ユウシ
オンライン予備校で前年比売上300万円UP!

村上:こんにちは、村上です。今回はセミナーセールス&個別セールス完全マスターアカデミーの実績者対談としてユウシさんにお越しいただきました。よろしくお願いします。
ユウシ:お願いします。
村上:SNSのフォロワー数はInstagram・X・YouTubeすべて約1万人前後の影響力を持っていらっしゃいます。
今回サービスの参考にしていただいたのが
- セミナーのスライド添削
- セミナーの動画添削
- 個別セールスのロープレ動画
- 個別セールスのシナリオ
結論から言うと、前年度と比較して売上が300万円アップしたという素晴らしい実績を出していただきました。
ユウシさんから簡単に自己紹介をお願いします。
ユウシ:国家資格を取るための専門のオンライン塾を10年ほど経営しておりまして
- 個別指導
- 集団授業
- 動画コンテンツ販売
などをしているユウシと申します。よろしくお願いします。
村上:よろしくお願いいたします。10年間活動されていらっしゃるんですね。
ユウシ:そうですね。副業を含めるとそのぐらいです。
村上:もうベテラン・オブ・ベテランですね。
ユウシ:いえいえ。
村上:これまでの生徒さんって、累計何人ぐらいですか?
ユウシ:2,000名はいると思います。
村上:2,000名!これはもうとんでもない方が来ちゃいましたね。「そんな方がセミナーを学ぶってどういうこと?」「売上が上がるってどういうことなんだろう?」ってことを、今日はガンガン深堀りしていこうと思っております。早速1つ目の質問に参りましょう。
質問① セミナー&セールス顧問を受けたきっかけ

村上:僕のサービスを購入しようと思った背景・きっかけって何だったんですか?
ユウシ:村上さんを認知したのは令和の虎でした。
村上:令和の虎、この見た目じゃないやつですね。これが、こうなりました。
ユウシ:最初は見た目が「北原さんみたいだな」って思ったんですね。
村上:昔はね。
ユウシ:もともと北原さんのスクールに入っていて、そのあとおさるさんのスクールにも入っていました。そしたら噂の村上さんがおさるさんの受講生向けのセミナーに登壇されて、そこで村上さんと出会いました。
村上:そうでしたか。令和の虎の出演から始まって、北原さんは『精神と時の部屋』?
ユウシ:そうですね。
村上:すごいですよね。あそこも2,500名ぐらい超えている起業家スクールで、実は僕も入っています。それとおさるさんの講座にも入っていて、2024年1月にやった講座内での僕のセミナーに参加してくださったのですね。
ユウシ:おっしゃるとおりです。
村上:そこからなんでお問い合わせをしようと思ったんですか?
ユウシ:村上さんが紹介されていた、ファシリテーターを立てた動画再生による半自動化のセミナーがあったと思うんです。
村上:ありますね。
ユウシ:実はその前に某動画編集スクールを受講しようとしてました。自分が外注している動画をどうやって編集するのか、そういったものを知るために興味があって説明会を受けました。そこのセールスセミナーがすごく良くて、村上さんが紹介している内容がまさにそれでした。
そのあと村上さんと話す機会があって「あのセミナーは私が監修しています」と言われて「なるほど!」となり、それで「やります!」という感じです。
村上:オートウェビナーっていうのも、これからまだまだ普及していくと思っています。何度もライブ登壇するのって相当エネルギーを使いますよね。トップがそれをやっていると、フロントの発信活動もなかなか時間が取れなくなります。
何よりもCS(カスタマーサクセス)ですよね、お客様に対するサポートの時間とか内部の人たちに対する教育ですとか、そういったことに時間が割けなくなっちゃうじゃないですか。
ユウシ:確かに。
村上:これを避けるためにはオートウェビナーですね。完全自動でシステムを使ってやるパターンや、ファシリテーターを立てて実際にZoomはつなぐけど本編だけは収録の動画でやるパターン。こういったオートウェビナーはまだまだ波及していくと思いますけど、そのやり方を正しく知っている方ってあまりいないんですよね。
これは僕もかなり研究をしました。リアル登壇と変わらないぐらいに成約率を出すことができるっていうのを何度も実践して、やっと構築することができました。今回はそこに興味を持ってくださって僕にお問合わせが来たという、そういった経緯だったんですね。
ユウシ:そうです。
村上:実際に僕の話を聞いて購入しよう・関わってみようって思ったきっかけ・決め手は何だったんですか?
