「英検2級ってどんな勉強をしたらいいの?」
「準2級とはどう違うの?」
「英作文や面接はどうやって対策したらいい?」
このようなお悩みを抱えていませんか?
英検2級を取得すると、履歴書や大学入試でアピールできます。そのため、合格を目指している方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、どのように勉強を進めればよいのかわかりませんよね。受験料は安くないため、できるだけ一発で合格したいところです。
そこでこの記事では、英検2級の取得を目指している方に向けて、
- 勉強法
- 分野別の対策
- おすすめの参考書
などを解説します。
筆者である僕は英語のオンラインスクールを運営しており、何人もの受講生を合格に導いてきました!
「英検2級に合格したい」と考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
なお、英検合格者の実績は動画で詳しく解説しています。たった数ヶ月で2級に合格することも夢ではありません。
勉強につまずいてやる気が落ちていた方は、ぜひ合格者の実績をチェックしてモチベーションを高めていきましょう!
英検2級のレベルは?試験内容や準2級との違いを解説
こちらでは、英検2級について以下の内容を解説します。
- レベル
- 試験内容
- 英検準2級との違い
受験を控えている方は必見です!
ぜひ参考にしてみてください。
英検2級は高校卒業レベル
日本英語検定協会によると、英検2級のレベルは高校卒業程度です。社会生活に必要な英語を理解し、使用できる力が求められます。
ちなみにTOEICだと、550〜775点程度です!
英検2級は、単位認定やセンター試験対策、海外留学や社会人の一般的な英語力の条件として幅広く適用されます。取得することで、履歴書や大学入試でアピールできるのがメリットといえるでしょう。
英検2級の試験内容
英検2級は、主に以下2つの試験に分けられます。
- 1次試験
- 2次試験
各試験について、順番にみていきましょう。
1次試験
1次試験は、大きく分けると筆記(85分)とリスニング(約25分)の2つの問題で構成されています。より細かい出題内容は、以下のとおりです。
特に注意したいのが、ライティング問題が出題されることです。
英作文を記述する必要があるため、単語や文法を深く理解しておく必要があります。スペルミスをはじめとしてケアレスミスは避けたいところです。
2次試験
2次試験は、約7分の英語での面接をおこないます。受験者と面接官は、マンツーマンでスピーキングをおこないます。
ちなみに、2次試験は1次試験合格者でないと受験できません。
面接の詳細は、以下のとおりです。
ただ質問に答えるのではなく、自分の意見を求められる問題が出題されます。そのため、自分の気持ちを英語に変換するくせをつける必要があります。
英検準2級との違い
英検2級と準2級の違いは、以下のとおりです。
英検2級 | 英検準2級 | |
---|---|---|
単語・語彙数 | 5,000語 | 3,000語 |
文法 | 高校卒業レベル | 高校2年生レベル |
出題トピック | テクノロジーや医療、文化・歴史など | 日常生活 |
比較すると、英検2級のほうが全体的にレベルが高くなっていることがわかります。
特に、出題トピックがやや難しいジャンルになっているので、とっつきにくさを感じるかもしれませんね。
【基礎固め】英検2級の勉強法を4ステップで解説
英検2級に合格するためには、主に以下のステップを踏みましょう。
- 文法を学習する
- 単語を暗記する
- 発音学習をおこなう
- 模試や過去問を解く
僕の受講生の多くは、この方法を実践して合格しています!
各ステップについて詳しく解説するので、ぜひチェックしてみてください。
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1.文法を学習する
文法は、英検対策で最も優先したいジャンルです。特に、1次試験の英文の語句の空所を補充する問題では、英文法のスキルが求められます。
たとえば、以下のような問題が出題されます。
出典:2級の過去問・対策|日本英語検定協会
<答え>
(3)method
「method of making」で「~を作る方法」という意味です。文章を読むと「アイスクリームの作り方」について述べているので「method」が正解となります。
文法の学習をするなら、参考書を1冊購入し徹底的にやり込むことをおすすめします。僕は「キク英文法(クリックでAmazon購入ページへとびます)」を2ヶ月で6周してスキルアップしました。
文法については、関連記事「【完全版】まずおさえたい英語の文法13個を総まとめ!1記事で基礎固めは完璧」もあわせてチェックしてみてください。
2.単語を暗記する
英検2級は、約5,000語の単語力が求められます。単語を暗記しなければ、合格は難しいでしょう。
基礎を固めるなら「データベース3000(クリックでAmazon購入ページへとびます)」を使うのがおすすめです。
1日に1レベル(約50〜60ページ)を目安に、毎日大量の英単語をインプットしていきましょう!
最初のうちはわからない単語が多くても、前の日に覚えたページを復習しながら取り組むことで、だんだんと理解できるようになるはずです。
単語の暗記方法については、関連動画「【英単語暗記】25000単語暗記した最強暗記術7選!!」もぜひ視聴してみてください。具体的なワークをまじえながら、単語を覚える方法を紹介しています。
3.発音学習をおこなう
正しい発音を理解することで、リスニング力の向上につながります。英検2級では、30問のリスニング問題が出題されるので、ぜひ対策しておきたいです。
発音学習をする際は、発音記号と音変換のルールを覚えましょう。
スマホで「単語 発音記号」「単語 音変化のルール」と検索すればすぐに調べられますよ!
