あお(医学部卒の経営者)@動画編集CAMP 41都市展開(令和の虎)
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たった6か月で累計8,000万達成
おさる:今回は「YouTubeマーケターおさる」チャンネルに、受講生のあおさんをお迎えしています。よろしくお願いします。
知っている方もいらっしゃるかもしれませんが、あおさんはTwitterフォロワーが3万7,000人いらっしゃいまして、僕のYouTubeマーケターコンサルを受講していただきました。実際に僕がどこをコンサルさせていただいたかというと以下を幅広くお手伝いさせていただきました。
- YouTube動画の内容
- サムネイルのデザイン
- 販売戦略の構築
- バックエンド商品の作成
結論だけ言いますと、あおさんはコンサルを受けてから約6か月で累計8,000万円の売上を達成されていて、もうそろそろ1億円に到達するんじゃないかというところで、今日は僕のチャンネルに来ていただきました。それでは自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。
あお:あおと申します。僕はマーケターとして活動しているんですけれども、もともとは動画編集者としてYouTubeの受託をやっていました。それで採用が必要になったので、動画編集者を育てるスクールを始めたんですけれども、それがけっこう評判よくて。ただそのスクールが3.6万円とめちゃくちゃ安かったんですよ。
おさる:安いですね。それ。
あお:はい。ちょっと安すぎました。競合他社は30万円以上するところもあるのに、僕は自分のスクールを安くしすぎちゃったんです。でも受講生は非常に満足してくれて、「もっといろんなことを学びたいです」と言われることが多くなって、それでどう進めていけばいいかなって悩んでいました。
YouTubeの受託もやっていたので、再生回数を伸ばすとかは得意だったけど、YouTubeからLINEへの誘導、そこら辺のパーセンテージを上げていく手法などを学びたくて、おさるさんのコンサルを受けました。「良かったな」というのが結論ですね。
おさる:ありがとうございます。あおさんは僕の中では「天才的」なイメージです。僕がサポートできたかわからないですけども、ぜひ今回の手法をみなさんも聞いて参考にしていただければ良いかなと思います。
質問① コンサルを受ける前の収益は?
おさる:それでは質問1個目なんです。僕のコンサルを受ける前って、すでに収益すごかったと思うんですけど、どれくらいの収益だったんですか?
あお:大体そのときは月に1,000万ぐらい利益があって、トータルでtoC(コンシューマー向け)とtoB(ビジネス向け)合わせてそのくらいでしたね。
おさる:すごいですね。それって内訳としては、どんな感じですか?何がメインの収益源だったんでしょうか?
あお:大体半々くらいで、toBのほう、つまりクライアントワークでYouTubeの受託とかが約500万ぐらいあって、あとは採用のためにやっていた3.6万円のスクールや、ディレクター向けの教材を5万円で販売していました。さらにマーケティングの教材を9万円で出していて、それら3つの主要なコンテンツで500万円ぐらいの売上がありましたね。合わせて月1,000万円くらいです。
おさる:なるほど。toCで500万、toBで500万って感じですね。僕もtoCのほうはけっこう知ってたんですけど、もしかしたら視聴者の皆さんも知っているかもしれませんが、toBのほうって具体的にはYouTubeの運用とかですか?
あお:そうです。YouTubeの運用とかコンサルティングをやっていて、コンサル料が月に何十万円、動画の制作費が1本あたり何万円、という形でクライアントに提供していました。もうすでに組織化していて、そういう感じで運用していました。
おさる:なるほど。僕ができないところを、あおさんはもうすでにやっていて、頭が切れるというか本当に天才だなって思います。
質問② コンサルを受けた後の収益は?
おさる:そんなあおさんが実際に僕のコンサルを受けてみて、どう変化したかについて教えてもらえますか?月に1,000万ぐらいの収益があったところから、どれくらい上がったんですか?
あお:毎月のベースは1,000万のままだったんですけど、ローンチをおこなうと、その月に1,000万、2,000万、3,000万みたいな感じでドドドンと入るようになりましたね。
おさる:なるほど。具体的に言うと、フロントエンドからバックエンド商品を僕のコンサルで作っていただいた、という感じですよね?
あお:そうですね。
質問③ コンサルを受けて良かったことは?
おさる:続いて3個目の質問なんですが、実際に僕のコンサルの何が良かったか、というところを教えていただけますか?
