくいろいろと聞いていこうと思います。皆さん、覚悟して聞いてくださいね。
質問① マーケ講座を受ける前の収益・悩み

おさる:質問1つ目です。物販事業とYahooショッピング支援事業で、主に2つあるような感じだと思います。今回物販は変わっていないと思うので、Yahoo!ショッピング支援事業のところ。もともと講座を受ける前の収益とか悩みなど、このあたりはいかがでしょうか?
松下:Yahooショッピングの支援事業では、売上が月平均で60万円ぐらいでした。悩みとしては、単価が低いこと。当時1万円~6万円のコンサルプランがあって、これを自分なりにスライドを作ってセミナーを開いて、最後に「どうですか?」って感じでやっていました。
おさる:なるほど。
松下:だけどノウハウを出しすぎたらそこで人が満足しちゃうんじゃないかと思って、小出しにしかしていなかったです。
おさる:なるほど、僕が登場する前の状態は、無料情報をしっかり出していきましょうってものではなかったんですね。
松下:なかったです。お客さんに刺さっていなかったのか、100人参加しても1人も決まらないとかは当たり前でした。
おさる:魅力が伝わっていなかったんですね。今までは無料セミナーをやっても値段が安くても、全然売れなかったと。
松下:そうなんです。
おさる:値段じゃないんですよね。払う価値があればいくらでも払うわけじゃないですが、そういうところがあったんですね。成約率も良くなかったし、商品も無料の良い情報を出せていなくて、売上も最高で60万円ですか?
松下:月60万円ぐらいです。
おさる:これは平均ですか?
松下:平均です。コンサルがサブスクで月3万円~4万円ですので、3人決まってもその月に2人辞めちゃって、また2人増やしてトントンになったり。全然伸びなかったです。
おさる:なるほど。もともとはこれぐらいの売上で、この事業だけで月60万円ということは?
松下:60万円~100万円と波がありました。
おさる:年間1,000万円の事業ということですね。
質問② マーケ講座受講後の変化

おさる:質問2つ目です。講座に入ってどう変わったのか。売上の平均や最高とか、今の状況を教えていただけると嬉しいです。
松下:講座を受けてから平均月2,000万円~3,000万円に上がりました。
おさる:「何が変わったの?」「どうした?」みたいな感じですよね。
松下:最高は5,400万円です。
おさる:これはローンチをしたってことですよね?
松下:ローンチをしました。
おさる:大体60万円~100万円だったものが20倍、しかも最高50倍ぐらいになったわけです。これは何が変わったのかってところを聞かせてください。
質問③ 変化の決め手マーケ講座の良かった点

おさる:このレベルになってくると、売り方の部分もそうですし、事業モデル自体が全部変わっていかないと無理なレベルだと思います。質問3つ目です。変化の決めとなったものや講座の何が良かったのか、このあたりはいかがでしょうか?
松下:おさるさんの講座のなかで提供されているセミナー資料のテンプレートや集客してからのセミナーの導線・オファー、これをそのとおりにしたんです。今の自分の状態からおさるさんの言うとおりにやろうと思うと、事業モデルをまるっと変える必要がありました。
フロントの情報も全部出しちゃうとか、セミナー資料も全然逆のことをしていたので全部変えるとか。僕のなかで正直すごい抵抗があったんですけれど「大丈夫なんかな?」と思いながらやってみたら、1発目のローンチで1,000万円以上を売り上げました。300万円~500万円の高単価商品も作ったんですけれど、それも決まるようになって。
伝えている情報はそんなに変わっていないのですが
- 伝え方
- 順番
- 見せ方
- フロントの情報
を変えただけで全然違います。
おさる:今回なんでそもそも売上が月60万円~100万円だった人が月2,000万円になったのか。一番の決め手は、今までやっていた低単価のサブスクモデルをやめて手厚いサポートの高単価モデルにしたという、まさにおさるマーケ3.0の定義に当てはまるものに変えたこと。このあたりを詳しく教えていただけますか?
