「多読学習の効果に疑問や不安を感じている」
「多読で成果が出ない原因を知りたい」
「英語力向上の具体的な実感が欲しい」
このようなお悩みを抱えていませんか?
多読とは、英語の本や文章を大量に読んで英語力を身につける学習法です。
正しい方法で取り組めば、読解力やリスニング力、語彙力など、英語力を総合的に伸ばせます!
ただ、闇雲に英文を読むだけでは、限定的な効果しか見込めません。
そこでこの記事では、英語の多読について以下の内容を解説します。
- 英語の多読が効果なしと感じる理由
- 効果なしは言い過ぎ!英語の多読をするメリット
- 英語の多読を効果なしにさせないやり方を伝授
- 初心者や多読に効果を感じない人は精読がおすすめ
多読だけではなく、英語力の本質が身につく内容も記載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績 )
英語の多読について概要をサクッと解説
そもそも多読とは、文字通りたくさん本を読むことを指します。
英語の勉強において多読学習は、大量の英文を読み、英語力を高めることが目的です。
辞書を使わずに理解できる範囲の文章を読むことで、英文を和訳せずに直接理解する力が身につきます。
最初は絵本や簡単な読み物から始めて、徐々にレベルを上げていくのがポイントです!
多読を継続的に行うことで、英語を日本語に訳さずに理解できる「英語脳」が育っていきます。
1日15分でも構わないので、自分のペースで続けましょう!
英語の多読が効果なしと感じる理由
英語の多読に取り組んでも、効果が感じられないという声をよく耳にします。
その背景には、以下のような原因が隠れています。
- 基礎的な英語力が不足しているから
- レベルが合っていない教材を選んでいるから
- 継続できていないから
多読学習をしていて、英語力が身についている実感がわかない人は、ぜひチェックしてみてください!
1. 基礎的な英語力が不足しているから
多読を始める前に必要な土台が築けていないことが、効果を感じられない大きな要因です。
基本的な単語や文法の理解が不十分なまま多読を始めると、文章の意味を正確に捉えられません。
その結果、ただ目で文字を追うだけの「なんとなく読み」になってしまい、内容が頭に入ってこないのです!
これでは英語力の向上は望めないため、まずは基礎固めをしっかりと行い、その上で多読を始めてみてください。
基礎的な英語力を習得するには、関連記事「【超有料級】英語の基礎は3ヶ月でマスターできる!完全初心者が短期間で実践力を身につける方法を解説」がおすすめです!
2. レベルが合っていない教材を選んでいるから
自分のレベルに合わない教材を選ぶことも、多読の効果を実感できない原因のひとつです。
難しすぎる教材を選ぶと、理解に時間がかかり、読む楽しさを感じられなくなります!
一方で、簡単すぎる教材では新しい発見や学びが少なく、上達を実感できないでしょう。
理想的なのは、辞書を使わずに7~8割程度理解できる教材です。
自分に合った難易度の教材を選ぶことで、効果的な学習ができます。
3. 継続できていないから
多読は、短期間で劇的な効果を期待できる学習法ではありません。
毎日少しずつ続けることで、徐々に英語力が身についていく学習法です!
読書習慣が身についていないと、多読を日課として定着させることが難しく、「やってみたけど効果がない」という結論に至りがちです。
効果を実感するために、まずは最低3ヶ月間、多読学習の継続を目標にしましょう。
効果なしは言い過ぎ!英語の多読をするメリット
英語の多読は効果がないわけではありません。
正しい方法で継続できると、以下のメリットを受けられます。
- 読解力が上がる
- リスニング力が上がる
- 語彙力が上がる
詳しく見ていきましょう。
1. 読解力が上がる
多読をすることで特に得られる効果は、英文読解力の向上です。
大量の英文に触れることで、文法構造や表現パターンが自然と身についていきます。
英文を和訳せずに直接理解できるようにもなるでしょう!
はじめは一単語ずつ意味を考えながら読んでいた英文も、徐々に文単位、さらには段落単位で理解できるようになり、読解のスピードと正確性が大きく向上するはずです。
また、英語を英語のまま理解する「英語脳」が育つことで、英文を頭から順に理解していく力が身につきます。
和訳に頼らない読解は、より自然な英語理解につながり、実践的な英語力の向上に効果的です。
2. リスニング力が上がる
多読による効果は、読解力だけでなくリスニング力の向上にも及びます。
大量の英文インプットにより、英語の自然な流れやリズムに慣れ、それが聞き取り能力の向上につながるからです。
特に、英語を英語のまま理解する習慣が身につくことで、聞いた英語を和訳せずに直接理解できるようになります。
読解スピードが上がることで、速い英語の聞き取りにも対応できるようになります!
文脈から意味を推測する力も養われるため、聞き取れない単語があっても全体の意味を把握できるでしょう。
よって、多読はリスニング力を総合的に高める効果があります。
リスニング力を高めるためには、関連記事「【爆発的に伸びる】英語のリスニング力の習得方法5ステップ+α!聞き取れない原因はこれだけ」がおすすめです!
