「品詞ってなに…?」
「副詞と形容詞って何が違うの?」
「品詞の見分け方がわからない」
すべての英単語には品詞があり、英語を根本から理解する上で学習を避けては通れません。
イングリッシュ おさる重要だとわかっていても、曖昧なまま放置している方も多いはず……!
そこで、本記事では以下の内容について解説します。
例文を用いた解説に加え、最後には練習問題も用意しました。 この記事を読めば品詞を完璧にマスターできるので、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。


( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績 )
英語の品詞の概要をサクッと解説


英語の文法を理解する上で、品詞の知識は絶対に欠かせない要素です。



一見すると複雑に感じるかもしれませんが、基本を押さえれば決して難しくはありません。
品詞とは、単語を文法的な機能や特徴によって分類したグループのことです。 英語には冠詞という日本語にはない品詞が存在するなど、言語による違いもあります。
品詞を正しく理解できると文法が体系的に身につくようになります。 その結果、読解力や作文力が向上し、英語の土台が盤石になるのです。
【一覧】品詞は全部で10種類ある


英語の品詞は、細かく分けると以下の10種類に分類されます。



それぞれの名称と略称を一覧で確認してみましょう!
| 品詞(略称) | 役割 | 具体的な単語例 |
|---|---|---|
| 名詞 noun【n.】 | ・人や物の名前を表す ・主語や目的語になる | ・book(本) ・Tom(トム) ・water(水) |
| 代名詞 pronoun【pron.】 | ・名詞の代わりになる ・繰り返しの重複を避ける | ・I(私) ・it(それ) ・this(これ) |
| 動詞 verb【v.】 | ・動作や状態を表す ・文の核心を担う | ・is(〜である) ・run(走る) ・eat(食べる) |
| 助動詞 auxiliary verb【aux.】 | ・動詞の前に置く ・話し手の気持ちを付け加える | ・can(できる) ・must(〜すべき) ・will(〜だろう) |
| 形容詞 adjective【adj.】 | ・名詞の性質や様子を詳しく説明する | ・beautiful(美しい) ・large(大きい) ・cold(冷たい) |
| 副詞 adverb【adv.】 | ・名詞以外(動詞や形容詞など)を修飾する | ・slowly(ゆっくりと) ・very(とても) ・fast(速く) |
| 接続詞 conjuction【con.】 | ・単語同士や文章同士をつなぐ接着剤になる | ・and(〜と) ・but(しかし) ・because(なぜなら) |
| 前置詞 preposition【prep.】 | ・名詞の前に置く ・場所や時間などの情報を添える | ・in(〜の中に) ・on(〜の上に) ・at(〜に) |
| 冠詞 article【art.】 | ・名詞の前に置く ・特定、不特定を区別する | ・a / an(1つの) ・the(その) |
| 間投詞 interjection【int.】 | ・驚きや喜びなど、話し手の感情を直接表す | ・Oh(あっ) ・Wow(わあ) ・Hey(おい) |
品詞は文章の中での役割を決める重要なルールです。参考書によっては冠詞を形容詞に含めるなどして「8品詞」と説明する場合もあります。



まずはこの10種類の存在を頭に入れておきましょう!
英語の品詞の見分け方のコツ


品詞を効率よく見分けるには、いくつかのポイントがあります。 前提として、新しい単語を覚えるときは必ず品詞もセットで覚える習慣をつけましょう。
具体的には、以下の3つの視点からチェックしていくのが効果的です。
ただし、これらのルールは絶対的なものではなく、例外も多く存在することに注意しましょう。
1.意味で見分ける
意味から品詞を判断する方法は、最も基本的なアプローチです。
| 品詞 | 内容 |
|---|---|
| 名詞 | 人、物、場所、概念を表す |
| 動詞 | 動作や状態を表す |
| 形容詞 | 名詞の性質や状態を説明する |
| 副詞 | 動詞、形容詞、他の副詞を修飾する |



