「英語の勉強頑張っているのに、全然成長しない…」
「どうやったら、英語がペラペラになるの?」
「留学しないとやっぱりだめなんだ…」
あなたは英語のスピーキングについて悩んでいませんか?
僕も「英語がペラペラになりたいけど、どうしたら良いかわからない…」と思い悩んでいたうちの1人。
英単語をどれだけ覚えても、難しい英文法をたくさん勉強しても、なかなかスピーキングに成長を感じられませんでした。
でも実は、それまでに試してきた学習法には英語がペラペラになるための本質が抜けていたのです。
そこで、この記事では
- 英語がペラペラになることのメリット3選
- 英語をペラペラに話すために難しい英単語や文法がいらない理由
- ペラペラになるために意識すること
- 英語脳を作るためのワーク5問
- 日本にいながら英語がペラペラになるための勉強法
について詳しく解説していきます。
ちょっとした考え方を知るだけで、いまの語彙力で十分話せるようになります!
ぜひこの記事を参考に、英語ペラペラを目指してみてくださいね!
( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績 )
なお、こちらの記事の内容は関連動画「【一撃で】英語がペラペラになる方法【特別ワーク付き】」でもお話しています。動画・音声で学びたい方は以下からどうぞ!
大人になってからでもOK!英語がペラペラになることのメリット3選
「英語ペラペラには憧れるけれど、もう年だし今さら遅いかなぁ…」とあきらめていませんか?
英語の学習は何歳からでも始められます。それに、英語ができることで受け取れるメリットは、むしろ社会人のほうが多いかもしれません。
この項では、英語がペラペラになるメリットを3つ解説していきます。
- 昇進や転職に役立つ
- 価値観が変わる
- 自己肯定感が上がる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 昇進や転職に役立つ
英語がペラペラになることは、社会人にとって仕事をする上で大きなアドバンテージになります。
たとえば、大手企業などは採用時や昇進時にTOEICのスコアが決められていることが多いからです。
けれど、スコアをクリアした人の中でも、実際に会話までできる人は少ないのが現実。
読み書きだけでなく、実際の会話でスムーズにコミュニケーションできるグローバルな人材は、会社でも重宝されるでしょう。
また、海外勤務に挑戦したい人にとってはアピールできるチャンスが増えます。もちろん、英語を使う仕事に転職する場合にも有利に働くでしょう。
2. 価値観が変わる
英語がペラペラになると、目や耳に入るものが自然と変わっていきます。
英語の情報にも触れる機会が増え、これまで日本語だけで情報収集していたときよりも、はるかに多くの情報にアクセスできるようになるからです。
また、交友関係もグローバルに広がるでしょう。さまざまな国の友人ができ、一緒に海外旅行も楽しめるようになりますよ。
英語が話せることをキッカケにさまざまな価値観に触れ、これまでよりも視野が広がっていくでしょう。
3. 自己肯定感が上がる
これまで英語ができないことをコンプレックスに思っていた人なら、英語がペラペラになることで自信がつき前向きになれるでしょう。
もしかしたら、職場で上司や同僚から頼られることが増えるかもしれません。
あくまで英語はひとつのキッカケにすぎませんが、何かひとつを達成できると「やればできるのだ」と自分を認められるようになります。
他のことにも積極的に取り組め、相乗効果も期待できるようになりますよ。
自己肯定感が上がることで、自信をもって人と関われるようにもなるでしょう。
英語をペラペラに話すために難しい英単語&文法がいらない3つの理由
「英語をペラペラに話すために、たくさん勉強しなければ…」と悩んでいる人が多いのではないでしょうか。
実は、英語を話すのに難しい英単語や文法は必要ありません。その理由を3つの観点から解説していきます。
- 「英語がペラペラ」へのハードルが高すぎる
- 日常会話に難しい単語は使わない
- シンプルな表現で十分伝わる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 「英語がペラペラ」へのハードルが高すぎる
英語がペラペラと聞いて思い浮かぶのは、以下のようなイメージではありませんか?
- 難しい英単語を知っている
- 多くの英単語を覚えている
- 発音がきれい
- 文法をたくさん知っている
でも実は、これらは正しい認識とは言えません…!
たとえどれだけ英語のテストで点数を取れても、実際の場面になると使い物にならないというのはよくあることだからです。
僕は、英語がペラペラとは「言いたいことの核となるイメージを捉えて、よどみなく話している状態」と定義しています。
つまり、難しい単語を知らなくても、言いたいことがはっきりしていて最低限英語にできる実力さえあれば、誰でも英語がペラペラになれるということ。
まずは「英語がペラペラ」へのハードルを下げていきましょう。
2. 日常会話に難しい単語は使わない
普段日本語を使っている私たち日本人も、日常生活の中で不必要に難しい単語を使うことはあまりありません。
たとえば「今日は疲労困憊(こんぱい)だから早めに就寝する」とは言わず「疲れたから早く寝る」と言いますよね。
英語も同じ。難しい単語・言いたいことを表せる的確な表現を覚えていなくても、
- 誰が何をするのか
- 何がどうなるのか
を考えるだけで英語を話せるようになりますよ。
3. シンプルな表現で十分伝わる
実際の例で確認してみましょう!
