「How are you doing? に対してどう返事をしたらいい?」
「ビジネスの場合と友達に対する返事は変えるべき?」
「ネイティブのように答えたい!」
英会話のフレーズでよく耳にする How are you doing?。実際に聞かれたときにどう返事をすればいいかぱっと思い浮かびますか?
I am fine. と返すことは中学校で習ったと思いますが、もっとネイティブのような返事ができたらかっこいいですよね!
今回は、英会話の How are you doing? について、以下の内容を解説します。
- How are you doing? の意味
- シチュエーション別の返事の仕方
- 返事をするときのポイント
- 他の表現の挨拶フレーズ
- 英語脳を作る方法
英会話を楽しみたい方は、ぜひ最後までご覧ください!
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How are you doing?の意味とは? How are you?との違い
How are you doing? を日本語にすると「元気ですか?」「調子はどうですか?」といった意味になります。相手の調子をうかがったり、挨拶代わりに使ったりするフレーズです。
How are you? もほぼ同じ意味ですが若干ニュアンスが異なります。How are you doing? は「最近どう?」という意味で、How are you? は「(今この瞬間の)調子はどう?」といった意味合いになり、期間の長さに違いがあります。
また、どちらもビジネスの場面で使える挨拶ですが、How are you doing? のほうがカジュアルな印象です。
期間の違いには注意が必要ですが、どちらも返事は同じでいいでしょう!
How are you doing? に対する返事の仕方【シチュエーション別】
How are you doing? に対する適切な返事は、シチュエーションにより異なります。ここでは、以下4つのシチュエーションに分けて解説します。
- ビジネスシーンの場合
- 友人の場合
- 初対面の場合
- メールの場合
ひとつずつ見てみましょう。
1. ビジネスシーンの場合
ビジネスシーンで How are you doing? と聞かれた場合、相手にもよりますが上司や初対面の人ならなるべくポジティブに答えるのがおすすめです。
I couldn’t be better!(最高です!)
I’m doing well, thank you.(とてもいい調子です!ありがとうございます)
I am good, thanks. And you?(いい調子です、ありがとうございます!あなたはどうですか?)
聞いてくれたことに感謝したり、相手の調子を聞き返したりするといいでしょう。
簡単に Great! と答えてもOKです!
2. 友人の場合
友人に How are you doing? と聞かれた場合は、社交辞令ではなく自分の本当の調子や状況を伝えてもいいでしょう。
Not bad.(悪くはないよ)
Same as usual.(いつも通りだよ)
I’m fine, maybe a little tired.(元気だよ。だけど少し疲れているかも)
友人同士で使う場合は、単なる挨拶よりも本当に相手の調子を聞くときに使うケースが多くあります。
そこから会話が進んでいくこともあるので、親しい相手には社交辞令で答えないほうがいいかもしれません!
3. 初対面の場合
お店に入ったときに店員さんから How are you doing? と声をかけられることがあります。
初対面の場合、社交辞令であることがほとんど。余計なことはいわず、簡潔に答えるのがおすすめです。
Good, thanks.(いい感じです。ありがとう)
I’m doing quite well.(とても順調です)
聞いた相手も、あなたの詳しい近況を知りたくて声をかけているわけではないと考えましょう。
4. メールの場合
メールの場合、とくにビジネスシーンでは挨拶文のように How are you doing? と使うことがあります。「ごきげんいかがですか?」のような意味で使っているため、とくに返事をしなくてもいいケースがあります。
しかし、友達同士のメールであれば、軽く今の調子を伝えたり相手の調子を聞き返したりするといいでしょう。
Never been better.(最高にいい調子だよ)
Just doing fine, thanks. How about you?(順調だよ、ありがとう。あなたはどう?)
How are you doing? は、相手によって答え方を変えるとネイティブっぽいですね!
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How are you doing? に返事をするときの2つのポイント
How are you doing? に対する返事には、さまざまなフレーズがあります。ここでは、返事をするときのポイントを2つ紹介します。
- ネイティブっぽく返事をするなら I’m fine. 以外のフレーズを使う
- 必ずしも返事があるとは限らない
詳しく見ていきましょう。
1. ネイティブっぽく返事をするならI’m fine.以外のフレーズを使う
How are you doing? と聞かれたら I’m fine.(元気です)という答えを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。もちろん間違った返答ではありませんが、毎回 I’m fine. と答えていると冷たい印象を与えてしまう恐れがあります。
明らかに元気がなさそうなあなたに声をかけたのに I’m fine. と返ってきたら相手を悲しい気分にさせてしまうかもしれません…
いろいろな返事を使い分けられるように、さまざまなフレーズを覚えておくといいでしょう。
2. 必ずしも返事があるとは限らない
How are you doing? は、軽い挨拶として使われることもあります。あなたが相手に使った場合、返事がなくてもがっかりする必要はありません。
逆に、相手から聞かれたときに必ずしも答えなければならないということはないのです。答えを考えて会話が止まってしまわないように、コミュニケーションをしっかり取ることを優先させましょう。
How are you doing?以外の挨拶フレーズと返事の仕方
相手の調子をうかがうフレーズは How are you doing? 以外にもたくさんあります。ここでは How と What から始まる挨拶例と答え方について解説します。
Howから始まる挨拶
How から始まる挨拶と返事の例を見てみましょう。
How’s it going?(調子はどう?)
