「英語のスピーキングってどうやって勉強すればいいの?」
「効率的な勉強法を知りたい!」
「なるべく早くスピーキングを習得したい!」
このように悩んでいませんか?
英語のスピーキングってなんだか難しそうに感じるし、自分でできるのか自信を無くしてしまうこともありますよね。
そこで、今回の記事では、以下の内容について解説します。
- 英語スピーキングの効率的な勉強法
- 間違った勉強法
- 上達のコツ
- おすすめな参考書・アプリ
この記事を読めば、英語スピーキングの勉強法が理解できるようになっているので、ぜひ参考にしてみてください。
( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績 )
英語スピーキングの効率的な勉強法7選
英語スピーキングの効率的な勉強法としては、以下の7つがあげられます。
- 音読
- シャドーイング
- 説明型独り言
- パラフレーズ
- 単語入れ替え英作文
- ディクテーション
- リピーティング
ここからはそれぞれの勉強法について詳しく解説するので、ひとつずつ確認していきましょう。
1. 音読
英語スピーキングのスキルを効率よくアップさせたいのであれば、音読してみるのがおすすめです。
すらすらと言えるようになるまで何度も復習して繰り返すと、発音をマスターすることが可能です。
しっかりした発音を覚えることで、スピーキングのレベルが格段に向上します。
2. シャドーイング
シャドーイングとは、聞こえている音声に少し遅れながら発声するトレーニング法です。
スクリプトを見ずに発声することで、音のみで追いかけるようになるため、自然と集中力を高めながら学べるでしょう。
ただ、難易度は少し高めなので、上手くいかない場合はスクリプトを見ながら、音読をしっかりとこなしてから挑むのがおすすめです。
3. 説明型独り言
英語スピーキングのスキルを高めたいのであれば、ひとつのお題を決めて独り言を話す「説明型独り言」にチャレンジしてみましょう。
普段から英語で独り言を話すように習慣づけると、英会話などもよりスムーズにできるようになります。
実際に取り組む際は、以下のように実践してみるといいでしょう。
- 日常で疑問に思ったことについて独り言を言う
- GoogleやAlexaに向かって独り言をしゃべってみる
- 好きな洋画の登場人物に向かってしゃべってみる
4. パラフレーズ
パラフレーズとは言い換えのことを指しており、長かったり、難しかったりする文を簡単な文章で言い換える勉強法です。
- 効率よく単語や熟語が覚えられる
- 英語で言語を処理できるようになる
- 会話表現の幅が広がる
- 自分の言いたいことを伝えやすくなる
スピーキングスキルが向上しやすくなる勉強法なので、積極的に取り組んでみましょう。
5. 単語入れ替え英作文
英語スピーキングに必要な語彙力を鍛えるためにも、単語入れ替え英作文を取り入れてみるのがおすすめです。
やり方は簡単で「私はYouTuberです(I’m YouTuber.)」を「彼はYouTuberです(He’s YouTuber.)」という風に、単語を入れ替えて英作文を行うだけです。
まずは、簡単な文章からチャレンジして、徐々に難易度の高い英作文に挑んでいきましょう。
6. ディクテーション
ディクテーションとは、耳で聞いた音声を文字に起こす練習方法のこと。耳から得た情報を客観的に確認できるので、スピーキング能力を高めるうえでも効果的です。
お手本と違っていた場合は、それに注意してシャドーイングを行えば、リスニングとスピーキング双方の能力を向上させられます。
耳では理解していても文字に起こせないことはよくあるので、試す価値ありな学習法です!
なお、ディクテーションのやり方については関連記事「【効果絶大】ディクテーションのやり方5ステップ!初心者向けの教材・アプリも紹介」で解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
7. リピーティング
リピーティングは、英語の音声を繰り返し聞いて発音を正確に真似るトレーニング法です。シャドーイングやディクテーションとは異なり、細かいイントネーションまで正確に理解するうえで効果的です。
音読にある程度慣れたら、ネイティブの音声を聴きながらリピーティングに挑戦すると、綺麗な発音を目指せるでしょう。
二次試験では発音も評価対象になるので、対策しておきたいところです!
