カービィ会長
ハンドメイド副業で!総売上1億→3億円を収益化したおさる式広告活用術

おさる:今回は最新SNS動画マーケティング×コンテンツ販売受講生実績者のカービィ会長に来ていただきました。よろしくお願いします。
カービィ会長:お願いします。
おさる:今回カービィ会長に来てもらったので紹介させていただきます。スニーカーペイント副業講座を運営しておりまして、今回すごく売上が出ました。オプトイン直後のシナリオ設計で、ローンチ動画の構成・プレゼント特典の作り込みや、最近ですと広告だけの方でもおさる式を取り入れていています。
本当に良いところをつまんでいただいていて、田中祐一さんや大御所の方も含めて広告の数字も良くなっています。僕も最近広告をやっているのですが、まさにおさる式を全部使っているので数字がとんでもなく良くなりました。
今回カービィ会長も非常に売上が上がりまして、もともと実績は総売上1億円でしたが、今回の総売上は3億円となっています。ROASも400%から600%になりまして、広告費も月500万円で3,000万円の売上が出ているという素晴らしい実績を出していただいたので今回来ていただきました。よろしくお願いします。
カービィ会長:よろしくお願いします。
おさる:簡単に自己紹介をお願いできますか?
カービィ会長:絵やものづくりが好きな人にとって天職になる「スニーカーペイント副業」という働き方を提供しているカービィ会長と申します。
おさる:軽く事業内容の紹介をお願いします。
カービィ会長:このような感じで、誰とも被らないスニーカーを履きたい人のためにペイントをしてあげてお金をいただくという働き方が「スニーカーペインター」です。こういったペイントスキルや受注を取るためのInstagram運用を教えている副業講座を運営しています。
おさる:例えば、僕がペイントしてほしいものを持っているとします。それを、カービィ会長の講座に入ってペイントの仕方を学んだ人に渡して、ペイントをしてもらいます。それでペイントしてもらったものをまた僕がもらって、その人がお金をもらえるというイメージですよね。
カービィ会長:「ペイント」というサービスを提供している感じです。
おさる:とてもいいですね。しかもこのスニーカー、すごくかっこよくないですか?
カービィ会長:ありがとうございます。これはもともとナイキの真っ白のスニーカーなんです。
おさる:これも違うんですね。
カービィ会長:そうです。これはもともと真っ黒のスニーカーです。
おさる:すごくかっこいい。このような感じでハンドメイド副業をやっていまして、Instagramなどでも「自分はこのようなことができますよ」と情報発信をして、そこで問い合わせがあった人に靴をいただいて描くんですね。ペインターですね。
カービィ会長:うちのお客さんは絵が好きな人やものづくりが好きな人が参加してくれるのですが「そういう人が好きなことを仕事にしたい」という形で、在宅で働くような仕事です。
おさる:オリジナリティがあってすごくいいです。欲しいです。ちょうど僕も面談させていただいて、すごくおもしろいと思って入会していただいたのですが、なぜ当時僕の講座を購入しようと思ったんですか?
カービィ会長:スニーカーペイント講座をMeta広告のみで集めて販売していましたが、YouTubeを使って集客もしていきたいと思っていました。そこで「YouTube集客で圧倒的な実績を持っているおさるさんから学ぼう」と決めて参加しました。
質問① マーケ講座を受ける前の収益・悩み

おさる:質問1つ目ですが、講座購入前の収益と悩みはどのような感じでしたか?
カービィ会長:おさるさんの講座に参加する前の収益は、広告費用を300万円ほどかけて、月の売上で1,200万円ペースでずっと売れ続けていました。
おさる:当時何か悩みなどはありましたか?
カービィ会長:ずっと広告運用しかしてこなかったので、Instagram集客の部分が弱くて「Instagram集客を強化したい」というのが課題としてありました。
質問② マーケ講座受講後の変化

おさる:最初はフロント集客でやっていきたいと思っていたけれど、実際に入ったら「もっと参考にできるところがあるじゃないか」と思っていただいたのですね。受講してみての変化ですが、SNS集客のところよりも、正直オプトイン後のところが参考になりましたか?
