しばたまる
こんにちは!おさるです。今回はYouTubeを活用して年商1億円を突破した実績を持つ、しばたまるさんにお話を伺いました。
- 家具
- 通信
- 睡眠
など、生活のあらゆる場面でパフォーマンスを最大化する商品を展開しながら、法人向け支援でも成果を出し続けている注目の方です。
独学で始めたマーケティングから、どうやって仕組みを整えていったのか?講座で得た学びがどう再現性のある成果につながったのか?この記事を読むことで、あなたの事業にもきっと活かせるヒントが見つかるはずです。
この記事でわかること
この記事はこんな方におすすめ
しばたまるさんの紹介と講座受講前後の成果

まずはしばたまるさんの活動と、講座受講前後の変化を見ていきましょう。成果だけでなく、その裏にある背景や不安も丁寧に掘り下げます。
YouTubeで年商1億円!Mr.Chairsほか多数メディア運営
おさる:今回は受講生のしばたまるさんに来ていただきました。よろしくお願いします。
しばたまる:よろしくお願いします。
おさる:早速自己紹介をお願いします。
しばたまる:はい。「Mr.Chairs」というYouTubeチャンネルで、オフィスチェアやゲーミングチェアを中心にデスク環境を整える商品の紹介と販売をしています。ほかにも、通信や寝具も含めて、パフォーマンス向上に関わる商品を扱うメディアの運営をしています。
おさる:講座に入る前は年商6,000万円ほどだったのが、受講後は年間売上1億円に。これはすごい成果ですね。

しばたまるさんは、YouTubeチャンネル「Mr.Chairs」をはじめとしたメディア運営で注目を集めており、椅子やWi-Fiルーターなどの専門性ある領域で成果を出しています。彼の強みは、商品選定の知識だけでなく、その訴求を高いレベルで動画化できる点にあります
独学から一転、講座を受講した理由とは?
おさる:今回の講座、なぜ手に取っていただいたんでしょうか?
しばたまる:僕は学生時代から独学でブログを書いていて、そこからマーケティングの仕事を7年続けてきました。でも一度も体系的に学んだことがなくて。
おさる:それは不安になりますよね。
しばたまる:そうなんです。企業からの依頼も多くなってきたのに、自分のやり方が正しいのか自信が持てなくて。しかも案件ごとに求められる内容が全然違うんですよ。
おさる:確かに、毎回ゼロから考えるのは大変ですよね。
しばたまる:何かしら学ぶ必要を感じていたなかでおさるさんの動画に出会って、台本の作り方や構成がとにかく衝撃的でした。

講座を受講する理由はさまざまです。しばたまるさんの場合は、独学で得たマーケティング知識と法人案件への対応という課題を強く感じていたことが背景です。台本設計の具体性や構造が、自身の課題を一気に打破する糸口となりました
YouTube運用と売上急増の舞台裏

ここからは、しばたまるさんが講座で得た知識を実践し、YouTubeからECサイトという販売導線でどのように売上を大きく伸ばしていったのかに迫っていきます。
たった2本の動画で初月1,000万円超という成果の裏には、具体的な台本テクニックやコンテンツ改善の取り組みがありました。
初月1,000万突破!台本テクニック「PASTORフォーミュラ」の威力
おさる:僕の講座を受ける前に、真似して成果が出たとのことですが、それはどういう内容だったんですか?
しばたまる:YouTubeの運用支援をするためにリサーチしていたら「異常に長くて伸びているチャンネルがあるぞ」って話題になって。それがきっかけでおさるさんのチャンネルに出会ったんです。
おさる:最初は英語のYouTubeチャンネルでしたっけ?
しばたまる:はい。でも、その後おさるさんがほかのチャンネルで台本構成について解説されているのを見て「これは参考になる」と思って真似してみたんです。
おさる:どのくらい成果が出たんですか?
しばたまる:初月で1,000万円売れました。商品は企業のBtoB向け商品を、自社ECサイトで初めて販売する形だったんですけど、2本の動画で想像以上のインパクトが出ました。
おさる:すごいですね、それは。
しばたまる:正直、動画1〜2本でここまでいくとは思っていなかったんです。きちんと台本を作って訴求構成を変えただけで、まったく結果が変わりました。