あお:まずバックエンドの構築方法が全然わからなかったんですよ。それまでずっと数万円の商品を売っていたんですが、本来なら数十万円で売れる商品を安く売ってしまっていて、それを高額で売ろうとすると、今度は数百万のものを売らなきゃいけないという状況に陥ってしまって、けっこう厳しい状況でした。
でもコンサルで学んで、ちゃんと高いお金をいただいてもお客様が満足するような価値提供の方法や、スクールの運営の仕方を学べたことが非常に良かったですね。
あとは僕自身がマインドブロックを抱えていたことも大きかったです。やっぱり、数十万のものを売ることにビビっていたんですよね。
おさる:ああ。マインドブロックありますよね。
あお:そうなんです。お金をもらうこと自体にビビっていて、もし満足してもらえなかったら「詐欺だ」って言われたらどうしよう、とか考えてしまって。でもおさるさんがメンターみたいな感じで「やりましょう」と背中を押してくれたので、実際に行動できたんです。やってみたら、お金をたくさんいただいているのに、お客様から感謝されるんですよ。
おさる:結局そうなんですよ。感謝されるんです。お客様が満足してくれるので、結果的にやって良かったなって思いますよね。
あお:本当にそうです。マインドブロックを乗り越えられたことは非常に大きかったですね。
おさる:そうですよね。僕も高額商品を売るときは最初は怖かったんですけど、実際にやってみたら、お客様がしっかりコミットしてくれて、成果が出て満足してもらえる。高額な商品だからこそ、お客様もしっかり取り組むんですよね。
安い商品だとどうしてもその分、お客様が軽視してしまいがちなんですよね。自分の身を切ってないと、真剣にならないことが多いです。
逆に僕はフロントの部分があまり上手じゃないので、あおさんのところから学ばせていただいたりしました。だから、お互いに補完し合う形ですよね。僕ができないところをあおさんができていて、僕が得意なところをあおさんが取り入れて、結果的にこれで月1,000万円を維持しつつ、たまにローンチでさらにボンボンと収益が入ってくるという感じですね。
あお:今までエバーグリーンで月1,000万円回っていたのが、もうプラスでトントンみたいに追加される。いや、いいですよね。資金調達できるようになっちゃいました。
おさる:ボトムをしっかり作っておいて、それを崩さずにプラスアルファで上乗せするのが、やっぱり重要ですよね。僕のコンサル生でもたまにやってしまいがちなのが、今までうまくいっていた部分を崩してまで新しいことをやろうとする方がいるんですけど、あおさんは今までの良い部分をちゃんと残したまま、さらにアップセルを取り入れて成功したのがすごいと思います。
質問④ マネタイズするための販売導線は?
おさる:具体的にどうやってマネタイズしてきたのか、フロントエンドの商品やバックエンド商品など、いろいろな商品を扱っていると思いますが、あおさんのマーケティングフローについて教えていただけますか?LINEやメルマガ、ローンチ動画など、どんな販売導線を意識しているのか教えてください。
あお:僕の場合まずフロントエンドでしっかり価値提供をすることを意識しています。既存顧客、つまり僕からさらに学びたいと思っている人たちをたくさん作ることが目標ですね。それで、TwitterとLINEを使って、LINEではエバーグリーンローンチをしています。
3.6万円の商品や5万円、9万円の商品をずっと売り続けているのですが、これらも本来は数十万円で売れるような内容を数万円で提供していたので、当然、満足度は高かったです。当たり前の話ですが、例えばベンツを10万円で売ったら、それは満足しますよね、という話です。
だから受講生は満足していたんですけど、その後、次の商品を待たせてしまう状態ができていたんです。「次の商品はまだですか?」って聞かれることが多くて、非常に高い満足度を保っている状態だったんですよね。
おさる:それは最高の状況ですよね。顧客が次の商品を待っているなんて、すごいです。
あお:それもちゃんとLINEを構築していたので、その人たちがLINEで可視化(セグメント)されていたんです。この人たちは、かなりのロイヤルカスタマーだとか、ずっと僕の商品をたくさん買ってくれている人だとか。逆に、この人はそんなにうちの商品を買ってくれていない人だ、みたいにタグを付けて分類していました。
おさる:なるほど。ちなみにどういったツールを使われていましたか?Lステップですかね?知らない方もいるかもしれないので。
あお:そうです。LステップというLINEの拡張ツールを使っていました。僕も使っていて、それで購入した方を洗い出していたんです。
おさる:なるほど。集客は主にTwitterを使っていたんですか?
