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はっち|自在な”組み合わせ”であなただけのキャリアをつくる

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セールスに強い苦手意識を持ちながらも、キャリア支援スクールの受講単価を1万円から30万円へアップ。さらに成約率も約80%まで向上させた女性起業家・はっちさんの変化に迫るインタビューです。

もともとは「営業 = 悪」と感じ、クロージングに恐怖さえ抱いていたはっちさん。そんな彼女がどうしてここまでマインドを整え、成果を出せるようになったのか。その背景には、セールスの本質を知り、正しいやり方を身につけたことがありました。

  • 売ることが怖い
  • お金をもらうことに罪悪感がある

そんな悩みを持っている方にとって、この記事は“希望のストーリー”になるはずです。

この記事でわかること

  • HSP向けのサービスでも高単価で成約できるセールス設計
  • セールスが苦手でも使える、再現性の高いテンプレート活用法
  • 個別相談で“売り込まずに売れる”会話の流れと信頼構築
  • 初セミナーで40%成約率を出したオンライン活用の具体事例
  • 自信がない状態から成果を出すためのマインドセットと実践方法

この記事はこんな方におすすめ

  • セールスやクロージングに強い抵抗感がある方
  • 商品やスクールに誇りはあるのに価格が上げられない方
  • チームでサービスを運営しており、単価アップと再現性を求めている方
  • 多様なスキルや経歴を活かしてキャリア支援をしたい方
  • 本当に価値あるサービスを、きちんと届けたいと願う方

はっちさんのご紹介と受講前の課題

今回は、セミナー・個別相談構築講座の実績者として、キャリアデザインスクールを運営されているはっちさんにお越しいただきました。

女性の多様な生き方や働き方を支援するプログラムを提供し、Xフォロワーは2,600名超。セールスやクロージングへの苦手意識が強かった過去を乗り越え、現在では健全かつ高収益なスクール運営を実現されています。

まずは、受講前のビジネス状況や、当時の悩みについて伺いました。

自信がなく価格設定も低かったビジネス初期

村上:はっちさん、まずは講座を受ける前の状態や当時の悩みについて教えていただけますか?

はっち:第1期のときは、3か月で1万円という超低価格の講座を提供していました。

今思えば「なぜこの金額?」という感じですが、当時は本当に自信がありませんでした。「私なんかが……」という気持ちが強くて。

当然、自分の報酬はゼロ。むしろマイナスですし、一緒に動いてくれていたパートナーにも十分な報酬を渡せない状態でした。

村上:それでも第1期で20名を集客できたのは本当にすごいと思います。しかし、お話を伺う限りでは、かなり無理をされていたように感じます。

はっち:はい。売上はあっても、自分のなかでは苦しさばかり。このままじゃいけない、変わらなきゃと感じていたときに、村上さんの講座に出会いました。

村上

はっちさんが抱えていた「自分なんかが売っていいのか」という思いは、起業初期によくある自己肯定感の課題です。特にキャリア支援や教育系など“誰かを支える”事業をされる方ほど、自分への評価を後回しにしてしまいがち。しかし、それでは自分を削ってビジネスを続けることになり、長期的には破綻しかねません。はっちさんのように「売上はあるけど、苦しい」という状況から抜け出すには、ビジネスの価値を正しく認識し、健全な価格設定と収益構造を作る必要があります。講座は、その第一歩となったのです

この章のまとめ
  • 起業初期は「自分にはまだ早い」と価格設定を下げがち
  • 自信のなさが収益構造の不健全さにつながる
  • 自分と周囲を守るためにも、適正な単価と事業運営が不可欠

「セールス = 悪」の思い込みが行動を止めていた

村上:当時は、セールスに対してどんなイメージを持っていましたか?

