受講生名

しも@簿記の鬼教官

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「自分の知識や経験を活かして、誰かの役に立てたら」そんな純粋な思いから始まり、10年以上にわたってボランティアで簿記を教えていたしもさん。収益はゼロ、そもそもお金にするつもりもなかったという彼がたった1か月で530万円の売上を達成した背景には、SNS活用と「型(テンプレート)」によるマーケティングの力がありました。

しかも、ただ売上を伸ばしただけではありません。「やる気のある受講生だけに教える仕組み」を構築し、自分のモチベーションも受講生の成果も最大化させることに成功。そのプロセスは、これから副業やスキル販売を始めたい人にとって、再現性の高い「実例」として多くのヒントが詰まっています。

目次
  1. この記事でわかること
  2. この記事はこんな方におすすめ
  3. 受講前の状態と「0円 → 530万円」に至るまでの軌跡
    1. 情報発信のきっかけは口コミ。10年以上のボランティア活動が土台に
    2. もともとは収益ゼロ。講座を受けるまでマネタイズの意識なし
  4. おさる講座での学びと仕組み化の実践
    1. テンプレ活用とSNSローンチで初月530万円の売上を達成
    2. 審査制でやる気のある受講生だけを集め、満足度・成果も向上
  5. なぜ成功できた?商品設計と実践の裏にあった「無料相談の積み重ね」
    1. 1,500人の悩みから商品を設計。ニーズを把握した「オーディエンスファースト戦略」
    2. マーケ講座で「商売に落とし込む型」を習得。型があるから行動できた
  6. しもさんが伝えたい、これから学び始める人へのメッセージ
    1. 「ギブの精神」が強み。熱量ある人とだけ関われる喜び
    2. 記事を読んだあなたへ:しもさんの実践から得られる学びとは?
  7. 補足解説
  8. この記事から学べる5つのポイント
    1. 1. 与えることから始める姿勢が、信頼とニーズを育てる基盤になる
    2. 2. テンプレートという「型」があることで、初心者でもすぐに実践できる
    3. 3. 審査制を導入することで、やる気のある人だけにリソースを集中できる
    4. 4. ニーズの把握こそが、売れる商品の設計図になる
    5. 5. 知識や経験は“誰かの役に立てる”と信じることからすべてが始まる

この記事でわかること

  • ボランティア講師だった「しもさん」が月収0円から530万円になった実践ステップ
  • SNSで見込み客を集め、売上につなげた導線の作り方
  • テンプレートを使った「商品づくり」の型
  • やる気のある人だけに届ける仕組みの作り方
  • 脱サラを決意したタイミングと、その裏付けとなった確信

この記事はこんな方におすすめ

  • SNSやX(旧Twitter)で情報発信しているが収益につながっていない
  • ボランティアや無料相談をしてきた経験をビジネスに変えたい
  • やる気のない顧客対応に疲れ、質の高いお客さんだけと関わりたい
  • オンライン講座やコンテンツ販売で成果を出したい
  • マーケティングの「型」が欲しい、テンプレで実践したい

受講前の状態と「0円 → 530万円」に至るまでの軌跡

このパートでは、収益ゼロの状態から情報発信を始めるまでの経緯を紹介します。10年以上にわたり無償で相談対応をしてきた背景が、どのように信頼と実績につながったのかを深掘りします。

情報発信のきっかけは口コミ。10年以上のボランティア活動が土台に

おさる:しもさん、今日はよろしくお願いします!まずは簡単に自己紹介をお願いできますか?

しも:よろしくお願いします。私は簿記のオンラインスクールを運営していて、主に簿記2級の指導や、資格取得後の転職サポートなどをおこなっています。これまでに約1,500人の方の相談に乗ってきました。

おさる:1,500人ってすごいですね!それはビジネスとしてずっとやってこられたんですか?

