マーケYoto(よーと)
こんにちは、おさるです!今回は、YouTube登録者数206万人、お酒とカクテルをテーマに情報発信しているYotoさんにお話を伺いました。「エンタメ系」「趣味系」「非稼ぐ系」と呼ばれるジャンルでどうやって自社商品を販売し、月商450万円、累計で600万円以上を達成したのか。その秘密をじっくりと深掘りしていきます。
広告収益や企業案件だけでは不安定になりがちなインフルエンサーのキャリア。そこでYotoさんは自身の知識やスキルを商品化し、セールスや仕組みを構築することで、安定的な収益化に成功しました。今回は「好きなことで稼ぎたい」「趣味を仕事にしたい」「非稼ぐ系ジャンルでも成果を出したい」と考えている方にとって、必ずヒントになるはずです!
この記事でわかること
この記事はこんな方におすすめ
お酒系YouTuber Yotoさんの受講前後のビフォーアフター

広告収益だけに依存していた頃の悩みと限界
おさる:改めまして今回はよろしくお願いします。まずはYotoさんの自己紹介からお願いできますか?
Yoto:初めまして。「お酒とYotoの物語」というYouTubeチャンネルを運営しておりますYotoと申します。もともとは日本とスペインでバーテンダーをしていました。お酒やカクテルの魅力をもっと多くの人に伝えたいと思い、発信を始めて現在5年目になります。チャンネル登録者数は約206万人、Xのフォロワーは1万3,000人ほどです。
おさる:YouTubeもXもすごい数字ですよね。もともとはどのように収益を得ていたんでしょうか?
Yoto:完全に広告収益と企業様からのタイアップ案件のみでした。ただそれっていつ案件が来るかわからないし、収入も不安定なんですよね。パンデミック以降、芸能人のYouTube参入も増えて競争が激化して、広告モデルでは限界があると感じました。
おさる:まさに多くのYouTuberがぶつかる壁ですよね。そこからどうやって自社商品販売にたどり着いたんですか?
Yoto:きっかけはおさるさんの本でした。本を読んで衝撃を受けて、すぐにYouTubeチャンネルも何周も見ました。「この人何者だ?」と思って(笑)。そして個別相談に申し込んで、その流れで講座に途中入会したんです。
おさる:本が入口だったんですね。やっぱり広告収益モデルだけでは続けられないと感じたのが大きかったんですか?
Yoto:はい。フォロワーの方々と長く関わり続けたかったので、広告モデルに限界を感じていた自分にとって、自社商品でマネタイズするという考えはまさに光でした。

多くのクリエイターが抱える悩みが「広告収益の限界」です。Yotoさんのようにフォロワーが多くても、広告や企業案件に頼ると収入が不安定になり、将来の見通しが立ちにくくなります。そんななか自社商品を作り、直接フォロワーに価値を届けるモデルは再現性も高く、ビジネスとしての安定感が得られます
講座受講後に月商450万円を達成するまでの変化とステップ
おさる:講座を受けてからどんな変化がありましたか?
Yoto:一番大きかったのは「自分の商品を持てた」ことですね。広告収益に頼っていたときは、自分でコントロールできない状態でしたが、自社商品を持ったことで安心感が生まれました。
おさる:お酒やカクテルって、いわゆる稼ぐ系じゃないじゃないですか。それでも売れるって思えたんですか?
Yoto:正直、最初は不安でした。でも講座で学んだことをそのまま実践してみたら、反応があったんです。興味を持ってくれる人がいて、自分の作った商品でも売れるんだって実感しました。
おさる:実際、最初は無料の個別相談で90名対応して5名成約ですよね。すごい行動量でしたよね。
Yoto:そうですね。最初はセミナーではなく個別相談だけでしたが、やってみて見えたことが多くありました。そこからLINE登録 → 動画案内 → セミナー → 個別相談という流れに変えて、セールスの導線も最適化しました。
おさる:セミナーではカクテルを一緒に作るワークもあったとか?
Yoto:そうです。最初は動画で完結させようとしていましたが、視聴者がお酒を飲みながら見ているので行動につながりにくかったんです。セミナーでリアルタイムに一緒に作ることで、参加者の温度感がまったく違いました。

非稼ぐ系ジャンルでも「悩みのスイッチ」を入れる工夫次第で売上は作れます。Yotoさんは、お酒を通じて人間関係を豊かにするというベネフィットに着目し、セールスのストーリーを再設計しました。また、行動を促すためにセミナー形式を導入し、参加体験そのものを価値あるものにした点もポイントです
0 → プラスのマネタイズを実現した販売戦略(非稼ぐ系ジャンルでも成果)

