岩田
こんにちは!マーケ講師のおさるです。売上が月300〜400万円で停滞していたヒーリング系起業家・岩田さんが、わずか数か月でYouTube登録者1,000人超を達成。さらにLINE登録者は500人に増え、月商は1,000万円を突破するという劇的な成果を実現しました。
この変化の裏側には「伝えたいこと」と「伝わっていたこと」のズレを解消し、ローンチ設計を徹底した再構築がありました。本記事では、岩田さんの実体験を通して、YouTube活用法とローンチ戦略を紹介します。そしてビジネス構築の核心に迫ります。
この記事でわかること
この記事はこんな方におすすめ
岩田さんのプロフィールと成果実績

岩田さんは、カイロプラクティックと心理メソッドを組み合わせた“心と体のハイブリッドヒーリング”を提供する専門家です。
16年の施術歴で、これまで約8万人に施術をおこなってきたという確かな実績を持っています。また、YouTubeを本格活用したことで、動画投稿わずか7本でチャンネル登録者数1,000人を突破。さらにLINE登録者も500人を新規獲得し、月商は300〜400万円台から一気に1,000万円超へと跳ね上がりました。
16年で8万人施術、YouTubeはわずか7本で登録者1,000人超
おさる:今回は実績者インタビューということで、岩田さんにお越しいただきました。よろしくお願いします!
岩田さん:よろしくお願いします。
おさる:岩田さんは、YouTubeチャンネル「ココロ・カラダ・リッチ」で活動されていますよね。投稿本数はまだ7本なのに、チャンネル登録者がすでに1,000人を超えていて、再生回数も1本8,000回近くいっているとか。
岩田さん:そうなんです。ありがたいことにほとんどの動画が1,000回以上再生されています。
おさる:すごいですね。もともとはカイロプラクティック施術が中心だったと思いますが、簡単にご経歴を教えていただけますか?
岩田さん:はい。横浜で16年ほど施術院を運営していて、これまでに約8万人の方に施術をしてきました。ただ、治る方と治らない方の差に疑問を感じたんですね。そのなかで「心の状態が身体に影響している」と感じる場面が多くあって。
そこから心理的なアプローチの必要性を感じて、ディマティーニ・メソッドなどを学び始めました。現在は、カイロプラクティックと心理メソッドを融合させたハイブリッドな講座を運営しています。

岩田さんが扱う「ディマティーニ・メソッド」は、感情の偏りやトラウマを整理・解消する心理的手法です。彼のサービスは、心と体を統合的に整える“根本改善”にフォーカスしており、精神的・肉体的両面からのアプローチが特徴となっています。YouTubeやLINEを活用したことで、より広範囲な見込み顧客にリーチし、継続的なファン育成が可能になりました
売上300万円台から月1,000万円超へ復活した講座活用法
おさる:今回の講座を受けられて、売上が月1,000万円を超えたと伺いました。受講前はどんな状況だったのでしょうか?
岩田さん:実は4年前には月800万円の売上を記録していたんですが、それから徐々に落ち込んで、最近では月300〜400万円くらいまで下がってしまっていました。講座をやってはいましたが、ローンチを重ねるごとに売上が落ちていくような感じで、リストも増えず刈り取りばかりの状態でした。
正直、この先が見えなくなっていました。
おさる:なるほど。そこからなぜ「おさる講座」に参加しようと思ったんですか?
岩田さん:おさるさんの本を読んだのがきっかけになります。それまでビジネスプロデューサーに任せきりだったんですが「もう一度、自分の力で立て直そう」と思って参加を決めました。

岩田さんが直面していたのは、まさに“ローンチ疲れ”とも呼ばれる状態です。定期的な販売活動によってリストが枯れ、売上も右肩下がりという問題を抱えていました。そこで、おさる講座で学んだ「戦略設計」「集客導線の見直し」「コンセプトの再定義」を丁寧に実行することで、月商1,000万円という結果につながったのです
売上低迷の原因と講座を受けたきっかけ

