「TOEICのスコアが350点はやばい?」
「スコアを伸ばすためには、まず何をしたらいいんだろう」
「TOEICの勉強でおすすめの参考書を知りたい」
このような疑問や悩みはありませんか。
TOEICは、リスニングパートとリーディングパートそれぞれで495点、合計990点満点の試験です。まずは現状を把握するためにも、TOEIC350点はどれくらいのレベルなのかを知っておく必要があるでしょう。
そこで、本記事では以下の内容について解説します。
- TOEIC350点のレベル感
- TOEIC350点の人が抱える課題点
- スコアアップするための学習方法
- おすすめの参考書
TOEIC350点はやばいのかを知りたい人や、TOEICのスコアを上げたい人に読んでほしい内容となっています!
ぜひ最後までお読みください!
( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績 )
TOEIC350点はやばいのか?レベル感を6つの観点から把握しよう
TOEICのスコアが350点だった場合、どの程度のレベルなのかを以下の6つの観点から解説します。
- 英検3~準2級|中学英語レベル
- コミュニケーションを取るのが難しいレベル
- 受験者全体の平均点より低い
- 350点に必要な英単語は約2,000語
- 履歴書に書いても評価されない
- スコアアップには200~400時間の勉強時間が必要
これからスコアアップを目指す人はチェックしておきましょう。
1.英検3~準2級|中学英語レベル
英語の習熟度を表す基準に「CEFR」というものがあります。A1~C2の段階ごとに、どれだけ英語がマスターできているかを知ることができる指標です。
「CEFR」によると、TOEIC350点は最も下位のA1に分類され、英検3級~準2級と同程度のレベルだとされています。英検3級は、中学卒業レベルの英語力で、準2級は高校の中級程度。
今のレベル感が把握できたら、後述する方法で学習を続けてみてください!
正しく学習を続けていれば、TOEICの点数アップも可能ですよ!
2.コミュニケーションを取るのが難しいレベル
TOEIC350点の英語力は、最低限のコミュニケーションは可能ですが、日常会話ができるレベルではありません。
TOEICの運営元である一般社団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)では、470点から「限定的だが業務上のコミュニケーションが取れる」と定めています。
英語のコミュニケーションが必要となる仕事等がある場合は、さらにスコアアップを目指して学習する必要があるでしょう。
3.受験者全体の平均点より低い
TOEICの運営元が発表している情報によると、2022年度の平均点は608点。
受験者の約94%は350点以上のスコアでした。
350点のスコアは、平均よりも250点ほど低いことがわかります。
まずは平均点のスコアを目指して、学習していくことが大事だと言えるでしょう!
4.350点に必要な英単語は約2,000語
TOEIC350点と同等レベルの英検3~準2級では、約2,000語の英単語が必要です。
ちなみに、中学では1,600~1,800語、高校では1,800~2,500語の英単語を学んでいます。
さらにスコアを上げていきたいのであれば、コツコツと学習し理解できる英単語を習得しなければいけません。
5.履歴書に書いても評価されない
TOEIC350点は中学から高校中級の英語力であるため、履歴書にアピールポイントとして書かないことを推奨します。ちなみに、大学生のTOEIC平均スコアは588点です。
プラスのイメージに働かないため、就活で評価される点の目安であるTOEIC600点を超えてから記載することをおすすめします。
のびしろしかないので、コツコツ勉強して点数が上がるまで挑戦してみましょう!
6.スコアアップには200~400時間の勉強時間が必要
TOEICでスコアを100点上げるためには約200時間の勉強時間を要する、と言われています。
以下のオックスフォード大学出版局の調査を参考にすると、現在350点の人が450点を目指すなら225時間、平均点より少し上の650点を目指すなら700時間が必要だとわかります。
1日3時間勉強時間を確保したとすると7.7ヶ月!
8時間勉強すれば2.9ヶ月で700時間の勉強時間を確保できます!
