「アプリってたくさんあるけど、何がどう違うの?」
「どのアプリならリーディング力を鍛えられる?」
「無料で使えるものはある?」
このような疑問はありませんか?
実は、英語リーディングアプリにはそれぞれ目的に合った特徴があります。なんとなくで選んでしまうと、時間をかけても効果が感じられず、モチベーションが下がることも。

そこで本記事では、元英語教師の僕が、本当に使えるアプリを厳選してご紹介します!
- 完全無料のアプリ
- 英語初心者向けのアプリ
- 読み物系のアプリ
- 中学生・子ども向けアプリ
目的別に分けて解説するので、自分のレベルや学習スタイルに合ったものがきっと見つかるはずです。あなたに合ったアプリを一緒に見つけていきましょう。


( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績 )
\ こんな口コミも /
- たった5か月で英検準1級に合格!
- 苦手だった英文法を基礎から正しく理解できました!
- 自信を持って英語を話せるようになりました!
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リーディング力UPにつながるおすすめ英語アプリ全11選


この記事で紹介するアプリを一覧化しました!
ジャンルで分けていますので、今のレベルや目的に合ったアプリを見つける参考にしてみてください。



※「アプリ名」のタップ・クリックで詳細にジャンプします。
完全無料の英語リーディングアプリ3選


英語の学習は、お金をかければいいというわけではありません。無料アプリでも、正しく文法が使われスクリプト(文章)の質が高いものなら、十分にリーディング力を鍛えられます。
ここでは、以下の3つの無料アプリをご紹介します。
- NHK WORLD-JAPAN
- BBC: World News & Stories
- Toeic Part5 英語問題集



ただし、アプリによっては詳細な解説や辞書機能がないため、英語力が全くのゼロの方は使いこなすのが難しい場合もあります。
英語初心者向けは、「英語初心者向けリーディングレッスンアプリ3選」で紹介するアプリも参考にしてみてくださいね。
1.NHK WORLD-JAPAN
NHKが他言語で情報発信している国際向けメディア
24時間365日、英語でのニュース配信や教養番組をストリーミング形式で視聴できます。



語彙の難易度はやや高めです!
国際的なトピックや日本関連の英語記事を多読したい中級〜上級者におすすめです。
- ニュース
- ドキュメンタリー
- 文化紹介
- 料理
- 観光
といった幅広いジャンルの動画番組で、英語音声とスクリプト(一部)も提供。耳からも英語を浴びることでリスニンスや発音理解が強化され、リーディングのスピードアップにもつながります。
2.BBC: World News & Stories
イギリスの公共放送局BBCが提供する公式ニュースアプリ
世界中のニュースや特集記事を、すべて本場のブリティッシュイングリッシュで読むことができます。
記事は速報から分析的なコラム、科学・カルチャー・環境問題まで幅広くカバーされており、英語学習者にとっては「実用的で自然な表現」に触れられる格好の教材です。



読み応えのある長文も多く、中級〜上級者のリーディング力を鍛えるのにぴったりです!
また、一部の記事にはニュースキャスターの読み上げがついており、リスニングと読解を同時に鍛えるのに役立ちます。
3.Toeic Part5 英語問題集
TOEICの中でも特に重要なPart 5(短文穴埋め)対策に特化
TOEICの中でも文法・語彙・構文の理解が問われる Part 5は、リーディングの読解スピードや理解力にも大きく影響します。
このアプリでは、頻出パターンを網羅した豊富な問題演習を通じて、語句の使い方や文の構造を瞬時に見抜く力を育てられます。



つまり、単なる穴埋め問題ではなく、「英文を正確に、素早く読む」ための力も鍛えられるのです!
1問ずつテンポよく解ける形式なので、通勤や休憩中などのスキマ時間でも継続しやすいのもポイント。選択肢ごとの丁寧な解説もついており、正解の理由をしっかり理解しながら進められます。
イングリッシュおさるの公式LINEでも、完全無料で英語学習用スライドをプレゼントしています!リーディングの土台として知っておきたい基礎文法や主要な動詞・前置詞などを網羅。ニュースアプリやTOEICアプリではハードルが高いと感じる方は、プレゼントをぜひチェックしてみてください。
英語初心者向けリーディングレッスンアプリ3選


