田村聡/個人サロン専門の売上UPアドバイザー/著者
講座をリリースして初月に2,109万円の売上を達成したさとしさん。実店舗向けに特化したマーケティング講座を構築し、LINE登録者や既存顧客に向けた戦略的なローンチを成功させた背景には、どのような設計や仕組みがあったのか?
本記事では、彼がなぜQMPSSを選んだのか。またどのようにして
- 商品設計
- 導線構築
- セミナー運営
- 個別相談
を実行していったのかを、インタビュー形式で深掘りしていきます。既存顧客がいる方はもちろん、講座のオンライン化を目指す方にとって、再現性の高いヒントが満載です。
この記事でわかること
この記事はこんな方におすすめ
講座リリース初月で2,109万円達成!さとしさんのビフォーアフター

QMPSSに参加してからわずか数か月、さとしさんは実店舗向けのマーケティング講座を立ち上げ、初月で2,109万円の売上を記録。それまで月商300万円前後を推移していたビジネスから、売上が一気に4倍近くに跳ね上がった背景には、高単価商品の構築と導線の設計がありました。
このパートでは、さとしさんがQMPSSに参加する前の状況と、実際に得られた成果について詳しく見ていきます。
サブスク運営で月商300万円
マーケ博士:本日はよろしくお願いします。まずは簡単に自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか?
さとし:田村さとしと申します。私は主に実店舗のサロン経営者向けに集客や経営の支援や情報発信などをおこなっています。
マーケ博士:実はさとしさんはQMPSSに参加する以前から、月商300万円を超える成果を出していたんですよね?
さとし:そうですね。サブスク商品を主に扱っていまして、月額1万5,000円のサービスで会員が200人~250人、月商が最高で450万円でした。
ですがSNSにはまったく触れていなかったので、新たにゼロから、特にInstagramを学びたいなと思いました。また高単価商品も作ってみたかったです。

さとしさんは、すでに実店舗サロン向けサブスク商品で月商300〜450万円を実現していました。今までやったことのないSNSをゼロから学んで、新たな事業展開に活かそうと考えられました
高単価商品の導入と講座化で売上4倍の変化
マーケ博士:QMPSSに参加されたあとの最も大きな変化って何でしたか?
さとし:やはり、講座リリース初月で月商2,109万円を達成できたことですね。これまで高単価の商品は扱ったことがなかったので、自分にとっては本当に大きなチャレンジでした。
マーケ博士:すごい成果ですね。販売方法としては、既存のLINE登録者に向けてローンチされたんですよね?
さとし:そうです。LINEに登録してくださっていた約2,000人の読者さんに向けて「新講座を始めます」とお伝えして、無料セミナーを開催しました。そこから個別相談に進んでいただいた流れです。
マーケ博士:いきなりセミナーの場で商品の存在を隠さずに伝えていたというのが、逆に刺さったのかもしれないですね。
さとし:そうですね。「この講座に興味がある方はぜひ来てください」というスタンスだったので、セミナー参加者の熱量も高く、個別相談にもスムーズに誘導できました。

さとしさんが講座を初月から大きな売上につなげられた背景には、既存リストを活用したストレートな販売戦略がありました。あらかじめ講座の内容を明かした上でセミナーを開催し、興味のある人だけを対象に、個別相談へと誘導する流れです。その結果、温度感の低い見込み客を省きながら、高い成約率につながる効率的な導線を構築できました
高単価商品の成功のカギは、設計 × 導線だった

サブスク商品で長年実績を積んできたさとしさんが、短期間で高単価の講座を構築・販売し、2,000万円超の売上を達成できた理由。それは、誰に・何を・どうやって届けるかを明確に設計したことでした。
この章では
- 講座構成
- 販売導線
- セールスの工夫
といった、成功のカギとなった仕組みづくりについて詳しく掘り下げていきます。
商品構成・販売導線の設計をゼロから学び直した結果
マーケ博士:QMPSSでは、どんな学びが特に大きかったと感じていますか?
さとし:やはり高単価商品をどう作り、どう提供すれば受講生が結果を出せるかという部分ですね。これまでサブスク中心だったので、商品設計をゼロから考えるのは新鮮でした。
マーケ博士:なるほど。具体的にはどんな点を見直していったんですか?
さとし:まず商品設計テンプレートを活用して、提供内容を細かく整理しました。一人では到底できませんでした。実際にQMPSSのサポートメンバーにも添削を何度もお願いして、フィードバックをもとにブラッシュアップしていきました。
マーケ博士:そうでしたね。めちゃくちゃ丁寧に作り込まれていましたよね。
さとし:コンテンツも私一人だけではなく、ほかの専門家にも協力してもらって構成しています。そのおかげで、より実践的で深い内容を届けられる講座になりました。