どれだけ実績があっても、売上が落ち込む時期は誰にでも訪れます。岩田さんも、月800万円のピークを経験した後、長期間にわたり売上が300〜400万円の間を推移し続けていました。
なぜそのような停滞期に入り、そこからどうやって抜け出そうと決意したのか。ここでは、その背景と講座受講のきっかけを詳しく掘り下げていきます。
売上減少の背景は「伝えたいこと」と「届けていた内容」のズレ
おさる:売上が落ち始めたときって、どんな違和感がありましたか?
岩田さん:ローンチを何回かやるうちに、最初は売れていたのに、回を重ねるごとに売れなくなっていったんです。リストもほとんど増えず、すでに持っていたリストを刈り取っていくだけになっていて。
どこかで「このままじゃダメだな」って感じていたんですが、決定的だったのは「本当に伝えたいこと」と「実際に届けていた内容」がズレていたことに気づいた瞬間でした。
おさる:具体的にはどんなズレがあったんですか?
岩田さん:以前は「病気を治す」っていうテーマに絞りすぎていました。だから、来るのは本当に病気で悩んでいる人ばかり。でも僕自身が本当にやりたかったのは、その人の本来の力や輝きを引き出すサポートだったんです。
おさる:提供するものが患者向けに限定されすぎていた、と。
岩田さん:はい。やっていることと伝えたいことにズレがあったことが、売上が落ちていった本当の原因だったと思います。

売上の低迷には「表面的な手法の問題」だけでなく「提供価値とメッセージの不一致」が大きく影響します。岩田さんは、自分の本音とサービス内容とのギャップに気づき、それを解消する方向へと舵を切りました。自分の軸を再確認することが、ビジネスを再起動させる第一歩になります
「売上を上げる」のではなく「本来の価値を届ける」への転換
おさる:そこから講座受講に至った流れを教えてもらえますか?
岩田さん:本当にこの先どうしようか悩んでいたときに、おさるさんの書籍を読んで「あ、これだ」と思いました。それまでは、プロデューサーさんに任せていたんですが、限界を感じていました。自分の想いをもっと伝えたいと思っていた時期でもあったので。
おさる:ありがとうございます。受講してからは、どんな変化がありましたか?
岩田さん:まず考え方が変わりました。単に「売上を上げよう」じゃなくて「本来届けたい価値を正しく伝えよう」という意識に変わったんです。そこからコンセプトをゼロから見直す決意ができました。

多くの起業家が「売上=成功」と考えがちですが、真の成果は「本当に伝えたい価値が届いているか」にあります。岩田さんのように、マーケティング以前に「誰のどんな未来を支援するか」という軸を再定義することで、戦略の方向性が明確になり自然と売上にもつながります
YouTube×LINE活用でファンを増やした仕組み

SNSやYouTubeを活用した集客には、戦略的な設計が欠かせません。岩田さんは、一度閉じたYouTubeチャンネルをゼロから再構築しました。
すると、投稿わずか3本目でチャンネル登録者1,000人、LINE登録者も500人という結果を出せるように。このセクションでは、どのようにファンを増やし、信頼を構築していったのかを詳しく見ていきます。
チャンネル再設計とコンセプト作り直しでファン急増
おさる:YouTube、すごい伸び方してますよね。どういうふうに取り組みましたか?
岩田さん:一度、以前のYouTubeチャンネルを全部リセットしました。全部非公開にして、ゼロから再出発するつもりで始めたんです。中途半端なコンセプトのままやっても響かないと思ったので、まずは「本当に自分が伝えたいことは何か?」を徹底的に見直しました。そこからようやく動画制作に入った感じです。
おさる:なるほど。だから少ない動画本数でもしっかり刺さっているんですね。
岩田さん:そうですね。やみくもに投稿するより、ちゃんと意図と設計を持って出すことが大事だと感じました。

YouTubeをビジネス活用するには、単に動画を出すだけでは不十分です。「誰に向けて」「どんな未来を描かせるか」といったコンセプト設計がカギになります。岩田さんのように、一度ゼロに戻してでも芯のあるメッセージを作り直すことで、濃いファンを獲得できるようになります
ローンチ3本目で登録者1,000人&LINE登録500人達成
おさる:動画投稿3本目で登録者が1,000人超えたって、本当にすごいですよね。
岩田さん:はい、ありがたいことにLINE登録者も500人以上増えました。YouTubeからLINEに自然に流れてもらえるように、動画の導線やプレゼントの設計も工夫しました。
おさる:ちゃんとセールスファネルになっているってことですね。
岩田さん:はい。おさるさんの講座で学んだ「プレゼント設計」と「登録までの流れの作り方」が大きかったです。登録のあとにプレゼントを配布することで、見込み客との信頼関係も一気に深まりました。