「英語の本や記事を読んでみたいけれど、単語が分からないとすぐに挫折してしまう…」
こんな悩みを持つ英語初心者に向けて、読めた!という達成感を積み重ねられるリーディングアプリを3つご紹介します。
- gymglish
- レシピー
- スタディサプリ



どれも、やさしい英文・解説ありなど、初心者でも安心して続けられる設計です!
1.gymglish
全編英語で展開されるオンラインレッスンアプリ
最初の7回のレッスンでAIがユーザーの実力を診断し、その後はレベルに合ったコンテンツを自動で調整してくれることが特徴です。
「英語100%って不安…」と思うかもしれませんが、心配はいりません。中学英語レベルからやり直せる初心者向けコースが用意されており、自然な英語に少しずつ慣れていける構成となっています。



※内容はやさしめですが、レッスンは全編英語です!
レッスンは毎回ショートストーリー形式の英文からスタート。物語を読みながら進む構成で、文脈から意味を推測したり、自然な語順に慣れたりと、読みながら内容を理解するトレーニングが中心です。
2.レシピー
英語の基礎を固めて、読む力へつなげる学習アプリ
「英語が趣味になる」をコンセプトに、四技能をバランスよく学べるのがレシピーです。
- リスニング
- スピーキング
- リーディング
- ライティング
の4つの技能(能力)のこと
リーディング力をつけたいと思っていても、実はその前に必要なのが「読むための土台」です。レシピーは、まさに土台の定着に特化した設計で、英語初心者でも安心して始められます。



毎日コツコツ進めることで「読むこと」への抵抗感を少しずつ減らせるでしょう。
すぐにリーディング教材を読むのが不安な方や、「まずは基礎からしっかり復習したい」という方に特におすすめのアプリです。
3.スタディサプリ
プロ講師の解説で「長文が読める実感」を積み上げられる
スタディサプリは、リクルートが提供する人気の学習アプリ。英語の基礎から大学受験レベルまで、プロ講師による分かりやすい動画講義で学べるのが特徴です。
なかでもリーディング力を本格的に鍛えたい方におすすめなのが、「高3 トップレベル英語 リーディング<長文演習編>」です。
全8回の講義で、さまざまなテーマの英文を読みながら読み方のコツや考え方を学べます。
基礎から学びたい方は、文法や構文の解説から取り組んで、リーディングの土台を固めましょう。



「学生向けなんでしょ?」と思うかもしれませんが、対象学年に関係なく、契約すれば誰でも視聴OKです!
レッスン系のアプリは用意されたクイズやタスクをなぞるだけで「やった気になる」状態になりがちです。
本当に必要なのは、与えられたレッスンを消化することではなく、勉強法そのものを知ること。



でないと、目標や習得スキルが変わった際に勉強を応用・カスタマイズできません。
例えば僕のコーチング受講生の達也さんも、勉強自体に目を向けて「自律した学習を習慣化するための方法」を習得しました。その結果TOEICで200点近くスコアを上げた後、今では英検準1級にもチャレンジしています。
達也さんの詳しい取り組みは、対談動画「【受講生実績】たった5ヶ月でTOEIC640点▶TOEIC830点達成!【おさる×達也さん】」でお話ししてもらいました。ここまで読んで、達也さんのように勉強方法そのものに興味を持ってくださった方は、動画をぜひチェックしてみてください。
楽しみながらリーディングできる読み物系英語アプリ3選


ここからは、読み物を楽しみながらリーディングを習慣にできる以下のアプリを3つ、厳選してご紹介します。
- StudyNow
- BuzzFeed – Quiz, Trivia & News
- Langaku
内容に興味を持てれば、「勉強している感覚ゼロ」で自然と読む力が伸びていくものです。ぜひ、楽しみながらリーディングの学習を習慣にしていきましょう。
1.StudyNow
短く・分かりやすい英語ニュースで、読む習慣をつくる
すべての記事に日本語訳がついており、英語初心者でも安心して読み進められます。
ニュースは1本あたり3つの短い段落(パラグラフ)構成。情報量がちょうどよく、スキマ時間にも無理なく読める設計です。難しいニュースだけでなく、アニメ・漫画・ゲームなどポップカルチャー系の話題も多く掲載され、興味のあるジャンルから英語に慣れていけます。



