「『楽しかった』を英語で表現したい!」
「どんなパターンがある?」
「インスタに使えるスラングも知りたい!」
どの国でもよく使う「楽しかった」というフレーズ。英語にはたくさんの表現があります。
さまざまな表現を知っておくことで、どれくらい楽しかったかを伝えられるので会話が弾むでしょう。
今回は、元英語教師だった僕が「楽しかった」を表現する英語フレーズを、シーン別に13個解説します!
英会話力を身につける秘策も紹介するので、英語力を鍛えたい方はぜひ参考にしてみてください!
( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績 )
【一般的に使える】「楽しかった」を表現する英語フレーズ
どんなシーンでも使いやすい「楽しかった」を表現するフレーズを紹介します。
- I had a good time. /I had a great time.
- I had fun. /It was fun. /That was fun.
- I enjoyed it.
- That was amazing. /That was exciting.
- I had the time of my life.
それぞれの意味や使用するシーンについて見てみましょう。
I had a good time. /I had a great time.
どちらも「楽しかった」という意味ですが「great」のほうがより楽しかったことを強調できます。
I had a good time.(楽しい時間を過ごしました/楽しかったよ)
強調したいときは I had a really good time.(本当に楽しい時間を過ごせました)と really をつけてもいいでしょう!
I had a great time.(素晴らしい時間を過ごしました/この上なく楽しかった!)
なお、これらのフレーズは冒頭に Thank you. をつければ「楽しい時間をありがとう」というニュアンスになります。
I had fun. /It was fun. /That was fun.
この3つは、どれもほぼ同じニュアンスで「楽しい時間を過ごしました/楽しかったよ」という意味です。
なお fun(楽しい)は、具体的なできごとに関して楽しかったことを伝える場合に使います。
I had fun meeting your family today.(今日はあなたの家族に会えて楽しかった)
A:Did you enjoy today’s festival?(今日のお祭りは楽しかった?)
B:It was so much fun!(とっても楽しかった!)
主語を I にして I was fun. にすると「私は楽しい人でした」という意味になってしまうので、間違って使わないように気をつけましょう!
I enjoyed it.
enjoy は、ワイワイ楽しむようなできごとがあったときによく使われます。
A:Thank you for coming to my birthday party.(誕生日パーティーに来てくれてありがとう)
B:I enjoyed it. Thank you for inviting me.(とても楽しかった。招待してくれてありがとう)
過去のできごとを表すので、enjoy は過去形の enjoyed にしましょう!
That was amazing. /That was exciting.
amazing(素晴らしい)や exciting(面白い/刺激的な)は、楽しかったことを表現できます。
That was amazing.(素晴らしかった)
That was exciting.(ワクワクした)
上で紹介した That was fun. と同じようなニュアンスです。
I had the time of my life.
life(人生)を使うことにより、人生に一度しかないような楽しい時間を過ごしたという意味になります。
A:How was the trip to England?(イギリス旅行はどうだった?)
B:It was great. I had the time of my life.(素晴らしかった。人生で最高の時間を過ごしました)
一生の思い出に残るような素晴らしい体験をしたときに使うといいですね!
【ビジネス向け】「楽しかった」を表現する英語フレーズ
ビジネスの場面で「楽しかった」を伝えるときのおすすめフレーズを紹介します。
- It was a pleasure.
- I had a wonderful time.
- I enjoyed myself.
なお、ビジネスシーンではやや砕けた印象の fun を使わないほうが無難です。
It was a pleasure.
pleasure(喜び)を使うと、楽しいというよりは「嬉しかった」という意味になります。
It was a pleasure to meet you.(あなたにお会いできて嬉しかったです)
改まった場面でも、挨拶のように使えますね!
I had a wonderful time.
wonderful(素晴らしい)という単語を使っても、楽しさを表現できます。
I had a wonderful time with you. Thank you so much.(あなたと素晴らしい時間を過ごせました。本当にありがとうございました)
会議やセミナーなどに参加したときは「楽しい」よりも「素晴らしい」のほうが適切でしょう。
I enjoyed myself.
enjoy oneself は「楽しい時間を過ごす」という意味があります。
I really enjoyed myself at yesterday’s party. Thank you very much.(昨日のパーティーは本当に楽しかったです。ありがとうございました)
ビジネスシーンでよく使われるので、覚えておくとさまざまな場面で活用できます。
【インスタに使える】「楽しかった」を表現する英語フレーズ・スラング
インスタで「楽しかった」を表現するときは、なるべく短いフレーズを使いたいですよね。ここでは、5つのフレーズ・スラングを紹介します。
- That was awesome.
- I had a blast.
- I had a ball.
- That was sick. /It is sick.
- That was unreal.
ぜひ使ってみてください!
