廣畑ともや
こんにちは、Webマーケティング講師のおさるです!今回は、SNS動画を駆使してバスケットボール業界で大きな成果を出した受講生、T’s factory代表・スキルコーチの廣畑さんにお話を伺いました。
バスケというニッチなジャンルでありながら、1か月の売上が最大2,200万円、累計では3,450万円を叩き出すという驚異的な実績。InstagramやX(旧Twitter)でのプレゼント企画からLINE誘導、そして高額商品のセールスまで、まさに「スポーツ×マーケティング」成功事例の教科書とも言える内容です。
スポーツ指導者やスモールビジネスを展開している方にとって、再現性の高いノウハウが満載ですので、ぜひ最後までチェックしてみてください!
この記事でわかること
この記事はこんな方におすすめ
講座受講のきっかけと決め手【マーケティング導入背景】

SNSで一定の影響力を持ち、全国でスキル指導もおこなっていた廣畑さん。しかし、活動10年目を迎えるタイミングで、さらにビジネスを加速させるべく「マーケティング」に本格的に取り組む決断をされました。
ここでは、なぜ講座を受講しようと思ったのか?その背景や決め手となったポイントについて詳しくお聞きしていきます。
10年目の節目と海外とのJVでマーケ強化が必要に
おさる:そもそもなんで僕の講座を受講しようと思われたんですか?
廣畑:バスケスクールを始めて今年で10年目になるんですが、その間ずっとWebマーケティングで集客してきたんです。でも、今年に入って海外のコーチたちとの大きなプロジェクトが始まることになって、もっとマーケティングの部分を強化する必要があると感じたんですよね。
おさる:なるほど、海外とのジョイントベンチャーがきっかけだったと。知り合いの講座も多く受講されていると聞いていましたが、なぜ僕の講座を選んでくれたんですか?
廣畑:そうですね。知り合いの方の講座もいろいろ受けたなかで、おさるさんの講座が一番「仕組み」が見えたんですよ。プレゼント企画とかLINEへの導線設計、セールスの流れとか。
特にリストの獲得や無料企画の構築は、これからの展開に必要不可欠だと思いました。

ジョイントベンチャー(JV)は複数の事業者が共同で商品を展開する形態のこと。今回廣畑さんは世界的なスキルコーチと組むことで、より広い市場を見据えた事業展開が必要となり、個人で運用していたマーケティングに限界を感じ体系的な学びを求めて講座を選ばれました
講座選びの決め手は「徹底的にパクれる」構成と資料
おさる:実際に講座を受講してみて、印象に残ったポイントってありますか?
廣畑:正直、講座の最大の魅力は「徹底的にパクれる」ことですね(笑)。おさるさんの実際のセールス資料や構成・導線が丸見えで、それを自分のビジネスに落とし込むだけだったのでとても実用的でした。
おさる:ありがとうございます。セミナー資料とか台本とか、そのまま使えるようにしていますからね。
廣畑:はい。僕は全国を回っていたりするので資料をいちから作る時間ってないんですよ。でもテンプレートがあることで、めちゃくちゃ時短ができました。導線の構成も悩まずに済んだのも大きかったです。

テンプレートや実際の事例に基づいた資料を活用することで、初心者でもマーケティングの全体設計を理解しやすくなります。また何をどう話すかという「セールス構成」は、実は非常に高度な技術であり、プロの資料に触れることが実力向上に直結します
2回のローンチで売上3,450万円!実践内容と成果

SNSやLINE・オンラインセールスを連携させた廣畑さんのマーケティングは、たった数か月で2回の大規模ローンチを成功させ、累計3,450万円の売上を記録しました。ここでは、それぞれのローンチの内容や手法、そして驚きの成果について詳しく深掘りしていきます。
オフラインのスキルキャンプで1,300万円
おさる:まず1回目のローンチは春先におこなわれたキャンプだったんですよね?
廣畑:はい。海外のスキルコーチ、DJサックマンと一緒に全国6都市でスキルキャンプを開催しました。埼玉・東京・愛知・大阪・広島・福岡の6か所を回って、2週間で開催したんです。
おさる:スゴいですよね。対象は小学生からプロまでですか?
廣畑:そうですね。小学生からプロの選手まで幅広く参加していただきました。内容も贅沢で、NBA選手を指導しているサックマンのコーチングが直接受けられるということで、かなり話題になりました。
おさる:このキャンプでの売上が1,300万円と。
廣畑:はい、全体としては1,300万円を超える売上になりました。もちろん内容の良さもあるんですが、おさるさんのマーケティング手法をまるっと取り入れたのが大きかったです。