「動画 → LINE登録 → プレゼント → セミナー申込」といった一連の流れを設計することで、YouTubeは“単なる発信”から“濃い見込み客との接点”に変わります。登録者を増やすことが目的ではなく、信頼関係を築くことこそが、売上に直結するポイントです
月1,000万円を生み出したローンチ戦略とは

YouTubeとLINEで集まった見込み客に対して、どのように講座の案内をおこない、成約へとつなげていったのか。ここでは、岩田さんが講座で学んで実践してきたローンチ戦略と、成約率を高めたセールス設計について具体的に掘り下げていきます。
台本作成に苦戦しながらも、自分の伝えたい軸を明確化
おさる:今回、ローンチで過去最高の売上だったと伺いましたが、何が一番効果的でしたか?
岩田さん:やっぱりローンチの攻略プログラムに参加できたことが大きかったですね。特にローンチ動画の台本づくりは、本当に苦労しました。何度も書き直して、自分の伝えたいことや軸を言語化していく過程はとても大変でした。
おさる:台本って、自分と向き合う作業になりますからね。
岩田さん:まさにそうです。書いては削り、撮っては修正の繰り返しでした。でも、そのおかげで自分が本当に伝えたいことがどんどん明確になっていきました。
おさる:結果的に、それが成約率にもつながったわけですね。
岩田さん:はい。動画のクオリティも以前より格段に良くなりましたし、自信を持って届けられるものになったと思います。

ローンチ動画の台本作成は、見込み客に自分の世界観や価値を伝えるための最重要工程です。岩田さんのように、自分の言葉で「何を・誰に・なぜ伝えるのか」を深掘りすることで、共感を得る動画が完成します。このフェーズでの自己対話が、後の売上を大きく左右します
価格提示をやめた「個別相談型セールス」で成約率が急上昇
おさる:販売の形も大きく変えたとお聞きしました。どんなふうに変わったんですか?
岩田さん:以前は、説明会で講座の中身を話して、その場で価格を提示して申し込んでもらうスタイルでした。でも、それだと「断られるんじゃないか」という不安が常にあって。
おさる:確かに、その場で価格を出すと心理的ハードルも高くなりますよね。
岩田さん:そうなんです。おさるさんから「価格は提示せず、個別でしっかり向き合ったほうが良い」とアドバイスいただいて、それを実践してみました。
最初のシークレットセミナーでは価格を出したんですが、2回目以降は価格を出さずに、個別面談で丁寧に説明しました。その結果、成約率が一気に上がったんです。
おさる:素晴らしい!セールスというより「相手のために価値を伝える時間」になりますよね。
岩田さん:まさにそのとおりです。自分が売りたいというより、相手が納得して選んでくれる感覚でした。

高単価商品の販売では「個別面談」で丁寧にヒアリングしながらニーズを引き出し、価値を伝えるセールスが王道です。一斉説明会での価格提示は一見効率的に見えますが、信頼形成が不十分なまま価格が提示されることで、成約率が下がるリスクがあります
講座で得た本質的な学びと今後の展望

売上や登録者といった“数字の成果”の裏には、目に見えない“行動の変化”や“マインドセットの変化”があります。岩田さんが「ここまで向き合ってくれるのか」と感じた、おさる講座の本質。そして、これからさらに発展させていく展望について、率直に語っていただきました。
「1人1人に向き合う姿勢」が成功の鍵だった
おさる:講座を通して、一番印象に残っている学びってどこでしょうか?
岩田さん:おさるさんの「受講生との向き合い方」になります。本当にそこまでやるの?っていうくらい、1人1人に寄り添ってくれるんですよ。質問してもすぐに返事が来ますし、ローンチの台本も一緒に添削してくれるし「ここまでやってもらえるのか」と衝撃でした。
おさる:ありがとうございます。でも、やっぱり向き合うって大事だと思っているので。
岩田さん:正直、自分がこれまで講座をやってきたなかで「受講生とどう向き合うか」まではあまり深く考えていなかったんです。でも今回、そこに大きな学びがありました。今では自分の受講生に対しても、もっと手厚く向き合おうって思えるようになったんです。これは本当に大きな変化です。

