「英検2級はノー勉で合格できる？」
「ノー勉で前日にやっておくべきことを知りたい！」
「受からなかったときのために正しい勉強法は？」
英検2級に申し込んだのに、なかなか勉強する時間が取れずに本番前日を迎えて焦っていませんか。ノー勉だからと諦めるのではなく、前日であってもできる限りの対策をしておきたいですよね。
しかし、前日にイチから勉強するのは効率的ではないため、覚えておくべきポイントを絞って学習するのがおすすめです。
今回は、英検2級にノー勉で挑む方に、以下の内容を解説します。
- 英検2級はノー勉で合格できるのか
- 試験内容と難易度
- ノー勉で挑む際の前日のチェックポイント
- 正しい学習手順
少しでも合格に近づくために、ぜひ参考にしてみてください。
（ note：【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績 ）
英検2級に前日までノー勉で合格できるかは実力次第
英検2級にノー勉で受かるかどうかは、そもそも英語力次第のところがあります。
- 準2級に余裕で合格できた
- 海外留学経験がある
- 英検は勉強していないけれど、TOEICの試験対策をしている
などに該当する方は、英検2級に合格する可能性はあります。
イングリッシュ おさるただし、問題のクセや傾向を知っておかないと、ぶっつけ本番で点数を取るのは難しいでしょう！
とはいっても、前日になってしまったのであればやれることをやるしかありません。1点でも多くの点数を取れるように、翌日の本番に備えておきましょう。
なお、英検準2級に合格している方でどれくらい余裕があったか知りたい方は、別記事「【目安は6割】英検準2級は何問で合格できる？学習方法やおすすめ参考書を英語のプロが解説」にて紹介しているので、ぜひご覧ください。
英検2級の試験内容と難易度を確認
こちらでは、英検2級がどのような試験内容になっているのか確認していきます。
- 一次試験の内容
- 二次試験の内容
- 難易度
3つの内容に分けて解説します。順番に見ていきましょう。
一次試験の内容
一次試験は「筆記（85分）」と「リスニング（約25分）」に分けられています。
| 試験内容 | 形式 | 問題数 | 回答形式 |
|---|---|---|---|
| リーディング | ・短文の空所補充 ・長文の空所補充 ・パッセージに関する質問に答える | 38 | 4択 |
| ライティング | ・指定されたトピックに関する英作文 | 1 | 記述 |
| リスニング | ・会話の内容に関する質問に答える ・パッセージに関する質問に答える | 30 | 4択 |
イングリッシュ おさる問題数が多いので、ペース配分が重要です。
なお、2024年度からは英検自体の制度が変わります。2級の場合、リーディングが一部削減される代わりに、ライティングの問題が1問増えて合計2問となります。
二次試験の内容
二次試験は、一次試験に合格した場合しか受けられません。一次試験の一週間後あたりには解答速報が見られるので、ある程度の結果を知ることは可能です。
二次試験は、約7分間の面接です。
- 音読（60語程度）
- 音読の内容についての質問に答える
- 3コマイラストの展開を説明する
- ある事柄について自分の意見を述べる
- 日常生活の事柄に関する自分の意見を述べる
各1問の計5問になっています。
イングリッシュ おさる面接官1人との対面で、発音や内容、文法などを総合的にチェックされます。意欲的な態度であるかも選考に入りますよ！
難易度
英検2級の難易度は、高校卒業レベルと言われています。社会生活に必要な英語の理解＆使用ができるレベルです。
なお、TOEICに換算すると英検2級合格者は平均スコアで517点とのことです。
（参考：PRESENCE）
TOEICで500点を余裕で超えるレベルの英語力を持っていれば、ノー勉でも合格する可能性はあるといえます。
イングリッシュ おさる一夜漬けではなく、今からしっかり学習して英検2級にチャレンジしたいと考える方は、イングリッシュおさる公式LINEにぜひご登録ください！
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【裏ワザあり】英検2級にノー勉で挑む際の前日のチェックポイント
英検2級をノー勉で受ける場合に、前日にチェックしておくべきポイントを5つ紹介します。
- リーディング・選択｜語彙問題は消去法を意識する
- リーディング・長文｜問題の傾向を把握する
- ライティング｜文法や単語でミスをしない
- リスニング｜先に問題を読む
- ニ次試験｜テンプレートを暗記する
前日に確認しておくだけでも点数を稼げる可能性があります。ぜひ参考にしてみてください。
なお、ここで紹介する内容はYouTube動画「【拡散厳禁】 一次試験対策！！リーディング・ライティング・リスニング点数UP！！」でも語っています。あわせてご覧ください！
1. リーディング・選択｜語彙問題は消去法を意識する
選択問題では、4つの中から該当する語句を選びます。もしひとつだけ単語の意味がわからなくても、ほかの3つがわかっていれば正答率を上げられます。
イングリッシュ おさる「消去法は単語の意味がわからないと使えないのでは？」と思うかもしれません。そんなときは、単語のイメージを思い浮かべてみてください！