ここで言う「PASTORフォーミュラ」とは、おさるさんの講座で紹介されているYouTubeの台本設計法の一つ。視聴者の興味をつかみ → 感情を動かし → 購入行動につなげる構成技術です。しばたまるさんは、商品説明に頼るだけの動画から脱却し、顧客の問題提起から解決の流れをストーリーとして伝える動画に変化させました
動画から自然に売れるECサイトの構築術
おさる:動画の内容を変えただけで売れたということですが、ECサイト側の準備はどうでした?
しばたまる:正直、準備不足でした。Shopifyは画像とテキストだけの簡素なページでしたし、決済手段もクレジットカードだけ。でも動画の反応が良すぎて、初月で売り切れてしまいました。
おさる:それでも結果が出たってことは、動画だけで期待値調整ができていたってことですね。
しばたまる:そうですね。その後8か月間ずっと売り切れ状態が続いて、今では3万〜4万円の価格帯のチェアとして定番になりました。
おさる:動画からのCVってどれくらいだったんですか?
しばたまる:2本で合計20万再生されて、100再生に1脚売れている計算です。

YouTubeとECサイトを連動させる際重要なのは、動画のなかでどこまで顧客の不安や疑問を解消しているかです。しばたまるさんは動画で商品の使い方やメリットを丁寧に伝え、購入時点で期待値を一致させています。そのため、最小限のEC設計でもCV率が高く、リピートにもつながっています
法人向け支援での成果とメディア戦略

しばたまるさんの強みは、自社商品の販売だけでなく、法人クライアントのマーケティング支援にもあります。ここでは、企業支援で実際にどんな成果を出してきたのか、提案の際に意識していることは何かを深掘りします。
地方メーカーを500%成長に導いたプロモーション
おさる:企業さんの支援もされているって聞いたんですけど、具体的にどんな事例があるんですか?
しばたまる:岐阜県の藤沢工業さんという会社の支援をさせていただきました。もともとはBtoB中心の会社で、自社ブランドの認知度が低かったんです。でも動画で商品を紹介した結果、その商品の売上が前年比で500%アップしました。
おさる:500%って相当ですよね!どうしてそこまで伸びたんですか?
しばたまる:藤沢工業さんはOEMで他社製品を作る技術力があるけど、自社商品はほとんど知られていなかったんです。でも実際はクオリティが高い。そこで僕のほうで動画コンテンツを作って、期待値を調整しながら紹介したことで、認知も売上も大きく伸びました。
おさる:技術はあるけど売れない企業さんって多いですからね。そこにちゃんと価値を伝える仕組みがハマったわけですね。

藤沢工業のような地方メーカーには、高い製造力を持ちながら認知不足が課題のケースが多くあります。しばたまるさんは動画を通じて商品の位置付け・機能の意図・他社との違いなどを明確にし、ユーザーの納得感を高めて購入へと導いています。これはBtoB企業のtoC展開にも有効な手法です
企業から信頼される販売導線と顧客対応の工夫
おさる:ほかにも企業支援の事例ってあったりしますか?
しばたまる:オフィスコムさんという全国に13店舗のショールームを持つ企業の支援もおこないました。プライベートブランドの商品があるんですが、立場的にあまり強く推せないという課題があって、僕のほうで紹介させていただいたんです。
おさる:そういう制約って大手ほどありますもんね。結果はどうだったんですか?
しばたまる:紹介後、商品の売上は前年比400%、Googleでの指名検索数は7倍になりました。企業担当者さんも、年間で最も売上を上げたとして表彰されたそうです。
おさる:動画で紹介しただけでそこまでいったんですか?
しばたまる:紹介の仕方を工夫していて「なぜ他社より優れているのか」「どんな方に最適なのか」を丁寧に動画で伝えるようにしました。視聴者が商品に納得した状態で購入してくれるので、結果的に満足度も高くなるんです。

動画によるプロモーションは単なる紹介ではなく、購買前の疑問解消と適切な期待値の設定が重要です。特に指名検索が伸びたという点は、ブランディングと信頼獲得の証拠です。しばたまるさんは企業の課題を見抜き、動画で補うポイントを的確に設計しています
おさるの講座で得た気づきと変化