はっち:完全に“悪”でした。誰かに売るという行為そのものに、罪悪感がありました。

過去に自分が「売り込まれて嫌だった経験」があったこともあり「自分も同じことをしているんじゃないか」と思い込んでしまいました。

村上:それはきついですね。本当は素晴らしいサービスを提供しているのに「売る = 悪」だと思い込んでいたら、全力で伝えることもできないですよね。

はっち:はい。心のなかで「私は悪の道に進もうとしているのかも」と本気で思ってました。だから、価格を少し上げても「ぼったくりなんて思われないのかな」とか、そういう不安ばかりでした。

村上

多くの起業家が「セールス = 悪いこと」と無意識に思い込んでいます。しかし実際は、自分のサービスに誇りを持ち、相手にとって本当に必要なものであれば、提案は“愛ある行動”になります。はっちさんのように、過去の経験や思い込みから解放されることで、本来の魅力と価値をきちんと伝えられるようになるのです

この章のまとめ
  • 自信がなく、講座価格を1万円に設定するほどの自己評価だった
  • 報酬ゼロ、むしろマイナスでも“気合い”で運営を続けていた
  • 「セールス = 悪」という強いブロックが行動を妨げていた

講座受講後の劇的変化と成果

セールスに強い抵抗を持っていたはっちさんが、村上の講座の受講をきっかけにどのように変化していったのか。講座を通じて何を学び、どう実践したのか。そして、どのような成果が得られたのかを具体的に伺いました。

単価30万円、成約率約80%を実現した実践内容

村上:では講座を受けたあと、実際にどんな変化がありましたか?数字面、そして心の面もぜひ教えてください。

はっち:まず価格ですね。村上さんから「その価格、安すぎますよ」と言われて、自分たちのサービスの価値を改めてチームで見直しました。

それまでは「人件費がこのくらいだから……」のような考え方でしたが、テンプレにある“想定価値”を意識するようになって「私たちのサービスには、30万円以上の価値がある!」と自信を持てるようになりました。

結果、価格を30万円に設定し、第7期では個別相談13名中10名が成約。さらに別サービスも含めて、トータルの成約率は約80%。売上は300万円を超えました。

村上:すごい……単価30倍、成約率も2倍は、完全に“成果”ですね。

はっち:前回の第6期は単価16万円で成約率40%、売上80万円だったので、本当に大きな成長を感じました。

村上

価格設定の見直しは、事業の成長において極めて重要なポイントです。はっちさんは「人件費ベース」の価格設定から、「提供価値ベース」へとシフトしたことで、自信を持って30万円という単価を提示できるようになりました。これは単に数字を上げただけでなく「自分たちのサービスにどれだけの価値があるのか」を正しく認識できた結果です。テンプレートにあった“想定価値”の考え方は、商品設計やクロージングトークにも活かされ、成約率と売上の両方を大きく引き上げる原動力となりました

この章のまとめ
  • 「人件費」ではなく「提供価値」に基づいた価格設定が成果を生む
  • 価格に見合う価値を自分自身が認識できたことで、自信ある提案が可能に
  • 単価30倍、成約率2倍、売上300万円超を達成した実践例

価格を上げても選ばれる“価値の伝え方”を習得

村上:価格を上げることは、勇気のいることですが、そのなかでも意識したことはありましたか?

はっち:個別相談のとき「売らなきゃ」ではなくて「きちんと伝えよう」と思えるようになったのが大きいです。「私たちがやっていることは価値がある。だからこそ、必要な人に届けなきゃ」という気持ちに変わりました。

また、チーム内でも「私たち、これだけの価値を提供しているよね」と認識を揃えられたのも大きかったです。自信を持って価格を提示できたことで、相談者の方にもそれが伝わったと思います。

村上:価格じゃなく“価値”で選ばれるセールスができるようになって、これは本当に素晴らしい進化だと思います。

村上

セールスで成果を出すには、価格を提示する“前提のマインド”がとても重要です。価格は自信の裏返しであり「その価値がある」と自分で信じていなければ、相手にも伝わりません。テンプレートやトークスクリプトに沿って構成を整えつつ「なぜそれだけの価格なのか」を自分たちで言語化できたことが、はっちさんの成功の鍵となりました

この章のまとめ
  • 価格を30万円に設定し、想定価値への理解と自信が高まった
  • 個別相談13名中10名が成約し、売上は300万円超に
  • チーム内の価値認識も統一され、ブレない提案ができるように

