【もう迷わない】ネイティブが使う英語の省略表現43選！意味を例文とともに詳しく解説

「ネイティブとメッセージをやり取りしたら省略表現が使われていた」
「会話を聞き取れるようになりたい」
「省略表現を使いこなしたい」

と考えている方もいるのではないでしょうか？

省略表現は会話やSNSなど様々な場面で用いられますが、学校では習いません。省略表現を知っておくと、英語でのコミュニケーションの幅が広がりますよ！

そこで、この記事では以下の内容について解説します。

• 会話で使う英語の省略
• ビジネスメールで使う英語の省略
• プライベートメールやSNSで使う英語の省略
• 省略するときの注意点とおすすめの学習方法

この記事を読めば、省略表現に関しては完璧になりますよ！ぜひ最後までお読みください。

会話で使う英語の省略15選

こちらでは、会話でよく使われる省略を紹介します。

1. gonna(going to)
2. wanna(want to)
3. gotta(got to)
4. kinda(kind of)
5. sorta(sort of)
6. outta(out of)
7. dunno(I don’t know.)
8. gimme(give me)
9. lemme(let me)
10. gotcha(I got you)
11. OMG(Oh my god.)
12. sup(What’s up)
13. cuz, cus(because)
14. see ya (see you)
15. sec(second)

テンポよく会話をするためには必須なので、ぜひ確認して使ってみてくださいね！

1. gonna （going to）

「ゴナ」「ガナ」と発音します。be動詞の後に続けて「～するつもりだ」という意味を表現します。

I’m gonna to go to the movies now. (これから映画に行くつもりだ。)

2. wanna (want to)

こちらも超頻出。「ワナ」と発音し、「～したい」という意味になります。

I wanna eat meat. (お肉が食べたいなあ。)

ネイティブの会話では聞かない日はない、と言っても過言ではありません。主語が He / She / Everyone など、動詞に三単現の s がつく場合には使わない点には注意しましょう。

3. gotta (got to)

「ガタ」と発音され「have got to~」の have が省略され、短縮された形です。「～しなくてはいけない」という意味を表現します。

I gotta go. (もう行かなきゃ！)
I gotta run! (急いで行かなきゃ！)

カジュアルな会話でよく使われます。

4. kinda (kind of)

「カインダ」と発音されます。「ちょっと」「まあどちらかというと」という意味です。

She is kinda impatient. (彼女は少しせっかちだ。)

「好きな」「タイプの」という意味もあります。

He is just my kinda guy! (彼はまさにタイプだ！)

5. sorta (sort of)

kinda と同じ意味で「ソータ」と発音します。

I sorta like the smell of natto. (納豆のにおいが少し好きだ。)

6. outta (out of)

「アウタ」と発音され「～から外へ出る」という意味です。

I’m outta here. (もう行かなくちゃ。)

この文は「もうここから出る」が直訳ですが、「行かなくちゃ」というニュアンスで使われます。

7. dunno (I don’t know)

「ドンノ」と発音し「知らないよ」という意味になります。

Where are you right now? (あなた今どこにいるの？)
Dunno. (知らないよ。)

8. gimme (give me)

「ギミ」「ギンミ」と発音し「私に～をください」という意味になります。

Gimme a minute. (1分だけちょうだい。)
Gimme change, please. (両替お願いね。)

9. lemme (let me)

let の t は発音されず「レミ」と聞こえます。日常でよく使われるので、覚えておくと役立ちますよ。

Just lemme in. (とにかく中にいれてちょうだい。)
Lemme buy you a drink. (1杯奢らせてよ。)

10. gotcha (I got you)

「ガッチャ」のように発音され「わかった」という意味で、 I understand. や I got it. と同じように使われます。

Please close the window. (窓を閉めてくれない？)
Gotcha. (了解！)

また「捕まえた」「見つけた」という意味でも使われます。

How fast he runs away! Ah, gotcha! (なんて逃げ足の速いやつだ！ ああ、やっと捕まえた！)

11. OMG (Oh my god.)

「なんてことだ…」「まじで？！」という意味で、驚きから絶望まで幅広い感情表現が可能です。「Oh my god.」自体が会話でよく使われますが「オーエムジー」と言われることもあります。

若い人中心に、同じ意味で「Oh my gosh.」も使われます。

12. sup (What’s up)

「サップ」と発音するスラングで「調子どう？」という意味ですね。

Hi! sup! (やあ！調子どう？)

親しい中でのカジュアルな挨拶だと考えてください。

13. cuz, cus (because)

「コーズ」と発音します。

I’m so sleepy cuz I stayed up late last night. (昨夜夜更かししたからすごく眠い。)

アメリカ英語では cuz、イギリス英語では cus を使うことが多いようです。

14. see ya (see you)

「シーヤ」と発音します。「またね」という意味で see you よりくだけだ表現です。

I’ll be seeing you then. (じゃあまた後でね。)
Yeah, see ya! (うん、じゃあね。)

15. sec (second)

「セック」「セク」と発音します。「すぐ」「ちょっと待って」という意味で、日本語だと「秒で」のような表現が近いですね。

Just a sec. (ちょっと待って！)
I’ll be there in a sec. (秒で行く。)