イメージするには、ある程度単語の意味を知っていることが前提です。文脈を読むと、それがポジティブなのかネガティブなのかわかることがあります。
消去法と単語のイメージを合わせれば、正解率を上げることが可能です。
2. リーディング・長文｜問題の傾向を把握する
長文を解く際は、空欄の前後1・2文を見るようにしましょう。
イングリッシュ おさるこのコツを知らないと、無駄なところを読みすぎて時間が足りなくなってしまうリスクがあります。
また、空欄前後をしっかり読むことを知っていれば、正確な答えを導きやすくなります。他の問題に時間を残すことにもつながるので、ぜひ意識してみてください。
3. ライティング｜文法や単語でミスをしない
英作文は、1問のみです。ライティングで、文法や単語の単純なミスをしないように気をつけることが大切です。
不安な場合は、簡単な中学英語に置き換えるといった対策をおこないましょう。
4. リスニング｜先に問題を読む
リスニングは先に問題を読んでおくと、解答をある程度予測しやすくなります。実際に音声を聞いたときにスムーズに解答を選べるでしょう。
イングリッシュ おさる一次試験の前日に単語や文法を覚えるのは難しいので、ここまで紹介した問題を解くコツを押さえるのが効率的ですよ！
5. ニ次試験｜テンプレートを暗記する
一次試験に合格したら、面接の対策が必要です。面接の前日で対策が間に合わない場合は、テンプレートを覚えてしまうのもひとつの方法です。
イングリッシュ おさる僕はこのやり方で英検1級まで合格できました！
テンプレートは、どんなトピックが来ても対応できるようになっています。一生懸命練習しても、本番で練習と違うお題が出されて頭が真っ白になってしまった時にも有効です。
なお、詳しいテンプレートについては関連動画「【悪用厳禁】英検２次試験対策：どんな質問にも答えられる万能テンプレート紹介」で詳しく語っているのでぜひご覧ください。
このテンプレートを使うメリットは、以下の5つです。
- どんな質問が来ても対応できる
- 自分の意見をまとめる時間を稼げる
- スピーキング力をアピールできる
- 周りと違うので好印象を与えられる
- 議論の本質を述べられる
一見最強のテンプレートのように思えますが「正々堂々と合格したい方には向いていない」「自分なりにカスタマイズする必要がある」という注意点もあります。
この点を踏まえたうえで、活用したい方は参考にしてみてください。
なお、英検2級の裏ワザをもっと知りたい方は、関連記事「【前日一夜漬けもOK】英検2級の裏ワザを分野別に一挙公開【長文・語彙・ライティング・リスニング】」がおすすめです。あわせてチェックしてみてください！
初心者が英検2級に合格するための正しい学習手順【ノー勉より効率的】
英検2級は高校卒業レベルとはいえ、英語学習の初心者がノー勉で合格するのは難しいでしょう。ここでは、これから英検2級にチャレンジしたいと考えている方に、正しい学習の手順を紹介します。
- 文法を学ぶ
- 英検2級の単語を覚える＆発音の基礎を学ぶ
- 過去問を解く
最短で効率よく学習を進められるので、ぜひ参考にしてみてください。
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1. 文法を学ぶ
まずは、一番優先順位が高い英文法の基礎を学ぶことから始めます。
イングリッシュ おさる文法学習はつらいと感じる方もいるでしょう。しかし、英語学習を始めた人の95％はここでやめてしまうので、クリアできたら残りの5％に入れますよ！
文法を初めにマスターすることで、その後の学習効率がグンとアップします。
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2. 英検2級の単語を覚える＆発音の基礎を学ぶ
単語学習でおすすめの参考書は「英検2級でる順パス単（※クリックでAmazon購入ページへジャンプします）」です。
イングリッシュ おさる英検2級は高校卒業レベルなので、英検だけでなくTOEICや英会話でも必要とされている基礎をしっかり固められます！
中学生レベルの単語は覚えていることを前提としますが、1日3～5時間で1ヶ月もあればマスター可能です。
そして、単語学習と同時に発音記号と音変化のルールも学んでおきましょう。これらはインターネット検索で手に入る情報のみでも十分学習できるので、ぜひ取り組んでみてください。
1日10分程度の時間を充てれば、1ヶ月でマスターできます。
3. 過去問を解く
文法や単語をマスターしたら、英検2級の公式の過去問を使って学習します。ただ1回解くだけでなく、何周もすることが大切です。
具体的な手順は、以下のとおりです。
- 時間を計って解く
- 単語と文法を復習する（精読する）
- トレーニングする
3の「トレーニング」の詳細は、
- リーディング：精読する
- リスニング：シャドーイングする
- ライティング：基本の構成に気をつける、単語と文法のミスをなくす
という内容で進めていきます。
なお、英検2級の勉強法については関連記事「【一発合格】英検2級の勉強法4ステップ！分野別対策やおすすめの参考書を解説」でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください！
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