たいにー
こんにちは、今回はオンラインボディメイク講座で成約率10% → 70%に、売上1,095万円を達成した秘訣を深掘りします!
“誰でも使える圧倒的な台本”や“価値観尊重のマインドセット”を知ることで、成約率アップや返金ゼロの安定したセールスが実現できます。
この記事でわかること
この記事はこんな方におすすめ
受講生「たいにー」さんの成果とBefore → After

本記事では、Instagramフォロワー2万5,000人を抱えるボディメイク講座の営業を担う「たいにー」さんが、わずか1か月以内で成約率10% → 50% → 70%へと成長し売上1,095万円を達成した軌跡をご紹介します。
Before—成約率10%、感情に頼るセールス
村上:今回はセミナー&個別相談構築講座の受講者である、オンラインボディメイク講座の営業を担当されている、たいにーさんにお越しいただきました。よろしくお願いします。
たいにー:よろしくお願いします。
村上:まずは簡単に自己紹介をお願いできますか?
たいにー:はい。鳴島そらが運営しているオンラインのボディメイク講座と、オンライントレーナー育成講座の営業担当をしています。現在はInstagramフォロワー2万5,000人のアカウントを活用しながら、営業部門全体のディレクションも任せていただいています。
村上:成約率が10%から50%、さらには70%まで上がり、売上も1,095万円を達成されたと聞いて、僕も本当に驚きました。ではその成果の裏側を深掘りするために、まずは受講前の状況から伺ってもいいですか?
たいにー:はい、お願いします。
村上:それでは最初の状態を教えてください。
たいにー:成約率がもともと10%で、全部で取れたとしても何回もZoomを繋いで自分っていう存在をアピールして「本当にやったほうがいいですよ!」みたいな、そういう熱量だけのセールスでした。
だからこそ価値観を押し付けることでちょっと喧嘩になってしまうこともあって、本当に自分が泣いちゃうとかもありました。
返金率もちょっと高かったですし、相手の価値観を尊重できずに自分の価値観を押し付けるようなセールスになっていたので、今で言えばかなり押し売りになっていたんじゃないかなって感じていました。

熱量に頼るセールスは一時的に結果が出ても、言語化や再現性がなく不安定になります。論理と感情のバランスが重要です
After—テンプレート導入で成約率50%に
村上:成果が劇的に変わりましたね。
たいにー:テンプレートをもとに言語化が進み、成約率が10%から50%に上がりました。オンラインでの売上も5倍です。
村上:テンプレートを使い始めたとき、特に「これは効いた」と感じたポイントはどこでしたか?
たいにー:未来を一緒に描く部分ですね。今までは目の前の変化だけを話していたんですが、「その先どうなれるか」まで話すようになって、お客様の反応がまったく違いました。
村上:いいですね。それができると、ただのセールスじゃなくて、相手の人生に寄り添う提案になりますよね。
たいにー:本当にそうです。「売られた」って感じじゃなくて、「自分のために話してくれてる」って受け取ってもらえるようになって、成約も自然に決まっていく感覚がありました。

言語化されたセールステンプレートで誰でも再現性ある対応ができ、営業効率が飛躍的に上がります
セールス黄金テンプレートとマインドセットの中身

「たいにー」さんが短期間で成果を出せた理由は、村上が提供するセールスの黄金テンプレートと、深く響くマインドセットにあります。その中身と実際の変化を見ていきましょう。
テンプレート構造―相手の未来を描くシナリオ
村上:どの部分が特に効いたんですか?
たいにー:相手の感情を動かす構成で、自分でも気づけなかった未来を引き出せるようになりました。
村上:それは相手の未来を具体的に描いて見せる部分ですか?
たいにー:そうです。今までだったら「これをやると痩せられますよ」とか、その場の変化だけしか伝えていませんでした。
しかし今では「痩せた先にどういう人生が待っているか」までイメージを共有できるようになって、相手が自ら「やりたい」と言ってくれるようになりました。
村上:素晴らしいですね、それができると成約っていうよりも“共感”に近い形で契約してもらえますよね。
たいにー:まさにそうです。セールスというより、応援者として信頼される感じです。

「相手の未来を売る」ことは心理学的に有効で、自己肯定感や可能性への気づきを促します
マインドセット―相手の価値観を「正解」と置く
村上:「相手の世界では相手の価値観が正解」という考えを導入されたとか?
たいにー:はい。それを前提に話をつくることで返金が減り、お客様に感謝されるセールスができました。
村上:相手の価値観を“否定しない”って簡単なようで、実は一番難しいところなんですよね。
たいにー:本当にそう思います。以前は「絶対こっちのほうがいい!」って押していましたが、今は「なるほど。そう思っているんですね」と受け止めて、そこから価値観に寄り添うように意識しています。
村上:それができるようになると、相手の“納得感”が全然違いますよね。
たいにー:お客様から「ちゃんと話を聞いてもらえた」って言われることが増えて、それがまた自分の自信にもつながっています。