松下:もともとは月1万円・3万円・5万円という松竹梅みたいなサブスクのコンサルをやっていたんですが、これを100万円・300万円・520万円の買い切り型にしました。
その分内容をとにかく濃くして、さまざまなテンプレートを用意したり返金保証を付けたり、高いプランはクライアントワークの運営代行をして。買い切り型にした結果刺さるお客さんが多く、かつお客さんの質も良くなりました。
一撃で300万円を払っていただけるお客さんしか来ないので、結果も出してくれますし。結果を出してくれるから、僕も対談動画を撮らせてもらっているんですが、そういうものも撮れます。それを見た方がまた結果を出してくれて。
おさる:また高単価商品も売れる。まさに僕のマーケティング講座のとおりになっている。
松下:まさに今、それが起きています。
おさる:僕の高単価商品のモデルがなぜ高単価なのか。2万円でもともと売っていた商品を50万にするのではなくて、2万だとクライアントが多いのでサポートが薄くなる、これは構造的な問題ですよね。
これが50万円になると、人数が少なくなるのでめちゃめちゃコミットできる → 受講生の成果は出やすくなる → 口コミになってまた高単価商品が売れる。お客様もハッピーだし僕もハッピーになって、そこから口コミでまた売れるし、しかも対談動画も撮れる。そういった流れですよね。
松下:まさにおっしゃるとおりですね。
おさる:サポートも、月数万円のときよりもかなりレベルアップした感じだったんですか?
松下:もともとは動画コンテンツを用意して学んでいただいて、こちらも提案しながら質問し合うだけでした。おさるさんの講座に参加したときに、プラットフォームもそうなんですけれど、動画学習サイト・テンプレートの資料などすごく参考になる部分が多くて。
僕は動画だけの提供だったんですが、講座内ではテンプレートの提供もあって、それを弊社も真似させていただいたんです。するとお客さんの理解度も深まって、成果が出る率も満足度も上がりました。
おさる:もはや新規プロダクトですね。同じ内容なんだけれど、サポートもテンプレートも全部変えて。教えている内容自体のコンセプトは全部一緒だけれど、セミナーや売り方も変えて、低単価から高単価のモデルにしたと。
その代わりサポートをめちゃめちゃ濃くして、しかも受講生の実績もサブスクのときよりも増えて、全部完璧な状態になったんですね。
松下:おさる式を弊社のビジネスモデルに全部当てはめていった結果、当たり前なんですがうまくいきました。
おさる:踏み切れない人が多いと思いますし、大手の人だったりショップで牌をとるって苦手だと思うんですね。低単価商品で積み上がるサブスクだったり売却目的でやっていたり。けれど売却もそんなに甘い話ではなくて、数字のマジックじゃないですがそういうのもあって。目指しているってことはすごく大切です。
けれどシンプルに「お客様のため」とか高単価商品で取れる方っていうのは、明らかに売上も上がります。月100万円から2,000万円って、とんでもない売上の差じゃないですか。もう意味がわからない状態。
しかも成果保証・返金保証もつけて高単価商品でしっかり販売して、中身は変わらないけれどどんどん売れていった感じということは、今まで価値が伝わっていなくて安売りしていたってことですよね。
松下:そうですね。
おさる:もちろんサポートも少ないからそれだけの報酬しか得られなかった。
松下:3万円だったらお客様は3万円の期待感と、こちら側も3万円のサポートしかできないです。
おさる:顧客も多くなっちゃいますしね。僕がいつも言っているのは、安い商品だと顧客が多くなってサポートが手薄になるので、価格を高くして少なくなった顧客にコミットして教える。これが高単価のメリットであって、単純に安い商品を高くして売上を多くもらうことじゃないんですよね。
松下さんの口から言うと説得力があると思うんですが、今までサブスクをやっていて「積み上がる」って言うじゃないですか。ここはぶっちゃけどうなんですか?
