「前置詞 in の使い方は？」
「例文や問題から記憶に定着させたい」
「他の混同しがちな前置詞との違いも知りたい」
前置詞の in の使い方について、何となくはイメージできているつもりでも、いざ問題に出されるとあやふやになることありませんか？
実際、意味が似ている前置詞も多く、試験で問題が出題されると悩んで適当に選んでしまうこともありますよね。
イングリッシュ おさる入試だと1点で合否が決まります！その大切なテストでも運任せで選択肢を選びますか？
この記事では、TOEIC900点超えの元英語教師だった僕が、前置詞 in の使い方を中心に以下の内容を解説します。
- 概要
- 使い方
- 例文
- 問題文
理解を深めるための練習問題も用意していますので、前置詞 in の使い方をマスターしたい方はぜひ最後までご覧ください！
（ note：【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績 ）
\ こんな口コミも /
- たった5か月で英検準1級に合格！
- 苦手だった英文法を基礎から正しく理解できました！
- 自信を持って英語を話せるようになりました！
\ 15個の特典で英語学習を完全マスター！ /
前置詞inの使い方の概要をサクッと解説
前置詞 in は、主に何かが立体的に囲まれている、つまり内部にあるという状況を表現する際に使用されます。
物理的な空間だけでなく、抽象的な概念や状態を指す場合にも用いられます。
例文を見てみましょう。
The keys are in the box.
（鍵は箱の中にある）
イングリッシュ おさるこれが一番オーソドックスな使い方ですね！
She is in love.
（彼女は恋をしている）
このような感情の状態を示す場合まで幅広く使われます。
一般的には広い空間を思い浮かべがちですが、
The video is in my YouTube channel.
（その動画は私のYouTubeチャンネルにある）
のように、デジタル空間や限られた範囲を指す際にも活用されます。
また、in the 21st century（21世紀に）のように時間の概念に使われることもあります。
イングリッシュ おさるこのように in は場所や時間、状態や概念など、多様な文脈で利用される柔軟な前置詞です！
前置詞inの使い方と例文
ここからは前置詞 in の使い方と例文をセットで紹介します。
イングリッシュ おさる例文に触れることで理解度がアップします！
- 場所や位置
- 時間
- 状態や環境
- 範囲
- 手段や方法
詳しく見ていきましょう。
場所や位置
前置詞 in は、場所や位置を表す際に「～の中に」という意味で使用されます。
イングリッシュ おさる物理的な空間内に何かが存在することを示しますよ！
たとえば、物や人が部屋、建物、地域などの特定の範囲や空間の中にある場合に使われます。
例文を見ていきましょう。
The keys are in the drawer.
（鍵は引き出しの中にあります）
We live in Tokyo.
（私たちは東京に住んでいます）
The painting hangs in the museum.
（その絵は博物館の中に掛けられています）
in を使用して、物や人が具体的な場所や空間の中にあることを明確にしています。
時間
in は時間に関する文脈でも用いられ、「～の間の内で」「～の間」「（今から）後に」と訳されます。
イングリッシュ おさるある事象が発生する期間や将来の特定の時点を指し示すのです！
例文を3つほど紹介します。
I will finish the report in two hours.
（私は2時間以内にレポートを仕上げます）
In the 19th century, many innovations were made.
（19世紀には多くの革新が行われました）
The flowers will bloom in spring.
（花は春に咲きます）
in を用いて、活動や事象が起こる予定の時間範囲や時期を表しています。
特に、将来のある時点や期間内で何かが起こることを示すのに in が役立つのです。
状態や環境
in は、ある特定の状態や環境を示す際にも用いられます。
「～の状態で」「～の中で（を）」という形で、物事や人がその時点でどのような状態にあるか、またはどのような環境下にあるかを表します。
イングリッシュ おさるこちらも例文を見てイメージを湧かせましょう！
She is in a good mood today.
（彼女は今日、機嫌が良いです）
The city is in chaos after the storm.
（嵐の後、その都市は混乱状態にあります）
We are in a meeting right now.
（私たちは今、会議中です）
in を使用して、人々や物がある時点で経験している特定の感情的、物理的状態や環境を表しています。
範囲
in は、「～において」「～につき」「～が」と範囲を表す際にも使われます。
話題や領域、専門分野など、ある特定の範囲やコンテキストにおける事柄を指し示すのに用いられます。
イングリッシュ おさる使用頻度も多いので、ここは要注目です！
例文を見ていきましょう。
In terms of quality, this product is superior.
（品質において、この製品は優れています）
In the field of science, we always seek evidence.
（科学の分野において、私たちは常に証拠を求めます）
In mathematics, 2+2 equals 4.
（数学において、2+2は4に等しい）
これらの例文は、in を使用して、特定の範囲や領域内での事象や状況を明示しています。
手段・方法
手段や方法を表す際にも活用できます。
「～で」と訳し、ある行動やプロセスが実行される際の具体的な方法や手段を示すのに適しています。
こちらも例文を見ていきましょう。
She expressed her gratitude in a letter.