相互理解と信頼構築において「相手視点での正解」を認める姿勢は不可欠です。心理的安全性を生むマインドです
クロージングと個別フィードバックで更なる進化

成果を加速させたのはテンプレートだけではありません。クロージング技術の改善と、個別のフィードバック、さらには対面イベントでのアドバイスが大きな変化をもたらしました。
不安・恐怖を綺麗に払拭するクロージング
村上:クロージングでこだわった点は?
たいにー:不安や恐怖を徹底的に拾って、すっきりした状態で成約する流れを身につけました。
村上:不安っていうのは本当に大きいですよね。相手が抱えている小さな「モヤっ」とした気持ちに気づいてあげられるかどうかがカギです。
たいにー:そうですね。以前はそこに気づかず「じゃあやりましょう!」って勢いで押してしまって、あとから返金に繋がることもありました。でも今は「不安なことほかにありますか?」って聞くことを習慣にしています。
村上:素晴らしいですね。不安が残ったまま契約するのは、“説得”にはなっても“納得”にはならないですからね。
たいにー:本当にそうです。納得して契約していただけるようになってからは、むしろお客様のほうから「本当にこのサービス受けて良かった」って言ってもらえることが増えました。

心理的には「不安解消 → 行動」につながり、契約後の満足度にも直結します
フィードバックとオフ会で70%突破
村上:その後成約率70%に?
たいにー:テンプレ + 個別コンサル + 月例オフ会で70%達成、リードも「売るべき人」だけ選べるようになりました。
村上:あのときのオフ会、印象に残ってますか?
たいにー:はい、参加者が少なかったから1時間以上じっくり話してもらえて「この人本気で向き合ってくれるんだ」と思って感動しました。
村上:フィードバックのときはどんな部分が印象的でした?
たいにー:「そこじゃなくて、こう切り返すともっと相手が腹落ちするよ」って細かく指摘いただけたのが、自分にはとてもありがたかったです。
村上:テンプレだけでは届かない“現場のニュアンス”がありますもんね。
たいにー:はい。あのフィードバックがなかったら、今の70%には絶対届いてなかったと思います。

実践 + フィードバック + 専門の場は、セルフチェックと成長の加速装置です
これからの展望と叡智の共有

たいにーさんはセールススキルを高めただけでなく、その学びをほかのトレーナーに伝えることで、チーム全体の底上げにも成功しています。今後の事業戦略と、同じように悩む方へのメッセージも語っていただきました。
今後はトレーナー育成と時短化を両立
村上:今後の戦略について教えてください。
たいにー:個別相談の時間を短縮し、録音や不要なヒアリングの削減で1時間以内の成約を目指します。
村上:それは素晴らしいですね。効率化しながら質を下げないって難しいけれど、仕組み化できれば最強です。
たいにー:まさにそこを目指してます。特に提案資料を録音しておくことで、お客様に必要な情報を事前に届けられれば、Zoomの時間もすごく有効になります。
村上:提案の時点で“既に納得”されている状態が作れたら、もうクロージングはほとんど必要ないですからね。

時短営業は、売上と時間の両方を最適化する現代の営業課題への解決策として注目されています
成果を呼ぶ「教えの連鎖」構造化
たいにー:学んだテンプレートやマインドセットをチームのトレーナーにも共有した結果、彼らも成約を取り始めています。
村上:それ、めちゃくちゃ嬉しいですね。1人の成果が波紋のように広がっていく感じ。
たいにー:そうなんです。今まで契約ゼロだった方が、セールスに対して前向きになって「私でもできた!」って言ってくれて。それが本当に嬉しくて。
村上:自分が変われたという体験が、そのまま指導にも生きるんですね。
たいにー:はい、自分の経験がそのまま誰かの希望になるってすごくやりがいがありますし、もっとこの循環を広げていきたいと思っています。

再現性のあるノウハウを共有することで、個人依存を脱し、組織全体の成長を実現する仕組みが構築されます
村上:今回は、セミナー&個別相談構築講座の受講生「たいにー」さんにお越しいただき、貴重なお話を伺いました。たいにーさん、ありがとうございました!では、また次回のインタビューでお会いしましょう。
補足解説
今回の事例は、情熱だけに頼るセールスから脱却し構造化されたテンプレートと価値観尊重のマインドセットを取り入れることで、成約率・売上ともに飛躍的な成果を生み出した好例です。
特に、
- 相手の未来を描くシナリオ
- 不安の払拭
- 納得感のあるクロージング
は、多くのトレーナーや営業パーソンにとって再現可能な成功法則といえます。また、個別の成功がチーム全体に波及し、組織として成長していく流れも非常に重要です。
この記事から学べる5つのポイント
1. 熱量頼みの営業から脱却し、再現性ある台本を導入
感情だけで押す営業ではなく、構造化されたテンプレートで論理的に相手の課題を解決できる提案が可能に。
2. 成約率10% → 70%、売上1,095万円を達成
言語化と信頼構築の技術により、わずか1か月で成約率が劇的に向上し、返金ゼロの売上記録を樹立。
3. 相手の「未来」と「価値観」に寄り添う姿勢が成果のカギ
セールスは「売る」ではなく「気づかせる」。コーチング型セールスが深い納得と信頼を引き出す。
4. クロージングは“説得”でなく“不安の払拭”が重要
成約率向上には、相手の恐怖や迷いを言語化して解消するセールステクニックが不可欠。
5. 自身の成功体験をチームに共有し、組織として成長
個人で終わらず、仕組みとして再現性のある知識を展開することで、チーム全体の成果が底上げされた。