松下:積み上がらなかったんです。1万円・3万円・5万円の松竹梅の話で言うと、1万円・3万円のお客さんが月3件~6件決まって「やった!」って当時は思いました。
「半年ぐらいは継続してくれるよね」と考えていたんですが、1か月経ったら2人辞め、2か月経ったら3人辞め。5人減った分をセミナーでまた集客するけれど、6人決まったとしても実質1人しか増えていなくて、そこを都度追っかけるような作業。当時は広告を打っていたんですが、広告費を考えたら「今月赤字じゃね?」って感じでした。
おさる:マイナスになるってことですね。
松下:いつになったらサブスクで月何百万円・何千万円になるんだろうって、途中で見えなくなってきたんです。
おさる:うん。
松下:そんなときにおさるさんの講座に出会ったのも、タイミングが良かったです。
おさる:初期でしっかりLTB(顧客生涯価値)を回収するモデルがすごく良いですよね。サブスクのデメリットって、多くの人は金額の積み上がりがあると思っているんですが、構造上サブスクは人数が多いのでサポートが手薄になりがちです。
もちろんサポートができればいいんですが、サポートをするとなると人をかなり入れなきゃいけなくて利益率も落ちたりして、リソース的にサポートするのが厳しくなる。すると解約率が増える。金額の積み上がりがあると思っている人がいるかもしれないですが、実際はないです。
サブスクの悪いところは、解約されてしまったら対談実績とか撮れないこと。僕も実際に入ったことがあって、ちょっと微妙だなって辞めちゃったんですね。
もしそこに残っていれば何かしら成果を出すじゃないですか。「対談に出てください」って言われたら僕は出ますよ、でも辞めちゃったので出られない。「人脈の積み上がりになっていないでしょ」っていつも言うんです。僕が無料のコミュニティにしているのはそういうこと。
受講生にしか言ったことがないんですが、サブスクは全然積み上がっていかないのと、サポートが手薄になりがち。もちろんいいサービスを提供していれば続くって思うかもしれないんですが、サブスクの構造上では月数千円~数万円。1人ひとりに個別コンサルティングやテンプレを全部渡すのは、ちょっと厳しいじゃないですか。
松下:厳しいです。
おさる:そういう構造的なところに着目すると良いんじゃないかなと思います。入会者と辞める人が同じぐらいですか?むしろマイナスになることが多かった感じなんですか?
松下:そうです。
おさる:これだけいいもの売っていても、そういうことですよね。
松下:今までの月1万円・3万円のコンサルをセミナーでオファーするのと、100万円・300万円の高単価商品があるんですけれど、成約率は変わらないです。むしろ高くしてからのほうが決まります。
高かったら売れないという勝手なマインドブロックが発生していて安くやっていたんですが、お客様のコミット具合と成約率は共に高いほうがいいんです。
おさる:抽象から具体にしていくと、多くの人は「価格で買ってくれないんじゃないか?」ってあるかもしれません。「お金がない」って僕らが言うときは意味が2つあると思っていて、物理的にお金がないのと精神的にお金がないこと。物理的にお金がないのは仕方がないですよね。
でも松下さんの場合だと、お金を持っているお客様が多いと思うんです。物理的にお金がない訳じゃなくて、精神的に払う価値がないから払わないし、払う価値があればいくらでも払う。僕の講座は150万円するんですが、回収できるからほぼ100%で決まります。
価値が伝わっていれば、松下さんみたいにむしろ高単価商品が売れる。しかも高いほうが価値があると人間は感じたりしますし、サポートもこれだけしてくれるってあるじゃないですか。人間は価格を求めているんじゃなく、価値を求めているってことですね。
松下:そうです。
おさる:抵抗があったとは思いますが、高単価にして本当に良かったですね。さらに高単価商品もバンバン売れたので、月の売上も2,000万円ぐらいいきますよね。
松下:いきます。