最も基本ですが、使用する場面も多くあるので確実に理解しておきましょう!
たとえば、「country」(国)は物を表すので名詞、「run」(走る)は動作を表すので動詞と判断できます。
2.文中の位置で見分ける
単語が文章のどこにあるかも、非常に大きなヒントになります。 英語は配置の言語と言われるほど、並び順が厳格に決まっているからです。
| 品詞 | 内容 |
|---|---|
| 名詞 | 主語や目的語の位置に来ることが多い |
| 動詞 | 主語の後ろに来ることが多い |
| 形容詞 | 名詞の前後に来ることが多い |
| 副詞 | 動詞や形容詞の前後に来ることが多い |



具体的なイメージとして、以下の例文を見ていきましょう!
The movie was extremely interesting.
(その映画はとても面白かった)
- movie:名詞(冠詞 The とあわせて主語)
- was:動詞(主語の後ろ)
- extremely:副詞(形容詞の前)
- interesting:形容詞(補語)
John writes letters to his grandmother.
(ジョンは祖母に手紙を書く)
- John:名詞(主語)
- writes:動詞(主語の後ろ)
- letters:名詞(動詞の目的語)
- grandmother:名詞(代名詞 he の所有格 his とあわせて前置詞 to の目的語)
このように判断できます。
3.語尾で見分ける
単語の末尾にある特定のスペル(接尾辞)に注目するのも有効です。
| 品詞 | 内容 | 具体的な単語例 |
|---|---|---|
| 名詞 | -tion | ・action(行動) ・education(教育) |
| -ness | ・kindness(優しさ) ・darkness(暗さ) | |
| -ity | ・ability(能力) ・reality(現実) | |
| -ment | ・movement(動き) ・payment(支払い) | |
| 動詞 | -ate | ・create(創造する) ・activate(活性化させる) |
| -ize | ・realize(実感する) ・organize(組織する) | |
| -ify | ・clarify(明確にする) ・identify(特定する) | |
| 形容詞 | -ful | ・beautiful(美しい) ・useful(役立つ) |
| -able | ・readable(読める) ・possible(可能な) | |
| -ive | ・active(活動的な) ・creative(創造的な) | |
| -ous | ・famous(有名な) ・dangerous(危険な) | |
| 副詞 | -ly | ・slowly(ゆっくりと) ・quickly(素早く) |
たとえば、「education」(教育)は「-tion」で終わるので名詞、「beautiful」(美しい)は「-ful」で終わるので形容詞と判断できますね。
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【例文あり】英語の10品詞を徹底解説


ここからは、10品詞それぞれの特徴と見分け方を具体的に解説していきます。



まずは、解説していく10個の品詞を確認しましょう。
それぞれの役割と見分け方のコツを、例文と一緒に紹介します。
1. 名詞
名詞は、物の名前を表現するための品詞です。 文章の中では主語(S)、目的語(O)、補語(C)として機能します。 名詞の大きな特徴は、その単語ひとつだけで意味が完結している点にあります。



例文を見てみましょう!
Tom eats bread every morning.
(トムは毎朝パンを食べる)
この文章では、「Tom」と「bread」が名詞です。Tom は主語として、 bread は目的語として働いています。また、動名詞も名詞の一種です。
Walking is essential for maintaining good health.
(歩くことは健康維持に欠かせない)
動詞に ing をつけて「~すること」という意味の名詞になる場合もあるので覚えておきましょう。
また、名詞には「可算名詞」と「不可算名詞」の2種類があります。
可算名詞
可算名詞は、1つ、2つと数えられる名詞を指します。 形がはっきりしているものが多く、複数形にできるのが特徴です。
- book(本)
- family(家族)
- country(国)
- idea(考え)
- plan(計画)
- island(島)
これらは単数なら a や an をつけ、複数なら語尾を変化させます。
不可算名詞
一方で、数えられず複数形にできないものを不可算名詞と呼びます。
- education(教育)
- water(水)
- health(健康)
- rain(雨)
- strength(力)
- trust(信頼)
水のように形が一定でないものや、抽象的な概念が含まれます。 これらは常に単数として扱うというルールを覚えておきましょう。
2. 代名詞
代名詞とは、一言で言えば「名詞の代わりを務める言葉」です。
英語は同じ名詞を何度も繰り返すことを極端に嫌う言語です。そのため、一度登場した「Tom」を次は「he」にしたり、「this book」を「it」と言い換えたりします。



