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【例でわかる】前置詞の使い方や目的語になる要素とは?基本から徹底的に解説

「前置詞って to とか for とかだよね?正直テキトーに使っていてよくわからない」
「前置詞について聞かれるとお手上げ。」
「動詞や名詞に比べてよく理解できていないから、どうしようか困っている」

英語の前置詞に苦手意識を持っている方も多いのではないでしょうか?なんとなく文法問題で前置詞を答えては、間違えてしまった人もいるかもしれません。

しかし、前置詞の理解を後回しにしてしまうと、今後の英語学習で確実に挫折します。実は前置詞が持っている情報量は多く、正しく理解するだけで英語の意味が読み取りやすくなるからです。

イングリッシュ おさる

ぜひ一度、前置詞についてまとめて勉強してみましょう!

そこでこの記事では、英語のオンラインスクールを運営し、数多くの生徒を指導してきた僕が、前置詞についてまとめて解説していきます。

  • 前置詞とはそもそも何か
  • 前置詞の目的語とは何か
  • 句動詞(群動詞)について

といった前置詞に関する文法を1記事でわかるようにまとめたので、この機会にしっかり理解してしまいましょう。

( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績

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目次

前置詞って何?例文付きでサクッと解説

前置詞は、基本的に名詞の前において使う単語です。名詞の”前”に”置”くからこそ、「前置詞」という名前がついています。

後ろに置いている名詞の位置関係や動詞との関係性を説明するのが前置詞の役割です。例文を見てみましょう。

There’s something in the corner of your eye. (目の端になにか入っている)

この文章で、前置詞 in は、異物が入っている場所を目の「中」だと伝えています。

There’s something on the corner of your eye. (目の端になにかくっついている)

こちらは前置詞が on に変わっただけですが、「目の端っこの方に何かがついている」という意味に変わります。

イングリッシュ おさる

このように、前置詞が変わるだけで、伝わるニュアンスが異なるんです。

よく、「英語の前置詞は日本語の助詞に近いもの」と理解している方がいます。しかし、位置や動詞との関係性を説明できる前置詞のほうが意味が広くなります。

このように、前置詞が違うだけでも異なる内容が伝わるため、正しく理解することが重要です。逆に、前置詞を押さえることで、英語の意味もわかりやすくなります。

前置詞の目的語になる要素

前置詞の後ろにつく語句のことを、前置詞の目的語と呼びます。前置詞の目的語は、基本的に名詞の役割をするものがつきます。

イングリッシュ おさる

ちなみに、前置詞と名詞がくっついたものを「前置詞句」と呼びます。

前置詞の目的語になる要素は主に以下の6つ。

  1. 名詞
  2. 代名詞
  3. 動名詞
  4. 名詞節
  5. 形容詞
  6. 副詞

それぞれ使い方を例文付きで確認してみましょう。

1. 名詞

名詞は、前置詞の目的語になるものとして最も代表的です。

The book is on the desk. (本は机の上にある)
I saw John at the station. (私は駅でジョンにあった)

このように、後ろにつく名詞の位置関係を表します。

2. 代名詞

it や her のような、代名詞も前置詞の目的語となります。

Emily came with me. (エミリーは私と一緒に来た)

I relied on him. (私は彼に頼った)

代名詞を前置詞の目的語にする場合は、目的格になるので要注意です。

<復習 代名詞の主格・所有格・目的格>

主格所有格目的格
Imyme
youyouryou
hehishim
sheherher
theytheirthem
ititsit
イングリッシュ おさる

at she や、to he などのように、主格を後ろに置くことはできません!

3. 動名詞

動名詞とは、動詞の後ろに 〜ing をつけた形で、「〜すること」と名詞のような意味を持つもの。動名詞は名詞扱いになるので、前置詞の後ろにおけます。

He is good at cooking. (彼は料理が得意だ)

I am looking forward to seeing her. (彼女に会うのを楽しみにしている)

ちなみに、to 不定詞も名詞の役割をすることがありますが、前置詞の目的語にはなれません。

動名詞についておさらいしたい方は「【イメージ活用】例文で学ぶ「動名詞」の使い方!頻出文法4パターンと to不定詞との違いまで詳細解説」もご覧ください。

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4. 名詞節

名詞節とは、名詞の役割をする節のこと。「名詞の役割をする」ので、こちらも前置詞の目的語になれます。

なお、節というのは、大きな文の一部になっている「文」です。節のなかには主語と動詞が含まれていて、節だけ取り出しても文の形をしています。

This project depends on whether you make a good decision. (このプロジェクトは、君がいい決断をするかにかかっている)

She was hurt by what you said. (彼女はあなたが言ったことに傷ついた)

のような形で使われます。

5. 形容詞

形容詞が名詞のような意味で用いられる限られた表現において、形容詞も前置詞の後ろにおけます。

I’ll be here for sure. (私は確実にここに来るだろう)

You get this juice for free. (このジュースは無料でもらえます)

This problem went from bad to worse. (この問題はますます悪化した)

そのほか、覚えておきたい表現は以下のとおりです。

前置詞+形容詞の形を取る慣用句
  • at all まったく
  • at first 最初は
  • after all やはり
  • in general 一般的に

6. 副詞

こちらも限られた表現において、副詞を置けるケースもあります。いくつか例文を紹介しましょう。

How far is the post office from here? (ここから郵便局までどれくらい?)