おさる:良いときで5,000万円売り上げて、さらにダウンセル商材。まさに僕の講座でもバリューラダーみたいな形で、高いものを売って微妙だったらダウンセルをやる。このあたりも実践していただいたんですね。
松下:例えば個別相談で100万円の講座をお売りしたいけれど、結果的に講座の入会を検討するような形で流れそうになり「金額が理由ですか?」などヒアリングをさせていただいて、本当に金額が原因だと。
おさる:ありますよね。
松下:ちょっと下の講座をオファーするとか、後日フォローアップセミナーをして30万円ぐらいの商材をオファーして。最初のローンチは高単価商品だけを売って1,000万円だったんですね。
2回目のときにそれをやったら、高単価商品の売上は800万円だったんですがダウンセル商材で400万円決まったので、結果的に1,200万円になって売上が最大化できました。
おさる:完璧な流れ、マーケ3.0の理論ですよね。まず高単価商品からしっかりと販売していって、機会損失をなくしていってそこで売り上げる。そこでダメだったらダウンセル。精神的じゃなくて、本当に物理的にお金がない方は多いので、安い商品をそのあとに提案する。
バリューラダー的に商品数を増やす・商品の売り方を増やすのがポイントです。高単価商品を軸に、そこで売れなかったら個別相談でダウンセルをして売る。個別相談とダウンセルはめっちゃ相性が良いですよね。
松下:相性がいいですね。
おさる:セミナーだけだとダウンセルはしにくかったりしますが、個別相談ですので提案ができる。会社の決算書もかなり変わったとのことですが、このあたりはいかがですか?
松下:もともと物販事業がメインだったので、借り入れも正直1億円とかあったんです。物販をやっている方ならわかると思うんですが、売上が伸びているとキャッシュがどんどん先に出ていってしまいます。
おさる:そうなんですよね。
松下:1億円を借りているけれど、すぐに返してって言われると在庫に変わっちゃっているので返せないです。これがおさるさんのマーケ講座に入って伸びたので、前期までの決算では現金のほうが負けていて「5~6年ぐらいかからないと返せないかな」という状態でしたが、入って6か月経って締めた決算書を見たら無借金でした。
おさる:やばいですね。
松下:全部最初に、キャッシュインが一括でドンッと入ってきます。
おさる:すごい。
松下:たった半年で無借金経営になりました。銀行員の方に決算書を見せたら「社長これ、何があったんですか?」「前々期までの決算書と全然違う」「なんか新しいこと始めたんですか?」と言われて「実はこういうことがありました」ってお話をしたら銀行さんの評価も上がり、決算書も磨かれました。
おさる:物販事業の方だと、どうしても売上は高いけれど利益率が良くなかったり、借金があったりします。
松下:融資に頼りがちになると、高度な在庫管理だったりキャッシュマネジメント的なものがいるんです。物販事業とサポート事業の2軸でやっていて、サポート事業がガンッと伸びたので、キャッシュがあると精神的な余裕が違います。
おさる:物販など利益率の低い方たちは素晴らしい売上が出ているので、その実績を使ってオンラインの事業とかを立ち上げて利益率のいいビジネスを持ったほうが、結果的に物販事業やさまざまなところに再投資ができますよね。
松下:投資ができます。
おさる:そういうのをすごく大切にしていただくといいと思います。こんな形で売り上げて、皆さんわかりましたでしょうか?「そりゃなるよな!」って思いますよね。
シンプルに高単価商品にしてサポートを濃くして、今まで安売りしていたけれど本当は価値のあるものです。しっかり価値があるんだよってことを伝えて、なおかつサポートもしていけば、売上が20倍になることが普通にあるとわかっていただけたでしょうか。
実際に僕の英語の業界でも安く売っている方はいっぱいいますけれど、僕のモデルに変えたら一気に変わっているので、どの業界も同じですよね。
松下:そうですね。
質問④ どうマネタイズしたのか?