（彼女は手紙で感謝の意を表しました）
The information is available in digital format.
（その情報はデジタル形式で入手可能です）
They communicated in sign language.
（彼らは手話でコミュニケーションを取りました）
このように in にはさまざまな活用方法があります。
イングリッシュ おさるもちろん、全て覚えるというワケではなく、は立体的に囲まれている（内部感覚がある）意味から派生して理解できるとカンペキです！
なお、イングリッシュおさるの公式LINEでは、英語の学習で活用できる15個の特典をプレゼントしています。すべて無料で受け取れるので、友だち追加してぜひ学習に役立ててくださいね！
inの使い方と混同されやすい前置詞と使い分け方法を紹介
ここからは in と混同しやすい前置詞とその使い分けについて解説します。
- on
- at
- into
詳しく見ていきましょう。
on
前置詞 on は、inと混同されやすい前置詞の代表例です。
on は物理的な接触や特定の日付、曜日を指す際に用いられます。
イングリッシュ おさる何かが別のものの表面にくっついているイメージを持ちます！
対照的に in は何かが空間や境界に包まれているという感覚です。
たとえば、on the table （テーブルの上に）では、物がテーブルの表面に置かれている状態を示します。
一方で in the box （箱の中に）では、物が箱に完全に囲まれている状態を指します。
時間に関しても同様です。
on は特定の日や特定の日の朝・晩を指します。
例えば、「on Sunday」（日曜日に）、 「on Saturday morning」（土曜の朝に）、 「on March 30」（3月30日に）などがあります。
at
at は点を指すイメージで使用され、時間や場所を非常に具体的に指定する際に使われます。
at が使われるのは、狭い範囲や特定の位置、または正確な時点を指す場合です。
たとえば、at 3 o’clock（3時に）では、具体的な時間の点を指し、at the entrance （入り口で）は、特定の場所の点を示します。
一方で、in は、より広い範囲や期間を指すのに用いられ、時間においてはある程度の幅を持つことを意味します。
例えば、in the morning（朝に）や in 2020（2020年に）などです。
into
into は動きを伴う場面で使用され、何かが外部から内部へ移動する様子を表します。
イングリッシュ おさる変化や遷移を伴うアクションを強調し、特に物体や人がある空間や状態から別の空間や状態へ入ることを示します！
She walked into the room.
（彼女は部屋に入って行った）
上記の文章だと、外部から室内への具体的な移動を表しています。
一方、in は静的な状態や存在を示し、動きや変化は含まれません。
into を使うことで、動きの方向性や変化の瞬間を明確に伝えられます。
in と into の違いについて復習したい方は関連記事「【ここで差がつく】inとintoの違いとは？使い分けの例や混同されやすい前置詞を紹介」を参考にしてみてください！
inの使い方を復習！確認問題を解いてみよう
最後に in の使い方を復習するために、本記事で解説した前置詞を交えながら確認問題を解いておきましょう。
イングリッシュ おさる頭に入っているだけでは問題は解けるようにはなりません！どれだけ実践問題に頭を使うのかが本番で点数を取るために重要です！
以下に、これらの前置詞を使った穴埋め問題を5つ出題します。
それぞれの解説もあるので、時間がある方はしっかり考えたうえで読み進めてください。
Q.I will meet you ___ the library ___ 3 PM.（私は3時に図書館であなたに会います）
A.I will meet you at the library at 3 PM.
解説）atは特定の場所と正確な時刻を指す際に使用します。
ここでは「the library」（特定の場所）と「3 PM」（正確な時刻）を指しています。
Q.The painting is ___ display ___ the museum until the end of the month.（その絵画は月末まで博物館で展示されています）
A.The painting is on display in the museum until the end of the month.
解説）on display は「展示されている」というフレーズです。inは the museum （より広い場所）を指す際に適しています。
Q.She was born ___ a small town ___ Japan.（彼女は日本の小さな町で生まれました）
A.She was born in a small town in Japan.
解説）inは、特定の地域や国を示す場合に使用されます。ここではa small town（より広い場所）と Japan（国）を指しています。
Q.The conference is scheduled to start ___ Monday morning.（会議は月曜日の朝に始まる予定です）
A.The conference is scheduled to start on Monday morning.
解説）on は特定の日や曜日の朝・晩を指す際に使用されます。この場合、「Monday morning」（特定の曜日の朝）を指しています。
Q.He is interested ___ learning languages ___ his free time.（彼は自由時間に言語を学ぶことに興味があります）
A.He is interested in learning languages in his free time.
解説）in は、ある状態や活動に興味があることを示す場合や、ある期間（ここでは「his free time」）を指す場合に使用されます。
なお、イングリッシュおさるの公式LINEでは、前置詞 in に限らず英語学習に関するお役立ち情報を無料で発信しています。英語力を伸ばしたいと考えている方は、ぜひお気軽にご登録ください！