体調を崩して休んでいる友人について「彼は調子が悪い」と英語で伝えたいとき、どう表現すればいいでしょうか。
「調子」をうまく英語にしたいと考え、なかなか言葉が出てこない人も多いでしょう。
でも、実は答えはいたってシンプル。
He is not feeling well.(彼は気分が良くないのです)
He feels sick.(彼は気分が悪いのです)
He has a headache.(彼は頭が痛いのです)
などと咄嗟に言えれば、相手にニュアンスが伝わるはず。
そのため、中学生レベルの英語を習得した人であれば、新しく単語・文法を覚えなくても英語がペラペラになれるといえるでしょう。
何年かかる?勉強しているのに英語がペラペラになれない人の特徴2選
「英語の勉強はしているけれど、全然話せるようにならない…」という人には、どんな共通点があるのでしょうか。
この項では、英語がペラペラになれない人の特徴を2つ解説していきます。
- 目標が設定されていない
- アウトプットしていない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 目標が設定されていない
あなたの「英語ペラペラ」の定義は、どこまで話せることですか?
英語ペラペラといっても、英語のすべてが理解できるというわけではありません。日本語で考えてみても、すべての単語・四字熟語・ことわざまで網羅しているわけではないですよね。
英語も同じで、自分に必要なことが何かによっても目指すべきペラペラ度合いが変わってきます。人によって英語を話せるようになりたい目的もゴールも違うからです。
たとえば、
- 旅先で円滑なコミュニケーションをとりたい
- 仕事の会議で上手に説明できるようになりたい
- 電話の取次ぎをスムーズに行いたい
- 日常会話がわかるようになりたい
- オンラインゲームで世界の人と一緒に遊びたい
など、旅先と会議では必要な単語も話の内容も違いますね。
目標が決まっていれば、必要なことから学び、もっと範囲を広げて追加していくことも可能です。
「学習を続けているけれどいまいち伸びを感じないな…」という人は、まずは目標を設定してみましょう。
2. アウトプットしていない
「英語がスムーズに口から出てこない…!」という場合は、学習がインプットに偏っているかもしれません。
たとえば、次のような学習をしていませんか?
- 多くの英単語を覚えようと頑張っている
- 難しい文法を理解しようとしている
- 英文を読み込んでいる
もちろん、英単語は多く知っているほうが便利ですが、学んでいる割に伸び悩んでいるのならアウトプットが足りていないといえるでしょう。
「言いたいことの核となるイメージを捉えて、よどみなく話している状態」を英語ペラペラという僕の定義になぞらえれば、それはアウトプットが円滑にできているということです。
英会話はあくまで言葉であり会話は慣れでもあるので、今後はインプットだけでなくアウトプットの比重を増やしていきましょう。
次の項でアウトプットの際に意識したいポイントを解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
留学経験は関係ない!英語をペラペラに話すために意識したい2つのポイント
実は、英語がペラペラに話せるようになるのはとても簡単です。
こちらでは、一撃で英語をペラペラに話すために意識すべきことを2つ紹介します。
- 3歳児に説明するように考える
- 直訳をしない
それぞれ詳しく確認していきましょう。
1. 3歳児に説明するように考える
3歳児に説明するように、簡単な言葉に言い換えるトレーニングをしましょう!
たとえば、3歳児に「満場一致」と言っても伝わりません。「みんながいいね!と言っているんだよ」など簡単な言葉を選びますよね。
ここから、以下のようにシンプルな英語に直せるでしょう。
All people said “Yes”.
いかに簡単な言葉に変換できるかがペラペラになるためのポイントのひとつです。
2. 直訳をしない
直訳をしないのも、英語がペラペラになるために重要です。というのも、会話では状態そのものをスマートな1語で表せなくても、言いたいことさえ伝わればOKだから。
- 誰が何をするのか
- 何がどうなるのか
を考えると、うまく言い換えられるでしょう。
たとえば「調子が悪い」ならば、以下のような思考回路でゴールまで持っていけるはず。
- 「調子が悪い」とは『誰が』『どういう状態になっている』ことを言うのだろう。
- 『彼が』『体調を良く感じていない』と言い換えられそうだ。
- 英語に直すと「He is not feeling well.」
学生時代の英語のテストでは、正解がひとつのことも多かったでしょう。しかし実際の場面では、言い換えが何通りもできるのでひとつにこだわる必要性はありません。
ニュアンスが伝わらなければ言い直せばいいだけ。不正解やミスを気にしすぎず「自分が言いたいことを伝える」という目的に集中しましょう。
これぞ英語ペラペラの極意!英語脳を作るためのワーク5問
それでは実際に、英語がペラペラになるためのワークに挑戦してみましょう。
以下の日本語の文章を、英語に直すだけのシンプルな課題です。
- 彼女はお人好しです。
- 彼は私に夢中です。
- 彼はベテランだ。
- 彼女は頑張り屋さんだ。
- 彼は繊細だ。
先ほど紹介した英語がペラペラになるために必要な2点「3歳児に伝えるように」「直訳をしない」を意識して取り組んでみてくださいね。
最も重要なのが、実際に自分でやってみること!