しも:いえ、もともとは完全にボランティアです。10年以上、ずっと無償で相談に乗ってきたんです。最初はリアルで教えていたんですが、口コミでどんどん広がっていって、自分一人で対応しきれなくなってきたんですよ。

おさる:なるほど、それがオンラインに切り替えたきっかけだったんですね。

しも:そうです。もっと多くの人に届けたいと思って、2年ほど前から情報発信を始めました。

おさる

しもさんは、商品を売る前にすでに「価値提供の実績」がありました。ボランティアで1,500人以上に対応してきた経験が、その後の信頼構築と集客の基盤になっています。無料で積み上げた経験は決して無駄にはならず、あとからビジネスとして回収できるという好例です

この章のまとめ
  • 情報発信のきっかけは口コミでの広がり
  • 10年以上、無料で簿記を教える活動を継続
  • 約1,500人の相談対応という圧倒的な信頼と経験値

もともとは収益ゼロ。講座を受けるまでマネタイズの意識なし

おさる:ちなみに、その長年の活動をお金にしようと思ったのはいつからなんですか?

しも:実は最初はまったく収益化を考えてなかったんです。「これはお金にするものじゃない」とすら思ってました。マネタイズの話をいただいても全部断っていました。

おさる:そうだったんですね!じゃあ、マーケ講座を受ける前の段階では、月の売上は……

しも:ゼロです。本当にゼロ(笑)。無料相談だけで終わってました。

おさる:なるほど……とはいえ、フォロワー数はどんどん増えていっていたんですよね?

しも:そうなんです。でも、フォロワーが増えると、やる気のない人からの問い合わせも増えてきて……。質問は多いのに行動しない方が多く時間も奪われて、かなりメンタル的にも疲れてました。

おさる:それは消耗しますね。お仕事のあとに対応されていたんですもんね?

しも:はい。本業のあとに夜遅くまで相談に乗って……結果が出ない人に時間を使って、すごく消耗していました。

おさる

収益ゼロでスタートしたしもさんの課題は「やる気のない人に時間を取られること」でした。これは、無料提供だけをしている人が直面しやすい典型的な問題です。顧客の質を見極めずに対応すると、時間も労力も消費されてしまいます。そこで有効なのが「審査制」や「有料化によるふるい分け」です

この章のまとめ
  • ボランティア精神が強く、マネタイズの意識がなかった
  • 収益ゼロのまま、Xでフォロワーが増加
  • 無料相談に時間を奪われ、精神的にも疲弊していた

おさる講座での学びと仕組み化の実践

このパートでは、しもさんが「おさる講座」で学んだ内容と、その学びをもとにどのように初月から売上を上げたのかを紹介します。テンプレートを活用した仕組み化が、成果につながったポイントに注目します。

テンプレ活用とSNSローンチで初月530万円の売上を達成

おさる:しもさんが僕のマーケ講座を受講してくれたのって、昨年の11月ですよね。どんなきっかけだったんですか?

しも:ちょうど「オンラインでマネタイズしたい」と思い始めた頃で、さまざまな情報商材とか見たんですけど、何を信じたらいいかわからなくて。そのようななかで、おさるさんの講座にはテンプレートが大量にあるのが魅力的でした。

おさる:ありがとうございます(笑)。テンプレって言っても、ただの型じゃなくて「そのまま使える形」で用意してますからね。

しも:本当にそのとおりで、商品設計から販売の導線まで、全部テンプレを元に作ったんです。Xでセールスローンチを初めてやったんですが……まさかの初月530万円でした(笑)。

おさる:えええ、初月!?すごすぎる(笑)。

しも:私自身が一番驚きました。「こんなにお金になるんだ……」って。無料相談でずっとやってきたので、その落差がすごかったです。

おさる

しもさんが成果を出せた理由の1つは「テンプレートの実践力」にあります。ただ勉強するのではなく、すぐにアウトプットできる型があることで、初心者でも躊躇せずに行動に移せる。これはおさる講座の強みの1つであり「初月で成果が出る仕組み化」の再現性を証明する事例です

この章のまとめ
  • マーケ講座受講の決め手は「実用的なテンプレート」
  • Xで初のセールスローンチを実施
  • 初月で驚異の530万円を売り上げる快挙を達成

審査制でやる気のある受講生だけを集め、満足度・成果も向上

おさる:しかも今回は、ただ売れたってだけじゃなくて「審査制」を導入されてましたよね?

しも:はい。無料相談のときに、やる気のない人に時間を取られることに悩んでいたので「本気の人だけを対象にしよう」と思って審査制にしました。

おさる:それ、実はすごく大事なんですよね。売上だけじゃなく、自分のメンタルとかモチベーションにも直結するので。

しも:そうなんです。やる気のある方しか来ないので、質問の質も高くて。私自身も「もっと応えたい」と思えるので、指導していてすごく楽しいんです。

おさる:教える側もモチベーション上がりますよね。しかも、簿記2級講座では成果もかなり出ているんですよね?