カービィ会長:まだSNS集客には着手できていないのですが、おさるさんの講座は集客した人に対しての教育戦略・マーケ戦略のレベルがかなり高かったです。集客したあとのシナリオ設計などを参考にさせてもらって、売上1億円から売上3億円まで伸ばすことができて、広告のROASでいうと400%から600%まで上がりました。
おさる:ここが大事ですよね。売上自体だけをフォーカスしても、結局「広告費を上げただけなんじゃないの?」と思われてしまいます。しかし広告のROASが上がるということは、クリエイティブも含めて教育導線のところが非常に良くなったということです。
何を変えたのかというところも聞いていきます。基本的に広告集客メインでやっている方にもおすすめですが、カービィ会長から見てどうですか?
カービィ会長:おさるさんは「SNS集客が得意」というところを押し出しているイメージですが、広告集客メインでやっている方にもおさるさんのマーケ講座はおすすめです。これを見ている方で広告集客メインでビジネス構築をしている方がいたら、迷わずおさるさんの講座にご参加ください。
質問③ 変化の決め手・どの部分を変えたのか

おさる:どのような部分で広告が役に立つかということですが、ここにもサムネイルを置いておきますが、田中祐一さんという方が僕の施策でシンプルにリスト単価が上がりました。広告費は変わっていないのに売上が増えて、対談動画をしっかり撮ったり、祐一さん本人がもっと前に出てやっていくことで売上が上がったという事例もありました。
今回カービィ会長の場合、変化の決め手となったものや変えたところはどの部分でしょうか?
カービィ会長:訴求の種類を増やしました。例えば「残り5日です」「残り4日です」「あと数時間で締め切りです」というような同じ訴求をしている人は「芸がない」と以前おさるさんがおっしゃっていましたが、僕は割とこんな感じでした。ですので一辺倒に訴求することをやめて、角度を変えた訴求方法をシナリオのなかに3つ追加しました。
おさる:これはすごく大事ですね。
カービィ会長:そうしたら、先ほども言ったように広告の費用対効果がROAS400%から600%に上がりました。今現在は広告費を毎月500万円かけているのに対して、月3,000万円の売上が上がっています。
おさる:普通は広告費を上げたらROASは落ちたりしませんか?けれどもROASが上がっているのは、シナリオ導線がかなり改善されたということだと思うのですが、具体的にどのように変えたのですか?
カービィ会長:具体的にはまず1対1の個別相談への誘導というアプローチで、一切反応しなかった人が「なぜ反応しなかったのか」という理由を洗い出すことから始めました。しかし人によっては「1対1で話すのが怖い」とか「売り込まれそう」と感じてしまうことが多いと思います。
おさる:いきなりの面談ですからビビりますよね。
カービィ会長:ですのでそういう人には複数参加型のウェビナーセールスを案内することで、見込み客のZoom参加の心理ハードルを下げてタッチポイントをまず増やしました。
おさる:バリューラダーにはさまざまな考え方があって、例えば海外のバリューラダーの発想は、低単価商品から少しずつ単価を上げてアップセルという考え方なんです。僕の場合は、日本でそれを少し応用してやっています。
個別相談でやって反応している人はいいのですが、反応しなかった人に対してはセミナーをやってみたり、セミナー・個別相談はZoomがあるからオートウェビナーにしてZoomに入らせないようにあえてするというのもありだと思います。今回個別のZoomの心理ハードルが非常に高いという人たちに対してウェビナーセールスを案内するというのは、まず一つの施策です。
全部にバリューラダーを取り入れると、普段の投稿の発信や残り5時間・4時間・3時間というワンパターンではなくて、さまざまな形で訴求していくことがとても大切になってきます。あともう一つの施策としてまだあるんですよね?
カービィ会長:あともう一つの施策として、逆に1対1で話を聞くのが怖いとかではなく、そもそも「無料」という言葉にそそられない層もいると思っています。「無料ということは大した話は聞けなさそう」「そもそも売り込みの場だから参加しても時間の無駄」などと考える人もいます。
僕も割とそっちタイプの人間ですので気持ちがよくわかるのですが、無料だとそそられない人には逆に有料のものを案内したほうが刺さると思うので、フロントで1万円の教材を販売する訴求も追加しました。
おさる:この観点も大事です。「無料がいい」「有料がいい」「審査制がいい」などありますが、全部に良いところがあるので「全部やりなさい」と言うのが一番いいですよね。
「無料だからまた売られるんでしょ?」「無料ということは何か裏があるんでしょ?」と思われてしまいますが「1万円だったら本当に価値があるんじゃないか」と来てくれる層がいるということで、フロントで1万円の訴求も追加したということですね。この話はかなり有益です。どのような流れだったんですか?