どんなに良い学習方法を知っていても、実践しなければ知らないのと同じです。ぜひ自分で試行錯誤してみてください!
次の見出しから、解答にたどり着くまでの思考法を解説していきます。
1. 彼女はお人好しです
そもそも3歳児に「彼女はお人好しだよね」と言っても分かりません。まずは「お人好し」という状態をどうやって言い換えるかを考えましょう。
たとえば、
- 優しすぎる
- 良い人すぎる
- 誰にも嫌だと言えない
- なんでも信じてしまう
などが思いつけばOK。
これらを英語に直すと、以下の通りです。
- She is too kind.
- She is super nice.
- She can’t say “No” to anyone.
- She believes everything.
この問題のポイントは、お人好しとはどのような人かを考えたり、どのようなことをするかをイメージしたりすること。
いきなり直訳をしないことが、英語をペラペラに話すコツですよ!
2. 彼は私に夢中です
間違っても「夢中」をそのまま英語にしようとしてはいけません。
「私に夢中」は以下のように言い換えられるでしょう。
- 私のことが大好き
- (私のことが好きすぎて)クレイジーだ
- ずっと私のことを考えている
これらを英語にして、
- He likes me so much. / He loves me.
- He is crazy about me.
- He keeps thinking about me.
のように言い換えれば十分伝わりますよ。
「彼は私に夢中」とは誰がどのような状態なのか・何をするのかを考えると1番伝えたいことが見えてきます。
3. 彼はベテランだ
ベテランとは「彼が何をする」「彼がどうなる」状態でしょうか。
3歳児に説明するイメージで考えてくださいね。
ちなみに、ベテランは英単語にもあります。しかし「He is a veteran.」と言うと「彼は退役軍人です」になってしまうので、要注意!
日本語になっている英語は、英語圏で使われている本来の意味と異なることが多いので気をつけましょう。
ベテランは、
- たくさんの経験がある
- 彼はなんでも知っている
- プロだ
- 〇〇が得意だ
などと簡単に言い換えられます。
これらを英語にすると、
- He has a lot of experience.
- He knows everything.
- He is professional.
- He is good at 〇〇.
となりますね。中学生で学んだ英単語だけでも十分伝わる文章ができました。
4. 彼女は頑張り屋さんだ
第4問は「彼女は頑張り屋さんだ」です。
そろそろ言い換えのコツを掴んできたのではないでしょうか?
頑張り屋さんを言い換えると、
- 仕事を頑張っている
- 勉強をたくさんしている
- 集中している
- いつも一生懸命
などがありますね。他の表現を思いついた人もGoodです!
つまり、解答は以下の通り。
- She works so hard.
- She studies a lot. / She studies hard.
- She focuses on 〇〇.
- She always tries to do her best.
どの表現にしても、彼女が頑張って何かをしているイメージが湧きますね。
大事なのは伝えることです。この英語であれば、3歳の子供にも「彼女の人柄」が伝わりますよね。
5. 彼は繊細だ
「繊細な性格」について、あなただったらどのように表現しますか。
- とても優しい
- 考えすぎ
- 上品
などが、考えられます。
繊細と聞いたときに、人によって良い意味として捉える人もいれば、悪い意味だと感じる人もいるはず。彼がどのような人なのか、具体的に考えると簡単な表現が出てきやすいです。
これらを英語にすると、以下の通り。
- He is very nice.
- He thinks too much.
- He is elegant.
英語がペラペラになるためには、直訳しようとはせずに伝えたい核を捉えてイメージし、簡単な言葉に言い換えましょう。
あなたはすでに多くの英単語や文法、そしてペラペラになるために意識すべき2つのポイントも知っています。あとは、実践し続けるだけです。
さらにステップアップしたい人におすすめ!日本にいながら英語がペラペラになるための勉強法を紹介
英語がペラペラになるためには、以下のようなチャレンジングな取り組みが必須だと考える人も多いでしょう。
- ネイティブと会話をする
- 留学
- 英会話スクール
- オンライン英会話
でも、実はその必要はまったくありません。
これまでにお伝えした「3歳児に説明するように」「直訳をしない」がマスターできていれば、十分英会話ができるようになっているはずです。
そして、さらにステップアップしたい人におすすめなのが、説明型独り言です。
日常会話で自分が話すことは大体決まっています。
そのため、よく話す内容をあらかじめ英語で用意しておけば「言葉が出てこなくて会話が続かなかった…」という悔しい状況にはならないでしょう。
説明型独り言のトレーニングは至ってシンプル!ひとつトピックを決めて、英語で独り言を話すだけです。
詳しいやり方は関連動画「【有料級】最速で英語を話す5ステップ」で解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
ぜひこの記事を参考に、英語をペラペラに話せるよう正しくトレーニングを積んでみてくださいね!