高単価商品の成功には、商品の価値と顧客が結果を出せる導線が必須です。さとしさんのようにテンプレートを活用して設計をしながら、経験値のある専門家との協力も取り入れることで、短期間でも深い価値を提供できる講座構築が可能になります。また専門家による添削と改善を重ねることが、顧客満足度を高めるカギとなります
個別相談70件超から成約54件!セミナー戦略の再現性
マーケ博士:実際、セミナー参加から個別相談の誘導率がすごかったですね。
さとし:セミナーには108人参加してくださって、そこから個別相談に来てくださったのが70人超。最終的に54人の方にご購入いただきました。
マーケ博士:約50%の成約率は圧巻です。セミナーではどんなことを意識されていましたか?
さとし:事前に「新しい講座を始めます」と明確に伝えていたので、熱量の高い方が多かったです。セミナーでは商品の価値だけでなく、
- なぜ今必要なのか
- どう活用できるか
という未来の変化を伝えることに注力しました。
マーケ博士:事前に商品の存在を出しておくことの重要性は、ここでも出てきますね。
さとし:個別相談では、その人の現状や悩みに寄り添うことを意識しました。無理に売るのではなく、適切な方だけに提案することを大切にしました。

セミナーから個別相談への導線で成果を出すには、見込み客の温度感が重要です。あらかじめ商品の存在を知らせておくことで、参加者の関心や前提理解が高まり、無駄なやり取りを省けます。また個別相談では売るより寄り添う姿勢が、成約率を高める決め手となります
販売準備から売上までの具体プロセスを公開

講座構築から初月2,109万円の売上達成まで、さとしさんがおこなった具体的な販売プロセスには、多くの方にとって再現性の高いヒントが詰まっています。
この章では、
- セミナーの開催方法
- 個別相談の導線
- 工夫したポイント
など、実際のアクションとその裏側を丁寧に紹介します。
1か月で講座構築!他業種チームと連携した作り込み
マーケ博士:今回の商品設計は、かなりスピーディーに構築されましたよね?
さとし:QMPSSに入って構想を練り始めてから講座が完成するまで、約1か月でした。
マーケ博士:早いですね!そのスピード感でどうやって作られたんですか?
さとし:私一人ではなく、広告運用などの専門性を持った方々にもチームとしてかかわってもらいました。複数人で分担しながら、各パートを仕上げていったイメージです。
マーケ博士:なるほど、それぞれの専門家が持ち味を発揮する形ですね。
さとし:そうですね。QMPSSの講座構成も大きなヒントになりました。セクションを分けて体系化することで、受講生が迷わず学びを進められるように意識しました。

1か月で講座を構築できた背景には、チーム連携とテンプレート活用があります。一人で抱えるのではなく、それぞれの専門性を活かしながら分担することで、内容の質を保ちながら短期間でリリースが可能になります。QMPSSの構成例をベースにすることで、講座の流れや理解度に配慮した設計ができるのもポイントです
セミナー12本開催!個別相談で1日8件対応した裏側
マーケ博士:実際の販売フェーズは、どんな流れだったのでしょうか?
さとし:LINE登録者向けに無料セミナーを開催し、そこから希望者に個別相談を案内しました。セミナーは計12回開催しました。
マーケ博士:12回はすごいですね!反響はいかがでしたか?
さとし:ありがたいことに、合計で108名の方がセミナーに参加してくれて、そこから70名以上が個別相談に来てくださいました。
マーケ博士:そこから54名が成約って、成約率もかなり高いですね。
さとし:はい。ただ想像以上に個別相談の数が多く、1日8件対応した日もあって、体力的にはかなりきつかったです。
マーケ博士:まさに嵐のようなローンチだったわけですね。
さとし:本当にそうでした。でも、個別でしっかりお話しして本当に必要な方だけに届けられたという点では、やってよかったと思っています。