その後、実際の音を確認して発音練習をおこないます。単語の暗記と並行しておこなえば、効率的に学習できます。
4.模試や過去問を解く
文法や単語、発音の基礎学習を進めつつ、模試・過去問にも挑戦してみましょう。
目的は英検2級の問題に慣れることです。いくら基礎ができていても、どんな問題が出題されるのか知らない状態では合格は難しいです。
時間を計りながら、本番と同じ時間内に解けるかチャレンジしてみてください!
なお、僕の公式LINEでは、英検2級に関するノウハウを解説しています。いまなら英語の基礎を完全攻略できる1,000枚超えのスライドを無料でプレゼントしているので、ぜひ気軽に友だち登録してみてください!
英検2級の勉強法を4つの分野に分けて解説
英検2級に合格するためには、分野ごとに対策を立てる必要があります。こちらでは、以下4つのジャンルに分けて勉強法を紹介します。
- リーディング
- リスニング
- ライティング
- スピーキング
苦手な分野がある方は、ぜひチェックしておきましょう!
リーディング|文法と単語学習の徹底
リーディング問題では、文法と単語力が求められます。そのため、参考書や単語帳を徹底的にやりこむことがポイントです。
なお、英検2級に合格したいなら、以下の文法は身につけておきたいです。
- 関係代名詞
- 使役動詞
- 仮定法
- 分詞構文
- 助動詞+完了形
文法のなかでも、難易度が高いといわれているものです。裏を返せば、身につけることで英検2級合格にぐっと近づきます。
リーディング問題は38問あるので、ここで確実に得点を稼ぎたいですね!
リスニング|インプットとアウトプットをおこなう
リスニングスキルを伸ばすには、インプットとアウトプットをバランスよくおこなうことが重要です。それぞれの概要は以下のとおりです。
概要 | |
---|---|
インプット | 音声を聞いて、分からない単語や文法を調べる |
アウトプット | 音読をする ※オーバーラッピングやシャドーイングまでできるのが理想 |
オーバーラッピングはお手本と同時に発音すること、シャドーイングはお手本を追いかけて発音する練習方法。どちらもアウトプットの手法です。
特に注意したいのが、アウトプットする際にはまずスクリプトを見ながら英文を読み始めること。つっかえることなく早く読めるようになるまで練習しましょう。
オーバーラッピングやシャドーイングは難易度が高いので、いきなりおこなうと音読ができずに自分の身になりません!
ライティング|英作文を添削をしてもらう
英検2級では、ライティング問題が1問出題されます。
得点を稼ぐためには、ライティング対策が必須です!
具体的には、英作文を作ったり、実際に問題を解いたりするのがおすすめです。
なお、作った文章は、英語の先生やネイティブスピーカーなどに添削してもらいましょう。どこが間違っているのかを明確にすることで、スキルアップをはかれます。
スピーキング|正しい発音で音読する
英検2級の2次試験は面接なので、スピーキングスキルの向上が必要です。
スピーキングを伸ばすためには、英文を音読しましょう。なお、ただ単に音読するのではなく、正しい発音を意識することが大切です。
リスニング対策と並行しておこなうと効率的です!
英検2級の面接対策については、関連記事「【詰まらないコツ】英検2級の面接対策3ステップ!試験の流れとよく使われる表現&答え方も徹底解説」にて深掘りしています。あわせてチェックしてみてください!
英検2級の勉強におすすめの参考書4選
英検2級に合格するためには、参考書をやり込むことがポイントです。とはいえ、さまざまな書籍が売られており、どれを選べばよいのか迷ってしまいますよね。
こちらでは、英検2級の対策におすすめの参考書を4冊紹介します。
- キク英文法
- データベース3000
- 英検2級 でる順パス単
- 英検2級 過去6回全問題集
これから参考書を購入しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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1.キク英文法
タイトル | キク英文法 (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | 一杉 武史 |
出版社 | アルク |
キク英文法は、僕がおすすめする一押しの参考書です!
特徴は、212項目の英文法をマスターできることです。英検だけでなく、TOEICや大学受験対策にも使用できます。
2.データベース3000
タイトル | データベース3000 (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | 桐原書店編集部 |
出版社 | 桐原書店 |
基礎的な単語・熟語を身につけるなら「データベース3000」がおすすめです。「発音に注意すべき語」「アクセントに注意すべき語」なども収録されており、発音学習にも役立ちます。
3.英検2級 でる順パス単
タイトル | 英検2級 でる順パス単 (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者・出版社 | 旺文社 |
「データベース3000」で基礎単語を覚えたら「英検2級 でる順パス単」で英検2級の頻出単語を覚えましょう!
特徴は、タイトルにもなっているとおり「でる順」で単語を覚えられることです。よく出題される単語を暗記できるため、効率的に学習を進められます。
4.英検2級 過去6回全問題集
タイトル | 英検2級 過去6回全問題集 (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者・出版社 | 旺文社 |
英検2級の本番を想定するなら、過去問を解くのがいちばんです。「英検2級 過去6回全問題集」はていねいな解説がついており、問題を解き終わったあとの振り返りにも役立ちます。
過去問を購入する際は、できるだけ最新版を選びましょう!
ぜひこの記事を参考にして、英検2級の勉強を進めてみてください!
なお、僕の公式LINEでは、ブログで伝えきれない英検の学習法をあますことなく解説しています。いま登録すると有料級の特典を15個も受け取れるので、ぜひチェックしてみてください!