「ローンチ」とは、新商品やサービスを一定の期間で一気に販売するマーケティング手法です。特にスポーツや教育系では期間限定のイベントと組み合わせることで、価値と緊急性を演出しやすく、大きな売上を生むケースが多いです
オンライン商品の販売で1,600万円|リスト獲得と成約率60%の導線設計
おさる:では、2回目のローンチはどんな内容だったんでしょうか?
廣畑:DJサックマンとビジネスパートナー契約を結んでいるので、彼が世界中で販売しているオンラインバスケ教育コンテンツを、日本版として販売するプロジェクトを立ち上げました。
おさる:オンライン商品ですね。導線はどうやって設計されたんですか?
廣畑:おさるさんの講座のテンプレどおり、SNSでプレゼント企画をしてLINE誘導しました。プレゼントはスキル動画17本と、Zoomでの無料トークセッション。それを見た方たちがLINE登録してくれたんです。
おさる:LINEリストはどれくらい集まったんですか?
廣畑:1週間で704リストですね。XとInstagramで企画を打って、Instagramのストーリーでタグ付けしてもらったり、Xでリツイートしてもらったりして拡散しました。
おさる:それすごいですね。アンケートの回答率もすごかったんですよね?
廣畑:はい。アンケート回答が679件、つまり登録者の96.4%でした。
おさる:そこからZoomセッションを実施して、成約につなげたんですよね?
廣畑:そうです。Zoom参加者は307名で、そのなかから187名に商品を購入していただきました。成約率は約60%、単価は5万円前後でした。

一般的なセールス成約率は高くても10〜20%が目安とされますが、今回のケースでは60%と非常に高い結果となりました。これは「プレゼントで関心を引く → LINEで信頼構築 → Zoomで濃密な体験 → セールス」の流れが、見事に機能した証です
成功を支えたマーケ施策の具体的ポイント

2回のローンチを通じて累計3,450万円の売上を達成した廣畑さん。その裏側にはSNSの活用やプレゼント企画、資料づくりに至るまで、緻密に設計されたマーケティングの施策がありました。
ここでは、実際に役立った具体的な取り組みや工夫について、より深く掘り下げていきます。
プレゼント企画とSNS運用で認知拡大&集客強化
おさる:プレゼント企画がものすごく効果的だったと思うんですが、どういった設計でしたか?
廣畑:プレゼントはサックマンさんのスキル動画17本を用意しました。それに加えて、Zoomでの無料トークセッションを特典にしました。
おさる:SNSはどのように使われましたか?
廣畑:Instagramではストーリーでタグ付けしてもらうようにしたり、Xではリツイートで拡散してもらう形ですね。そこからLINE登録へ誘導しました。
おさる:700件以上のリスト獲得はかなり大きいですね。バスケットというジャンルで、しかも1週間でこれはすごい。
廣畑:バスケット業界ではまずありえない数字だと思います。でも動画の価値をちゃんと伝えたのと、サックマンさんの影響力があったから実現できたことですね。
おさる:Zoomセッション後もInstagramライブでフォローされていましたよね?
廣畑:はい。参加できなかった方や迷っている方にもアプローチしたくて、Instagramライブでセカンドローンチをしました。そこでも120名参加、28名が購入してくれました。