代名詞を使いこなせると、文章がスッキリとしてリズムも良くなります!
文章の中では名詞と同じように主語や目的語になりますが、それ単体では何を指しているのか特定できないのが大きな特徴です。
代名詞にはいくつかの種類があるため、以下の表でそれぞれの特徴を確認しておきましょう。
| 代名詞の種類 | 特徴 | 例 |
|---|---|---|
| 人称代名詞 | 人や物を指す最も基本的な代名詞 | I, you, he, she など |
| 所有代名詞 | 「〜のもの」という所有の形を表す | mine, yours など |
| 再帰代名詞 | 「〜自身」と自分自身を指し示す | myself, himself など |
| 指示代名詞 | 「これ」「あれ」と物を具体的に指す | this, those など |
| 不定代名詞 | 数や対象がハッキリしないときに使う | one, other など |
| 疑問代名詞 | 分からない情報を尋ねる際に使う | what, who など |
例を見てみましょう。
I gave it to you.
(私はそれをあなたに渡した)
この文では「I」「it」「you」が代名詞です。名詞と同じ働きをしていながら、それだけでは明確に何かを特定できないときは代名詞だと判断しましょう。
3. 動詞
動詞は、動作や状態を表す品詞であり、文の核となる最も重要な要素です。 英語の動詞は、大きく分けて「be動詞」と「一般動詞」の2種類しかありません。なお、動詞を見分けるには、基本的なものを覚えてしまうことが最も効果的です。
それぞれの特徴と具体的な例を、以下の表で確認してみましょう。
| 種類 | 特徴 | 具体的な単語例 |
| be動詞 | 主語と後ろの言葉を「=(イコール)」で結ぶ役割 | ・am ・are ・is ・was ・were |
|---|---|---|
| 一般動詞 | 「歩く」「食べる」など、具体的な動作や心の動きを表す | ・run(走る) ・eat(食べる) ・know(知っている) ・speak(話す) |
動詞を見分ける最大のポイントは「位置」と「形」にあります。 肯定文ではほとんどの場合で主語のすぐ後ろに置かれ、さらに時制や主語(三人称単数のsなど)によって形が変化します。
She spoke in front of everyone.
(彼女はみんなの前で話した)
この文章では、動詞は主語である she の後ろに置かれていますよね。



ただ丸暗記するのではなくイメージでとらえられるとより本質的に理解できますよ!
動詞をイメージ化するには、関連動画「【完全イメージ化】基本動詞50選【総集編】」おすすめです。基本動詞をマスターしたい方は、ぜひ確認してみてください!
4. 助動詞
助動詞には、以下のようなものがあります。
- will
- would
- should
- can
- could
- may
- might
- shall
- must
動詞の原形の前に置き、話し手の意志や感情を伝える役割を果たします。基本的なものは、暗記してしまうのがおすすめです。



名詞と動詞の原形との間に単語がある場合は、助動詞を疑ってみましょう。
Mary can speak English well.
(メアリーは英語をうまく話せる)
主語「Mary」と動詞の原形「speak」の間にありますよね。本来ならば speak に三人称単数の s がつくはずなのについていない、という点もポイントです。
助動詞は、英文のニュアンスを決定する非常に重要な要素です。完全に理解できていない、という方は関連記事「【保存版】英語の助動詞一覧!紛らわしい用法を例文とともにわかりやすく解説」を読んでみてくださいね。