しも:はい、2か月で受講生の半分以上が合格しています。教材とサポート体制がしっかりしていることもあって、すごく結果に直結していると思います。

おさる

単に売るだけでなく「誰に売るか」を選べる仕組みを作ったことが、しもさんの成功を支えています。審査制を取り入れることで、本気の人だけが集まり、指導効率が高まり、成果もついてくる。教育ビジネスにおいては非常に理想的な形であり、今後も多くの講師にとって参考になるポイントです

この章のまとめ
  • 審査制で受講生の質をコントロール
  • 教える側・学ぶ側ともに高いモチベーションを維持
  • 2か月で半数以上の受講生が簿記2級に合格する成果

なぜ成功できた?商品設計と実践の裏にあった「無料相談の積み重ね」

このパートでは、しもさんがどのようにして1,500人との無料相談を通じて共通の悩みを見出し、それをもとに商品を設計していったのかを紹介します。「オーディエンスファースト」を体現する実践例に注目です。

1,500人の悩みから商品を設計。ニーズを把握した「オーディエンスファースト戦略」

おさる:ここまで聞いていると、最初から商品が売れる設計をしていたように見えますけど、どうやって商品を考えたんですか?

しも:いえ、最初は特別な設計をしていたわけじゃなくて……。無料相談を続けているなかで「同じような悩み」が何度も来たんですよね。それに対して「これを解決できるものがあれば、みんなに役立つな」と自然に思えたんです。

おさる:1,500人も相談に乗っていたら、パターンが見えてきますよね。

しも:そうなんです。簿記2級に合格した後「どうやって転職したらいいですか?」「実務の勉強はどうしたら?」って質問が多くて。それに答えるなかで、講座やサポートの設計も見えてきました。

おさる:リアルなニーズから商品が生まれるって、一番自然で強い形ですよね。まさに“オーディエンスファースト”ってやつです。

しも:はい。悩みの蓄積が、自然と商品設計につながった感じです。

おさる

しもさんの強みは、1,500人への無料相談を通じて「ニーズが見える目」を養っていたことです。これはマーケティングでいう“オーディエンスファースト”戦略で「まず価値を与える → 悩みを把握する → その答えを商品化する」という王道。SEOでも「顧客ニーズ商品化」などのキーワードで関連付けやすい流れです

この章のまとめ
  • 無料相談の繰り返しから共通の悩みを抽出
  • その悩みを解決する講座を自然に設計
  • 商品設計の原点は“オーディエンスファースト”の姿勢

マーケ講座で「商売に落とし込む型」を習得。型があるから行動できた

おさる:僕の講座のなかで、しもさんにとって「これは効いたな」と思うポイントってありました?

しも:はい、やっぱり「型がある」っていうのが一番大きかったです。会計士の試験を受けていたときもそうだったんですが、体系的に学ぶのがすごく好きで。でも、それをビジネスにどう活かせばいいかわからなかったんですよね。

おさる:たしかに、知識と商売って別物に見えることありますよね。

しも:おさるさんの講座では「こうすれば売れる」「こう作れば伝わる」っていうテンプレがすでに用意されていて、それに当てはめれば自然と流れができたんです。

おさる:テンプレがあるから「やってみよう」と思えるんですよね。ゼロからは動けない人でも、型があれば進める。

しも:本当にそうで「実店舗の数字は見られても、オンラインの売り方はわからない」という自分でも、迷わず進めました。

おさる

講座で提供された「商売に落とし込むテンプレート」は、初心者にとって非常に心強いツールです。ビジネス経験がなくても、型に沿って進めるだけで実践に移せます。特に「教える」「売る」に苦手意識のある人には効果的で、SEO対策としても「テンプレート マーケティング」「行動できる 仕組み」などのキーワードと高い相性があります

この章のまとめ
  • ビジネス経験がなくても「型」によって実践できた
  • テンプレートに沿った行動で迷わず商品設計が進んだ
  • 知識を商売に落とし込む力を講座で得られた