「プレゼント企画」は、マーケティングの導入施策として非常に効果的です。特にSNSでの拡散 + LINE誘導という組み合わせは、信頼関係を築きながらリストを獲得する手法として多くの業界で再現可能です。さらにライブ配信や追客も取り入れることで、高い成約率へとつながっています
セミナー構成・スライド作成が時短できた理由とは?
おさる:セールス資料やスライドはどのように作られたんですか?
廣畑:講座で提供されたテンプレートをベースにしました。スライドの構成だけじゃなく、台本まであったので、短時間でかなり完成度の高い資料を作ることができました。
おさる:資料づくりって、慣れてないとめちゃくちゃ時間かかりますもんね。
廣畑:そうなんです。僕は指導で現場を飛び回っているので、そもそも時間がないんですよ。でもテンプレがあることで本当に時短になりました。構成の順番も、資料に何を入れるかも明確だったので、悩まなかったですね。
おさる:それは嬉しいです。しっかり真似していただけた結果ですね。
廣畑:徹底的にパクらせてもらいました(笑)。おかげで販売動画やプレゼンの質も高くなって、結果にもつながったと思います。

セールス資料やセミナー台本は、マーケティング成果を左右する重要要素です。テンプレートを活用することで、構成の迷いをなくし、短時間で成果の出る資料が作成可能になります。特に時間の限られた現場業務と両立している指導者には大きな武器となります
今後の戦略とスポーツ業界への思い

ここまで、マーケティングを駆使してローンチに成功した廣畑さんですが、その目的は単なる「売上」ではありません。今後の展望として、スポーツ業界全体を盛り上げ、より多くの人が学べる環境を作るという強い想いを持たれています。
この章では、廣畑さんが見据える未来と、スポーツ業界への想いについてお聞きしました。
全国展開とオンライン教育を両輪に発信力を高める
おさる:これからの戦略についても聞かせてください。どういったビジョンをお持ちですか?
廣畑:今回の売上の話をすると「お金を稼ぎたい人」って思われるかもしれませんが、実は真逆なんです。僕はバスケットが好きで、それを通して人生が豊かになってきたんですよね。
おさる:確かに、それはお話を聞いていてすごく伝わってきます。
廣畑:僕がやりたいのは「より多くの人が、より良い環境で、バスケットを学べるようにすること」です。オンラインでも全国の人に学べる場を提供したいし、実際に現地に行って直接指導も続けていきたい。両輪でやることに意味があると思っています。
おさる:まさに、スポーツ業界全体を変える活動ですよね。
廣畑:はい。特に、海外のコーチから学びたくても行けない人がほとんどです。だからこそ、僕がマーケティングを使って売上を立てて、海外の一流コーチを日本に呼べる体制を作る。そのためにも継続的なビジネス設計が必要なんです。

スポーツ業界では、海外の一流情報にアクセスするには「物理的」「経済的」な壁が存在します。廣畑さんのように、マーケティングを活用して資金を生み全国へ高品質な教育を提供するモデルは、業界にとって新しい希望となります
マーケティング支援で業界全体の底上げへ
おさる:発信力もどんどん上げていきたいとおっしゃっていましたよね?
廣畑:そうですね。今は僕とサックマンを知っている人しか反応していないけれど、もっと広い層に向けて発信して、知らない人たちにも届くようにしたいです。
おさる:その先には業界全体の底上げも視野に入っていると。
廣畑:はい。スポーツ業界って素晴らしい人材が多いんですが「伝え方」が苦手な人も多くて。プロの選手やスキルコーチも、感覚でやっていることを言語化できないんですよ。だから、マーケティングで「伝える力」を支援していきたいです。
おさる:素晴らしいです。僕もスポーツ選手から相談を受けたことがありますが、スキルはすごいのに、届けられないことで苦しんでいる方って本当に多いです。
廣畑:そうなんですよね。だから、僕の活動がほかのスクール運営者やコーチの参考にもなればいいし、マイナー競技の方々にも力を与えられる存在になれたらと思ってます。

スポーツ指導者は専門スキルには長けていても、それを伝える術や届ける方法を学ぶ機会が少ないのが現状です。マーケティングを学ぶことで「良いものを必要な人にきちんと届ける」環境が整い、業界全体の活性化につながります
講座は誰におすすめ?廣畑さんからのメッセージ