まずは動画視聴者をセミナーへ、そして個別相談へ繋ぐ販売動線
おさる:ここからは具体的な販売の流れを教えてもらいたいのですが、LINE登録からどうつなげていったんですか?
Yoto:YouTubeの概要欄やコメント固定でLINEに誘導していました。登録してくれた方にアンケートで「カクテルを一緒に作るセミナーに興味ありますか?」と聞いて、興味があると答えた方にだけ短い案内動画を送りました。
おさる:なるほど。最初から売り込みじゃなくて、まずセミナー参加のハードルを下げたんですね。
Yoto:はい。最初は動画でワークをやってもらおうとしたんですが、お酒を飲みながら動画を見ている人が多くて、行動してくれないんですよね。そこで「セミナーで一緒に作りましょう」と提案するようにしました。
おさる:確かにセミナーだと、その場で一緒にやってくれる可能性が高いですもんね。
Yoto:そうなんです。あと、お酒のセミナーって飲み会と勘違いされてしまうことも多いので、事前の案内で「学びの場」であることを明確に伝えました。興味のある方にだけ個別相談をご案内しました。

視聴者をセールスへ誘導する際のポイントは「いきなり売らない」ことです。Yotoさんのように、段階を踏んで関係を築きながら案内することで、押し売り感をなくし、自然な購入につながります。お酒というジャンルの特性上、目的や期待値を事前に伝えることで、質の高い見込み顧客を集めることができました
“悩みがない商品”でも売れる理由と、ベネフィット訴求の極意
おさる:ジャンルとして“悩み”が見えにくいお酒やカクテルですが、どのように興味づけしたんですか?
Yoto:そこは本当に苦労しました。お酒で悩んでいる人ってあまりいないじゃないですか。でも深く考えると、お酒は日常の癒しや人間関係、恋愛にも関わってくるんです。
おさる:たしかに。普段の仕事の疲れや、奥さんとの時間とかね。カクテルがそれを豊かにするツールになるんですよね。
Yoto:はい。実際に夫婦関係が冷えていた生徒さんが、カクテルを作って奥さんに渡したことで関係が改善した例もありました。これって単なる趣味じゃなくて、人を笑顔にする力があるんですよね。
おさる:なるほど。悩みというより、未来の理想像を描かせるベネフィット型の訴求ですね。
Yoto:そうです。例えば「宅飲みで彼女と一緒に飲むとき、彼女がハイボール苦手だったらどうしますか?」とか。こういう例で共感を引き出すようにしています。

「悩みがない」ジャンルでも、ベネフィット訴求で未来を提示することで十分にセールスは可能です。Yotoさんのように「そのスキルがあればどんな体験ができるか」を具体的に想像させることで、潜在的な欲求を引き出すことができます。特に恋愛、人間関係、癒しといった感情面のベネフィットは、多くの人に共感されやすい切り口です
売れる商品づくりの秘密と再現性あるコンテンツ設計

お酒・カクテルでも売れる!購入される商品の共通点
おさる:講座に入ってから商品づくりはどう進めたんですか?
Yoto:正直、最初はまったくイメージがなかったんです。どんな構成にすればいいかもわからず、焦りました。ただ講座内で配布されたテンプレートやスライド資料が本当に助けになりました。
おさる:実際に商品になったのは、どんな内容なんですか?
Yoto:6か月間のコーチングプログラムです。月に1回の個別セッションと24時間質問し放題のチャットサポート、あとはカクテル作りの動画添削などです。さらに卒業時にはオンライン飲み会もおこなっています。
おさる:めちゃくちゃ手厚いですね。しかも一般の人向けにしたのが良かったですよね。プロのバーテンダー向けではなく。
Yoto:そうなんです。現役バーテンダーではなく、日常でお酒を楽しみたい一般の方に向けた内容にしたことで、間口も広がりました。プロ向けだと市場は狭くなってしまうので。