受講生との関係性は、講座の成果に直結します。テンプレートやスキルだけでなく「この人の成功を本気で願っている」という姿勢が伝わることで、信頼と行動が引き出されます。岩田さんは、サポートの“深さ”に触れたことで、講師としてのスタンスまで大きく変化されました
今後はインスタ×エバーグリーンでさらなる集客へ
おさる:今後の展望についても聞かせていただけますか?
岩田さん:はい。今後はエバーグリーン型に切り替えて、通年で集客できる仕組みを作っていきたいと考えています。今はまだローンチ直後のため調整中ですが、毎月1回のオンラインセミナーと実践会、そしてリアルでのカイロプラクティックの施術会を並行して展開していく予定です。
さらに、インスタがまだ未着手のため、これから本格的に力を入れていきたいです。YouTubeはある程度形になってきたので、次はインスタと連携していければと。
おさる:すごく戦略的ですね。動画コンテンツもかなり充実してきているとか?
岩田さん:はい。50本以上の動画コンテンツを準備していますし、マスターマインドグループも作って、小人数での交流・学習ができる環境も整えてきました。あとはLINEへの導線をもっと強化して、しっかり価値を伝えていくことで、自然と集まってくる仕組みにしていきたいと思っています。

「エバーグリーン型」とは、特定の時期に限定せず、常時募集・常時販売が可能な仕組みのことです。インスタとYouTubeを掛け合わせ、LINEで信頼構築 → セミナー → 販売へつなぐファネル構築は、今後の個人起業家にとって強力な武器になります
補足解説
本記事では、ヒーリング系起業家・岩田さんが、売上の停滞期から完全復活を遂げた実例を紹介しました。その実体験をもとに、成功の裏にある本質的な変化を掘り下げました。
岩田さんが得た成果は「月商1,000万円」「YouTube登録者1,000人」「LINE登録500人」と、目に見える数字として現れています。その背景には「伝えたいことと、届けている内容のズレ」を見直し、コンセプト設計・セールス導線・サポートの在り方を徹底的に再構築したプロセスがありました。
単なるテクニック習得ではなく「誰に何をどのように届けるか」という軸を整えることで、再現性のあるビジネスモデルが確立されていきます。その重要性がリアルな実践を通して語られた内容となっています。
同じように「伸び悩んでいる」「もっと価値を届けたい」「本当はできるはずなのに……」と感じている方には、極めて再現性の高い事例として多くのヒントが詰まっています。
この記事から学べる5つのポイント
1. 売上の停滞は「伝え方と届け方」のズレが原因だった
4年間の売上低迷は、サービスの中身ではなく、届ける相手と伝え方のズレにありました。価値ある内容でも、伝わり方を誤ると結果にはつながらないという教訓です。
2. コンセプト設計をゼロから見直し、強みが明確化された
YouTubeチャンネルを一度リセットし「誰に何を伝えるか」を根本から再定義。やりたいことと見込み客のニーズが一致したことで、自然とファンが増えていきました。
3. YouTubeとLINEを連携し、少ない投稿でも濃い見込み客を獲得
わずか3本目の投稿で登録者1,000人突破。LINE登録者も500人以上を獲得できたのは、動画設計とLINE誘導の導線設計が最適化されていたからです。
4. 個別相談形式への転換で、セールスの成約率が大幅アップ
一斉説明会ではなく、個別面談で価値を丁寧に伝えた結果、成約率が大幅に向上。「売る」から「納得して選ばれる」への切り替えが成果の鍵でした。
5. 「向き合う姿勢」こそが、継続的な成果と信頼を生む最大の鍵
テンプレートよりも“人”に向き合う姿勢こそが、本質的な成果を生む。おさる講座で学んだサポートのあり方が、岩田さんの今後の講座運営にも大きな影響を与えました。