ここでは、しばたまるさんが講座を受講して実際に得られた気づきや、行動と成果にどう変化があったのかを深掘りします。
テンプレートを活用した台本制作の再現性や、成功する人に共通する基準値と姿勢など、講座の本質的な価値が浮き彫りになったポイントを語っていただきました。
テンプレと台本の圧倒的再現性と応用力
おさる:講座に入って、最初に「ここすごいな」って思ったのはどのあたりでしたか?
しばたまる:テンプレートと台本の豊富さですね。さまざまなパターンが用意されていて、正直それをなぞるだけでも成果が出るレベルでした。
おさる:最初はまるっと真似したっておっしゃっていましたよね?
しばたまる:PASTORフォーミュラとか基本のテンプレをそのまま使って、まずは動画を作ってみたんです。そこから売上が出て、再現性の高さを実感しました。
おさる:そのあと、自分流にもアレンジされていったんですよね。
しばたまる:そうです。型があるから応用だけに頭を使えばいい。自分の商材に合うように変えていくのがすごくやりやすかったですし、動画1本作るまでのスピードも段違いに速くなりました。

講座で提供されている台本テンプレートは、初心者でも迷わず使える構成になっています。特に再現性と応用性のバランスが優れており、経験者にとっては制作時間の短縮にも直結します。成果が出やすく、改善もしやすい仕組みになっているのが特徴です
基準値が変わると行動も変わる、成功する姿勢とは?
おさる:僕の講座のなかでは「姿勢」とか「基準値」について話すことも多いですが、そのあたりどうでした?
しばたまる:とても影響を受けました。今までは、うまくいっている人って何か裏技があるんじゃないかって思っていたんです。でも実際は、ただ圧倒的に行動しているだけ。
おさる:それはよく言われます。派手なテクニックじゃないんですよね。
しばたまる:講座内でほかの受講生の方と交流したり、おさるさんが直接サポートしている姿を見て「ここまでやるのか」と思いました。その結果、僕もコンサルとしてクライアントと接するなかで、自然と姿勢が変わっていった感じです。
おさる:サポートの仕方も変えたって言っていましたね。
しばたまる:はい。フィードバックも文章だけでなく、音声やloomを使ったりして、より伝わるように工夫するようになりました。それで満足度も成果も上がりました。

スキルだけでなく、行動量や姿勢といった基準値の高さが成果を分ける大きな要因です。しばたまるさんは講座内でそれを実感し、実務に取り入れたことでコンサルとしての信頼やクオリティも向上しています。これはどの業種にも応用可能な、土台となる価値観の変化です
YouTube × ECサイトの導線改善と購入体験設計の変化
おさる:ちなみに今って、どういう販売導線で運用されているんですか?通販やっている方に参考になると思うんですが。
しばたまる:すごくシンプルなんですが、基本はYouTubeの概要欄にECサイトへのリンクを貼る形です。ただ、予約販売をおこなう場合は少し変えています。
おさる:変えるというと?
しばたまる:新商品のローンチは、YouTubeからLINEに登録してもらって、そこからECサイトへ誘導します。タイミングを見てローンチと販売をすることで特別感が出るし、一斉配信もしやすいんです。
さらに購入後も特典動画を提供しています。たとえば椅子を買ってくださった方には、セッティングや調整方法の動画をECサイト内で限定公開しています。それを見ることで、正しく使ってもらえて、満足度が上がるんです。
おさる:それはかなり親切ですね。
しばたまる:購入前の期待値も整えやすいし、購入後の使用体験もサポートできる。それによって口コミもかなり増えました。Amazonや楽天のようなモールではできない、自社ECサイトならではの価値を出せるんです。
おさる:その設計が結果的に法人評価やリピートにもつながっていると。
しばたまる:そうなんです。今ではメーカーさんから新商品が出たら「一緒にまたやりましょう」と声をかけていただくことがほとんどで、継続的にお仕事させていただける流れができています。

YouTubeからの自然な導線でLINE登録を挟み、ECサイトへの移動や販売タイミングをコントロールすることで、特別感を実現しています。さらに購入者への限定動画提供により、購入後の不安や使い方のズレを減らし、満足度と口コミも向上。これは講座で学んだ販売導線設計の実践型応用といえます。自社ECサイトの価値を最大限に活かすヒントが詰まった事例です
今後の展望と読者へのメッセージ