5. 形容詞
形容詞は、名詞を修飾する品詞です。名詞の前後に来ることが多く、性質や様子を表現します。形容詞には「限定用法」と「叙述用法」があり、以下は叙述用法の例文です。
She is beautiful.
(彼女は美しい)
I found this book interesting.
(私はこの本が面白いとわかった)
形容詞が補語になる用法で、be動詞とともに使ったり、第五文型で使われたりします。上記の文章では「beautiful」「interesting」が形容詞です。
一方で、以下は限定用法の例文です。
There is a large blue building.
(大きな青い建物がある)
I need something cold to drink.
(何か冷たいものを飲みたい)
形容詞は「large」「blue」「cold」で、それぞれ名詞を前と後ろから修飾しています。
「性質や様子」を表していたり、名詞に付随していたりする場合は形容詞だと考えて良いでしょう。
6. 副詞
副詞は、名詞以外の以下のような品詞を修飾します。
- 動詞
- 形容詞
- 副詞



形容詞と混同しがちですが、修飾する単語の品詞が違うんです!
また、修飾されるのは単語だけでなく文章全体の場合もあります。副詞は「形容詞 + ly」の形が多いのが特徴です。
以下、具体例を紹介していきます。
【形容詞と副詞のニュアンスの違い】
- 形容詞:clear(明らかな)
- 副詞:clearly(明らかに)
【形容詞:careful】
He repeated careful words and deeds.
(彼は注意深い言動を繰り返した)
【副詞:carefully】
He behaved carefully.
(彼は注意深く行動した)
形容詞 careful は名詞である「words」と「deeds」を、副詞 carefully は動詞である「behaved」を修飾していますよね。副詞を見極めるには、修飾されている語の品詞と単語の形を意識するのが重要です。
副詞については、関連動画「【完全イメージ化】ネイティブ感覚で英語がスッと身につく副詞完全攻略法」で詳しく解説しています!あわせてチェックしてみてください。
7. 接続詞
単語や文章を繋げる役割を持つ品詞が、接続詞です。接続詞には「等位接続詞」と「従位(従属)接続詞」があります。
文構造上対等な役割を持つ語や節を繋げるのが等位接続詞で、従位(従属)接続詞はメインの文章と付随するサブの文章を繋げます。等位接続詞は、以下の7つです。
- and
- for
- but
- so
- nor
- or
- yet
I like apples and chocolate.
(私はりんごとチョコレートが好きだ)



apples と chocolate は like の目的語で、文構造上同じ役割を果たしていますよね!
次の文章は、文同士が接続されています。
Mary said she had a headache, so her mother gave her some medicine.
(メアリーが頭が痛いと言ったので、母親は薬を渡した)
従位(従属)接続詞は数が多く、以下のようなものがあります。
- when
- while
- until
- because
- if
- though
- despite
He ran because he was going to be late.
(彼は遅刻しそうだったので走った)
文中で2つ以上の名詞や動詞があり、その間に語があるときは接続詞の可能性を考えてみましょう。
従位(従属)接続詞については、関連記事「【例文付き】従属接続詞まるわかり!パターン別・一覧でイチから解説」で詳しく解説しています。


8. 前置詞
名詞の前に置かれ、名詞とともに句を形成して形容詞や副詞のような役割をする品詞が「前置詞」です。
正確に日本語訳できない語が多く、細かなニュアンスを掴むためにはイメージ化が非常に重要です。
基本的な前置詞は覚えてしまうのが手っ取り早いので、関連動画「【完全イメージ化】前置詞44選【総集編】」をぜひ見てみてくださいね。
Yesterday I put up posters on my wall.
(昨日、私は壁にポスターを貼った)
この文章では前置詞「on」が使われています。また、特定の動詞と結びついて熟語になるものもあります。



名詞の前に短めの単語があるときは、前置詞の可能性を疑いましょう!
9. 冠詞
冠詞は名詞の前につき、以下の3種類があります。
- a
- an
- the
I have a pen.(私はペンを持っている)
I have an apple.(私はリンゴを持っている)
単数かつ不特定の名詞を指す際に使われるのが a / an です。名詞の最初の文字が子音なら「a」母音なら「an」になります。
the は特定できる名詞につけます。以下の例文をご覧ください。
He cleaned the room.(彼はその部屋を掃除した)
この文章では「その部屋」がどれなのか明確な文脈だということです。既に一度会話の中で登場していたり、固有名詞だったりする場合に使われます。
冠詞 a と the の使い分けに悩む方は、関連記事「冠詞 a と the の使い分けの疑問を一気に解決!例文と練習問題で完全攻略しよう!」をチェックしてみてください。


