「英語の勉強が続けられず挫折している」
「効率のいい勉強方法はある?」
「継続するためのコツが知りたい」
英語を勉強しようと意気込んでも、なかなか続かず悩んでいませんか。継続が大事だとわかっていても、やる気が出なかったり、勉強がしんどくなったりして何度も中断してしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、英語学習が続かず悩んでいる方に向けて、以下の内容を解説します。
- 英語の勉強が続かない原因
- 継続するためのコツ
- 英語の勉強が続かなくなってしまう勉強方法
- 効率的な英語の勉強方法
ぜひこの記事を参考に、効率のいい勉強方法を知り、英語学習を習慣にしてみてください。
( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績 )
【あなたはどれ?】英語の勉強が続かない5つの原因
英語の勉強が続かないのは、さまざまな要因があると考えられます。
そこでここでは、英語の勉強が続かない原因である以下の5つについて詳しく解説します。
- 義務感が強くなりすぎているから
- 優先順位が低いから
- 目標や期日を定めていないから
- 時間やお金がないことを言い訳にしているから
- 勉強のやり方を知らないから
まずは自分がどのタイプなのかを把握し、英語学習を継続するためにはどうしていけばよいのか理解していきましょう!
1.義務感が強くなりすぎているから
英語の勉強を始めてみたものの、学生時代に感じていた勉強のイメージから、ポジティブな気持ちで英語学習に取り組めないことが原因になっているパターン。
学生時代に感じていた「しなければいけない」という思考が、強いストレスになってしまうと、勉強が続かなくなってしまいます。
また、目標を高く設定しすぎている方も危険です。
過度にプレッシャーを感じてしまい、勉強への義務感が強くなる傾向にあります!
2.優先順位が低いから
日常生活の中で、英語学習の優先順位が低いことが原因のパターンです。
「とりあえず英語を話せるようになりたい」「昇進のためにTOEICの試験を受けてみようかな」のような、あいまいな気持ちのままだと勉強が後回しになりがちです!
仕事や家事育児などで忙しかったり、ゲームやYouTubeなどの誘惑に負けたりしてしまうと、さらに勉強の時間がなくなってしまい勉強が続かなくなるでしょう。
目標を達成するためには優先順位を上げて、まず英語学習のための時間をスケジューリング。空いた時間で息抜きをすることが大切ですよ。
3.目標や期日を定めていないから
明確な目標や英語を勉強する目的、達成するまでの期日が決まっていない場合も、勉強が続かない方の特徴です。目標が定まっていないので、達成感がなく、なぜ勉強するのかがわからなくなってしまいます。
期日もないので勉強が後回しになりがち……
気がついたら勉強しなくなっていたということになるでしょう。
4.時間やお金がないことを言い訳にしているから
普段の生活が多忙で時間が取れない、英語の勉強に使えるお金がない、という方も勉強が続かない傾向にあります。
ですがどれだけ忙しくても、時間を作ろうと思えば数分・数十分は確保できることがほとんどです。英会話スクールや教材に使えるお金がなくても、今はインターネットやYouTube、無料の英語アプリでお金をかけずに勉強できます。
今ある「時間」と「お金」の中で、いかに努力できるか…
おさるのブログもフル活用していきましょう!
5.勉強のやり方を知らないから
「英語の勉強方法がわからない」というケースも勉強が続かない原因のひとつです。正しい方法で勉強しないと、英語が定着しないだけでなく、だらだらと時間だけが過ぎてしまいます。
たとえば「インプットばかりでアウトプットができていない、文法を学習せずに試験用の単語ばかり覚えている」など、間違った学習方法はさまざまです!
自分に必要な英語力を身につけるなら、正しい学習方法を知ることが大切。「英語の学習方法なんてわからない」と悩む方は、本記事で紹介するやり方をぜひ真似してみてください。
英語の勉強がしんどい方必見!学習を継続するための7つのコツ
ここからは、以下の英語学習を続けるコツを7つ紹介します。
- 英語を学ぶ目的を明確にする
- 隙間時間を活用する
- 生活の一部に英語学習を組み込む
- 英語学習の優先順位を上げる
- 無理のない学習量を設定する
- 学習記録をつける
- 小さな目標からクリアして達成感を味わう
ぜひ参考にして、すぐ実行できるものから始めてみてください。自分にあった方法で、英語学習を続けていきましょう。
1.英語を学ぶ目的を明確にする
なぜ英語を学習したいのか、目標をはっきりさせることが大切です。ただ「英語ができるようになりたい」ではゴールがはっきりせず、なんとなく勉強を続けることになるため挫折してしまいます。
たとえば「TOEICで800点を取る」「通訳なしで海外旅行に行く」など、明確な目標を立てましょう。そうすれば、今どんな勉強をすべきなのかわかります。
英語力ゼロからTOEIC高得点を目指すなら、学習を続けているうちに少しずつ点数が上がっていくことで実力がついていると実感できますよね!