ユウシ:村上さんの資料を見たらセミナー構築の順番であったり資料がテンプレ化されていて、そこが魅力的でした。何人かコンサルなどを受けたことがあったんですが、教え慣れしている人って少ないと思います。
例えばその方が上手くできていても、自分がなんで上手くできているかの言語化ができていない。スライドを見せて添削をするけれど、体系化されていないから中身にばらつきがある。結局何が一番コアなのかがわからなかったんです。
その点、村上さんのお伝えしている内容は体系化されていて、自分でできると思いました。すごくプロダクトに魅力を感じました。
村上:めちゃめちゃ嬉しいです。「なんとなく村上さんのセールスとセミナーがすごいです」とか、令和の虎の志願者としての出演を見て「この人だったら間違いない」っておっしゃってくださる方もいます。もちろんそれもめっちゃ嬉しいです。
だけどユウシさんがおっしゃってくださったみたいに、プロダクトそのものをちゃんと見てくださって、コンテンツ・体系化ってところにフォーカスを向けてくださっているのはすごく嬉しいです。
というのも、やっぱりビジネスで一番重要なのはお客様の成果であり、その成果に直結するのがプロダクト・商品そのものじゃないですか。ですのでこの中身のところは僕もまだまだブラッシュアップしていきますし、よりこだわり続けたい部分なんですよね。
ユウシ:なるほどですね。
村上:ここはすごく重視しています。あとは教え慣れているかどうかっておっしゃったじゃないですか。僕の話なんですが、今まで数千万円を使ってさまざまなコンサル・講座・セミナーを大量に受けてきました。
現在30代中盤ぐらいなんですが、新卒から会社員・個人事業主・自分で法人を立てて、この13年間は人に教えることをやり続けてきました。
ユウシ:そういうことですね。
村上:もしかしたらその経験が積み重なって、教え方が上手い人のやり方も踏襲して出来上がったものだからこそ客観的に……もう教育のプロの方ですから。
ユウシ:いやいや。
村上:10年ですよ。プロ中のプロの方から見ても教えるのが上手いって言っていただけるのはすごく嬉しいですね。
ユウシ:ありがとうございます。
村上:逆に教え方が上手い方ってあんまりいらっしゃらなかったですか?