カービィ会長:流れとしては、まず教材を安価で販売して特典として1回だけZoomコンサルをするというサポートをつけて、そこでバックエンドをセールスするという流れを作ったことも売上の向上に繋がりました。
おさる:これはとてもいいですね。一辺倒だったところを、さまざまなバリエーションを増やしたんですね。
カービィ会長:あと業界でもやっている人はいないオリジナルの手法で、すごくハマった施策を入れました。どういうものかというと、ある程度ステップを流した上で反応しなかった人に対して、10時から17時の間なら好きなタイミングで電話ができるという「電話窓口サポート」を3日間だけ案内するというシナリオも追加しました。
おさる:全然反応しない人には、ここまでやるかというぐらいの施策をやっているということですよね。1回目のお客さんにアプローチをする段階では「個別でどうぞ」「セミナーでどうぞ」というような「見てください」という感じでしたが、ここでも反応しない層には「ここまでやります」ということで3日間だけやったのですね。
カービィ会長:これはうちの生徒さんに固定費を払ってやってもらっています。好きなタイミングで電話がかけられて相談ができるというアプローチは気軽に参加してもらうための案内で「少し興味がある」程度の人にアプローチをする手段として使いました。
ちなみにこの電話のゴールはバックエンドの販売ではなく、個別相談への誘導をゴールにしています。個別相談の前に一つ小さい階段を用意することで、見込み客とのタッチポイントを増やすことに成功したというのが、売上向上にかなり繋がりました。
おさる:これは有益ですので、本当にこれを採用する人が出てくるんじゃないですか?この動画を見た人はすごくラッキーです。タッチポイントを増やしていくためにさまざまな施策を打って、みなさんのリソースと相談しながらやるということですね。これはとても参考になります。実際にこれをやってみた結果はどうですか?
カービィ会長:このような感じで、Zoom説明会への誘導をさまざまな角度から訴求したことで、取りこぼしが少なくなって反応率が上がりました。個別相談の件数も増えたので、その分ROASも400%から600%に上げることができたということです。おさるさんの「芸のない一辺倒な訴求はやめて、もっと丁寧にやれ」という教えはかなり参考になりました。
おさる:良かったところとして、ほかに何かあればお願いします。
カービィ会長:あとは商品力の向上についても、おさるさんの思考を取り入れることでできたと思っています。おさるさんの優秀な人材を巻き込む戦略もかなり勉強させてもらいました。
おさる:この観点は、初めて触れてもらえました。
カービィ会長:おさるさんはまわりの優秀な人を仲間にしていくことで、おさるさんというコンテンツの資産価値を高めていく能力がものすごく長けていると思います。これを時間かけてやられてしまうと競合他社も追い抜きようがないというか、競合他社の追随を許さないビジネス構築がすごいと思ったので、僕もこの考え方をスニーカーペイントという業種で取り入れました。
具体的には講座販売の初期段階にやった施策ですが、セールスの場であるZoom相談に来てくれた人のなかで「この人を中身に引き入れることができたらスニーカーペイント講座というコンテンツの資産価値が高くなる」と判断したら、積極的にリクルートをするという戦略を最初に取りました。
おさる:つまりそこに来る人たちというのは、スニーカーペイントの講師になるといった意味ですか?
カービィ会長:具体的に言うと、何かスキルを持っていてうちの講座と親和性が高いと思った人には、講座のクロージングをして目先の利益を追うということはせずに「全部無料でノウハウを教えるからあなたのノウハウをうちの講座に共有してください」という形で優秀な人材をどんどんスカウトしていきました。
変にレベシェアなどはせずに、ノウハウを買い取るという形でどんどん講座のレベルを上げていきました。ですのでうちのスニーカープリント講座はすごくレベルが高いんです。例えば、昔流行ったテレビチャンピオンはご存じですか?