3. 語彙力が上がる
多読を続けることで、自然な形で語彙力を増やせます。
単語帳での暗記とは異なり、実際の文脈の中で単語の使い方や意味を学べるため、より深い理解ができるでしょう。
特に、同じような表現や単語が異なる文脈で繰り返し出てくることで、その単語の多様な使い方や類語との関係性も自然と学習できます。
知らない単語に出会っても、前後の文脈から意味を推測する力が身につきます!
多読による語彙の習得は、単なる暗記ではなく、実践的な言語使用の中で行われるため、より自然で効果的な学習方法と言えるでしょう。
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英語の多読を効果なしにさせないやり方を伝授
多読は正しいアプローチで取り組まないと、その効果を十分に引き出せません。
ここでは、多読を効果的に行うための具体的な方法を紹介します。
- 自分のレベルに合った本を選ぶ
- 辞書を使わずに読む
- 読む量を増やす
これらのポイントを意識することで、着実に英語力を伸ばせますよ。
1. 自分のレベルに合った本を選ぶ
多読を成功させる最も重要なポイントは、適切な難易度の教材選びです。
理想的なのは、辞書を使わなくても7~8割程度理解できる(1ページに知らない単語が1~2個程度ある)本を選びましょう!
初心者の場合は、絵本や短い物語から始めるのが効果的です。
イラストがあることで、文脈の理解が助けられ、読む楽しさも感じやすくなります。
レベルが高すぎると読解に時間がかかり、多読の本来の目的である「たくさん読む」ことができなくなるので、注意が必要です。
最初は易しいと感じる本から始めて、徐々にレベルを上げていきましょう。
2. 辞書を使わずに読む
多読の重要なルールのひとつが「辞書を使わない」ということです。
知らない単語があっても、前後の文脈から意味を推測しながら読み進めていきます。
英語を英語のまま理解する力が自然と身についていきます!
一つひとつの単語の意味にこだわりすぎると、本来の目的である「たくさん読む」ことができなくなるでしょう。
分からない部分があっても気にせず先に進むことで、実は脳が自然と文脈から意味を学び取っていきます。
3. 読む量を増やす
多読の効果を最大限に引き出すためには、十分な量の英文に触れることが重要です。
1冊読んで満足するのではなく、継続的に複数の本を読み進めることで、より大きな効果が期待できます。
はじめのうちは、薄い本や短い物語をたくさん読みましょう!
1冊読み終えるごとに達成感が得られ、モチベーションの維持につながります。
また、同じシリーズの本を読むことで、似た表現や単語に繰り返し触れられ、自然な形で語彙や表現が定着します。
初心者や多読に効果を感じない人は精読がおすすめ
多読は英語力アップに効果的な学習法ですが、基礎力が十分でない初心者には難しい側面があります。
そういった人には、まず精読から始めることをおすすめします。
なお精読に関しては、関連動画「【衝撃の事実】英語を速く読みたいなら「英語は読むな」」でも紹介しています。1分程度でできるワークもある動画なので、ぜひ試してみてください!
1.精読とは
精読(Intensive Reading)は、英文を深く理解するための読書方法です。
一つひとつの単語の意味や文法構造を丁寧に確認しながら読み進めることで、確実な理解と知識の定着を目指します。
多読との違いは以下の通りです!
学習法 | 特徴 |
---|---|
多読 | ・文章を量でカバーする ・スピードや流暢さを優先 ・簡単な文章をたくさん読む |
精読 | ・文法や単語を丁寧に学ぶ ・正確さを優先 ・難しい文章にも取り組む |
文法規則や語法を正しく理解し、より複雑な英文を読むための土台を作れます。
2.精読をするメリット
精読の最大のメリットは、英文を正確に理解する力が身につくことです。
文法構造や単語の使い方を丁寧に学ぶことで、英語の基礎力が確実に向上していきます!
また、精読で培った理解力は、読むスピードの向上にも自然とつながっていきます。
なぜなら、一度理解した文法パターンや表現は、次に出会ったときにより素早く認識できるようになるからです。
精読で得た知識は、リーディング以外のスキルにも好影響を与えます。文法や語彙の正確な理解は、リスニングやスピーキング、ライティングの上達にも不可欠な要素となります。
3.精読のやり方
精読を効果的に行うには、段階的なアプローチが重要です。
具体的なステップは、次の通り。
- 簡単な文章を選ぶ
- わからない文法と単語を調べる
- 日本語訳を作る
- 繰り返し音読する
- 理解が深まったら次へ進む
たとえば「I am happy」という文なら、主語(I)と動詞(am)、補語(happy)の役割を理解・把握します。正しく理解できれば、同じような文法の文章が出てきても読めるようになるはずです。
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