ユウシ:教え方は決して下手ではないと思っています。教えるのに必要なのって、自分も教えられてきているし、統計が取れているってのもすごく大事だと思いました。
村上:大事。
ユウシ:僕もコンサル的なこともやったりしますが、5年前と比べるとレベルが上がっています。その理由は、コンサルやレクチャーを受ける機会が増えているからです。
例えば10名いたら5名はあまり上手ではないとか、5名は上手とか、そういうことってあると思うんです。そういったのも含めて、何が必要で何が必要ないのか削ぎ落とされているんじゃないかと話を聞いて思いました。
村上:月日が流れて自分のなかの統計や生徒さんを見る数が増えていくのもそうですし、自分が受ける側になって「あれ?これいつもやっているけど、無駄じゃない?無くすか」とか「こんな技があったのか、真似します!」ということがあるかもしれません。
それでどんどんブラッシュアップされていって、教育力みたいなものが上がってくるのかもしれないですね。
ユウシ:そうですね。
質問② セミナー&セールス顧問受講前の成約率・売上・悩み

村上:講座を受ける前はどのような売上・成約率・お悩みがあったのか、この辺りっていかでしょうか。
ユウシ:もともと集客はセミナーセールスでやっていました。試験が年に1回ですので、ローンチもその1か月に集約するような形でセミナーをやっていました。10年間セミナーセールスはやっていたんですけど、かなり自己流でした。
教材で売っているセミナーのセールステンプレートだったりUdemyとかで販売されているセミナーのセールスや講座、そういったものはくまなく見ていたんですけど、いまいち上手くいっていない状況でした。生徒さんは毎年100名ほどいるんですが、課題がずっと残っているような感じが続いていました。
村上:セミナーの出来がどうかっていうのが売上のすべてを決めるみたいな。
ユウシ:まさにそうなんです。
村上:すごいですね、それを10年間やり続けてきたんですね。
ユウシ:そうですね。
村上:セミナーの教材って僕も買ったことがあります。売り切りのものってよくあるじゃないですか、そのなかでも素晴らしいものをいくつか見たことはあります。
ですが自分に当てはめるかどうかを考えたときに、サポートや添削とかリアルタイムの講義が一切ない状態だと、例え完璧な教材を渡されたとしてもエラーが起きるんじゃないかとすごく思います。
ユウシ:そのとおりですね。
村上:暗記して何かをするのとはまったく違う領域で、自分ごとに当てはめなければいけません。そのまま自分のものを当てはめるのではなく、正解のようなものがあって、その正解のようなものを自分なりにどうアレンジしていくのかが必要です。
ユウシ:教材を買って見よう見まねで真似をするんですけど、本当に合っているのかというフィードバックもありません。買っただけだとやり切れないのも人間ですので、教材を買うだけというデメリットは多くありました。
村上:そうですよね。教科書だけじゃなかなかわからない、だからこそ塾が必要なのかもしれないですね。
ユウシ:そうですね。
村上:そういった教材も購入されてはいたけど、しっくり来なかったり感覚になっているなというのが10年間ずっと続いていたってことですか?
ユウシ:そうです。特にセミナーセールスで価値提供をするのはなんとなくわかるんです。ですが大量に価値提供をすると「自分でできるから大丈夫です」ってセールスを聞いただけで満足してしまって、翌年そういった方に話を聞くとまた試験に落ちていて。ユーザーのためにもならないと長年思ってました。
村上:これって想いがある方やいい商品を扱っている方、あとはSNSで発信されていて「ノウハウ全出しだよ」って方はよくやっちゃう現象です。今日はマーケティングとセールスをしていただく日なのか、商品を購入したかの如くやり方を細かく聞いて「今日からやり始めます」という日なのか、参加者さん側からでは判断できません。
これがおもしろいのは、フロントの発信がSNS上のYouTubeだったら「勉強になるな~」みたいな、こんな状態で見ているんですね。この状態で「よし、今から勉強を始めよう!」とはなりません。
ノウハウを全出ししても、そもそもSNSを見ていること自体が集中して勉強しようというモードではありません。だからこそフロントにはノウハウ全出しでってところはあるかもしれません。でもこれがセミナーで着席をするってなると、こうなんですよね。しかもセミナーでいいことを話そうもんなら「なるほど、そうやればいいんですね」ってなります。
もちろん正しい流れを組むんだったらノウハウを話すのは正しいんですけど、ほぼノウハウだったり細かいやり方といった、商品やサービスを購入したあとの初回講義やキックオフミーティングみたいなことをセミナーでやっちゃうんですよ。
それって買う前じゃなくて、買ったあとにやることなんですよね。価値提供を目的とした商品・プロダクトのセミナーと、マーケティング・セールスを目的にしたフロントセミナーっていうのは完全に別物なんですね。
ユウシ:実際にそこは別物にできていませんでした。初回講義でやる内容を話していたから、ノウハウがわかるのでみんなお腹いっぱいになっちゃうんですよね。
村上:そうなんです。初回講義のようなことをやってみたけど、半年~1年後に試験があるわけじゃないですか。初回講義のようなことをやったとしても、だんだんズレていって「どこに行ったー?」みたいになる。そこにもしかしたらズレがあったのかもしれないですね。
ユウシ:そうですね。
質問③ セミナー&セールス顧問受講後の変化

村上:今回サービスを受けていただいてどのような実績や変化があったのか、この辺りを詳しく聞かせていただけますか?