おさる:4つ目の質問です。どうマネタイズしたのか、このあたりを教えていただきたいです。どういった導線で売られているんですか?
松下:基本的にはYouTubeとTwitter(X)で情報発信をして公式LINEに入ってもらうのが1つ。あと若干特殊なんですが、Yahoo!さんと一緒にセミナーをしているのでそこで共有していただくリスト、この2本立てで集客をしています。
メインは公式LINEで無料情報をどんどん発信していって、そのセミナーに参加していただいた方に講座のオファーというのが1つの導線で、もう1つは個別相談です。
Yahooショッピングのアカウントを私が個別で添削する企画をやっていて、運営のお悩みを聞いたりお店の課題を提起して「解決策としてこういったサービスがありますよ」ってオファーをして買っていただく。この2つがメインになります。
おさる:なるほど、すごくわかりやすかったです。YouTubeの再生回数も平均2,000回ぐらい、ここからも集客できているけれどYahoo!さんと一緒にJVというか……。
松下:一緒にセミナーをさせていただいています。
おさる:そこからのリストもかなり多いんじゃないですか?
松下:数百件とか毎月あります。
おさる:そこでセミナーをやって販売をする。セミナーだけで売り切る場合もありますし、セミナーから個別の添削っていう訴求で、個別でまたダウンセルだったり商品を紹介するんですね。
主な集客としてはSNSとLINEヤフー株式会社さん、この2つがあって売り方も2種類ある。Yahoo!さんとのジョイントベンチャーでセミナーをやっていたと思うんですが、YouTubeの効果はいかがですか?
松下:YouTubeは長尺が基本じゃないですか。ですので視聴回数が1,000回~2,000回でもYouTubeを見てくださった方は何かを買いたい状態で来てくれるので、教育ツールとして最強だなと思います。視聴回数が2,000回でも、1本の動画で公式LINEの登録が20~30人入るときもあって。
何よりマネタイズとは若干違う話になっちゃうんですが、同業他社さんが弊社のYouTube見てくれて、その方が転職をする際にその動画を見てくれたことがきっかけでうちに来てくれたりしました。採用にも2~3人つながっています。
おさる:採用につながりますよね。動画を見て「もっとこの会社で働きたい」そうなったりするってことですよね。
松下:そうなんです。
おさる:1,100人ぐらいの、このチャンネルからですか?
松下:そうです。
おさる:4か月前の1本目から2,600回、びっくりしましたね。
松下:意外と回りました(笑)。
おさる:めちゃめちゃすごいですよ!1本目って100回とかでもいいんですよ。
松下:実は3年ぐらい前に1回見よう見まねでYouTubeを始めたことがあって、1本目の動画の再生回数が確か46回でした。数か月経って200回とかで、1,000回はいったことがなかったです。おさるさんの講座のおさる式で台本どおりに撮ったら2,000回、自分でも回るんだって(笑)。
おさる:ニッチっていったら変ですけれど、英語と違って大きなジャンルではないですよね。「ヤフショの専門家」で調べていただくと8本の動画があって、登録者が1,000人前後いらっしゃいますので、1本目の『Yahoo!ショッピングのSEO対策』をぜひ見てほしいです。
動画を見ていただくとおさる式ってわかると思うんですが、これで再生回数も伸びますし教育が進みますよね。クオリティが高いのでここから学んでいこうと思うし、公式LINEのリストも動画1本で20人が入ることがあって。まだ全然初期ですけれど、YouTubeからの経由でどれぐらいの売上が出たりするんですか?
松下:毎月1,000万円~2,000万円のベースのうち半分ぐらいは出ているので、YouTube経由でも1,000万円ぐらいは売り上げています。
おさる:すごいっすね!