ここまで読んで「自分にもできるのか?」と感じている方もいるかもしれません。そこで最後に、廣畑さんに、どんな人がこの講座に向いているのかを伺いました。実際に体験したからこそ語れるリアルなメッセージをお届けします。
「良い商品」を持つ人がこそ学ぶべきマーケティング
おさる:最後に、どんな人にこの講座を紹介したいと思いますか?
廣畑:まずは、良い商品や良いサービスを持っている人ですね。そういう人がマーケティングを学ぶのが一番意味があると思っています。
おさる:確かに。良いものを持っていても、届けられなければ意味がないですもんね。
廣畑:そうなんです。より多くの人に、より良い情報を届けるのがマーケティングの力だと思っています。そしてその「届け方」を適切に教えてくれるのが、おさるさんの講座だと僕は思っています。
おさる:嬉しいです。本当に廣畑さんが実践してくださったからこその説得力ですね。
廣畑:スポーツ関係だけじゃなくて、職人の方とかでも、良い技術を持っているけれど発信が苦手な人っていますよね。そういう人がマーケティングを学べたら、最強だと思います。社会貢献にもなると思うので、ぜひ学んでほしいです。

商品力や技術があっても「伝える力」がなければ、世の中には届きません。SNSやセールス導線を含めたマーケティングを学ぶことで、その良さが必要な人に届き、結果として多くの人を助けたり社会貢献につながるケースが増えています
職人・スポーツ指導者こそ届け方を学ぶべき理由
おさる:僕もよく言っているんですが、職人さんって本当にスキルがすごい。でもその分、スタイル能力というか、届け方っていう部分にあまり時間を割いてこなかったりするんですよね。
廣畑:そうですね。自分の技術を磨いてきたからこそ、伝え方が後回しになってしまう。でも今の時代、それだけでは伝わらないんです。だからマーケティングが必要なんですよ。
おさる:すごく共感します。それでせっかくのスキルが埋もれてしまうのは、本当にもったいないですよね。
廣畑:はい。実際、スポーツ選手のなかには職に困っている人もいます。バイトをしながら生活しているけれど、本当は素晴らしい技術を持っている。そういう人が正しく伝えられるようになれば、状況は変えられると思うんです。
おさる:僕もそう思います。この講座を通じて、そうした人たちの力になれれば嬉しいですね。
廣畑:おさるさんの講座には、それだけの価値があると思っています。だから、スキルはあるのに伝えられていない人に、ぜひ受けてほしいです。

今や「良いものを作る」だけではビジネスは成立しません。「良いものを、良い形で伝える」ことで初めて評価されます。職人やスポーツ指導者のように感覚的な技術を持つ人ほど、その価値を言語化し、届けるスキルが重要になってきます
補足解説
この記事ではスポーツ業界、それもバスケットボールという専門性の高い分野で個人スキルコーチとして活動してきた廣畑さんが、SNSマーケティングとオンラインセールスの導線を学び月商3,450万円という成果を実現した過程がリアルに語られています。
廣畑さんの実践は、専門性はあっても「届け方」に悩んでいる多くのスモールビジネス従事者や指導者にとって大きなヒントになります。特に、テンプレート活用による時短術・リスト獲得施策・成約率の高いセールス構成などは、業界を問わず再現性のあるノウハウです。
この記事から学べる5つのポイント
1. バスケ業界というニッチ市場でも、導線設計とSNS活用で月商3450万円を達成
再現性の高い導線とプレゼント企画があれば、業界を問わず高単価商品の販売は可能。
2. テンプレートと構成資料を活用することで、現場が忙しくても高品質なローンチが可能に
講座の仕組みを「そのまま使える」ことで、短時間でも実行に移せるのが大きな強み。
3. プレゼント企画 + LINE導線 + Zoomセールスの連携で、成約率60%という高成果を実現
信頼関係を段階的に築ける導線設計によって、他業種でも応用できる販売モデルが完成。
4. 売上は目的ではなく、価値ある教育を広めるための「手段」として位置づけられている
「教育を届けるために売る」考え方が、共感を生み、長期的な事業成長にもつながる。
5. 良いスキルを持ちながら届け方に悩むすべての職人・スポーツ指導者に再現可能な実践事例
届け方の型を知れば、専門性の高いスキルでも収益化と社会貢献の両立が実現できる。