That was awesome.
awesome は「素晴らしい」という意味ですが「ヤバい・すごい」という意味でよく使われます。
A:How was the live performance yesterday?(昨日のライブはどうだった?)
B:That was awesome.(ヤバかった!)
以前は若者が使うスラングでしたが、今は多くの世代で使われるようになっていますよ!
I had a blast.
blast は「爆発・爆風」といった意味の単語ですが「楽しい時間を過ごした」というスラングとして使われることがあります。
You know what, I had a blast last night!(ちょっと聞いてよ、昨晩はとっても楽しかったの!)
癖のあるスラングではなく、日常会話でも使われることがよくあります。
I had a ball.
ball には「ダンスパーティー・舞踏会」の意味があり「舞踏会を楽しんで」という意味から派生したスラングです。
A:How was the party last night?(昨日のパーティーはどうだった?)
B:I had a ball.(めっちゃ楽しかった)
カジュアルな表現なので、親しい間柄で使うのがいいでしょう!
That was sick. /It is sick.
sick は「病気の」という意味ですが「ヤバい・最高」といった意味も持ち合わせているため、スラングとして使われます。
Look at this view. It is sick!(この景色を見て。最高!)
なお sick はかなり砕けた表現なので、スラングとして使う場合は仲のいい友人同士の間に留めておくのがいいでしょう。
That was unreal.
unreal は「非現実的な」という意味があります。「夢みたいな素晴らしい時間」といった意味で使われることもあります。
That movie was unreal.(あの映画は素晴らしかった)
He is unreal.(彼って最高!)
このように「楽しかった」を表す表現はたくさんあるので、利用シーンに合わせて使い分けるといいでしょう!
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「楽しかった」以外にもとっさに出てくる英会話力を身につける秘策
「楽しかった」というフレーズをたくさん覚えても、その後の会話が続かないと気まずいですよね。さまざまなフレーズがとっさに出てくる英会話力を身につけるのがおすすめです。
ここでは、英会話力を身につけるための3ステップを紹介します。
- 英単語を覚える
- 言い換えの練習をする
- 文章を作って独り言をいう
それぞれの手順を見てみましょう。
なお、ここで紹介する内容についてはYouTube動画「【1人でできる】英会話上達法【英会話スクール・オンライン英会話不要】」でも解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
1. 英単語を覚える
まずは、英語学習の基礎である英単語を覚えることから始めます。単語学習のコツは、以下の3つです。
- 短い頻度で何度も復習する
- 書くのではなく音で覚える
- 自分専用の文を作る
100個の単語を覚える場合、1日10単語ずつじっくり覚えるよりも、短時間で100単語を10日間毎日目にしたほうが記憶に残ります。
ただし、単語を覚える際は、ひたすら書くよりも発音しながら覚えるのがおすすめ。音で覚えることでリスニングやスピーキングにも役立ちます。
また、単語の使い方を知るためには、例文で覚えることが大切です。単語帳の例文をそのまま覚えるよりも、自分が将来的に使う例文にすると、より単語が身近に感じられるでしょう。
この3点を押さえて単語学習をすると、効率よく記憶に定着しやすくなります!
英単語を暗記するコツについては、関連記事「【これでマスター】英単語暗記のコツ5選!具体的な覚え方やおすすめのアプリを紹介」でも詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください!
2. 言い換えの練習をする
単語を一通り覚えたら、知っている単語を使って言い換える発想力を鍛えます。
たとえば難しい言葉を英語にする場合、辞書で調べて覚えるのではなく、自分の知っている単語に置き換えてみるというやり方です。
「満場一致」を英語にする場合 unanimous という単語を知らなくても、知っている単語を組み合わせれば All people said “Yes”. で意味が通じます。
言い換え練習のコツは、以下の3つです。
- 3歳児に説明するようにわかりやすい文章に変える
- 直訳しない
- 抽象語をやめる
難しい単語をひたすら覚えるだけでなく、他の言い方にできないか頭の中で考えて英語に換えるトレーニングをおこなってみてください。
3. 文章を作って独り言をいう
英会話の練習には、話す相手は必要ありません。自分で独り言をいうだけでも、英会話力を鍛えられます。
英会話スクールに通っても、先生ばかりが話していたり、間違いを気にしてなかなか話せなかったりする方も多いですよね。独り言ならそんな心配はいりません!
まずは「誰が/する/何を」を意識することが大切です。たとえば I like studying English. という英文なら、
- 誰が=I
- する=like
- 何を=studying English
という順番を意識する考え方です。この考え方を元に、自分の知っている単語を使って頭の中でひたすら文章を作って独り言をいいます。
初めのうちは時間がかかったりスムーズにできなかったりすることもありますが、そのうち単語を完璧に使いこなせるようになり、流暢に話せるはずです。
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