松下:単価が300万円と高いのもありますが。
おさる:1~2本売れるだけでも600万円いくわけですもんね。
松下:300万円とか500万円の高い商品ほど事前に「この人から買って大丈夫か?」ってよく見るじゃないですか。
おさる:そうですね。
松下:そのツールとしてYouTubeは最強です。Twitter(X)だと文字だけなんで、ちょっと伝えにくいところがあるじゃないですか。
おさる:そうですね。
松下:これだけ濃い目のノウハウを出しているので、結果的に「ほかの会社さんと比較して、無料でここまで情報出してくれて信用できました」と言っていただけることが多いです。
おさる:全部点と点が線になっています。僕のモデルは高単価を売りましょう、高単価を売る理由としては、サポートが濃い → 成果を出してもらう → 口コミを生む → 高単価商品の新規獲得コストが下がる。
高単価商品を買ってもらうためには口コミが必要で、その口コミをどうやって伝えるかですよね。YouTubeの実績者動画だったり普段の集客動画で価値提供をして、ファン化して購入してもらう。全部つながっていません?
松下:そうですね。
おさる:YouTubeでファン化して、高単価商品が売れる。ファン化した人って成果も出してくれるじゃないですか。コミットしてくれるし、高単価商品だからサポートもしてくれてまた成果出る。その口コミがYouTubeで回って、そのYouTubeを見た人がまたファン化して、また高単価商品が売れる。グルグル回るみたいな感じですね。
YouTubeの大事なところって、集客ができる・ほかのプラットフォームに比べて再生回数が回る・億の売上を狙えるという考え方もあるんですけれど、売上を出すための因数って複数あるじゃないですか。その因数を効率よく達成することができる。
例えば成果を出しやすくなるとかファン化できるとか、1回のアクションで一石5鳥みたいな、そういうのができるなって思います。YouTubeの導線のところも軽くお話を聞きたいんですが、YouTube → 公式LINE誘導 → セミナー案内、こんな感じですよね?
松下:そうですね。
おさる:あと特に頑張ったのは、無料情報を充実させたことですか?
松下:公式LINE登録をしたら無料でもらえる情報に全力を注ぎました。おさるさんの特典を見て衝撃を受けたんですが、無料で出していいレベルじゃないだろうって正直最初は思いました。情報量がすごいじゃないですか。
物販系ですので出しすぎるとサポートするときにお伝えすることがなくなると思ったんですが「やってみよう」と、ぶっちゃけ全部出してみたんです。それを見た方が「こんなの見たことない」「きっと無料でこれだけ出してくれるからサポートも上質に違いない」って言ってくれて、それで決まりました。12大特典を作った結果……。
おさる:めちゃくちゃ伸びたと。
松下:最初は5個でやっていたんです。12個にしたのでボリュームも増えて、リストイン数が増えたというのもありました。
1つあったのは、無料情報を全出ししてセミナーをやりましたが、その場では決まらない人っているじゃないですか。毎回セミナーには参加してくれてQ&Aも送ってくれるけれど、1回目は「買わない」2回目は「無料情報で売上が伸びました」という報告をいただいて「ありがとうございます」とお伝えしました。3回目も「あれから伸びました」と。
ところが4回目ぐらいで買ってくれたりするんです。フロント情報が良いんで自分で頑張ってみるんですが「松下さんのサポートを受けたい」となって、半年後とか4か月後ぐらいに成約になる、こういうケースが最近増えています。
おさる:なるほど。この話もすごく良い言語化でしたよね。フロントの内容が良ければファン化するところもあります。ですがもっと大きなところを見ると、フロントの情報がいいとマネタイズできている人がいて満足してくれる。
さらに有料のいい情報でもっと早くできるんじゃないかって、ある意味アクションを起こさせてもらえるので、自分じゃできないんだって体感を得るきっかけになりますよね。
松下:そうなんです。
おさる:「自分じゃ無理なんだ」って気付かせたら勝ちなんですよね。
松下:勝ちです。
おさる:そのためにどうするかっていうと、無料の良い情報を出すことですね。最後に1つ聞きたいのですが、サポートってどんな感じでされているんですか?