I’m great.(絶好調だよ)といった返事が一般的です。
I’m は省略してしまっても構いません!
How have you been?(元気だった?)
返事は、丁寧にするなら I’ve been good, thank you.(元気でした、ありがとう)といったフレーズがいいですが、簡単に Fine, thanks.(元気です、ありがとう)だけでもいいでしょう。
How’s everything going?(調子はどう?)
返答は Everything is good.(すべてうまくいっているよ)や Everything is going well.(すべて順調だよ)などのフレーズが適切です。
Whatから始まる挨拶
What から始まる挨拶と返答の例を見てみましょう。
What’s going on?(どうしたの?)
What have you been up to?(最近どうしてた?)
What から始まるフレーズには、まず Nothing much.(大したことはありません。)と答えるのが一般的です。
その後、自分の近況を詳しく伝えるのもいいでしょう!
What’s up?(どうしたの?/やあ)
What’s up? も What から始まるフレーズですが、簡単な挨拶として使うケースが多いです。ネイティブは Hi や Hey と同じように使います。
聞かれた場合は挨拶と同じ意味合いと考えて What’s up? や Hi./Hey. と返すといいでしょう。
How are you doing?に瞬時に返事したい!英語脳を作る方法
How are you doing? に瞬時に答えるには、英語力をしっかり身につけることが必要です。しかし、頭の中で「日本語→英語」と変換していては、スムーズな会話が成り立ちません。
英語力を身につけたいなら、英語脳を作ることを意識するのがおすすめです。ここでは、具体的な英語脳の作り方を紹介します。
「常に英語がある環境に身を置く」「留学する」などのハードなものではなく、誰にでもできる内容となっているのでぜひ参考にしてみてください!
なお、こちらの内容についてはYouTube動画「【有料級】英語脳を一撃で作る方法!!」でも解説しています。あわせてご覧ください!
感情を込めて音読するのがコツ
そもそも英語脳とは、英語を英語で考えるということですが、ちょっとわかりにくいですよね。
「英語は感情や場面で話す」と考えてみてください。
普段日本語を話すときを考えてみると、ある感情や場面に出くわしたときに、頭で考えるよりも先に条件反射のようにとっさに言葉が出てくるものです。
それを英語でも発揮できるように、感情を込めて音読するのがポイントです。繰り返し読んでいるうちに、英文と感情がリンクするようになります。
たとえば I’m tired.(私は疲れている)という英語を使う場合、本当に疲れたように音読します。すると「疲れた」という感情と I’m tired. という英文が結びつきます。ここでは「疲れた」という日本語を思い浮かべる時間が発生しないはずです。
感情を込めて音読することで、かなりのスピードで英語脳を作ることが可能です。
具体的な方法
具体的に英語脳を作る方法は「写真を使ってイメージする」と「場面を想像する」という2つのやり方があります。
「写真を使ってイメージする」とは、たとえば単語を覚えるときに画像検索をおこなって単語のイメージを定着させる方法です。
たとえば gloomy(憂鬱な)という意味を覚えるときに、憂鬱なイメージ画像とともに覚えます。そうすると、その感情が出てきたときイメージが浮かび上がり、自然と I’m gloomy. と出てくるようになるのです。
文章を覚えるときや画像のイメージをしにくい場合は「その文章が使われている場面を想像する」という方法がおすすめです。たとえば How are you doing?(元気ですか?)と聞く場合には「元気ですか?」と実際に友達にたずねているところを想像します。
これにより「元気ですか?(日本語)→ How are you doing?(英語)」へ変換する工程を挟まず、友達の近況をたずねる場面に出くわしたら自然と How are you doing? が口から出てくるようになります。
音読は大事だと知っていても、イメージや感情と結びつけている方は少ないのではないでしょうか。ぜひ今から英語脳を作るトレーニングに取りかかってみてください!
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