【要チェック】英検2級で必要な単語数は5,000！効率的な覚え方やよく出るフレーズを解説

「英検2級に合格するにはどれくらい単語を覚える必要があるの？」
「単語の覚え方が知りたい」
「頻出単語をまとめて確認したい」

英検2級に合格するには、長文読解やリスニングなど分野別の対策が必要ですが、その根底で必要とされるのが単語力。単語が分かっていないと、答えの導き出し方は分かっているのに正解が分からないという事態に陥りがちです。

とはいえ、この記事を読んでいる人の中には「単語を覚えるのが苦手」という人もいるでしょう。

この記事では、勉強開始6ヶ月でTOEIC900点を取得した僕が、以下の内容を解説しています。

• 英検2級に必要な単語数
• 単語学習で意識すべきこと
• 単語を覚えるコツ
• 品詞ごとのよく出るフレーズ

「英検2級を受験する予定だけど単語力に自信がない」という人は、ぜひ最後までご覧ください！

英検2級に必要な単語数は約5,000語

英検2級合格に必要な単語数は約5,000語です。英検準2級が2,500〜3,000語くらいなので、準2級の約2倍の単語を覚えることになります。

準2級まで合格している人でも新たに2,500~3,000語の単語を覚える必要があるのです。英検2級の合格を目指している人は、自信のない単語を覚えなおしつつ、2級向けの単語の暗記にも積極的に取り組んでいきましょう。

ただし、適当に5,000語の単語を覚えれば良いわけではありません。英検対策に特化しているパス単などの単語帳を使って、確実に出る単語を集中的に覚えていくことを意識しましょう。

英検2級の単語学習で意識すべきこと3選

英検2級の単語学習で意識すべきことは以下の3つです。

1. 短い頻度で復習する
2. 目的に合った暗記方法を実践する
3. 少しずつ負荷をかける

順に解説します。

1.短い頻度で復習する

人間は覚えたことの半分を1時間経てば忘れてしまう生き物です。だからこそ、短い頻度で復習することでしっかり記憶に定着させる必要があります。

そのため、単語の勉強は隙間時間に進めるのが効率的です。電車での移動時間、家事の隙間時間など、空いているタイミングを有効活用して学習を進めましょう。

机に座って学習する時間が普段取れなくても、単語の暗記はスキマ時間に取り組むことを習慣化させることで確実に定着します。

2.目的に合った暗記方法を実践する

単語を覚える際には、英作文で書いたり語源を覚えたりするのも正しい勉強法のひとつ。

なぜなら、英検2級で単語を書く場面はほとんどないから。単語を読んだり耳にしたりしたときに意味が分かる状態になっておけば良いのです。

そのため、単語はスペルミスなく書けることより意味を覚えることを最優先に学習を進めてみてください。しっかり目的を理解してから単語学習に取り組むことで、最短最速で実力アップに繋がります。

3.少しずつ負荷をかける

人の脳は膨大な情報を一気にインプットできません。最初から用法や細かい意味を全て暗記することはおすすめできません。

1回で単語を全て覚えようとしても、なかなか覚えられず、英語学習が嫌になってしまうことはあるあるです。だからこそ、無理せず少しずつ負荷をかけながら、継続することを第一に学習を進めてみてください。

隙間時間を積み上げることで、少しずつ暗記に取り組みましょう。

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英検2級の単語を覚える5つのコツ

英検2級の単語を覚えるコツを5つ紹介します。

1. 意味確認
2. 発音&イメージ
3. 画像暗記
4. 関連暗記
5. 構造暗記

順に解説します。

1.意味確認

メインの意味だけ覚えることで、見返したときに「なんとなくこういう単語なんだな」と思える状態を目指してみてください。最初から全ての意味を押さえてなくても、メインの意味さえ理解しておけば、他の意味も覚えやすくなります。

ひとつの単語につきひとつの意味という認識で構いません。全ての単語をカバーするためにも、意味はメインのものを中心に覚えていきましょう。

2.発音&イメージ

ある程度意味を覚えたら、発音を声に出して確認するステップです。

また、このときにただなんとなく発音するのではなく、単語のイメージも意識して覚えられるとなお良いです。

なぜなら、イメージで覚えることで、読んだ英文を日本語に訳するのではなく、英文を英文のまま理解できるようになから。このスキルは英検準1級や1級を取得する際にも活かせます。受験を意識している人は早い段階から取り組んでみてください。

単語をイメージ化して覚える方法については、関連記事「【これでできる】英単語をイメージ化して覚える2つの方法！覚える7つのステップも解説」にて紹介しています。あわせてチェックしてみてください！