松下:基本的なサポートとしては、講座のコンテンツがあって動画と資料です。物販ですので、運営を効率化するためのシステムの提供ですよね。
各種そのまま使っていただいたら売れますよというテンプレートであったり、売れる商品のリストを提供したり。サポート面ではチャットサポートや、上位プランだと私どものほうで手を入れてあげたり、ワンストップでサポートをしています。
おさる:特にほかの会社さんと違うところはありますか?まるっと受ける感じなんですかね?
松下:物販系のスクールを運営している方々の定番モデルとしては
- 動画
- 勉強
- Chatworkなどのグループチャットでサポート
この3つが大体メインだと思います。
うちの場合は「こうしたら売れるのに」って講師側がわかっているので、そのページを全部作っちゃう。売れる商品も、これをやったら売れるよって紹介しちゃう。それを運用するところまでやっています。その間にノウハウをちゃんと覚えてもらって、追いついてきたらやってみてという感じでまるっとやっています。
おさる:まずは僕のテンプレを全部真似してもらって、成果をとりあえず出してくださいと。成果を出してくれたら勝手に学んでわかるじゃないですか。
僕の場合は受講生にやらせていますけれど、松下さんたちの場合は全部こっちがまるっと受けて、ノウハウも覚えてもらう。最初は補助輪を付けて少しずつ外していって、自分たちでも外せるようになっていってもらうんですね。
僕もこれに関してはすごく意見があって。多くの人って自分の頭で考えないと根本的な解決にならない、だから具体的な手法とかをあえて教えない、そういう人たちが発信するのを見たことがあります。
個人的には習うより慣れろという感じで、あとから理論はついてくるので、慣れろ状態にさせてからめっちゃサポートしてあげることが指導者として大切だと思います。
松下:商品が100万円・300万円するので、まず第1に結果を出していただくところに焦点を置いた結果、そういったサービスも用意した感じです。
おさる:これはすごく勉強になります。こういった感じでサポートをして、成果を出させて、また受講性の実績が出て。高い商品は売れないだろうと思うかもしれないですが、口コミがあって価値が良ければ売れます。
口コミを出すために高単価にしてサポートをしていけば、全部がつながってきますから。少ない人数で教えられるので成果も出るし、そんなに売上も立てる必要はないですしね。低単価でみんなに成果を出させるっていうのは、難易度が思ったより高いんですよ。
松下:モチベーションがそこまで高くない方が割合的に増えてしまうので、そういった方々はノウハウがいくら正しくても理解・行動してもらうのはなかなか難しいです。
おさる:今回は僕のモデルが松下さんのところでより効果が出たなって感じました。
質問⑤ これからの戦略について

おさる:最後の質問です。これからの戦略について、松下さんの今後の展望などこのあたりはいかがですか?
松下:おさるさんの講座のおさる式を導入してから非常にうまくいって、会社の業績も好調に伸びました。今後は先ほどお話した「全部作ってやってあげるサポート」の部分も充実させつつ、もっと結果が出るようにしていきたいです。
今回講座で伸びた数字の利益やシステムをいろいろ発信してプラットフォームを作ったり、よりお客さんが結果を出すためのシステム開発にも全力で投資していって、より多くの方が結果出せるような仕組みを作っていきたいなと思っています。
おさる:すごいですよね。素朴な質問なんですけれど、年間1,000万円の事業が年間3億円の事業になりましたが、気持ちとしてはどういう感じなんですか?
松下:正直あまり実感がなくて。1つ言えるのは会社の決算書がすごく良くなって、すごい額の納税が発生したこと(笑)。急に伸びたじゃないですか。働いてくださる社員さんのお給料に還元できましたし、モチベーションが上がって環境も良くなりました。
おさる:こんなに潤ってしまって、しかも利益率も高いけれどお客様の数も別にそんなに多くなるわけじゃなくて。関わるお客様が少なくて、高単価で、しかもコミットして。ハッピーになる割合が増えますよね。
松下:一番は成果を出していただけるお客様が増えたこと。満足度も上がったので、仕事がすごくしやすくなりました。
おさる:サブスクって絶対の母数が多いじゃないですか?