さとしさんはセミナー開催 → 個別相談 → 成約という王道パターンを、熱量の高い見込み客を効率よく集める形で実行しました。セミナー開催数や個別相談は確かに負担も大きいですが、信頼構築と理解が進み、高い成約率につながります。短期集中で一気に成果を出したい方にとって、非常に参考になる実例です
売上より、受講生の成果を重視する姿勢

高単価の商品を販売する上で本当に大切なのは、購入後の満足度と成果です。今回さとしさんが重視したのは、単に売ることではなく、本当に必要な人に結果が出る商品を届けること。その誠実な姿勢が、信頼と継続につながっています。
受講生の成果に徹底的にフォーカスした商品設計
マーケ博士:今回の講座設計で、特に意識されたことはありますか?
さとし:とにかく結果を出せる講座にすることですね。これまで12年間、現場でコンサルをしてきたなかで得たノウハウを体系化して、成果につながる仕組みを作ることを意識しました。
マーケ博士:その想いは資料からも伝わってきました。受講後、すでに成果が出ている方もいるとか?
さとし:リリースしてまだ20日ほどなんですが、すでに集客面で成果を感じてくださっている方もいらっしゃいます。今後半年間で、さらに成果を出してもらえるように設計しています。
マーケ博士:結果が出たら、さらに信頼も広がりますしね。
さとし:そのとおりです。私自身も売って終わりではなく、ちゃんと成果にコミットしたい。だからこそ、受講生一人ひとりと向き合う姿勢は、今後も大切にしていきたいと思っています。

高単価の商品は、価格に見合った価値を提供できなければ逆効果です。さとしさんのように受講後の成果まで設計に織り込むことで、長期的な満足度と信頼を築くことができます。特に継続や紹介につながるのは、売ったあとの対応であることを忘れてはいけません
売上アップはゴールではなくスタート
マーケ博士:売上2,000万円超って普通なら浮かれてしまう数字ですが、さとしさんの話を聞いているとまったくブレていないですよね。
さとし:確かに売上は大きな成果なんですけど、ここがスタートラインだと思っています。
マーケ博士:まさに、これからが本番ってやつですね。
さとし:私のゴールは、受講生全員を勝たせること。売上が上がっても、受講生が結果を出せなければ意味がないと思っています。継続して事業を成長させてこられたのは、この姿勢があったからこそだと感じています。
マーケ博士:それがあるから、今も信頼され続けているんですね。
さとし:そうであれば嬉しいです。今後も初心を忘れず、しっかりとサポートを続けていきたいです。

売上の達成はゴールではなく、成果を出す仕組みの入り口です。ビジネスにおける信頼は、数字よりも誠実なサポートによって築かれます。特に講座ビジネスでは、継続的な顧客関係の構築こそが最大の資産になります
これからの展望と発信戦略

サブスクモデルから高単価の講座への転換で2,109万円の売上を達成したさとしさんですが、それはゴールではなく新たなスタート。今後の展開として、Instagram運用やInstagramライブの活用など、新たな挑戦にも意欲を燃やしています。
この章では、彼が描くビジョンと戦略を伺っていきます。
次はInstagram戦略でさらなる認知拡大へ
マーケ博士:今後の発信面で、何か強化したいことはありますか?
さとし:今年こそは本格的にInstagramを始めようと思っています。今まで中途半端だったので、ちゃんと戦略的に運用していきたいです。
マーケ博士:ついにInstagram強化ですね。発信の内容はどういうイメージで考えていますか?
さとし:専門性の高い発信を軸に、サロン集客に悩んでいる方に刺さる内容を出していきたいです。あと、Instagramライブも積極的にやっていきたいと思っています。
マーケ博士:Instagramライブは相性良さそうですね。濃い悩みを持っている人にリアルタイムで訴求できるのは大きいです。
さとし:発信から個別相談、講座への導線もしっかり組んでいきたいです。

Instagramはターゲットとの距離を一気に縮めることができるSNS。特にInstagramライブは、深い悩みを持つ見込み客にリアルタイムで価値を伝えるのに適しており、信頼構築や成約率の向上に大きく貢献します。さとしさんのように専門性が高いビジネスには、特に効果的な発信手段です
まとめと読者へのメッセージ