セールスに対するマインドの変化と再現性

セールスやクロージングに対して強い罪悪感や恐怖を持っていたはっちさん。その意識が、どのように変化していったのか。そして、その変化がどのように成果へと結びついていったのか。

ここでは、マインドの内面変化と、それを再現可能にした実践方法について詳しく伺いました。

「重要キャラクターであれ」の言葉がもたらした意識改革

村上:はっちさんのなかで、マインドの変化がかなり大きなテーマだったと思いますが、何か印象に残っている言葉などはありますか?

はっち:はい。村上さんが最初のキックオフでおっしゃっていた「人生の重要キャラクターであれ」という言葉が、私のなかですごく刺さりました。

個別相談に入る前も、常にその言葉を意識するようにしていて「私はこの人の未来にとって、意味のある存在なんだ」と思うだけで、すごく気持ちが変わりました。

村上:まさにマインドセットの力ですね。やり方だけじゃなく、あり方が整うことで、セールスそのものが“人を助ける行為”に変わる瞬間だと思います。

はっち:本当にそうです。もう「売る = 悪」という考えは一切なくなりました。

村上

セールスに対して罪悪感を抱いてしまう方は少なくありません。特に「押し売りになりたくない」「相手に嫌な思いをさせたくない」という気持ちが強い方ほど、営業という行為にブレーキがかかりやすくなります。はっちさんのように、「人生の重要キャラクターであれ」というマインドセットを持つことで、セールスは単なる売り込みではなく、「相手の未来を変える支援」に変化します。この意識の変化は、表面的なトークや資料以上に、相手に伝わる“在り方”として大きな影響を与えるのです

この章のまとめ
  • 「売ること = 悪」という思い込みを手放すことで心が軽くなる
  • セールスは“相手の未来を後押しする”支援行為である
  • 正しいマインドセットがあれば、誰でも自然体で成果を出せる

4時間半のセミナー解説動画が生んだワークショップ成果

村上:セールスの“やり方”に関してもかなり実践されてましたよね。印象的だったのが、ワークショップでの成功事例です。

はっち:はい、講座でいただいた「セミナーセールス完全攻略」の4時間半の解説動画、あれを何度も見返して、自分の資料や話し方を全部見直しました。

1回目のワークショップは正直全然ダメでした。でも、動画を見返して「熱量」や「構成」の意味を理解して、資料も話す順番も全部変えたら、2回目のワークショップでは個別相談に100%来てくださりました。

村上:それはすごい成果ですね!自分で試して、失敗して、修正して、結果が出る。この一連の流れこそが“再現性”ですよね。

はっち:はい、動画は何回も見ましたし、自分でもトークを練習して、きちんと“使いこなす”ところまでやったのが良かったと思います。

村上

セールスは「マインド8割、スキル2割」とも言われます。はっちさんのように「届けること = 愛」と捉え直すことで、恐怖や罪悪感が“使命感”に変わります。加えて、4時間半に及ぶセミナー解説動画など、詳細に設計された教材によって、誰でも再現性を持って成果を出せるのが本講座の特徴です

この章のまとめ
  • 「人生の重要キャラクターであれ」というマインドが行動を変えた
  • 売ることへの罪悪感が、届ける使命感へと変化した
  • 解説動画を活用し、ワークショップから100%個別相談へ誘導成功

これからセミナーや個別相談に挑戦する人へ

最後に、現在キャリア支援スクールを運営するはっちさんから、同じように悩みを抱えている方へのメッセージと、講座をおすすめしたい人について伺いました。

多様性を活かしたキャリア支援に込める想い

村上:はっちさんが今取り組まれている事業に対する想い、そしてどんな方に届けたいのか、ぜひ教えてください。

はっち:私は“器用貧乏”とか“気が散りやすい”と言われてしまうような方に向けたキャリア支援をしています。

ひとつのことを極めるのが苦手だったり、さまざまなことに挑戦しすぎて自分に自信が持てない人が、実はすごく多いんですよね。でも、そういう人こそ“掛け合わせ”によって、自分だけの価値が生まれると私は信じています。