ユウシ:前年度と比べて売上が300万円上がりました。試験の合格率によって母数が変わるので、今年度は塾生数が少なくなる見込みだったんです。そのなかで前年度より上がったっていうのは、すごく嬉しい予想外でした。今年度の学生さんたちに教えていてすごく感じているのは、顧客の質が上がったことです。
今までですとふわっとしたセミナーですので、それによってふわっとした塾生さんもいました。そういった方は離脱をしてしまったり、最初に価値観を変えたり、気持ちを持っていくのにすごく苦労しました。
今年度の学生さんはすごく楽で、今までのコストが10だとしたら今年度は3ぐらい。セミナーでちゃんと教育ができたので、言うことが減ったというか、そのコストが減っていることが嬉しい状況です。
村上:売上が300万円上がったことはもちろん素晴らしいですが、それ以上に参加してくださっている方の姿勢が最初からセッティングできている状態、これは事業者・運営者・教育者としてやりやすいですよね。
ユウシ:めちゃくちゃやりやすいです。
村上:ここも実はセミナーの醍醐味です。正しいセミナーを構築していくと、教育度合がとんでもないことになるんですね。セミナーの目的ってただ商品を売るための説明会とかではなく、一番ポイントなのは価値観教育ですね。
自分のやっているジャンル・業界でなぜ大事なのかという大前提のところから固めていって、そのあとにノウハウがなぜ大事なのか、アフターになることによって何が手に入るのか。これをセミナーで1つひとつ丁寧に構築していくと、着席したときには「なんとなく来ました」みたいな方でも終るときには「お願いします!」みたいになります。
ユウシ:まさにそうです。
村上:2~3時間でのマジックみたいなことが起こります。これはセミナーの良いところですね。
ユウシ:おかげさまで授業の出席率も20%ぐらい上がってます。
村上:20%上がっているというのは、素人ですのでわからないんですけど、どのぐらいすごいことなんですか?
ユウシ:日中に授業があるので、ちょっと前だとアルバイトや仕事のほうがどうしても優先順位が高くなって「今日はリアルタイムで参加できません」「オンデマンド配信で参加します」っていう方も多かったんです。最近はちゃんと話したいっていう人がすごく増えていて、リアルタイムでの授業の参加者が増えたっていうことですね。
村上:いいですね。それを繰り返していったら合格率って上がるもんなんですか?
ユウシ:上がりますね。
村上:それを聞くと売上が上がったことも嬉しいんですが、それ以上に嬉しいことですね。
ユウシ:そのとおりです。
質問④ セミナー&セールス顧問の良かった点

村上:今回サービス受けていただいて特にここが良かったなっていうことが何かあったらぜひ教えていただけますか?
ユウシ:大きく3点ありまして、まず村上さんの仕事の姿勢自体がすごく勉強になりました。
村上:姿勢ですか?