3.画像暗記

単語学習を進めていると、なんとなく文字の羅列だけではイメージを掴みにくい単語もあるはずです。

文章だけより、視覚情報の記憶のほうが脳に残りやすいので、一手間かかりますが、一気に定着力がアップします。画像に関しては、自分で絵を描く、Googleで画像検索をして写真を見るなどの方法がおすすめです。

例えば、前置詞のabout（〜について）。文字だけでは意味を理解しにくい単語ですので、以下のようなイラストを描いてみるのがおすすめです。

形容詞・副詞・前置詞など実態のないものを表す品詞の際は、画像を活用すると効率的な暗記が可能です。Googleの画像検索でも「単語名　イメージ」と入力することでイラスト化されたものが出てくるので、必要に応じて活用してみてください。

4.関連暗記

「和訳が難しい」「覚えにくい」といった単語の場合、関連するほかの情報を結びつけて覚えるのがベスト。

例えば、publicity（宣伝）はpublic（公共）から派生した語源。公共に知れ渡る＝宣伝というニュアンスで考えると意味を捉えやすくなります。この知識を活用すると、publication（刊行物）などの難易度の高い単語の意味も推測しやすくなるのです。

このように、関連するイメージを掴みながら単語学習を進めてみてください。

5.構造暗記

構造暗記とは、英単語を接頭辞や接尾辞から理解する手法です。日頃から構造暗記を意識しておくことで、見慣れない単語の意味も予想できます。

例えば、attract（引きつける）とextract（引き出す）。

両者の接頭語はそれぞれat（〜のほうへ）とex （外へ）です。これにtract（引っ張る）がくっつくことで、意味が作り出されているのです。

また、emit（外に出す）とomit（入れない）の場合も、両者の接頭語であるe（外へ）とo（下へ）がomit（〜を省く、抜かす）がくっつくことで、意味がなされています。

この他の英単語の勉強法については、関連記事「【苦手克服】英単語を覚えられない3つの理由！正しい勉強方法5ステップや暗記のコツを解説」にて紹介しています。あわせてチェックしてみてください！

英検2級でよく出る動詞のフレーズ20選

英検2級でよく出る動詞は、以下のとおりです。

単語	意味
repeat	繰り返す
require	要求する
retain	保つ
show	示す
subscribe	定期購読する
guarantee	保証する
respect	敬意を払う
analyze	分析する
assess	評価する
continue	続ける
distinguish	区別する
estimate	推定する
tackle	取り組む
remain	残す
fall	倒れる
respond	応答する
predict	予測する
provide	提供する
remain	残す
share	共有する

最低限覚えておきたいものをピックアップしています。とくに2級からは出題される単語数が増えるので、単語帳を活用してくまなく暗記することをおすすめします。

なお、英検合格を本気で目指している方には、関連動画「【2024年最新】英検完全攻略【永久保存版】」の視聴を強くおすすめします！英検の本質や実践的かつ正しい勉強法を徹底的に解説しているので、ぜひ参考にしてください！

英検2級でよく出る名詞のフレーズ10選

英検2級では、以下の名詞がよく出ます。ぜひ覚えておきましょう。

単語	意味
improvement	改善
issue	問題
accomplishment	達成
danger	危険
influence	影響
perspective	考え方
alteration	変更
function	機能
qualification	資格
discount	割引

現時点で知らないフレーズは、何回も見返して確実に覚えてみてください。名詞をしっかり押さえておくことで、空欄に当てはまる単語を選ぶ文法問題で確実に得点できます。

英検2級でよく出る形容詞のフレーズ10選

ものや人の様子を表す際に用いられ、名詞を修飾する形容詞。英検2級では、以下の単語が出題されることが多いです。

単語	意味
curious	好奇心旺盛な
detailed	詳細な
comfortable	快適な
desperate	必死の
valuable	貴重な
busy	多忙な
reliable	信頼できる
critical	批判的な
indifferent	無関心な
enthusiastic	熱心な

英検では、主に状況を問われる際の解答のポイントになるので、ぜひ覚えておきましょう。

英検2級でよく出る副詞のフレーズ10選

形容詞とは異なり、名詞以外の品詞を修飾する副詞。頻出の形容詞とあわせてこちらもセットで覚えておきたいところです。

単語	意味
occasionally	時々
anyway	とにかく
primarily	主に
first	まず
afterwards	その後
plenty	たくさん
properly	きちんと
considerably	かなり
probably	おそらく
along the way	途中で

ここまで数多くの単語を紹介しましたが、これ以外にも熟語など覚えるべき項目はたくさんあります。ぜひ早いうちから計画的に単語学習に取り組んでみてください。

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