英語スピーキングにおける間違った勉強法5選
以下のような勉強法を続けていると、なかなか英語スピーキングのスキルは伸びません。
- 単語だけを覚えようとしている
- 語彙力と英文法の知識が不足している
- インプットばかりを行っている
- 英語を聞き流している
- 発音を軽視している
ここからはなぜこれらの勉強法が間違っているのか、具体的に解説していきます。
1. 単語だけを覚えようとしている
語彙力を増やすために、単語をひたすら詰め込む勉強法はかなり非効率です。
そこで、単語学習を効率化させたいのであれば、以下の勉強法を実践しましょう。
- 発音しながら覚える
- 意味を確認しながら覚える
- イラストを見ながら覚える
- 関連する他の単語を結び付けて覚える
何かに関連付けて勉強することで、より単語の理解が進み、頭に入ってきやすくなります。
英単語の勉強法については「【初心者向き】英単語の勉強法を4ステップで解説!効率化させるためのコツも紹介」でも解説しているので、あわせて参考にしてみてくださいね!
2. 語彙力と英文法の知識が不足している
英会話などで上手く話せない原因のひとつとして、語彙力と英文法の知識が不足していることがあげられます。
いくらスピーキングの練習をしたとしても、知識不足だとすぐに限界が来てしまいます。
参考書やアプリを用いて積極的にインプットし、知識を深めていきましょう。
3. インプットばかりを行っている
スピーキングを上手に行いたいのであれば、インプットのみを行うのは非効率です。
シャドーイングや、説明型独り言を積極的に行うと、インプットした知識が定着しやすくなります。
1日10~20分程度だと勉強量が少ないので、忙しいとしても細かい隙間時間を見つけてアウトプットしていきましょう。
4. 英語を聞き流している
参考書についている音声を聞いてリスニング学習を行うことは大切です。しかし、ただ聞き流すだけではスピーキング力は伸びません。
「1日5分聞き流すだけ」のような教材がたくさんリリースされていますが、意味を理解する土台ができてこそ効果を発揮するものばかり。まずは基礎のインプットや、音読・シャドーイングによるアウトプットで、英語を意味のある言葉として処理する能力を鍛えることを優先しましょう。
音読やシャドーイングを行わないと、英語を英語のまま頭の中で処理する能力が身に付きません。
アウトプットするのはもちろん、プロからフィードバックを受けて改善していくことも大切です。
5. 発音を軽視している
英語力に自信がないと、どうしても英語を発音することに抵抗を覚えがちです。しかし、話す機会を自分から減らしていてはなかなか上達しないのが事実。
ネイティブのように発音できなくても、自分の言葉で意思を伝えようとすることが上達への近道なのです。
発音に自信が持てれば、英語を学ぶのが楽しくなるはずです!
なお、イングリッシュおさるの公式LINEでは、正しい英語学習方法を解説しています。簡単な質問に答えるだけで有料級の特典を15個受け取れるので、ぜひご登録ください!
英語スピーキングが上達する3つのコツ
英語スピーキングが上達する3つのコツを紹介します。
- アウトプットを重視する
- 発音を指摘してもらう機会を作る
- 中学レベルの文法知識は身につけておく
順番に見ていきましょう。
1. アウトプットを重視する
アウトプットすることで、初めて覚えた単語や表現が身に付きます。インプットの時点から、どのような場面で使うフレーズや単語なのかを意識しておくことが大切です。
効率良く学習を進めるなら、インプットよりアウトプットにこだわりましょう。
インプットだけでアウトプットの機会がないと、試験での得点力には繋がりにくいです!
2. 発音を指摘してもらう機会を作る
スピーキングはひとりで練習しても上達度合いが分かりにくく、変な癖がつくリスクがあります。
正確な発音を目指すなら、第三者に聞いてもらってフィードバックを受けるのがおすすめです。
自分の発音とネイティブの発音を録音して比較するのも効果的です。
3. 中学レベルの文法知識は身につけておく
スピーキングでスラスラ自分の意思を話せるようになるには、英単語とそれらを組み立てる英文法の知識が不可欠。
最低限の知識がないままスピーキング練習を始めたとしても、なかなか上達せず挫折しやすくなるからです。
せめて中学レベルの文法知識がある状態で、スピーキングを学びましょう!