ユウシ:今まで受けたサービスやコンサルと比べて、村上さんの回答の質や早さ・誠実さは僕のなかでは段違いでした。
村上:そうでしたか。
ユウシ:自分もサービス提供側としてあらためて勉強になったなと思っています。セールスのときも、大事なのは気持ちやパッションだと思います。ただテンプレだけ教えていって「こういうふうにやりましょう」みたいな感じではなかったんで、そこはすごく勉強になりました。
2つ目がスライドのテンプレです。特にさっき言った(セミナーで受講者が)満足してしまって離脱してしまうっていうのを、個人的にはこれ以上ない解決方法がテンプレの最後のところに含まれていたことです。
村上さんの自己紹介をされていたセミナーでも、その内容を見て9割ぐらいこの講座を受けてみようって決めていたんですが、やっぱり期待どおりのものですごく良かったなと思っています。
3つ目が村上さんのセミナーをやってきたからこその要所に出るテクニックです。例えばスライドの構築・台本の構築だけだと、言って終わり・作って終わりだと思うんです。僕は10回ぐらいセミナーをやるんですけど、3回目ぐらいに寝不足で、そしたらやっぱり力が出ませんでした。
それを村上さんに見ていただいたときに体調の話もしたら「心と体がベースですのでちゃんとそこをやりましょう」「それはもともと言われているものです」と言われました。あんまりそこに重きを置いていなかったんですけど、これは大事だなって思いました。
ほかにも「ここではこういう言い回しをしたほうがいいです」「ここではこういう姿勢で」「こういう映り方で」っていう、細かいけれど1つひとつが大事なポイントを教わり、すごく良かったなと思っています。
村上:自分ではドヤ顔をして話しづらい部分をおっしゃっていただいて、すごく嬉しいです。1点目の添削に関してもこだわりはありますね。自分が受ける側だったら、文章だけで毎回返されてもニュアンスがわかんない、認識がズレるなと感じます。
このやり方はおさるさんの添削の仕方を参考にしていて、動画で返すんですよね。収録動画サービス、これは革命ですね。コンサルティングや講座をやっている方、人に何かを教える方は全員やったほうがいいと思います。文章コミュニケーションって認識がズレるんです。
だけど音声や画面で見えるもの、視覚情報と聴覚情報をミックスすると一気に理解力が上がります。やっぱり人の声って響きやすいんですよね。自分の言葉でいかに熱量を込めるかもそうですし、そこも添削で重視しているところではありますね。
あとテンプレートですね。これまでやってきた多くのセミナーや学んできたことも全部ミックスさせて、これからもどんどん更新していくんですけれど、このテンプレートも非常に人気なんです。
人間心理に基づいて何をどの順番に話していくのか。これが
- 高単価・低単価
- 直売り・個別誘導
- 稼ぐ系・非稼ぐ系
どんなものにでも当てはまるにはどうすればいいのか。さらにそれを
- ショートバージョン
- BtoBバージョン
- 一部だけ切り取る
というように、転用できる普遍的なものはどうやったらできるのかを考えながら作ったものなんです。それが国家試験の塾のセミナーでも成果が出るものだとわかったことは非常に嬉しいポイントですね。
3つ目に関してですが、体調のことは確かに申し上げましたね、思い出しました。すべてのスキルはステート依存であるっていうことを僕も教えていただきました。ステートって何かというと、体と心の健康の状態なんですね。
アスリートがそうですよね。体調が悪いときやメンタルが病んでいるときに良いパフォーマンスができるかといったら、できないじゃないですか。
最終的にやり方と在り方が整っているのであれば、あとはステート。ハイパフォーマンスな状態をいかにキープするかも大事ですし、できる限りちゃんと寝ることも現場のための準備です。これはものすごく重要ですね。
質問⑤ ユウシさんの事業のこだわり・戦略・メッセージ

村上:そんなユウシさんの事業の想いやこだわり・これからの戦略や視聴者へのメッセージなど、このあたりをまとめて何かあったらぜひよろしくお願いします。