売れる商品には「再現性」と「共感性」が必要です。Yotoさんは、プロではなく一般層に向けて商品を設計することで「自分でもできそう」と思わせる導線を作りました。実際に手を動かし、結果が得られる内容にすることで、顧客満足度も高まります。また、テンプレートや流れがあることで、初めての商品づくりでも迷わず進めることが可能になります
セールス嫌いでも売れる仕組みとセミナー設計のコツ
おさる:セールスに対する抵抗はありましたか?
Yoto:めちゃくちゃありました(笑)。もともと誰かに何かを売りつけるのが苦手で。でも講座のなかで学んだ「売らないセールス」の考え方に本当に救われました。
おさる:それ、よく言われます(笑)。僕の個別相談でも、最後まで講座の案内をしなかったって言ってましたよね。
Yoto:はい。本当に最後の最後まで何も言われなかったので、逆に「これ自分から聞かないと終わるやつだ」と思って、自分から聞いたんです(笑)。あの体験が印象に残っていて、今もそれを自分のセールスで実践しています。
おさる:実際、興味がある人にだけ案内するってスタンスは、自分も相手も気持ちいいんですよね。嫌な営業感が出ない。
Yoto:そうなんです。セミナーでも、最後に商品の話をするのは、残ってくれた方だけにしています。しかも価格の話もしないで、興味があれば個別相談にどうぞ、というスタイルにしています。

「売ることへの抵抗」は多くのクリエイターが抱える悩みです。しかし本質的なセールスは「必要な人に、必要なものを届けること」。Yotoさんのように、自分の価値を押しつけず、興味を持った人にだけ提案することで、自然な購入に繋がります。セミナーから個別相談へ、そして販売へという流れは、信頼構築を重ねることで成約率も高まる手法です
非稼ぐ系ジャンルでも成果を出すためのマインドセットと実行力

0から始めた商品開発と初のセールス体験
おさる:講座に入ってからの動き、ものすごく早かったですよね。
Yoto:そうですね。途中入会だったこともあって、ほかの受講生の成果を見てめちゃくちゃ焦ったんです。完全に環境のおかげです。
おさる:焦りをエネルギーに変えるタイプですね(笑)。
Yoto:はい。やるしかないって思って、動画を何度も見て、まずは失敗してもいいから数をこなそうと決めて行動しました。商品作って、ローンチ動画とプレゼント動画も用意して、Lステップで導線も組みました。
おさる:最初の個別相談では90人対応したって言ってましたよね?
Yoto:そうです。実際には約90人、そのなかで5人が購入してくださいました。この体験が自分にとって大きな財産になりました。
おさる:大事なのは売れたこと以上に、会話のなかで「これが売れる」「これは売れない」って肌で学べたことですよね。
Yoto:はい。本当にそうで、お客様の反応から得た気づきが次の商品設計に活かせました。そこからセミナー型にも挑戦するようになりました。

どんなに優れたノウハウでも、実行しなければ結果は出ません。Yotoさんのように、まずは数をこなすこと、実際にお客様と接して体感値を得ることが成果への最短ルートです。非稼ぐ系ジャンルでは特に「売れないと思い込んで行動しないこと」が最大の障壁になります。売れるかどうかではなく、行動して確かめる姿勢が重要です
環境と仲間が成果に与える影響とは?
おさる:講座の環境ってどうでしたか?途中入会でもやりやすかったですか?
Yoto:それはもう圧倒的に良かったです。まわりの方々がすでに成果を出していて、それがすごい刺激になりました。僕も早く追いつかなきゃって。
おさる:競争というより、良い意味での“背中を見せ合う”関係ですよね。
Yoto:はい。まわりの基準値が高いので、自分のなかの当たり前も自然と引き上がりました。それにおさるさんのフィードバックがとにかく早くて、しかも想像以上の内容で返してくださるんです。
おさる:ありがたいです(笑)。僕も早く返すことで成果が早く出るってわかっているので、そこは本気で取り組んでます。
Yoto:ボイスメッセージとかも驚きました。質問したら文章じゃなくて音声で返ってきたのがすごく印象に残っています。
おさる:文章だと伝わりづらい熱量も、声だと伝わるんですよね。僕は講師というより伴走者なので、できるだけ受講生に寄り添いたいんです。

成果を出すためには「環境」がとても重要です。Yotoさんのように、高い基準のなかで切磋琢磨することで、自分自身の成長スピードも上がります。また、講師との距離が近く、すぐにフィードバックがもらえる環境は、実行力を維持するための大きな支えになります
今後の展望と、趣味系・飲食系インフルエンサーへのメッセージ