おさる:知っています。
カービィ会長:そのテレビチャンピオンの番組のエアブラシ部門で優勝した日本一のエアブラシ技術を持つ方が、講師として参画してくれました。
おさる:おもしろいですね。
カービィ会長:あとはペイント業界で有名な人がコンテンツを提供してくれたり、スニーカーペイントでもともと受注を取るのがうまい人がうちの生徒さんに受注ノウハウを提供してくれたりと、どんどんレベルの高い講座になっています。そのおかげで顧客満足度もすごく高くなりました。
おさる:ちなみにこのメンバーの人たちが、その広告からの面談にまず来るんですか?
カービィ会長:けっこう来ます。スニーカーペイントというお仕事自体がかなり特殊なものですので「自分のエアブラシの技術を使ってできるんじゃないか」とか、絵の上手さなど自分の得意領域を活かせるのではないかと思って来る方が多いです。
おさる:しかも広告を多くかけているから、何百人~何千人といたら確率論的にもそのなかにすごい人がいますよね。
カービィ会長:僕よりも全然格上の人とかがたまに来ます。ですので、そういう人には目先のお金を追うよりも、お金をいただかずに無料でノウハウを買い取る形をとっています。
おさる:例えばこれを僕に置き換えるとしたら「僕の講座で自分の商品を紹介しても良いからセミナーをやってくれますか?」というようなことですよね?
カービィ会長:おさるさんで言うと、そもそも生徒さんがすごい実績を持っているので、僕みたいに「無料で教えるから教えてね」という交換をするわけではないと思います。僕の場合はそこまで圧倒的な実績があるわけではないのでドロ臭くやっています。そもそもおさるさんはマーケ講座のなかにすごい人がいっぱいいるじゃないですか。
おさる:僕はあまり気付いていなかったのですが、そこにちゃんと目をつけていてすごいですね。
カービィ会長:日本一のエアブラシ王者など権威性のある人たちが僕の講座を評価してくれたことで顧客満足度も上がったし、それがスニーカーペイント講座のセールスポイントにもなって、セールス時の成約率も上がりました。
おさる:「こういう講師がいますよ」と言えますよね。これはおもしろいですね。僕も今よく考えてみたら、講座のすごい受講生とかにセミナーをやってもらって「その分みなさんの商品に興味のある方だけ販売しても良いのでやってくれませんか」ということでみんなにやってもらっています。
それが会員コンテンツとして溜まっていったり講師としてやってもらったりしていますし、確かに僕は英語の講座もすごい人に講師をやってもらって、それを会員コンテンツに入れて販売したりしています。
カービィ会長:資産になりますよね。
おさる:確かに僕もそれをセールスポイントに使っていました。今日の対談動画は
- 訴求の仕方
- 施策
- セールスポイント
という観点からすごく参考になったと思います。あともう一点あるということですが、いかがですか?
カービィ会長:もう一点は「挑戦する姿勢」を学ばせてもらいました。僕自身ある程度稼いでしまうとすぐ満足して動かなくなるタイプですが、オフ会に行っておさるさんとお話しさせてもらうと、いつも新しい施策を打っていてかなり刺激を受けます。
おさる:先ほどの動画の外でも「すごくやる気になる」とか言っていましたよね。
カービィ会長:ここまで結果が出ている人が止まらないんだから、僕レベルが怠けていてはだめだと思って頑張れたのも良かったです。
おさる:基準値的なところは、先ほど僕の英語の広告の話や個別相談部隊の話もしましたが、やってみようと思いますよね。
カービィ会長:そう思います。ですので挑戦するという気持ちが芽生えて「もっと積極的にさまざまなことに挑戦しよう」と思って、ドバイで日本人初のスニーカーペイント展示会を開催しました。海外の人に330万円分のスニーカーペイントサービスを販売して帰ってくるなど、そういう挑戦を自分の講座生さんに見せていくことができました。
おさる:僕もすごく意識しているのが「常に止まらない」ということです。それ自体が受講生にとって価値になるし「常に動いている」ということが受講生にとっての憧れの的になるので大事ですよね。
カービィ会長:人は現状維持している人よりも常に挑戦している人から学びたいと思うので、そういう姿勢を講座生さんに見せることができたことは良かったです。スニーカーペイントが世界で通用するという可能性も見せることができたので、そこも良かったと思います。
おさる:僕が今年おさるマーケ大学というものを始めたわけですし、英語でも広告・外注・エンタメなど新しいことに挑戦しました。本当に初めてのことをやっているのですが、やっぱり受講生にとってすごくためになるので、これはとても大切なマインドだと思います。
質問④ 商品設計で頑張ったところ

おさる:商品設計の話ですが、具体的に頑張ったところも含めていかがでしょうか?