【英語スピーキングの勉強法】おすすめの参考書3選
英語スピーキングを極めるのであれば、以下の3冊で学んでみましょう。
- ゼロからスタート 英語で話そう!自分のこと トレーニングBOOK
- Why not?ガチトレ会話がはずむ英語スピーキングトレーニング
- 英語スピーキングルールブック
いずれも学びやすい参考書になので、初心者の方は特に必見です。
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1. ゼロからスタート 英語で話そう!自分のこと トレーニングBOOK
タイトル | ゼロからスタート 英語で話そう!自分のこと トレーニングBOOK (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | 宮野智靖 |
出版社 | Jリサーチ出版 |
こちらの参考書では、自己紹介という基礎的な部分から学べます。
学べるフレーズや例文は日常生活でそのまま使えるものばかりで、実用性が高いのもポイント。
ネイティブスピーカーによる音声もついているため、発音を学びたいという方にとって役立つ一冊です。
2. Why not?ガチトレ会話がはずむ英語スピーキングトレーニング
タイトル | Why not?ガチトレ会話がはずむ英語スピーキングトレーニング (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | 藤井拓哉 |
出版社 | ベレ出版 |
こちらの参考書では、日常会話に必須のネイティブ表現が紹介されており、より高いスピーキングスキルを身に付けることが可能です。
ただ、雑談力を磨くことを重視している本なので、初心者にとって難しい部分もあります。
基礎的な単語力や文法知識が身についていない場合は、以下の2冊でトレーニングしてから挑みましょう。
- キク英文法(クリックでAmazon購入ページへ)
- データベース3000(クリックでAmazon購入ページへ)
3. 英語スピーキングルールブック
タイトル | 英語スピーキングルールブック |
著者 | 石井 洋佑 |
出版社 | テイエス企画 |
英語スピーキングルールブック(クリックでAmazon購入ページへ)は、論理的な話をする際の練習方法が多く記載された参考書です。
- 「語る」
- 「説明・定義する」
- 「議論・説得する」
- 「仮定の話をする」
これらのように、実際のビジネスの場面で必要な会話能力を磨けるのが強みです。
難易度が高い参考書なので、語彙力や文法知識を付けた上でチャレンジしてみましょう。
【英語スピーキングの勉強法】おすすめのアプリ3選
英語スピーキングを効率よく学びたいのであれば、以下の3つのアプリがおすすめです。
- ELSA
- スタディサプリ
- 英語発音トレーニング
無料で使えるアプリを厳選しているので、ひとつずつチェックしてみてください。
1. ELSA
引用元:ELSA
「ELSA」は人口知能を用いたアプリで、発音の正確性を一瞬で判断してくれるのが強みです。
1,200以上のレッスンが用意されており、いずれもユニークな内容なので、飽きずにスピーキングの練習を続けられます。
英語でよく使われる慣用語なども学習できることから、語彙力も伸ばせる優秀なアプリです。
2. スタディサプリ
引用元:スタディサプリ
スタディサプリは、ビジネス英語やTOEICを対策できる学習アプリ。
その中でも「新日常英会話コース」では、会話の内容をAIが評価してくれます。
基本的には有料のアプリですが、7日間無料で使えるので、まずはお試しで使ってみるといいでしょう。
3. 英語発音トレーニング
引用元:App Store
英語発音トレーニングは、発音のトレーニングに特化した学習アプリです。
お手本の英語音声や、発音が上手くなるポイント解説があるため、初心者の方でもストレスなく学習を進められるでしょう。
完全無料で使えるので、なるべくコストを抑えたいという方にピッタリなアプリです。
英語スピーキングを勉強できるアプリについては、「【1人でできる】英語のスピーキングの練習方法3ステップ!無料で使えるサイト・アプリも紹介」でも紹介しています。さらに詳しく知りたい方は、参考にしてみてください。
ぜひこの記事を参考に、英語スピーキングの勉強法を見直してみましょう。
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