「TOEICのスコアを短期間で向上させたい」
「就職や昇進のために必要なスコアを、最短で取得したい」
「目標スコア達成するために、即効性のある勉強方法を知りたい」
こんな悩みを持つ人もいるのではないでしょうか。
TOEICは、短期集中で対策を行えば結果が出やすい試験です。
今回は900点保持者の僕が、短期集中でTOEICの結果を出すために、以下の内容を紹介します!
- TOEICは短期集中で点数を伸ばせる
- 短期間でTOEICスコアを向上させる方法
- 独学でTOEICスコアを上げる短期集中型の勉強法
- 短期集中でTOEICの点数を上げるならスクールや講座がおすすめ
これを読めば、短期間で目標スコアにぐっと近づけるはずです!ぜひ最後までお読みください。
( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績 )
TOEICは短期集中で点数を伸ばせる!
TOEICは、短期間の集中学習でスコアアップが期待できる試験です。
というのも、TOEICは出題パターンが決まっており、頻出問題への対策を集中的に行うことで効率的に得点力を高められる試験だからです。
短期集中とは1~3ヶ月という期間を指し、目標スコアに応じて必要な学習期間は異なります。
目安として、オックスフォード大学がまとめたデータを見てみましょう。400点台から600点台を目指す場合は約450時間、600点台から800点台を目指す場合は約500時間が必要となります。
どれくらいの勉強時間を確保できるか、効率的に学習が進められるかがポイントとなるでしょう。
限られた期間の中で、公式問題集などを使った実践的なトレーニングを重ねられれば、スコアを伸ばせる可能性があります!
短期間でTOEICスコアを向上させる方法5選
ここでは、短期間でTOEICスコアを向上させる方法を紹介します。
- 効率的な学習計画を立てる
- 1日あたりの学習時間を増やす
- 苦手パートを把握してパート別に演習する
- TOEIC頻出単語を集中的に学習する
- 公式問題集を繰り返し解く
短期間でTOEICのスコアアップを目指す人は、ぜひ参考にしてください。
1. 効率的な学習計画を立てる
短期間で成果を出すためには、効率的な学習計画を立てることが重要です。
まずは、目標スコアを具体的に設定しましょう!
たとえば、「3ヶ月後にTOEICで800点を取得する」というように期限とスコアを明確にすると、学習に対する意識が変わります。
その次に、受験日を決めたら、そこから逆算して計画を作成します。
- 1ヶ月目:基礎固めとして単語や文法に集中する
- 2ヶ月目:問題演習を繰り返す
- 3ヶ月目:公式問題集や模試を活用して実践的な対策を行う
1日のスケジュールに具体的な学習内容を組み込むと、やるべきことが明確になり、学習効率が飛躍的に向上します。
2. 1日あたりの学習時間を増やす
TOEICのスコアを短期間で上げるためには、学習時間の確保が不可欠です。
一般的に、TOEICで得点を100点上げるには約200時間の学習が必要とされています。
通勤通学の時間や数分の待ち時間など、隙間時間を使って英語の勉強を取り入れましょう。
学習する回数が増えるため、暗記した内容が定着しやすくなります。
隙間時間にやることを決めておくとスムーズに学習に移れるため、習慣化にもつながります!
- 電車に乗っているときは音声学習をする
- 寝る前に英文を1つ作る
- お昼休憩に単語学習をする など
短い時間は集中して取り組みやすいので、隙間時間は必ず有効活用しましょう。
隙間時間を使った学習方法については、関連動画「【衝撃の事実】忙しい人ほど英語ができる」で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください!
3. 苦手パートを把握してパート別に演習する
TOEICで高得点を目指すためには、自分の苦手パートを把握し、重点的に対策することが重要です。
まずは模擬テストを解き、現在のスコアやパートごとの正答率を確認しましょう!
具体的にどのパートで失点が多いのか、どの問題形式が苦手なのかを把握することから始めます。
たとえば、リスニングでPart 2(応答問題)が苦手な場合は、短いフレーズの聞き取り練習を強化すると効果的です。同様に、リーディングでPart 7(長文読解)のスコアが伸び悩む場合は、時間内に情報を効率良く見つけるスキルを鍛える必要があります。
パートごとに弱点を分析し、それに応じた演習問題を繰り返し解くことで、効率良くスコアアップが目指せます。
Part別の解き方のコツや勉強方法については、関連動画「【たった1動画で全てがわかる】TOEICパート別完全攻略【永久保存版】」で詳しく解説しています!あわせて確認してみてください。
4. TOEIC頻出単語を集中的に学習する
TOEICでは頻出単語を覚えることがスコアアップの近道です。
ビジネスシーンや日常的な英語で頻繁に使われる単語を重点的に学習することで、効率良く点数を上げられます。
単語学習には、アプリを活用するのがおすすめです!