ここでは、しばたまるさんが今後目指している展望と、記事を読んでいる方へのメッセージをご紹介します。単なる物販ではなく「人が働く環境をトータルで整える」という視点から、横展開の構想や、読者への呼びかけが語られました。
働く環境そのものを整える横展開構想
おさる:今後の戦略や展望について、何か考えていることはありますか?
しばたまる:今までは椅子を中心に「座る環境」にフォーカスしてきましたが、今後は「働く環境そのもの」を整える方向に展開したいと考えています。
おさる:なるほど、椅子だけじゃなくて周辺すべてってことですね。
しばたまる:そうですね。たとえば通信環境や寝具だけでなく、在宅ワークにおける集中力を高める工夫まで。トータルでサポートできるようなコンテンツや商品展開を目指しています。
おさる:それは求めている人が多そうです。
しばたまる:今もカフェで仕事している方が多くいらっしゃいますが、実は自宅で作業できないのは、環境要因が原因の方も多いんですよね。そこをサポートしてあげたいと思っています。

働く環境のトータル設計は今後の大きな需要です。椅子やデスクだけでなく、通信・睡眠・照明・温度管理など、集中力や生産性を左右する要素は多岐にわたります。しばたまるさんのように、商品と動画サポートを一体化する形で「働ける環境づくり」を提案できる人材は、今後ますます価値を持つでしょう
自社商品を持つすべての方へ、しばたまるさんからの提言
おさる:最後に、読者の方に伝えたいことがあればお願いします。
しばたまる:僕自身は
- 家具
- 通信機器
- ふるさと納税品
- トレーニングギア
など、さまざまな商品に関わってきました。商品をどう見せて、どう伝えるか。そこが整うだけで、売上はまったく違ってきます。
おさる:なるほど。具体的な商品を持っている方は再現しやすいですよね。
しばたまる:まさにそうです。しっかりと動画と販売導線を組み合わせて期待値の調整ができるようになれば、無理なく売れる仕組みは作れます。
おさる:ちなみに、どんな方に講座を紹介したいですか?
しばたまる:自力でやってきたけど伸び悩んでいる人。あとは、企業のなかでメディアを任されている担当者の方にもぜひ知ってもらいたいです。運用代行を頼む前に、最低限の基準を学ぶだけで結果が変わると思うので。

しばたまるさんのように、複数の商品や業種にまたがるメディア運用をしていると、普遍的な伝え方の型が求められます。なかでも動画台本や販売導線、期待値の整え方といった基本要素は、業種に関係なく成果に直結します。実績者の提言は非常に具体的で再現性が高く、多くの読者にとって参考になるはずです
補足解説
本記事では独学で始めたマーケティングをベースに、YouTubeとECサイトを活用して年商1億円を達成したしばたまるさんの、実践的な販売戦略を徹底的に掘り下げました。
講座で学んだ台本構成や販売導線設計は、自社商品販売はもちろん、法人向け支援の現場でも高い再現性を発揮しています。
動画の企画設計から購入体験まで一貫して設計することにより、視聴者の不安解消と満足度向上を同時に実現。地方メーカーのDtoC支援や、法人ブランドの価値訴求にも成功しています。
再現性と応用力を兼ね備えたその手法は、自社商品を持つすべての人にとって学びの宝庫となる内容です。
この記事から学べる5つのポイント
1. 台本を変えるだけで売上が激変する「動画構成」の力
しばたまるさんが月商1,000万円を達成した要因は、動画本数の多さではなく、構成の設計にありました。講座で学んだPASTORフォーミュラを取り入れたことで、商品の価値が正しく伝わり、視聴者の購入行動を強力に後押ししました。
2. シンプルなECサイトでも動画次第で売れる時代に
商品の魅力を事前に丁寧に動画で伝えることで、最低限の構成しかないECサイトでも高いCV率を実現。売上が先行することで運用資金にも余裕が生まれ、よりよい循環が作られました。
3. 法人向け支援にも応用できる販売導線と期待値調整の技術
企業の売りづらい商品を、動画で仕様を明確に伝えることで、前年比500%成長という驚異的な成果に。BtoB企業がDtoC展開する際の有効なアプローチ事例です。
4. 成功する人の共通点は、型を使いこなす姿勢と基準値
講座で得たテンプレートを素直に実行し、基準値を引き上げることで、成果が出るだけでなく継続的な事業成長にもつながっています。圧倒的な行動力と姿勢が、成功者に共通するポイントでした。
5. 導線設計とアフターケアが自社ECの価値を最大化する
YouTube → LINE → ECサイトという導線と、購入者限定のフォロー動画によって、購入前後の不安を解消。その結果、満足度とリピート率が高まり、継続案件・法人評価にもつながるサイクルが生まれました。