1日あたりの勉強時間をしっかり確保できれば、数ヶ月で大幅なスコアアップも目指せるでしょう。
現在の点数が低いほどスコアは伸ばしやすい傾向にあります!個人差はありますが、勉強時間の目安にしてみてください。
TOEIC350点の人が抱える3つの課題点
TOEIC350点の人は、以下のような課題点を抱えています。
- 基礎的な文法が身についていない
- 知っている単語数が少ない
- TOEICの解き方やコツを把握しきれていない
なぜ平均点以下の点数なのか原因を理解・把握して、これからの勉強に活かしていきましょう。
1.基礎的な文法が身についていない
350点のスコアは中学卒業から高校中級の英語力です。つまり、現時点では基礎から応用の知識が不足している状況です。
基礎的な文法は必要不可欠なTOEICの試験では、日常会話よりも難しいビジネス英語が出題されるため、まずは基礎的な文法を学び直すとよいでしょう。
高校レベルの文法や構文を身につけられれば、500点くらいまでは伸ばせる可能性があります!
なお、中学レベルの文法から学び直したい人は、関連記事「【完全ガイド】中学英語で習う基本文法を徹底攻略!基礎をマスターすれば短期上達も夢じゃない」を参考にしてみてください!
2.知っている単語数が少ない
文法を学んでも、覚えている単語が少なければスコアを上げるのは難しいでしょう。スコア別に必要な単語数は以下のとおりです。
600点 | 5,000語程度 |
700点 | 7,000語程度 |
800点 | 8,000語程度 |
900点 | 10,000語以上 |
履歴書などでアピールできる600点を目標とするなら、中学・高校の単語帳も使いつつ、ビジネス英語も学習できるTOEIC用の単語帳を使って学習しましょう。
3.TOEICの解き方やコツを把握しきれていない
文法や単語の習得が不足していることが前提となりますが、TOEICの解き方やコツ、勉強方法を知らないことも課題点のひとつです。
TOEICは、パート1~4のリスニングとパート5~7のリーディングで構成されています。パート3・4は、パート1・2と比較すると問題数が多く、非常に英語力が求められます。
つまり、パート3・4ができるようになれば、パート1・2も9割程度は攻略できるということです!
また、リーディングではパート5・6を解くために時間がかかりすぎて、問題数の多いパート7が時間内に解けないというケースも。
パートごとに解き方を理解し、そのための勉強方法がわかれば効率よくスコアアップに向けた学習ができるでしょう。ただし、第一にやるべきは基礎的な学習であることを忘れないようにしてください。
TOEICのスコアアップのためにパート別攻略方法を知りたい人は、関連動画「 【たった1動画で全てがわかる】TOEICパート別完全攻略【永久保存版】 」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
TOEIC350点からスコアアップするための学習4ステップ
TOEIC350点から目標点数までスコアアップしたいなら、以下の4ステップに沿って学習を進めましょう。
- 文法を学習する
- 基礎単語・発音を学習する
- TOEIC試験用の単語学習をする
- 公式問題集を解く
この流れを徹底的におこなったところ、僕はTOEICで900点を取れました!
確実にTOEICのスコアを上げたいと思っている人は、ステップごとの詳細を読んでこれからの学習に取り組んでみてください。
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ステップ1.文法を学習する
文法は英語学習の基礎であり、スポーツに例えるなら「ルール」にあたる部分です。よって、英語学習の優先順位が最も高いため、まずは文法の習得から始めましょう。
文法学習をやらずに他の勉強から始めると、わからない文法が出てくるたびに振り返る時間が発生し、効率がよくありません。
具体的な文法学習としては、何冊も参考書をやるのではなく1冊をやりこむ方法がおすすめ。キク英文法(クリックでAmazon購入ページへとびます)は、中学高校で学習する文法が網羅的に入っており、1冊で9割以上の文法が学べます。
最短2ヶ月で文法はマスターできますよ!
「キク英文法」の使い方は、関連動画「 【1冊だけで】文法を完璧にする本【2ヶ月で文法攻略】」で解説しています。僕が効果を実感した学習法なので、ぜひチェックしてみてください。
ステップ2.基礎単語・発音を学習する
最低でも、英検2級レベルの単語は習得しておきましょう。文法の学習と並行しておこなうのがおすすめです。
学習方法としては、単語帳1冊を何周もやり込み、毎日多くの単語を目にするようにします。1日3~5時間の学習時間を取れば、1ヶ月で基礎的な単語も覚えられます。
基礎的な単語の漏れが発生する可能性があるため、いきなりTOEIC専用の単語帳を選ばないようにしてください!