10. 間投詞
相槌や感情を表す間投詞は、会話を円滑にするために非常に重要な品詞です。以下のようなものが代表的です。
- oh(あっ!)
- let me see(えーっと)
- Oh my god!(なんてこった)
- That’s it!(その通り)
- Good morning!(おはよう)
慣用句化している場合が多いので、見分ける方法は覚える以外にありません。大変に思うかも知れませんが、繰り返し学習すれば確実に記憶できますよ。



ある程度覚えてしまえば、会話スキルが大幅に向上します!
英語の品詞を見分けられると何が変わる?


品詞の理解を深めることは、実戦的な英語力を引き上げる近道になります。 具体的には、以下のようなメリットがあります。
なぜ品詞がこれほどまでに重要なのか、その理由を紐解いていきましょう。
1. 文の構造を理解できる
品詞の知識は、英文構造の理解に直結します。



ひとつの単語が動詞なのか名詞なのかを瞬時に判断できると、文全体の意味を正確に把握できます!
support という単語で例文を見ていきましょう。
【1】I support your idea.(あなたの考えを支持します)
【2】I need your support.(あなたの支援が必要です)
【1】の文では動詞として、【2】の文では名詞として使われています。つまり、同じ単語でも品詞が変わることで文全体の意味が大きく変わるということです。
また、修飾関係も品詞の知識があれば明確になります。
形容詞は名詞を、副詞は動詞や形容詞などを修飾するという基本ルールを理解していれば、「beautifully designed garden(美しくデザインされた庭)」のような表現の構造も理解できます。
2. 読解スピードが向上する
品詞の基本パターンを把握すると、文章の流れを予測しながら文章を読めます。
これにより、読解のスピードと正確性が大幅に向上します。
たとえば、冠詞(a, the)の後には名詞が来ること、助動詞の後には動詞の原形が来ることを知っていれば、文章を読む際の予測が立てやすくなります。
The garden was filled with beautiful flowers of every color imaginable.
(庭にはありとあらゆる色の美しい花々が咲き誇っていました)
この文章で、beautiful が形容詞であることがわかれば、その後に名詞が来ることを予測できます。



また、接続詞の後にどのような文構造が続くのかも予測可能になります!
たとえば、although の後には逆接の内容が来ること、because の後には理由が述べられることを知っていれば、より効率的に文意を把握できるようになります。
3. TOEICのPart5の正答率が上がる
TOEICのリーディングセクション、特にPart5(短文穴埋め問題)において、品詞の知識は最強の武器になります。
Part5には、文脈を読み込まなくても空所の前後を見るだけで解答できる「品詞問題」が数多く出題されるからです。
品詞をマスターすることで得られる具体的なメリットは、以下の通りです。
- 解答スピードが劇的に上がる
- 知らない単語があっても正解を導き出せる
- 長文読解に使うための時間を温存できる
例えば、空所の前に冠詞の「a」があり、後ろに「of」が続いていれば、その空所には100%名詞が入ります。
このように語順と接尾辞のルールを組み合わせれば、1問をわずか数秒で解くことも可能になります。



TOEICでハイスコアを目指すのであれば、単語を単なる「意味」として捉えるのは卒業しましょう!
TOEICのPart5について知りたい方は、関連記事「【時間配分が肝】TOEIC Part5の点数を伸ばす勉強法5選!伸びない理由やおすすめ問題集も紹介」をご確認ください!