アプリなら電車での通勤時間に単語クイズに挑戦したり、昼休みにミニテストを解いたりと、日常生活に無理なく学習を組み込めるでしょう。
おすすめのアプリは「トレーニング TOEIC ® テスト」です。無料でTOEICの勉強ができ、問題数が多く、Part1~4は500問、Part5~7は383問が収録されています。
5. 公式問題集を繰り返し解く
TOEICの公式問題集(クリックでAmazon購入ページへジャンプ)は、本番と同じ形式・難易度で作られているため、試験対策として効果的です。使用時は、必ず最新版の公式問題集を利用してください。
TOEICテストの運営母体が手がける公式問題集として定評があります!
リスニングやリーディングの時間配分を本番さながらに練習することで、試験中の焦りを軽減できます。
解き終わった後は、間違えた問題をしっかりと復習し、なぜ間違えたのかを分析しましょう。
本番に近い環境で練習を重ねることで、試験当日に自信を持って臨めます。
なお、公式問題集の使い方については、関連記事「【やり込め】TOEICは公式問題集の使い方が鍵!効果的な使い方や勉強方法を徹底解説」を参考にしてみてください!
「勉強法がわからない」「英語学習のモチベーションが保てない」と悩んでいる人は、僕の公式LINEで配布している15個の特典をぜひご活用ください!無料でゲットできる有料級の情報で、ぜひ一緒に英語学習に取り組んでいきましょう。
独学でTOEICスコアを上げる短期集中型の勉強法
独学でも、効率的な学習方法を実践できれば、短期間でスコアアップを実現できます!
ここでは、独学で取り組むべき具体的な勉強法を解説します。
- 単語・文法
- リスニング
- リーディング
それぞれのステップを順に実践して、目標スコアを達成しましょう。
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1.単語・文法
TOEICの基礎力を固めるためには、まず単語と文法の強化が欠かせません。
単語学習では、「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ(クリックでAmazon購入ページへジャンプ)」のような頻出単語に特化した単語帳を活用しましょう。
毎日一定数の単語を暗記し、数日おきに復習するサイクルを作ると効果的です。
ただし、基礎的な単語の習得ができていない人は、「データベース3000(クリックでAmazon購入ページへジャンプ)」といった単語帳から土台を固めていきましょう。
また、単語を習得するときは、発音記号と音変化のルール学習も同時に行います!
以下、おさるの音声です!
これくらいの発音ができるようになるまで練習してくださいね!
音声の英文
How many pens do you have ?(あなたはいくつペンを持っていますか?)
ーI have two pens. (2本持っています)
英単語の学習方法についてより詳しく知りたい人は、関連動画「【最短最速】25,000語を覚えた英単語暗記法10選」を視聴してみてください。
文法の復習では、中学英語レベルの基本をしっかり固めることが重要です。
とくに、品詞の役割や時制の使い分け、仮定法など、TOEICで頻出の文法項目を重点的に学習しましょう。
「キク英文法(クリックでAmazon購入ページへジャンプ)」のような文法書を使い、何周も繰り返し学習することで知識を定着させていきましょう。
単語と文法を基盤として鍛えることで、リーディングやリスニングのスコア向上にもつながります。
2.リスニング
リスニングで高得点を狙うには、音声をしっかり聞き取る力を鍛え、発音学習をすることが必要です。発音学習が必要な理由は、自分が認識している発音と、音声で流れる発音に差があると、単語自体の意味は理解していても聞き取ることが難しいからです。
リスニング力を高める効果的な学習方法は、シャドーイングとディクテーションです。シャドーイングでは、音声を聞きながら0.5〜1秒遅れで同じように発音していきます。
発音やリズム、イントネーションに慣れ、聞き取る力を強化できます!
はじめはスクリプトを見ながら練習し、慣れてきたらスクリプトを見ずに行うことで、より実践的な力が身につきます。
ディクテーションでは、聞いた英語をすべて書き取る練習を行います。最初は短いフレーズから始め、徐々に長い文章に挑戦してみましょう。音と文字の結びつきが強化され、聞き取り力が向上します。
とはいえ、いきなりシャドーイングやディクテーションを実践するのが難しい場合は、音声が聞き取れているか、単語や文法が理解できているかを確認し、音読からスタートしてみてください。
例として、Part3に出題される形式の問題を解いてみましょう!
No. 33 What does the man ask the woman about?
(男性は女性に何を尋ねていますか?)
A:A model name(モデル名)
B:A brand of coffee(コーヒーのブランド)
C:A catalog number(カタログ番号)
D:A date of purchase(購入日)
出典:TOEIC® Listening & Reading Test サンプル問題
音声スクリプトと日本語訳
女性:Hello, I’m calling about the coffee machine I purchased from your website. It stopped working even though I haven’t had it very long. I expected to last much longer than this.