松下:多いです。
おさる:母数が多いのに成果が出ないし、割合は当たり前のように少ないし、絶対数も少ないです。例えばサブスクで1,000人・高単価で100人集めたとしても、サブスクの1,000人よりも高単価で集めた100人のほうが成果が出ることが多いみたいな。
松下:全然多いです。
おさる:そうですよね。母数は少ないのに売上が上がっているのもそうだし、もちろん割合なんて高単価のほうが多いですよね。ぜひ皆さんもこの動画を見て参考にしてください。僕は本当にこのモデルが最強だと考えています。
真似をして全員がうまくいっているので、大変ではありますが、本来起業って大変であるべきです。楽をせずにちゃんとやっていただくといいんじゃないかなと思います。
宣伝と視聴者へのメッセージ

おさる:最後に宣伝と視聴者へのメッセージをいろいろと聞いていきたいと思います。僕の動画の概要欄に松下さんのYouTubeなどいろいろ貼らせていただくんですが、公式LINEの特典もあるということで、軽くお知らせしていただけますか?
松下:私の公式LINEでは、Yahoo!ショッピングの専門家としての知見を活かした『Yahoo!ショッピングの売上アップの教科書』をPDF資料として用意しています。
100枚以上のボリュームになるんですけれど、Yahoo!さんにも中身を見ていただいていて、ノウハウ的にもしっかりしたものです。これをちゃんと見てやっていただければ、無料でもガンガン売上が上がっちゃうようなレベルの内容になっています。
あとは運営する上で必要なクーポン・LINE公式アカウント獲得のテンプレート、そういったものも用意しております。一番の目玉としては、私が直接Yahoo!ショッピングのアカウントを個別で添削させていただくサポートです。それをお申し込みいただければ、直接お話しをしてアドバイスさせていただきます。
おさる:数に限りがあります。松下さんの公式LINEの特典とかを出しておきますので、登録してぜひ受け取っていただければと思います。
最後にどんな人に僕の講座を紹介したいか皆さんに聞いているんですが、このあたりはいかがですか?
松下:以前の私は「安くてもいいからどんどん数を打って収益を上げないと」ってところにドハマリして、逆に苦しんでいました。
繁盛貧乏じゃないんですが、忙しいけれど儲かっていない方ってけっこう多いと思います。そういう方は間違いなく僕と同じようなことが起きるというか、高単価商品がバンバン売れて仕方がなくなりますので、ぜひ入っていただきたいです。
すでにYouTubeとかで伸びていてSNS発信をしている方でも、おさるさんの講座に入ったらさらに伸びるだろうなっていう要素しかないです。
おさる:販売導線が変えられますからね。
松下:そうですね、そういう方にもぜひ入っていただきたいです。僕よりもっとすごい結果を出されている方が大勢いらっしゃいますので、皆さんに参加していただきたいなと思います。
おさる:ありがとうございます。僕の講座って
- 集客
- 販売導線
- セールス
- サポート
- 講座運営
あらゆるところで改善ができるので、1個が変わればすべての数字が変わっていきます。
今回松下さんのケースだと、YouTubeで集客もできて、なおかつ販売導線のモデル・サポート・セールスの資料も全部変わりました。全部変わるとこうやって売上が20倍になったりするので、どこか1つでも変われば2倍・3倍なんて平気でいけます。
興味がある方は、松下さんのメディアの下に僕の公式LINEも置いておきました。特典が10個と本も1,500円であり、このモデルがかなり学べるんじゃないかと思います。
おさる:今回はSNS動画マーケティング×コンテンツ販売の受講生実績者の松下さんに来ていただきました。本日はありがとうございました。
松下:ありがとうございました。
おさる:それでは次回の動画でお会いしましょう。