読むこと自体が暇つぶしの1つになるようなアプリです!
2.BuzzFeed – Quiz, Trivia & News
トレンド好きにぴったりなエンタメ系メディア
SNSで話題の出来事やエンタメ情報を英語で読めるディアアプリです。もともとは日本語の記事が並びますが、「設定>エディション」で言語を英語に切り替えることで、アメリカやイギリスなどの現地向け記事を読めます。
ニュースというよりは、芸能人のゴシップやミーム紹介などカジュアルな話題が中心。英語学習用の訳や解説はついていませんが、話題が身近なので理解できることが多いでしょう。



人気記事は日本版BuzzFeedで翻訳されていることが多いです!
気になる記事の英語原文と日本語版を読み比べてリーディングトレーニングに活用するという使い方もできます。
3.Langaku
人気漫画で楽しく英語を多読できる!
「漫画で楽しく英語多読!」をコンセプトにしたアプリ。『ワンピース』や『鬼滅の刃』など、誰もが知っている名作漫画を英語で読めます。



特徴は、ただ英語に翻訳されているだけではない点。
- ページの一部だけ英語化されており、負担なく読み始められる
- コマごとに辞書のような表現解説つき
- セリフの発音チェック機能あり
というように、学習要素がしっかり作り込まれています。
さらに、読んだ英単語数などの記録が自動で残り、積み上げが見える化されるのもモチベーションにつながるポイントです。
読み物系のアプリだと「記事Aをちょっと読んでもなんだか内容にしっくり来ないな。記事Bでやり直そう」のように中途半端にいろんなスクリプトに手を出しがち。



同じスクリプトを繰り返し読むことで、文の構造や単語の使われ方がだんだんと定着します。
ところが、毎回違う記事に手を出すと、似た表現を何度も見るチャンスが減り、覚える前に次に進む状態となるでしょう。
「前よりスラスラ読めた」「最初は分からなかったフレーズが自然に読めた」など、自分の変化に気づけなくなることも、中途半端な学習のデメリットです。
だから色々な記事をちょっとずつかじるよりもまずは1つのスクリプトを繰り返し読むことが大切なのです。



この「1つのことを繰り返す」という方針は、英語学習全体にも言えること!
僕の英語コーチングを受講したNORIKOさんも、もともと本や映画など色々な勉強法を少しずつ試すタイプでTOEICスコア600点台から伸び悩んでいました。
そこからコーチングを受けて「1つの教材を繰り返しやる」という学習スタイルに初めて挑戦。学習方法を変えた結果、TOEIC820点・英検準1級を達成しました。
NORIKOさんが受講期間の6ヶ月でどのように変わったのか、さらに詳しく対談動画「【受講生実績】50代主婦が6ヶ月で英検2級▶︎TOEIC820点・英検準1級達成!【おさる×NORIKOさん】」でお聞きしました。色々手をつけてしまう学習スタイルに「あるある」と感じた方は、ぜひ参考にしてみてください。
中学生・子ども向け英語リーディングアプリ2選


英語が苦手な中学生や子どもでも「これなら読める!」と感じやすく、自然とリーディング力が伸びるアプリを2つご紹介します。
- 英語物語
- Inference Ace・Inference Clues
どちらも、イラストなどで英語に対する苦手意識を減らし、読むことへの自信や楽しさを育てられるアプリです。
1.英語物語
英語を学べるRPG風のゲームアプリ
英語物語は、キャラクターを育てたりバトルしたりしながら学ぶアプリです。



注目すべきはストーリーモード!
小説3冊分に相当するボリュームのストーリーが展開され、すべて英訳つきで進行。ゲームを進めているだけで英語の多読ができてしまいます。
選択肢に出てくる英語も、物語の流れに沿った自然なフレーズが多いです。「読めた!」の達成感を楽しみながら積み重ねられるでしょう。
2.Inference Ace・Inference Clues
「読む→考える」を繰り返して推論力を育てるアプリ
英語の短文を読んで内容を推測・判断するクイズ形式の読解アプリです。
- Inference Ace:基本的な読解力+初歩的な推論練習(初心者〜初中級者向け)
- Inference Clues:文中の根拠やヒントを意識しながら、少し応用的な読み方に挑戦