より多くの人の“お酒時間”を豊かにするための次なる挑戦
おさる:ここまでの成果を踏まえて、今後の展望ってどんなことを考えていますか?
Yoto:まずは今のコーチング形式の商品を、より多くの方に届けられるように講座形式に変えていきたいと思っています。もっと多くの人のお酒時間を楽しくしたいので、仕組み化を進めたいです。
おさる:今の内容なら十分に講座化できますよね。需要もありますし、運営負担も減らせそうですね。
Yoto:そうなんですよ。あともうひとつ考えているのが、飲食系や趣味系の発信者さんへの支援です。僕自身がずっとマネタイズに悩んでいたので、同じような方たちにマーケティングやセールスの考え方を伝えていきたいです。
おさる:Yotoさんが第一人者になれる領域ですね。飲食や趣味ジャンルの人たちって発信しててもリアル店舗を持ってない場合、特に困っている方が多いですから。
Yoto:まさにそうで、広告収益に頼っていた頃の自分と同じような人を本当に多く見てきました。そこに対して自分の経験を活かして、支援していけたらと思っています。

発信だけに頼ると、どうしても収益の柱が不安定になりがちです。とくにリアル店舗を持たない飲食や趣味系のインフルエンサーは、Yotoさんのように「好きなことを仕事にする仕組みづくり」を身につけることで、活動を継続できる力になります。今後はこの分野での支援も大きな価値になります
趣味や飲食発信者に届けたい、マネタイズの可能性と支援の思い
おさる:最後に、これから自分の商品を作ってマネタイズしていきたいという飲食系や趣味系の方へメッセージをお願いします。
Yoto:僕自身、広告収益モデルしか知らなかったところから自社商品を持って月商450万円、累計600万円を達成できました。それは僕が特別だったからではなく、正しい順番と仕組みを学んで実践したからです。
おさる:ほんとにそのとおりですよね。スキルがあるのにマネタイズができてない人も多くいますから。
Yoto:そうなんです。発信だけでなんとかしようとして、広告に依存して、でも不安定で続けられない。そんなループにいたからこそ、同じような人に伝えたいです。好きなことでちゃんと稼いで、継続する力を持ってほしい。
おさる:しかもYotoさんの場合、広告・タイアップ・グッズ・事務所など全部経験してきたからこその説得力がありますよね。
Yoto:はい。だからこそ言えることも多いと思います。実際に今、飲食系や趣味系で発信していてマネタイズに悩んでいる方には、30分の個別相談を無料で受け付けています。僕の公式LINEから申し込んでもらえればと思います。
おさる:動画の概要欄にも貼っておきますね。ぜひ登録してもらえればと思います。

Yotoさんのように、特別なスキルではなく日常にある“好きなこと”を活かして成果を出すケースは、今後さらに増えていくはずです。大切なのは、売ることではなく「価値を正しく伝えること」。発信力と販売力を両立できれば、好きなことを継続的な仕事に変えることができます
補足解説
お酒やカクテルのような、いわゆる「非稼ぐ系」とされるジャンルでも、コンテンツや販売導線の工夫次第で確実にマネタイズは可能です。Yotoさんは、広告収益に頼る不安定な状態から抜け出し、自分の商品を持ち、月商450万円、累計600万円を超える成果を生み出しました。
この成功の背景には、以下の3つの要素がありました。
- 「商品の価値をベネフィットで伝える力」
- 「セールスへの苦手意識を乗り越える仕組み化」
- 「数をこなす行動量と、環境に飛び込む勇気」
Yotoさんの事例は「好きなことを仕事にする」を本質的に実現した好例です。特別な才能や、稼げるジャンルにこだわる必要はなく、誰もが自分のなかにある「好き」や「経験」を商品化できます。重要なのは、発信を“届け方”と“導線設計”で変えること。これからマネタイズを本気で考えている方にとって、非常に再現性の高いヒントが詰まった実践事例でした。
この記事から学べる5つのポイント
1.非稼ぐ系ジャンルでも売れる導線を設計すれば収益化できる
広告や案件に頼らず、自社商品で収益を安定化させることが可能です。
2.「悩み」ではなく「未来の理想像」で欲求を刺激する
お酒や趣味のようなジャンルでも、ベネフィット訴求で購買意欲を引き出せます。
3.セールスが苦手でも“売らない売り方”で自然に商品が売れる
興味がある人にだけ案内する「相談導線」で、無理な営業は不要になります。
4.テンプレートや環境を活かせば、初心者でも商品設計ができる
講座や仲間の存在が、行動のスピードと成功確率を大きく引き上げてくれます。
5.行動と改善を繰り返せば、0からでも大きな成果は作れる
90名との個別相談、セミナー実施など、行動量が信頼と売上につながります。