しもさんが伝えたい、これから学び始める人へのメッセージ

このパートでは、しもさんが「まず誰かの役に立ちたい」という思いから始まり、どのように本気の受講生と出会い、やりがいを感じながらビジネスを築いてきたのかを語ります。これから学びを始める人への力強いメッセージです。

「ギブの精神」が強み。熱量ある人とだけ関われる喜び

おさる:しもさん、最後にこれから学びを始めたい人や、自分の知識を活かしたいと思っている人に向けてメッセージをお願いします。

しも:はい。私はもともと、収益を出すつもりなんてまったくなくて、本当に「誰かの役に立てればいいな」っていう気持ちだけでやってました。でも、そうやって続けていくなかで、自分の提供している価値をちゃんと受け取ってくれる人が現れて「この人たちともっと深く関わりたい」と思うようになったんです。

おさる:ボランティアの精神が根っこにあるからこそ、本当にやる気のある人と出会ったときの喜びが大きいんですよね。

しも:はい。今は審査制にして、やる気のある人だけを対象にしているので、指導していて本当に楽しいです。みんなの質問の質も高いし、自分もどんどんレベルアップしている実感があります。

おさる:その関係性ができると「もっと応えたい」「もっと提供したい」っていう正のスパイラルになりますよね。

しも:そうなんです。「受講生の人生を少しでも変えるお手伝いができた」って思える瞬間が、今の私のやりがいです。

おさる

しもさんのように「まず与えること」を大切にしてきた人が、そのままの姿勢でビジネスに成功できるのは、まさに現代の理想形です。無料で関わった人のなかから、本気のファンを作り、その人たちと一緒に成長していく。「ギブの精神」と「選ばれる仕組み」を両立できた好例です

この章のまとめ
  • 「誰かの役に立ちたい」という思いからスタート
  • 本気の受講生とだけ関われることで、やりがいが増加
  • 無償の経験が、信頼と成果につながる資産になった

記事を読んだあなたへ:しもさんの実践から得られる学びとは?

しもさんの話から学べることは「今あるものをどう活かすか」の大切さです。実績がゼロでも収益がなくても、自分が与えてきた価値に気づき、それを仕組みに乗せることができれば確かな成果へと変わります。

  • テンプレートを活用して、確実に動ける環境を作る。
  • やる気のある人とだけ関われる仕組みを作る。
  • そして、自分自身の価値を信じること。

あなたにも必ず、誰かの役に立てる知識や経験があります。まずは無料相談でも、発信でも構いません。「ギブ」から始まるビジネスの第一歩を、ぜひしもさんの事例から感じてみてください。

補足解説

今回のインタビューを通じて見えてきたのは「しもさんが10年以上ボランティアで積み重ねてきた無償の価値提供」が、収益にも実績にもつながったという事実です。1,500人もの無料相談を通じて悩みやニーズを深く理解し、その声をもとに商品を設計。

そして、おさる講座のテンプレートを活用することで、マネタイズまでの行動が加速されました。さらに、審査制を導入して“本気の人”だけと関われる仕組みを作ったことで、売上だけでなく「指導者としてのやりがい」も大きく育ちました。

「まずは価値を届ける」から始まり「テンプレを使って届け方を整える」、そして「関わる相手を選ぶ」というこの流れは、教育系・スキル系ビジネスにおける理想的な成功パターンといえるでしょう。

この記事から学べる5つのポイント

1. 与えることから始める姿勢が、信頼とニーズを育てる基盤になる

無料相談やボランティア活動を続けるなかで得た経験が、やがて商品の“答え”となり、見込み客との深いつながりを生んだ。

2. テンプレートという「型」があることで、初心者でもすぐに実践できる

抽象的な学びではなく、実用的なテンプレにより、迷わず動けたことが初月530万円という結果につながった。

3. 審査制を導入することで、やる気のある人だけにリソースを集中できる

本気の受講生に囲まれる環境が、指導者としてのモチベーションを高め、成果も加速した。

4. ニーズの把握こそが、売れる商品の設計図になる

1,500人への無料相談から見えてきた共通の悩みを起点に、必要とされる講座・サポートを自然に作ることができた。

5. 知識や経験は“誰かの役に立てる”と信じることからすべてが始まる

過去の実績がゼロでも、行動と仕組み化によって、収益と社会的意義を両立できる可能性がある。