品詞判断でよくある間違い


学習者が特につまずきやすいパターンを整理しておきましょう。 特に間違いやすいのは、以下の3つのケースです。
これらを混同しないための判断基準を解説します。
1.名詞と動詞の混同
同じスペルで名詞にも動詞にもなる単語は、英語学習者を悩ませる大きな課題です。
たとえば work は、文脈によって全く異なる品詞として機能します。



これらを見分けるには、その単語の前後関係を注意深く観察する必要があります!
冠詞(a, the)や所有格の後に来る場合は名詞、主語の後ろに直接来る場合は動詞として使われることが多いです。
「I love my work」で使われる「work」は名詞、「I work hard」では動詞として使われています。
- study
- plan
- hope
このような単語に出会ったときは、「その前に冠詞や形容詞があるか」「直接主語の後に来ているか」などをチェックすると、品詞を正確に判断できます。
2.動詞と形容詞の混同
-edと-ingで終わる単語は、動詞として使われるのか形容詞として使われるのか、判断に迷うことが多いです。
たとえば、 interested と interesting の違いは、感情の方向性にあります。
I am interested in English.
(私は英語に興味がある)
主語である I(私)が感情を受ける側なので、-edを使います。
English is interesting.
(英語は面白い)
一方、主語である English(英語)が感情を引き起こす側なので、-ingを使います。



「excited/exciting」「bored/boring」などでも当てはまります!
主語が感情の受け手なのか与え手なのかを考えることで、適切な形を選択できます。
3.形容詞と副詞の混同
形容詞と副詞の形が同じ単語は、特に注意が必要です。



文中での役割によって判断する必要があります!
たとえば fast は、名詞を修飾する場合は形容詞、動詞を修飾する場合は副詞として機能します。
This is a fast car.
(これは速い車です)
car (名詞)を修飾しているので、fast は形容詞となることがわかります。
He runs fast.
(彼は走るのが速い)
一方で、動詞である runs を修飾しているので、ここでの fast は副詞だと判断できるでしょう。
他にも、修飾する対象によって品詞が変化する単語は、以下のようなものがあります。
- hard
- early
- late
これらの単語を使う際は、「何を修飾しているのか」を意識することが重要です。
名詞を修飾する場合は形容詞、動詞を修飾する場合は副詞として使うというルールを覚えておけば、適切な使い分けができるようになります。
【練習問題】英語の品詞の見分け方クイズ5題


実際に品詞を見分けられるか、練習問題に取り組んでみましょう。
【問題1】
次の文章の「代名詞」「前置詞」「形容詞」はどれでしょう?
Most of these people work in nearby towns.
(この人たちのほとんどは近隣の町で仕事をしている)
正解はこちらをクリック!
【正解】
代名詞:most / these
→most は後ろに「of + 複数形の名詞」を伴って「ほとんどの~」という意味の代名詞になります。また、these は指示代名詞の1つです。
前置詞:of / in
形容詞:nearby
→名詞である towns を修飾しています。
【問題2】
次の文章で「friendly」はどの品詞で使われているでしょうか?
They make nature-friendly products.
(自然に優しい製品を作っている)
正解はこちらをクリック!
【正解】形容詞
「~ly」は副詞、の例外パターンです。形だけで決めつけてはいけません。products という名詞を修飾している点に気づけるかがポイントです。
【問題3】
次の文章での「接続詞」はどれでしょうか?
If I were rich, I would buy a bigger house.
(もしお金持ちなら、大きな家を買うのになあ)
正解はこちらをクリック!
【問題4】
次の文章中の単語の品詞はそれぞれなんでしょう?
She can swim fast.
(彼女は速く泳げる)
正解はこちらをクリック!
【正解】
She:代名詞
can:助動詞→swim が原形であり、その前に置かれているのがポイント
swim:動詞→普通なら三人称単数の s がつくが、直前に助動詞があるから原形
fast:副詞→動詞「swim」を修飾している
【問題5】
次の文章中の単語の品詞はそれぞれなんでしょうか?
John passed by the shop.
(ジョンはその店の前を通り過ぎた)
正解はこちらをクリック!
【正解】
John:名詞
passed:動詞→名詞の後ろにあり、過去形に変化している点がポイント
by:前置詞→名詞である「the shop」の前にある
the:冠詞→the が使れていることで文中で「どの店なのか」が明らかであると分かります
shop:名詞



この記事を参考に、英語の品詞をぜひマスターしていきましょう!
イングリッシュおさる公式LINEでは、英語学習のヒントになる教材をさらに15個プレゼントしています!無料で受け取れるので、友だち追加がまだの方はチェックしておいてくださいね!

