カービィ会長:おさるさんも言っているように、SNSで売上を上げるセンターピンは「集客力を上げること」だと思います。僕の場合はMeta広告メインで集客しているので、集客自体はお金をかければできてしまいます。
おさる:そこはできるからあとは中身ですよね。
カービィ会長:広告集客のセンターピンは、広告で集めたインプレッションをいかにお金に変えるのかというバックの成約率がセンターピンになります。だからこそ広告集客メインの商材をやって、どうしてもお客さんに対してコンテンツのレベル以上の誇張したセールスをしてしまいます。
おさる:一生の課題ですね。
カービィ会長:そうですね。お客さんに対して講座の期待値調整ができていない分、顧客満足度も悪いしクレームが多発するというパターンはよくありますよね。
おさる:そうですね。
カービィ会長:ただ僕自身がおさるさんのスクールに参加してからの1年間は、ひたすら自身のコンテンツの価値を高める作業を愚直におこなってきました。それがさっき言ったリクルートによるコンテンツの強化だったりします。
おかげでコンテンツの価値以上に誇張したセールスをしなくてもしっかり売れるようになったし、講座に参加したお客さんの満足度も上がったので、この部分は頑張ってよかったポイントです。
おさる:ここは大事ですよね。早い段階で広告をすごくかけてしまって、コンテンツが微妙な状態でお客様が集まってしまうと耐えきれないし、満足度が上がっているコンテンツにもできません。これからずっと生き残っていると、先ほどのすごい方に講師になっていただいたり、そういうところもしっかりやる必要があります。
あとは先ほど個別相談部隊などの話もしましたが、年商1億円~数億円程度であればスポットで入れてもいいかなと思います。しかし大きくなってくると「広告を止められない」とか「セールス部隊の人たちがいるから彼らに稼がせたい」などさまざまな理由がありますが、今の話を聞いてこのあたりはどう思いますか?
カービィ会長:僕もうちの生徒さんに個別相談をやってもらっているので、セールスはある意味自動化しています。結論は増やさないことにしましたが、セールスを増やそうかどうかを自分のなかで考えたときがありました。
おさる:ここの議論は大事ですね。
カービィ会長:セールスマンを増やすというのは、もちろん個別相談の数が増えても耐えうるし売上もどんどん伸びていきます。しかし僕としても「セールスマンを稼がせてあげないといけない」など、お客さんへの価値提供以外のことも考えなければいけなくなり、それがある意味で歪みになって組織が崩壊するということが割と起こり得るのです。
ですので個別相談のセールスマンを増やすことはやめて、おさるさんの施策であるオートウェビナーなどを取り入れることに注力するほうがいいのではないかと個人的には思います。
おさる:最小限にしたりスポットだけにして人数を少なくしたりしても、それ以上に関してはオートウェビナー・ファネル・SNSなどセールス部隊にお金を吐き出したりマネジメントコストに払うよりは、資産性のあるところにやっていくほうが5~10年と長い目で見ると良いということですね。
僕の担当しているマーケターの方が言っていましたが、年商10億円以上で個別相談をゴリゴリやっていた会社のなかで、2年間生き残っているところはないらしいです。僕らで例えると、釣り堀がもう決まっていて捕ってもいいお魚がいて、そこに対してこっちは炭火焼きの網と炭を多く用意して場所代もすごくお金がかかっています。
その場所代を維持するためにすごく大きい網を用意して、捕ってはいけないお魚までガバッと捕ったりしますが、なかにはやばい魚もいるわけです。講座を崩壊させたりセールス部隊の方を稼がせるために単価を上げたり、そういう思考になってしまいますか?