ビジネスメールで使う英語の省略13選

「仕事でよく英語の省略を見るけど意味がわからない」という方のために、こちらではビジネスメールで使える表現を紹介します。

1. TBD/TBA (to be determined/to be announced)
2. JTLYK(just to let you know)
3. OTOH(on the other hand)
4. IOW(in other words)
5. HTH(hope this helps)
6. NRN(no reply necessary)
7. TNT(till next time)
8. FYI(for your information)
9. TYIA(thank you in advance)
10. pls(please)
11. lmk(let me know)
12. IMO(in my opinion)
13. BTW(buy the way)

それぞれ詳しく確認していきましょう。

1. TBD / TBA (to be determined / to be announced)

TBD は「要決定の事項」を指し、TBA は「すでに決定/確定しているが、公式発表されていない事項」を指します。

Details of the schedule are TBD. (スケジュールの詳細は未定です。)
The contact person is TBA. (担当者は未発表です。)

2. JTLYK (just to let you know)

「取り急ぎお知らせします。」という意味です。

JTLYK that I’ll be out tomorrow morning. (取り急ぎご連絡します。明日午前中は外出しております。)

3. OTOH (on the other hand)

「一方で」「～に反して」という意味です。

That job failed. OTOH, it brought useful experience. (その仕事は失敗した。一方で、有益な経験をもたらした。)

対比的な表現をするときに使います。

4. IOW (in other words)

「つまり」「言い換えると」という意味です。

It was a difficult project, but the staff made it a success. IOW, the members of this team are excellent.(難しいプロジェクトでしたが、スタッフのおかげで成功した。つまり、このチームのメンバーは優秀だということだ。)

5. HTH (hope this helps)

「お役に立てれば幸いです。」という挨拶に使える省略です。

I’m attaching the latest minutes of the meeting. HTH. (最新の議事録を添付します。お役に立てれば幸いです。)

6. NRN(no reply necessary)

「返信不要です。」という意味になります。メールの締めの文に使えますね。

Meeting dates and times will be provided. NRN. (ミーティングの日時をお知らせします。返信不要です。)

7. TNT (till next time)

「また会いましょう。」という意味です。

Thank you for meeting me today. TNT. (本日はお会いいただきありがとうございました。またお会いしましょう。)

8. FYI (for your information)

「参考までに」という意味になります。資料を添付する際に使えそうですね。

FYI, I’m attaching the documents from the last meeting. (参考までに、前回の会議資料を添付します。)

9. TYIA (thank you in advance)

「よろしくお願いします」という意味で、日本語同様メールの最後に書きます。

TYIA John. (よろしくお願いいたします。ジョン)

というように、署名とセットで書かれることが多いです。

10. pls (please)

何かをお願いするときに使い、「～してください」という、丁寧さを表します。

Pls let me know your schedule by tomorrow. (明日までに予定を教えてください。)

11. lmk (let me know)

「教えてください」という意味です。

Lmk as soon as you have a schedule. (予定が決まり次第、教えて下さい。)

12. IMO (in my opinion)

「私の意見では」という意味で、似た表現に IMHO(自分の意見を言わせていただくと)や IMPOV(私の見解です) があります。

IMO, that is a bit difficult. (私の考えでは、それは少し難しいです。)

13. BTW (buy the way)

「ところで」と話題を変えるときに、使われます。

Did you see my report, BTW? (それはそうと、私の報告書は見てくれましたか？)

プライベートメールやSNSで使う英語の省略15選

こちらでは、プライベートメールやSNSなどカジュアルな場面での文章に使える省略を紹介します。

省略表現	正式な英語	意味
thx / txs	thanks	ありがとう
k	okay	OK
np	no problem	問題ないよ
LOL	laughing out loud	(笑) www
TTYL	talk to you later	またあとでね
TBH	to be honest	正直に言うと
BFF	best friend forever	永遠の親友
XOXO	hugs and kisses	ハグ＆キス(親しい相手に対する愛情表現)
luv	love	好きだよ 親愛をこめて
JK	just kidding	冗談だよ
w/	with	一緒に(人の名前を伴うことが多い。)
w/o	without	～なしで
n	and	～と
BF	boyfriend	彼氏
GF	girlfriend	彼女

短いチャットや、SNSの投稿などで非常によく使われる表現です。

英語を省略して使うときの注意点とおすすめの学習方法

英語の省略は使えると非常に便利ですが、かなりカジュアルな表現も多いです。使う場面や、相手には十分注意しましょう。

また、省略表現ばかり覚えるのもおすすめしません。まずは基本の単語や文法をマスターし、省略しない形で英文を理解できるようにしましょう。

基礎が身についてから、会話などで少しずつ省略表現を学んでいくのがおすすめです。おすすめの勉強方法は以下のとおりです。

• 海外ドラマを見る
• ネイティブと会話する
• ネイティブとメッセージを交わす

実際に使用して雰囲気やニュアンスをつかむのが、最も効果的ですよ！使えたら便利でかっこいい省略表現を、ぜひマスターしてみてくださいね。

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実際の会話でよく使われる表現を身につけ、ワンランク上の英会話を楽しみましょう！