ユウシ:教育業って難しいなと思っていて、自分が経験していた小・中・高・大学・専門学校や塾の先生とか、あんまり完璧な人がいない感じでした。生徒の気持ちを汲み取れなくて嫌なことを言ったり、理不尽なことを言ったり、けっこうあると思うんです。
それはそれでいいと思うんですけど、僕はそういうのがすごく嫌いで。まずそういったものを完璧にして、人間関係をちゃんと作った上でしっかりと合格ができるような、設計された教育っていうのを作るように心掛けています。
僕が対象にしているのは試験に落ちちゃった人たちを合格させるための塾なんです。落ちてしまった子たちってそんなに学力が高くないので、再受験すると30~40%ぐらいしか合格できないんですね。でもうちの塾に来ると80~90%ぐらい合格できます。
最初に勉強ができない・学校や教育に関して不信感を持っている子たちに「ちょっとこの人は違うな」って思ってもらえるように
- 誠実である
- その人がかけて欲しい言葉を言う
- 嫌な言葉を使わない
そういった人としてのつながりがあってこそ結果が出るのかなと思っています。強いて言えばそれが自分のこだわりですかね。
村上:最高じゃないですか。人を育てるのは自分でコントロールできない領域もありますし、関わってくださった方の可能性をいかに信じるかってのもあるじゃないですか。
教育者側がどういうカリキュラムにしたら成果が出るのかとか、この人の可能性はまだまだあるんだって信じることによって、この人は違うんだなって思っていただけるような良質なコミュニケーションになると思いますね。
ユウシ:教育ってマネジメントやプロジェクトスケジュール式だったり、教えるための問診力とか今からやる施策が魅力的だって感じていただくようなマーケ力などすべて必要だと思っています。その辺り大事ですよね。
村上:大事ですね。総合格闘技みたいなものかもしれないですね。
ユウシ:そうですね。
村上:トータルの力が必要になっていきます。だからこそ教育者側が
- スキルを高め続ける
- 成長をし続ける
- 人としての魅力を高め続ける
こともすごく大事だと思います。それをちゃんと体系化して届けていくことは尊い仕事ですね。
ユウシ:本当にそうですね。
村上:そんなこだわりも持って、今回はセミナーセールスで売上も上がりました。これからの戦略的なものってどうしようと思っているんですか?
ユウシ:おかげさまで長くやっていて、僕じゃない人が教えても再現性が高い教育ができているなと思っています。これを学校法人さんや一般企業に卸したいと準備をしていまして、toB向けのプロダクトを実際に運用しているんですが、これからよりセールスをかけていきたいなと思っています。
村上:なるほど。そしたら学校法人の決裁者の方や担当者の方に向けてのセールスが必要になってくるんですか?
ユウシ:そうですね。一旦は個別セールスを考えているんですが、村上さんのスクールのなかでやっていたのが集団に対するセールスでした。今まであまり使えていなかったんですが、これから村上さんのコンテンツの個別セールスをより使わせていただければと思っています。
村上:もちろんです。僕のサービスはセミナーセールス・個別セールスどちらもミックスしています。
セミナーだけやっていくと思いきやどこかで個別が必要になってきたり、個別をやっているけどセミナーが必要になってきたり、プロダクトが変わったらどちらかが必要になったりとさまざまです。VIPのプランの講座に関わってくださっていますので、そちらだったら無期限です。お待ちしておりましたという感じですね。
ユウシ:ありがとうございます。
村上:そしたら個別セールスに関しては、ゼロベースからやっていくイメージになりますか?
ユウシ:学び度としてはゼロです。自分なりにトークスクリプトだったりを用意しているんですけど、そんなに上手くいってないんですね。今はやってみる時期かなと思って2~3件ほど担当者の方と話すことはやっていました。
ちょっと村上さんに聞きたいなと思ったのが、最初にどのコンテンツを見たらいいんですか?