また、単語学習と同時に1日10分間の発音学習をおこないましょう。「英語 発音記号」「英語 音変化のルール」で検索してみてください。費用をかけずに発音に関する学習が可能です。
発音学習については、関連記事「【早く身につく】効率的な英語の発音記号の覚え方3選!読み方を一覧で紹介」で詳しく解説しています。こちらもあわせてチェックしてみてください。
ステップ3.TOEIC試験用の単語学習をする
TOEIC用の単語帳学習は「TOEIC L&R TEST出る単特急 金のフレーズ」(クリックでAmazon購入ページへとびます)1冊でOKです。
1ヶ月間、発音込みで暗記しましょう!
この単語帳は1,000単語収録されていますが、僕は1日で500単語、2日で1周を繰り返していました!
なお。具体的な単語の暗記方法は、関連動画「 【完全保存版】英検1級語彙満点&英単語検定1級取得者が教える最強英単語暗記法 」で詳しく解説しています!最短でTOEIC用の単語を覚えるなら、こちらの関連動画も要チェックです。
ステップ4.公式問題集を解く
最終ステップとして、TOEICと同じ形式で演習をおこないます。時間も意識して取り組むことで、実際の試験と同じような感覚がつかめます。
公式問題集は必ず最新版を使用し、パート1~7全ての英単語と文法の復習を徹底しましょう。同じ問題集を何周もすることで、瞬時に英単語や文法がわかるようになってきます。
答えが瞬時に出るほどトレーニングすると、時間内に余裕を持って解答できるようになりますよ。
なお、僕の公式LINEを友だち追加するだけで、英語の基礎を攻略できる有料級の特典を15個プレゼント!TOEICのスコアアップのため、今のうちにお受け取りくださいね!もちろん費用はかかりません!
TOEIC350点から最短でスコアアップするためのおすすめ参考書4選
ここでは、数多くあるTOEICの参考書の中から、最短でスコアアップするためのおすすめ参考書を4つ紹介します。
- データベース3000
- TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
- 1日1分!TOEIC L&Rテスト 炎の千本ノック!
- TOEIC公式問題集
参考書の特徴やポイントを紹介しているので、参考にしてみてください。
1.データベース3000
タイトル | データベース3000 (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | 桐原書店編集部 |
出版社 | 桐原書店 |
基礎の英単語・熟語が学習できる、CD付きの単語帳です。英単語は約1,600語、熟語は約1,000語が収録されており、付属のCDで発音の勉強もできます。
TOEICのスコアアップに単語の習得は欠かせないので、何周もして英単語を習得しましょう。
2.TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
タイトル | TOEIC L&R TEST出る単特急 金のフレーズ (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | TEX加藤 |
出版社 | 朝日新聞出版 |
TOEICによく出る単語が収録されている参考書。スコアごとに学習範囲が分かれているのが特徴で、音声のダウンロードも可能なため、耳から学習できる魅力もあります。
無料のスマホアプリも利用できるので、隙間時間などを使って効率よく学習したい人おすすめです!
3.1日1分!TOEIC L&Rテスト 炎の千本ノック!
タイトル | 1日1分! TOEIC L&Rテスト 炎の千本ノック! 1日1分! TOEIC L&Rテスト 炎の千本ノック! 2 (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | 中村澄子 |
出版社 | 祥伝社 |
1ページ1問形式の参考書のため、学習しやすく継続しやすい特徴があります。文庫本と同じ大きさなので、持ち歩きがしやすく通勤通学中などでもさっと勉強できます。
何周も繰り返し解き直して、瞬時に解答できるようになるとTOEICのスコアアップも夢じゃありませんよ。
4.TOEIC公式問題集
TOEICの運営元である国際ビジネスコミュニケーション協会から出版されている公式問題集です。模擬問題が収録されており、より実践的にトレーニングが可能。
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