どちらもネイティブの子ども向けに作られた教材です!
英語を読んで意味を理解するだけでなく、「そこから何が言えるか?」を考えるトレーニングができます。
ただし、アプリストアやアプリ内の表記・問題文はすべて英語(日本語非対応)のため、分からない単語は調べながらプレイすることになります。
▼Inference Ace
▼Inference Clues
英語リーディングアプリの効果を伸ばす3つのポイント


英語リーディングアプリをなんとなく使うだけでは、効果は頭打ちになってしまいます。
ここでは、英語初心者〜中級者にこそ取り入れてほしい、学習効果を最大化するための3つの読み方のコツをご紹介します。
- 最初のうちは文を区切って読む
- 分からない単語を控えておく
- 同じ文章を何度も読む



せっかく良いアプリを選んだら、ちょっとした工夫で「読む力」の伸び方を底上げしましょう!
1.最初のうちは文を区切って読む
英文を読むとき、「意味のかたまり(チャンク)」ごとに区切って理解することで、格段に読みやすくなります。スラッシュリーディングやチャンクリーディングと呼ばれる読み方です。
たとえば以下の英文では、何も意識せず読むと主語や修飾関係があいまいです。
She gave her friend a gift that she had bought in Paris.
しかし、スラッシュ(/)を使って区切ってみると…
She gave / her friend / a gift / that she had bought / in Paris.
(彼女は与えた、彼女の友達に、ギフトを、彼女が買った、パリで)
途切れ途切れな塊ですが、区切ってよく読めば日本語に組み立てやすくなります。
スラッシュリーディング・チャンクリーディングやそれに近い読み方で、読解効率が上がったという研究結果が数多く発表されています。



研究の対象は小学生から大学生まで幅広く、全年代にとって使えるコツなんです!
スラッシュリーディングのノウハウは、関連記事「【読むスピードが変わる】スラッシュリーディングのやり方を解説!注意点や効果も紹介」でもお伝えしています。やり方に興味を持った方は、関連記事の練習問題にも挑戦してみてください!


2.分からない単語を控えておく
「その場で意味を調べる」だけでは、その瞬間に覚えた気になっても翌日には忘れてしまいます。



知らない単語は「あとで復習する前提でメモしておく」ことが大切です。
そして復習は、「1日後→3日後→1週間後」のように間隔をあけて繰り返すと、記憶への定着率がUPします。
分からなかった単語は、復習の際に自分で英作文して使ってみるのもおすすめ。単語は「知っている」だけでなく使えてこそ本当に身についたと言えるからです。
「hesitate = ためらう」で、英作文の例も見てみましょう。
①自分の日常に絡める
I hesitated before sending the message, because I wasn’t sure how she would react.
(そのメッセージを送る前、彼女がどう反応するか分からなくて、ためらってしまった。)
②物語を想像する
She stood at the door, holding the letter tightly in her hand.
She hesitated for a moment, then knocked.
(彼女はドアの前に立ち、手に手紙をぎゅっと握っていた。
一瞬ためらったが、それからノックをした。)
②反対のシチュエーションで使う
I didn’t hesitate to accept the offer — it was exactly what I wanted.
(ためらわずにそのオファーを受けた。まさに望んでいたものだったから。)
他にも分からない単語を定着させるコツは、関連記事「英単語が覚えられない!ストレスを溜めない効率的な暗記方法7選」をあわせてチェックしてみてください。


3.同じ文章を何度も読む
1回読んで終わりでは、記憶に残らず、リーディングの間違いも修正できません。
特に読み物系のアプリでは「同じ文章を2〜3回読む」ことを習慣にするだけで、理解力・スピード・語彙定着のすべてが伸びやすくなります。
- 1回目:意味を取りながらじっくり読む(辞書あり)
- 2回目:辞書なしで読む(内容を思い出しながら)
- 3回目:音声と一緒に読む(耳で確認+リズム習得)



すでに内容が分かっている文章をあえて繰り返すことで、「英語のまま理解する感覚」も育ちます!
この記事を参考に、あなたに合った使いやすいリーディングアプリを選んでみてください。
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