村上:個別セールスの動画コンテンツやテンプレートをいくつか用意していますけれど、最初はマインドセットですね。
- エネルギー
- フォーカス
- マインド
この3つが根っこで重要になってくるんですね。
これはtoCでもtoBでも変わらない。その次にtoC向けの個別セールスだったらそのまま黄金テンプレを自社バージョンに変えて添削していくのがいいんですけど、今回は学校法人でちょっと特殊じゃないですか。
ですので、そのまま僕に個別のチャットでどういう
- ターゲット
- 商品
- 単価
ということを教えていただければ「こういう流れのセールスの順番がいいんじゃないですか」「僕だったらこうします」というのを箇条書きにして、それを動画で添削してやっていきます。そのあとはグルコンに参加していただくのが一番いいですね。
それだったらエリアが離れていてもオンライン・リアルタイムで質問していただければ
- クロージングの方法
- 教育の方法
- ヒアリングの方法
- 自己紹介の方法
- 自社の独自性をどう出すか
- USPをどう出していくのか
そういったことも全部グルコン内で解決できます。
グルコンの日程だけ押さえていただければ、途中参加・途中退出もできますから。チャットでコミュニケーションをしながら流れを構築していってグルコンで確認する、このプロセスでやっていくのが一番いいと思います。
僕の講座のコンテンツって良くも悪くもかなり量があるじゃないですか。何でも見ればいいわけではなくて、必要なものだけを食べたほうがいいです。個別で聞いていただく・グルコンに参加していただく、これが一番美味しいところと一番いい大トロの部分をゲットできる状態かなと思います。
こんな感じでどうでしょうか。
ユウシ:そうなんですよね。結局あるものをだーって見る講座とかもいろいろあると思うんですけど、村上さんに聞けば「この時期はこれが必要だから」って教えていただけると思うんで、そうします。
村上:時間差コンサルティングみたいなもんなんで。これからは個別セールス側もフル活用していってください。
ユウシ:ありがとうございます。
村上:任せてください。
質問⑥ セミナー&セールス顧問をおすすめしたい人

村上:僕のサービスをこんな方に特におすすめしたいなってことがあったら、ぜひ教えてください。
ユウシ:個別セールスとセミナーセールスをしている方は多分100点にはなっていないと思うので、そういったことをしている方は全員におすすめです。理由としては、売上が上がればすべての講座の費用っていうのは確実にペイができるからです。
それと今回できたスライドもすごく資産性が高いです。今後ずっと使えるってことは、売上が最大化してそれが何年も続くと考えたら、複利的な考えで必ずペイできると思います。売上に一番直結するところですので、セールス関係をやっている方は100%やったほうがいいとおすすめできます。
村上:めちゃめちゃ嬉しいです、ありがとうございます。現在売上が上がっているセミナーも個別セールスも、実は最大値ではなく最低値かもしれない。
プラス5%・10%・15%、下手したらプラス20%いけるんじゃないかっていう可能性に蓋をしたまま続けていくっていうのは、見えない損失がずっと生まれ続けている状態なんですね。それを予防したい・防止したいって気持ちもありますので、そうおっしゃっていただけるとすごく嬉しいですね。ありがとうございます。
この動画を見ていただいた方に特別なプレゼントをご用意しておりまして、この動画の概要欄に村上の公式LINEを貼っております。そちらで
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をプレゼントしております。
もっと成約率を上げたい・今の状態が最大値なのか適正なのかを確認したい・診断したい、そういった方はぜひ一度お問い合わせをしてみてください。
というわけでここまで話してまいりました。このオフラインで対談をしたあとはお礼の気持ちを込めて、個別のコンサルティングやコーチングも含めたお食事にご招待しております。ではアフタートークに行ってきます。
アフタートーク

村上:今回は麻布十番のめちゃめちゃおしゃれなイタリアンのお店に来ております。楽しく今からご飯を食べるのでよろしくお願いします、乾杯。めちゃめちゃお洒落な料理が来ます。
ユウシ:コンサルのグルコンで話した内容なんですけど、学校向けのセールスのことです。セールスを受け慣れていないのと、あまり自分のことを話したくない方が多いんです。