あお:そうですね。Twitterと、あとは少しYouTubeやTikTokもやっていたんですけど、基本的にはTwitterでやっていました。そこからLINEに誘導していたんです。そこから先ですね。彼らにはタグが付いているので、その人たちを1回メルマガに落とすことにしました。LINEはBANされるリスクもあるし、より濃いリストにしたいという狙いもありました。
バックエンド商品を自信を持って販売しているんですけど、相手もちゃんと選んでいかないといけないんです。しっかりと何かを学んで成果を出しているような、いわば「未来の優等生」に対してバックエンドを打っていく、という形でメルマガに落とし込んでいます。
メルマガの中では基本的に4つくらいのローンチシナリオを流しているんです。僕の場合はTwitterのリストが多いので、基本的にはテキストで配信しているんですが、今後は動画にしてもいいかなと考えています。セミナー誘導のような形で進めています。
おさる:なるほどですね。まとめるとTwitterから集客して、LINEに誘導し、興味がある方にはメルマガを案内しているという流れですね。そこでローンチ動画を流しているわけですが、あおさんのすごいところは、動画ではなくテキストを使っている点です。
Twitterで集客している人は、テキストに慣れているので、文字の相性が非常に良いんですよね。YouTubeで集客している人の場合は、動画のほうが相性が良いかもしれませんが、この点は非常に重要だと思います。どこで集客しているかによって、その後の商品につなげるための価値提供の方法が変わってくるというのは、とても大事ですね。
質問⑤ 満足度を高める商品設計の考え方について
おさる:販売導線については皆さんわかったと思いますけど、もう1個聞きたいことがあるんですよ。満足度の高い商品設計についてです。確かに、あおさんは高い商品を安く売ってるので、その点で満足度が高いっていうのはあると思うんですが、たぶんそれ以外にも、商品自体がしっかり設計されているからこそうまくいっていると思うんです。
特にお客さんを「0→1」や「1→10」に成長させる際に、どんなことを意識しているのか、どういうロジックで商品を作っているのか気になります。
あお:僕が基本的に意識しているのは「ToDoを明確にすること」です。情報やノウハウって、今の時代、ほとんどが無料で手に入りますよね。それをただ渡すだけでは価値を提供しきれないんです。だから、スケジューリングやリマインドを組み込むようにしています。
例えば「ちょっとサボってない?」とか「進捗どうですか?」ってリマインドしてあげるんです。
おさる:それはすごいですね!そんな安い商品でもそこまでやってるんですか?
あお:そうです。やっています。そういうサポートをしてあげることにこそ、価値があると思っていて、イメージとしては学校の教科書みたいな感じです。みんな学校の教科書は安く手に入れているけど、それだけで満足しませんよね。予備校に年間100万円払って通うわけで、その違いは「体験価値」にあるんです。
学校の教科書を1人で家で勉強するのと、予備校に通うのとでは、モチベーションや環境が違いますよね。
予備校には授業そのものだけじゃなくて、宿題やモチベーションを高める仕組み、チューターみたいに相談に乗ってくれる人がいたり、勉強スケジュールを立ててくれるサポートもある。それが学校と予備校の違いで、そこが差別化のポイントだと思っています。それを無料情報と有料スクールに置き換えて、しっかり価値を提供する仕組みを作れば良いかなと。
例えば公立高校は0円だけど、予備校は年間100万円くらいかかりますよね。僕のスクールだって、3万円くらいの差を作れるんじゃないかっていう感覚です。
おさる:さすがですね。具体と抽象を使い分けるのがすごく上手です。予備校の価値って、授業だけじゃなく、他の要素にあるってことですね。実際にケツを叩いて行動させているので、それは少し安すぎますよね。
あお:成果も確実に出ます。予備校も長い歴史の中で、高校生という未熟な人たちにどうやって成果を出させるか、非常に緻密に研究されてきました。僕も医学部に通っていたので、予備校に行っていたんですが、そのノウハウをどんどん自分の商品に転用している感じです。自力で成果を出せない人にどうアプローチすれば成果を出せるようになるかを研究して、それを商品に組み込んでいるわけですね。
おさる:本当にすごいです。僕も0→1にする難しさってすごくわかっているので、それを3万円とかの手頃な価格で提供して、しかも人数が多くなってきますよね。どうやってさばいてきたんですか?何百人、何千人とお客さんがいる中で、どうやってケツを叩いていたんですか?人数が多くなると、そこを管理するのはけっこう難しいと思うんですけど。
あお:そうですね。共通する部分、つまづく部分をコンテンツ化して、同じタイミングで「ここまで終わりました」って報告をしてもらうようにしています。「このタイミングでお前はここまで進んでいるはずだから、報告しろ」みたいに指示しています。
報告が来なかったら、すぐにわかるんですよ。LINEで一元管理しているので「あ、こいつ進捗が来てないな」って。そうしたら「まだですか?」ってリマインドを送るようにしています。