さとしさんは、もともとサブスク商品で安定した収益を得ていました。しかし、商品構成や販売導線を見直すことで、講座初月で2,109万円という圧倒的な成果を実現しました。講座の価値を最大化し、受講生の成果に徹底的にコミットする姿勢が、長期的な信頼と売上を築いています。
この記事では、そんなさとしさんの成功ストーリーと再現可能な戦略をお届けしました。
成果を出すことにこだわってほしい
マーケ博士:最後に、この対談を読んでくださった方へのメッセージをお願いします!
さとし:僕がこの講座を通じて実感したのは、成果にこだわることが本当に大切だということです。売上を立てることだけが目的じゃなくて、そのあとにちゃんと受講生に結果を出してもらえるかどうかが一番大事です。
マーケ博士:その意識がある人は、絶対長く続けられますよね。
さとし:そう思います。僕自身も、売上が立った今こそ、受講生の成果にもっとフォーカスして活動していきたいです。またこれから何か始めたい人も、まずは結果を出す設計から考えてほしいなと思います。

収益を一時的に上げることは誰でもできます。しかし長期的に信頼され続け、ビジネスを拡大させるには、成果にコミットする姿勢が不可欠です。講座販売では特に、受講後のフォロー体制や導線設計が信頼の分岐点になります
興味がある方はLINE登録でノウハウを受け取ろう
マーケ博士:最後にさとしさんの活動に興味を持った方に向けて、案内をお願いします。
さとし:僕の公式LINEでは、これまで累計3億円以上を売り上げたサロン経営のノウハウを無料で配信しています。実店舗のサロン経営・集客に役立つコンテンツを惜しみなく出していて
- 3か月で人気サロンオーナーになる5ステップ
- 24年版サロンの非SNS集客
などもあります。
マーケ博士:コロナ禍に新規オープンしたサロンで、3か月で新規顧客が500名超えた方がおられるそうですね。
さとし:そういった実績に基づいた情報を動画セミナー形式で配布していますので、ぜひ活用してほしいです。僕のInstagramやLINEから、ぜひ気軽にチェックしてみてください。

さとしさんの無料配布コンテンツは、実践と実績に裏付けられた生きたノウハウです。店舗経営者やサロンオーナーなど、実店舗経営をされている方にとっては、最短で成果を出すための貴重な教材になります
補足解説
さとしさんの事例は、安定はしているけど新たな挑戦によって飛躍的な成果を出すという、現実的で再現可能な成功モデルです。
フォロワー数や影響力がなくても、適切な商品設計と発信導線で高単価ビジネスを実現することが可能です。特に、講座やコンサルのコンテンツ化を考えている方にとっては、多くのヒントが詰まった実例だったのではないでしょうか。
この記事から学べる5つのポイント
1. サブスク型から高単価モデルへ転換して売上4倍に
月額1万5,000円のサブスクモデルで安定収益を得ていたさとしさんが、QMPSSで学んだ商品設計を活用し、高単価講座に挑戦。構成と提供内容を磨き直すことで、初月2,109万円を売り上げる飛躍的な成果につながりました。
2. 事前告知型セミナーで熱量の高い参加者を集客
あらかじめ講座の存在を伝えた上で無料セミナーを開催したことで、参加者の興味が非常に高く、セミナー後の個別相談への誘導率が約70%に。シンプルながらも、意欲的な見込み客を集める手法です。
3. 個別相談で成約率50%超を実現する導線設計
セミナー参加者108名のうち、70名以上が個別相談に進み、半数以上が成約。商品を売る前に丁寧に話を聞くスタイルが信頼を生み、高い成約率につながりました。
4. テンプレと添削で商品設計を短期で完成
QMPSSのテンプレートとフィードバックを活用し、講座構築を約1か月で完了。一人では難しい高品質な商品設計も、正しい型があればスピード感を持って形にできます。
5. 売るだけで終わらない、受講生の成果が最優先
売上ではなく受講生の成果を重視する姿勢が、長期的な信頼とブランド力を育てています。しっかりと結果を出してもらうことが、次の売上にもつながる循環型のビジネスモデルです。