だからこそ

  • ひとつに絞らなくてもいい
  • あなたにしかできないキャリアがある

ということを伝え続けたいと思ってます。

村上:すごく大事なメッセージですね。多様性の時代において、それは本当に必要な支援だと思います。

はっち:ありがとうございます。私自身、自分の人生を本気で楽しみきりたいし、関わる方にも「この人生でよかった」と思ってもらえるようにサポートしていきたいです。

村上

はっちさんが届けたいのは、「何か一つを極めなければいけない」という思い込みからの解放です。キャリア支援と聞くと、専門性や実績が重視されがちですが、現代の多様な働き方においては、複数のスキルや経験を“掛け合わせる力”が武器になります。自信がない、続かない、自分には強みがないと思っている方こそ、視点を変えることで「自分だけのキャリア」が見つかります。はっちさんの言葉には、そんな方への優しさと確信が込められており、それこそが多くの人に求められているサポートなのです

この章のまとめ
  • ひとつに絞らなくても「自分にしかできないキャリア」はつくれる
  • 自分の特性を否定せず、強みに変える視点が大切
  • キャリア支援は「人生を楽しみきる」ための手段でもある

「想い」と「誇り」を持つ人にこそ届けたい講座の魅力

村上:最後に、僕の講座をどんな方におすすめしたいですか?

はっち:自分の商品やスクールに「誇り」や「想い」がある方にこそ、おすすめしたいです。単に売上を上げたいという人ではなく「届けたい理由」がある人。その人たちが、正しいマインドと方法を知るだけで、きちんと結果を出せる講座だと思います。

何より、村上さんの熱量と受講生への愛情がすごいです。フィードバックの速さや、オフ会での献身的な関わりとか「ここまでやるの!?」というくらい。自分の甘さを痛感したくらいです。

村上

どんなに良いサービスでも「伝えられない」「価格に自信がない」では、必要な人に届きません。はっちさんのように“想い”を持つ起業家が、正しいマインドセットと構造化されたセールスの仕組みを身につけることで、本来の価値が伝わるようになります。この講座は、そんな「届けたい人にきちんと届けたい」すべての人に向いています

この章のまとめ
  • “多様性”を活かすキャリア支援への情熱が活動の原動力に
  • 「ひとつに絞れない人」こそ、自分だけの価値を築けるという信念
  • 誇りあるサービスを持つ人が成果を出せる、再現性と熱量ある講座

補足解説

はっちさんの変化は「セールス = 悪」という固定観念から脱却し「セールス = 価値を届ける愛ある行動」へと意識を変えたことがすべての始まりでした。

本来、人に何かを勧める行為には“愛”があってこそ成り立ちます。相手の未来に本気で向き合い「人生の重要キャラクター」として関わる。だからこそ提案できるし、必要な人に選ばれる。

テンプレートやスクリプトといった“型”に加えて、この“心構え”が揃ったときに、成約率は自然と上がり、事業としても持続可能な仕組みに変わっていきます。自分や自分の商品に誇りを持ちたい方にこそ、このストーリーは再現可能です。

この記事から学べる5つのポイント

1. セールスに罪悪感があっても成果を出せる理由

営業が苦手でも、相手に寄り添う提案なら感謝されるセールスが可能になります。

2. 価格を上げても売れる「想定価値」の伝え方

単価1万円から30万円へ。価格ではなく“価値”に納得してもらうための構成が学べます。

3. 再現性の高いセミナー設計と解説動画の使い方

4時間半のセミナー解説動画を活用し、初心者でもセールス導線を構築可能に。

4. チーム全体の価値認識を揃えて自信を持って売る方法

個人のマインドだけでなく、チーム全体で“価値”を共有することが、安定運営の鍵になります。

5. 多様なキャリア経験を活かした起業の形と届け方

ひとつに絞れない不安を“強み”に変え、掛け合わせによって自分にしかできないビジネスを形にする。