あとはシートで管理して、スタッフも入れて誰にリマインドを送るべきかをタグで見れるようにしておいてます。これで「誰が進捗しているのか」「どこでつまづいているのか」を把握して、適切にフォローしています。
おさる:それはすごいですね!本当にやるべきことがあって、段階ごとに進捗を報告させるんですね。それが来ない場合は「つまづいている」って判断して連絡を入れる、という仕組み。いや、めちゃくちゃ参考になります。
実際に皆さん今日の話を聞いて、Twitterで集客してLINEでリスト管理をし、その後メルマガや商品販売設計にどうつなげていくか学べたと思います。情報を提供するだけじゃなくて「ちゃんとやってますか?」ってケツを叩く仕組みがあるというのがポイントですね。
期間内に進捗がなければリマインドを送る、という感じですね。ありがとうございます。
質問⑥ あおさんの今後の戦略
おさる:最後の質問なんですけど、これからのあおさんの戦略についてお伺いします。ここまでも既に大成功されていて、何千万円と稼がれて、年商で言ったら2億近く行くんですか?しかも、最近おめでたいことがあったそうですね。医師免許を取得されたんですよね。
あお:そうです。今まで、医師免許の勉強、国家試験の準備をしながらこのビジネスをやっていたので、かなり大きな負担があったんですけど、やっとその「重り」が取れた感じです。これからは、もっと自由に動けるようになりました。
おさる:それはとんでもない重りですよね(笑)。
あお:あと5倍働けるって感じですね!次は年商10億円を目指して頑張っていきたいです。
おさる:それはすぐに達成されるんじゃないですかね。これからのあおさんの戦略についてお聞きしたいです。
あお:今までTwitterで集客して、そのリストを活用した売上の最大化ができるようになってきました。それに加えて、YouTubeもおさるさんに教わって、徐々に伸びてきているので、ここらでしっかりYouTubeをブーストしていこうかなと思っています。
リストさえ取れれば、かなり売上が上がるという状態が作れているんです。YouTubeという媒体も、おさるさんのおかげでリストを取りやすい状況が整っているので、これからはそこをさらに強化して、リストをどんどん取っていくつもりです。
おさる:もうどこにも隙がないですね(笑)。マーケターって、集客が苦手だったり、販売が苦手だったり、サポートが苦手だったりすることが多いんですけど、あおさんの場合はすべて安定的にできている。特化している部分がなくても、全部まんべんなくやれるのがすごいですね。
あお:ありがとうございます。確かに得意分野っていうのは特にないんですけど、どれもそれなりにやれてるって感じです。
おさる:でも商品もしっかり作れて、その導線も覚えてしまって、さらにこれから集客を加速させていくなんて、最高の状態ですね。本当に素晴らしいです。他に何か考えていることはありますか?
あお:あとは広告にも興味を持っていますね。広告を使ってリストを取るとどうなるのか、そこにワクワクしています。この前も広告のコンサルにまた100万ちょっと使っちゃったんですけど(笑)、僕も重課金勢ですね。
広告をもっと勉強して広告からリストを取るのか、もしくは今の商品設計やラインナップを広告に最適化する必要があるのか、その辺を考えています。もしくは、広告用に新しい会社を作って、新しい事業モデルを全部作り直すか、ということも考えています。広告収益特化の会社にするかとか考えています。
おさる:それめちゃくちゃレベル高いですね。いまはファン化されて自然に参加されている状態で売れているから、マーケティング的には「イージーゲーム」って感じかもしれないですけど、広告を取り入れるとなると、またシナリオを変えたり、いろいろと新しいことをしなきゃいけないですよね。
あお:そうなんですよね。広告になると、シナリオも最適化しなきゃいけないですし、いろいろ考えることが増えるので、また別のチャレンジが待ってますね。
まとめ & お知らせ
おさる:今回はあおさんに来ていただきましたけど、最後に宣伝や視聴者へのメッセージをお願いします。
あお:はい。僕は『あお 動画編集-医学生 』というチャンネルをやっているので、ぜひ皆さんにも見ていただきたいです。それと最近、年商18億の迫くんという方と一緒に『スキル獲得チャンネル』を作りました。これがすごく面白くて、最近のビジネス系YouTubeの中でもトップクラスにおもしろいと思ってます。
ただ少しレベルが高めの内容なので、ついていけない方もいるかもしれませんが、ぜひ登録していただいて見ていただければ嬉しいです。
おさる:概要欄にあおさんのYouTubeチャンネルやTwitter、LINEのリンクも貼っておきますので、興味がある方はぜひ登録してみてください。商品を買うかどうかは自由ですが、あおさんがどういうマーケティングフローを組んでいるか、参考にしてもらえればと思います。
あお:今日は本当にありがとうございました。
おさる:こちらこそ忙しい中ありがとうございました。では、次回の動画でまたお会いしましょう!