カービィ会長:僕も人間だから僕のもとで頑張ってくれている子に多くお金を払いたいという気持ちがどうしても出てきます。これ自体は別に悪いことではないですが、そこの負担をお客さんにさせてしまうことが「単価を上げる」ということだと思うんです。そうするとそこに歪みができてしまって、お客さんのためではなくてセールスマンのために単価を上げることになります。
その結果、単価を上げるためにサポートをより強くしないと耐えきれなくなってしまうのです。だから先ほどの釣り堀の話で言ったら、釣り堀に魚がいっぱいいるなかで釣り堀の入場料を1万円にしようとなったときに、ものすごい伝説の鯉みたいなものを入れないといけなくなります。
おさる:入場料がすごく高いので、お客さんは期待値高めで来ます。だからこちらのコンテンツには鯉を多く入れなければいけないけれど、そんな簡単に鯉を仕入れてくることは難しいんです。
カービィ会長:難しいですし、そこの鯉が喧嘩してみんな死んでしまうこともあって、リスクとしてはすごく高くなっていきます。
おさる:オーバースペックみたいな形で、負担が重くなって耐えきれなくなるのですね。しかも広告費もかかっているし、やはり吐き出すお金も大きいじゃないですか。そうなると利益率・コンテンツ・期待値が低くなってしまって、さまざまなことがぐちゃぐちゃになって大変です。
カービィ会長:僕も広告をずっと回していますが、そこで出た利益を自分のコンテンツの資産になるようなものに再投資するなど、そういうことでコンテンツの価値を高めていくことはかなり意識しています。
おさる:この話はとても有益ではないでしょうか。最初に僕もマーケターの方に「個別相談部隊を入れましょう」と安易に言ってしまったのですが、さまざまな相談をしているなかでその方が「売上は1.5~2倍になるけれど短命になるから、おさるさんのリストであれば個別相談部隊を入れることはしなくて良い」と言ってくれました。
マネジメントコストを考えると「ファネルなどのところを改善して長くやっていったほうが良いのではないか」ということで、僕も入れるとしてもほぼスポットのみという形になりました。すごくレベルの高い話になりましたね。
質問⑤ これからの戦略について

おさる:最後にこれからの戦略について聞いていきたいのですが、いかがでしょうか?
カービィ会長:僕も広告でリストを集めてコンテンツ販売をするということを7年ぐらいやっていまして、コンテンツ自体も7種類くらい扱ってきましたが、どういうコンセプト設計をすれば簡単に広告で当てられるのかどうすれば広告集客の難易度が下がるのかというのがわかってきました。
これからは、この商品なら少しいじるだけで勝たせられるというコンテンツビジネスマンを見つけて、レべシェアで入るというような裏方業をしようかと考えています。自分の培ってきたノウハウを横展開していきたいですね。
おさる:今回の動画の概要欄にLINEを置いておきますので、興味のある方はぜひ登録してみてください。
宣伝・視聴者へのメッセージ

おさる:最後に宣伝と視聴者へのメッセージをお願いします。
カービィ会長:僕自身ビジネスを仕組み化することにこだわっていまして、今の僕でいうと集客から販売までを完全に仕組み化・外注化して、一切労働しなくても毎日100万円が入金されるという仕組みを作れています。
- ビジネスを仕組み化したい人
- 広告集客を取り入れている人
- これから広告集客に参入したい人
に向けて、僕のビジネス構築戦略を徹底解説したWebマーケ講座「コンテンツビジネスアカデミア」をこの度作りました。7時間分を収録した講義になりますが
- 広告で当てるためのコンセプト設計
- 教育よりも大事な○○力に特化したローンチ動画構築法
- 業界でも僕しかやっていない販売戦略
- スニーカーペイント副業講座を3億円売った販売導線の作り方
など主に広告でビジネス構築をするための戦略を解説した講座を、LINE追加してくれた方にプレゼントしているのでよかったら覗いてみてください。
おさる:今日の話はとても有益で、僕も聞いていてすごく勉強になりました。どうやってオプトイン後にアプローチ・タッチポイントを増やしていくのかというお話もありましたし、個別相談部隊の是非についてもお話ししましたし、挑戦していくの大切さや講座の価値の上げ方というのはおもしろい観点でかなり参考になるのではないでしょうか。
今日のお話しを抽象から具体に持っていっていただいて、みなさんの事業に活かしてほしいです。カービィ会長の下に僕の特典も置いておきますので、ぜひ受け取ってください。特典は10個ありますし、マーケティング講座の全体像とビジネスのマインドのところを話している本2冊も出しておりますので、興味のある方はぜひ手に取ってみてください。
ということで今回は最新SNS動画マーケティング×コンテンツ販売受講生実績者のカービィ会長に来ていただきました。本日はありがとうございました。
カービィ会長:ありがとうございました。
おさる:おさる:それでは次回の動画でお会いしましょう。