(こんにちは。そちらのウェブサイトで購入したコーヒーマシーンについてお電話しています。これが動かなくなってしまったのです。それほど長く使っていないのですが。もっと長く使えると期待していたのですが。)
男性:Oh, I am sorry to hear that. Our warranty covers products for up to a year. Do you know when you bought it?
(ああ、申し訳ございません。当社の製品保証は最長 1 年間保証されます。 いつ買ったのかご存知ですか?)
答えは…
「D:A date of purchase(購入日)」です。
設問から、音声の内容はある程度予測できます。今回の問題であれば、以下のことが推測できるでしょう。
- 男性と女性が出てくること
- 男性は女性に対して何かを質問すること
- 「モデル名」「コーヒーのブランド」「カタログ番号」「購入日」に関する音声が流れること
会話が始まるまでの間に設問を読み、どんな内容の会話なのか予測する癖をつけておきましょう。
なお、TOEICのPart3の詳細やリスニングの学習法については関連記事「【攻略】社会人が英語のリスニングを上達させる勉強方法5ステップを一挙公開!間違った勉強法や学習に役立つアプリもまとめて紹介」で詳しく解説しています。ぜひあわせてチェックしてください。
3.リーディング
TOEICのリーディングは、限られた時間内で大量の問題を解く必要があります。そのため、速読力を鍛えることがスコアアップの鍵となります。
まずは易しめの文章から始め、徐々に難易度を上げていきましょう。
最初から難しい教材に取り組むと挫折しやすいため、簡単な英文記事や教材を使い、読み進めるスピードを徐々に上げていくのがポイントです。
また、公式問題集を活用して、実践的な問題演習を繰り返し行いましょう。
本番に近い形式の問題を解くことで、時間配分や出題傾向に慣れることができます。
それぞれの問題のイメージを掴むために、例文を解いてみましょう!
No. 103 Gyeon Corporation’s continuing education policy states that ——- learning new skills enhances creativity and focus.
(Gyeon Corporation の継続教育方針では、—–新しいスキルを学ぶことで創造性と集中力が向上すると述べています)
(A) regular(形容詞:規則的な)
(B) regularity(名詞:規則性)
(C) regulate(動詞:規制する)
(D) regularly(副詞:定期的に)
出典:TOEIC® Listening & Reading Test サンプル問題
答えは…
「B:regularly」です。
「learning」を修飾するには、副詞が適切である、とわかっていれば、数秒で解ける問題です!
リーディングの具体的な学習方法は、関連記事「【実践版】英語のリーディングスキルを上げる4つの方法!速読より「正確に読む」のが上達のカギ」にて解説しています。英文を読むための勉強法がわかるため、ぜひ参考にしてみてください。
短期集中でTOEICの点数を上げるならスクールや講座がおすすめ
独学だけでは難しく、TOEICのスコアを短期間で効率良く上げたい人は、スクールや短期集中講座を活用するのがおすすめです。
ここでは、なぜスクールや講座がおすすめなのか、紹介します。
- 効率的な学習方法が身につく
- プロのノウハウを学べる
- 独学よりモチベーションが保ちやすい
理由を詳しく見ていきましょう。
1.効率的な学習方法が身につく
TOEICの対策を独学で進めると、どこが自分の弱点かわからず、闇雲に問題集を解いたり、とりあえず単語をひたすら覚えたりしてしまうことがあります。
その結果、学習効率が落ち、思うようにスコアアップできないことも。
一方で、講座やスクールでは、TOEICを知り尽くしたプロが、受講者の課題や弱点を客観的に見極め、的確なアドバイスをしてくれます。
これにより、回り道をすることなく、スコアアップに必要な内容を効率良く学べます。
自分では気づけなかった問題点や解き方の改善点を知ることで、限られた時間を最大限に活用できるでしょう!
2.プロのノウハウを学べる
講座やスクールの講師には、TOEICに精通したプロフェッショナルも多くいます。
自身の受験経験に加え、これまでに多くの学習者を指導してきた実績があるため、受講者が陥りやすいミスや、間違えやすい問題の傾向を熟知しています。
また、問題を解く際の効率的なアプローチや、得点アップにつながるテクニックなど、独学では得られないノウハウも教えてもらえるメリットも。
学習時間の短縮と成果の最大化が期待できるでしょう!
3.独学よりモチベーションが保ちやすい
TOEICの勉強は継続力が鍵ですが、独学だと仕事や日々の忙しさに追われ、モチベーションが徐々に低下してしまうこともあります。
その点、講座やスクールでは、プロの講師からのサポートを受けられるため、一人で抱え込まずに学習を続けられます。
また、講座では同じ目標を持つ仲間と一緒に学ぶことで、切磋琢磨できる環境が整っているケースもあるでしょう。
仲間の頑張りを目にすると、自分も頑張ろうと思える刺激を受けられるため、モチベーションの維持に大きく貢献してくれるはずです。
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