先週あまり自分からは話したがらない55歳の現場責任者の方がいました。ノウハウとかを話しても過去一反応が薄くて、和ませたり一発でいろいろできる術があればいいんですけど、ちょっと「?」って状況が続いたまま1時間を超えてしまいました。
とりあえず今は教材のデモページだったり、話をしてアドバイスさせていただいた内容を議事録としてお送りすることをやってまして、これからいろいろやらなきゃいけないと思うんですよね。
村上:2つですね。
- 強烈なフック
- 強烈な教育
なんでそう言ったかというと、まったく聞く姿勢になっていないですよね。アポまではなんとか取れても「なんぼのもんじゃい」みたいな。
ユウシ:そんな感じでした。
村上:アイスブレイク的なことをしても心は開かないです。上の世代の方ですよね。
ユウシ:上の方ですね。
村上:ということは、最初の強烈なフックは明らかに相手が反応するすごい良い未来を提示する。
ユウシ:良いのを出しちゃうんですね。期待値を上げるじゃないですけど……。
村上:期待値を上げるところはありますけど、でもこれがポイントです。最初のフックで期待値を上げてもいいんですよ。そのあとのサービス説明で調整すればいいので。
ユウシ:なるほど。
村上:何が目的かというと、ドアノックなんですよ、パカッて。今回はアウトバウンド。自分から行くとか相手が明らかに懐疑的なのであれば、本来はマーケティングの入口でやるところを「こんにちは」の最初のときにやらないとそもそも興味を持ってくれないです。
ユウシ:なるほど。まさにそんな感じで、何が正解なのかわからないまま時間が過ぎていきました。
村上:それは相手がそもそも興味を持っていないからです。ヒアリングしたあとの話では興味を持たないんですよ。最初に強烈なフック、YouTubeのサムネ・広告のクリエイティブのことをリアルコミュニケーションで話すんです。
ユウシ:なるほどですね、最初で試合は決まっていたわけですね。
村上:それがセットアップです。全部自分から投げかけることができるんです。質問は魔法なんです。
ユウシ:なるほどですね。
村上:フックが初手の質問とベネフィットで、教育が実績のビフォーアフター。「合格率が今よりも何10%上がることによってこんなすごいことがあります」あとはドヤ顔力ですね。
ユウシ:ドヤ顔力。
村上:言い切りとドヤ顔です。堂々と「いい話を持ってきたんだ」もはや意外とそっちのほうが重要だったりします。
ユウシ:うん。
村上:ここで強さが試されます。
ユウシ:うん、うん。
村上:合言葉は「もったいない」です。あなたには可能性があるのにそれを活かせてない、肯定前提の言葉です。非常に使いやすい言葉ですね。
ユウシ:その辺りのマインドセットをなんとかするトレーニングとかってあったりするんですか?
村上:いっぱいありますよ。最後は勇気と覚悟です。
ユウシ:そうですね。
村上:バンジージャンプみたいなものです。この前日本一のバンジーに行ってきたんですよ。
ユウシ:そうなんですか。
村上:岐阜バンジー、215mぐらいで48階建てのビルから飛び降りるところと同じだそうです。恐怖はないかなと思ったんですけども、台に立った瞬間だけはグっときました。いい経験でした、勇気と覚悟です。
ユウシ:そうですね。
村上:ダメでもいいからやってみろっていう精神論になりますけど。練習だったらロープレとかですよね、言いにくい人にドヤ顔で言う練習。
ユウシ:言う練習ですね。
村上:それもいいですよ。あとは相手が上だと思わないことですね、人間に上も下もないです。
ユウシ:そうですよね。
村上:学生さんに対しては言えるはずなのに立場が変わったら言えないってことは、自分のなかで何かズレた決めつけがある可能性がありますよね。
ユウシ:本当にそうですね。
村上:「誰が来てもこの領域だったら俺がプロ」「この領域だったら負けない」人として敬うけど言うべきことは言うってことですね、めっちゃ大事です。
ユウシ:ありがとうございます。
村上:アフタートークではビジネスの話や具体的なセールスについての話もしました。もちろんアカデミーのサポートもそうなんですけど、実績者対談に出ていただいたときにはこういったオフの場で直接ご質問いただいて答えることをしています。今回はありがとうございました。
ユウシ:ありがとうございました。
村上:セミナーセールス&個別セールス完全マスターアカデミーの実績者対談でした。また次回の動画でお会いしましょう。バイバイ。