A letter arrived from abroad. (海外から手紙が届いた)

I did not know him until recently. (最近まで彼を知らなかった)

数が少ない例外のため、出てきた表現を一つずつ覚えていくと良いでしょう。

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動詞+前置詞は句動詞になりうる!例で使い方を解説

前置詞と動詞がくっついて、1つの動詞のような働きをすることがあります。この動詞+前置詞のまとまりを、句動詞(群動詞)と呼びます。

句動詞を使うと軽めの印象を与えるため、会話でよく使うのが特徴です。たとえば以下のようなイメージの差があります。

  • look into(調べる)ー investigate(調査する)
  • come across(出くわす)ー encounter(遭遇する)

右の単語は硬い印象があるため、論文などには馴染みますが、カジュアルな会話ではあまり使われません。 意味は同じでも、会話では句動詞を使ったほうが好まれます。

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会話頻出なので、よく使う表現から覚えましょう!

さらに句動詞は以下の3つにわけられます。

  1. 自動詞の働きをする
  2. 他動詞の働きをする
  3. 他動詞の働きをして間に名詞が入る

代表例に触れつつ、簡単に解説します。

1. 自動詞の働きをする句動詞

句動詞全体で動作を表すものがあります。自動詞と同じ働き方をするため、目的語はありません。

This machine broke down due to a power outage. (この機械は停電で故障した)

She stood out quite a bit. (彼女はかなり目立っていた)

その他、自動詞の働きをするタイプには以下のようなものがあります。

自動詞の役割をする句動詞
  • go on (続く)
  • show up (現れる)
  • set out (出発する)
  • run away (逃げる)

2. 他動詞の働きをする句動詞

句動詞全体が、他動詞のような働き方をするものもあります。他動詞は動作の対象が必要な動詞のため、後ろに目的語が必要です。

My mother called on me. (私の母は私を訪ねた)

I ran into my friends. (私は友人にばったり出くわした)

その他、他動詞の働きをするタイプには以下のようなものがあります。

他動詞の役割をする句動詞
  • look for(探す)
  • look after(世話をする)
  • hear from(連絡をもらう)
  • pick on(いじめる)

3. 他動詞の働きをして、間に名詞が入る句動詞

動詞+名詞+前置詞で、ひとつの他動詞のような意味を持つタイプです。

I took care of my dog and then left the house. (私は犬の世話をして家を出た)

Please pay attention to the announcements. (アナウンスに注意を払ってください)

その他にも、以下のようなものがあります。

名詞を伴って他動詞の役割をする句動詞
  • make room for(場所を空ける)
  • take advantage of (機会を利用する)

英会話頻出の句動詞ですが、専用の辞書があるほど多くの種類があります。そのため、普段の会話でよくあるシチュエーションに関するものから、くり返し使って覚えていきましょう。

なお、句動詞は英熟語の1つであるため、「【極意】英熟語の覚え方のコツはたった1つ!前置詞のイメージ化で記憶に定着させよう」の記事が暗記するときの参考になります。

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前置詞を理解するにはイメージ化が必須

ここまで前置詞について解説してきましたが、もうひとつ必ずおさえないといけないポイントがあります。それは、前置詞はそれぞれ固有のイメージを持つということ。

ひとつの前置詞だけ取り上げても意味は多く、ひとつずつ丸暗記するのは効率が悪いです。たとえば前置詞 for には目的・交換など20個以上の意味があるといわれており、そのまま覚えるとまず挫折します。

ここで大切なのが、前置詞のイメージを理解するということです。前置詞はそれぞれ固有のイメージがあり、ここから理解するとたくさんある意味もすんなり理解できます。前置詞 for を例に見てみましょう。

for の持つイメージは、方向です。

I bought this ring for her. (私は彼女のために指輪を買った)

この文は、彼女という方向に向けて指輪を買っているので、「ために」と訳せます。もうひとつ例文を見てみましょう。

I bought this ring for 1000 dollars. (1,000ドルでこの指輪を買った)

forの意味を「ために」とおぼえていると、「1,000ドルのために指輪を買った」となり、この文章は意味がわからなくなります。ただ、方向のイメージさえあれば、「1,000ドルに向かっている」つまり、「1,000ドルと交換して」という意味で訳せます。

このように、前置詞のイメージさえ覚えれば、派生する意味がすべて一気に理解できます。また、句動詞の意味も丸暗記する必要がなくなるため、ぜひ最初にイメージをおさえてしまいましょう。

【丸暗記不要】英語の前置詞のイメージ33選!イラストで押さえれば一撃で覚えられる」では33個の前置詞について、すべてイラストを載せながらイメージを解説しています。ぜひ、こちらもあわせて読んでみてください。

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この記事では、前置詞の使い方を例文を用いながら説明してきました。前置詞を正しく理解することで英文の意味が取りやすくなるため、ぜひ繰り返し使いながらマスターしていきましょう。

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