目標に近づいていることがわかれば、英語学習のモチベーションも高く保てます。
2.隙間時間を活用する
通勤・通学時間の時間や、数分の待ち時間など、少しでも時間ができたら英語の勉強を取り入れましょう。まとまった時間を確保しなくても、1日の中で数分を積み重ねられれば、一定時間の勉強時間になります。
また、隙間時間を活用するメリットは、勉強したことを思い出す回数が増やせること。何度も思い出すことによって、記憶に定着しやすい効果があります。
隙間時間ができたら、何を学習するか決めておけば、より効果的に英語学習が可能になりますよ!
隙間時間の活用方法については、関連動画「 【衝撃の事実】忙しい人ほど英語ができる」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
3.生活の一部に英語学習を組み込む
日常生活の中でおこなっている行動と同じように、英語の勉強も生活の一部にして習慣化させる方法です。日常の行動と紐づけて英語学習をするのもおすすめ。
たとえば、朝の準備をしながら見ているテレビを英語のリスニングにしてみたり、寝る前の15分は単語の勉強をしたりするなどです。
何気なくおこなう生活の行動と同じように、ルールや時間を決めて日々のルーティンにさせると、毎日英語学習が続けやすくなります。
4.英語学習の優先順位を上げる
どれだけ忙しいと思っていても、全く時間がないわけではありません。英語学習の優先順位が低いだけなので、時間の使い方を見直し優先順位を上げましょう。
僕の場合は、睡眠>英語>食事の優先順位で英語の勉強をしていました!
最短で英語ができるようになりたい場合は、飲み会や趣味の時間も英語学習の時間に充てましょう。忙しくて時間がなくても、毎日15分からでもいいので時間を作る、隙間時間を活用するなどの工夫が必要です。
5.無理のない学習量を設定する
英語を学ぼうと意気込んで、いきなり大量の学習をしようとする方がいます。もちろん継続できれば問題ありませんが、途中で挫折しそうなほどの学習量を設定しないほうがいいでしょう。
何度も言いますが、英語学習では継続が大切です!
ストレスなく英語学習に取り組める勉強量を設定しましょう。
6.学習記録をつける
日々の英語学習の内容や、勉強時間を記録にしておくと継続しやすくなります!
どこまで英語の勉強が進んでいるか、どれくらい英語の勉強ができたのかが可視化されることで進捗がわかり、モチベーションも維持できるからです。
また、高すぎる目標設定になっていないか、もしくは目標に対して勉強が足りていないかを把握したり、学習量が多すぎるかどうかもわかったりします。定期的に学習記録をつけ、勉強が続かない原因を自分で理解しながら進めていきましょう。
7.小さな目標からクリアして達成感を味わう
英語を勉強する最終的な目標を設定することは大事ですが、そのゴールまでの過程にも小さな目標をたくさん設定しましょう。小さな目標でも達成できたことで自己肯定感が高まり、次の目標に向かってまた前向きに学習ができます。
たとえば、「毎日単語学習を15分おこなう」「外出時は参考書を持って出かける」など、できるだけハードルを下げてクリアできそうなものから設定するとよいでしょう!
目標に応じて達成できたらご褒美を用意したり、できたことを記録にしたりしておけば、よりモチベーションを維持した状態で勉強できます。
なお、僕の公式LINEでは、効率よく学習を進めるための教材を無料で配信しています。無理なく英語学習を習慣化させるためにも、ぜひ登録してみてくださいね!
実はNG!続かない英語の勉強方法5選
英語の勉強方法の中には、効率がいいように思えて実は効果が出ないやり方もあります。ここでは、実はやってはいけないNGな勉強方法を5つ紹介します。
- 「楽に英語をマスターできる」と謳った教材を使う
- 発音に重点を置かない
- 文法学習をしない・後回しにする
- 聞き流し教材だけを使う
- 書いて覚えようとする
効果が出ないと挫折につながるので、やらないように気をつけましょう。
1.「楽に英語をマスターできる」と謳った教材を使う
「1日1分で」「1日たったの1フレーズで」などの謳い文句が書かれている、英語を簡単にマスターできそうな教材は多数あります。しかし、英語力は簡単に身につくものではありません。
簡単に英語がマスターできるなら、今こうして学習に苦労しているはずがないですよね!
英語は楽にできるものではなく、時間と継続が大切です。しかし、英語を習得するための最短距離はあります。
このあと紹介する「効率的な英語の勉強方法5ステップ」を参考に、決して楽ではないけれど最短で英語力を身につける方法を実践してみてください。
2.発音に重点を置かない
発音に力を入れるのは、効率的な学習をおこなうのに重要です。発音を学ぶべきなのは「相手のため」とか「失敗を恐れない」とか、個人の主観によるものではありません。
発音を身につけると、リスニングで聞き取りやすくなったり、スピーキングでの流暢性を高めたりできます。発音をしっかり学習すると、英語学習全般に役立ちます。
発音力を高めるのは「1.発音記号を理解する」「2.学習の過程で向上させる」の2ステップです!
「2.学習の過程で向上させる」は、たとえば問題集を解いていて知らない単語が出てきたら、そこで発音しながら覚えるということです。
英語の発音記号の覚え方については、関連記事「【早く身につく】効率的な英語の発音記号の覚え方3選!読み方を一覧で紹介」にて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
3.文法学習をしない・後回しにする
「学生時代に文法をやってきた」という方でも、完全にマスターできていることは少ないでしょう。英語学習をするなら、まず文法から始めるのが効率的なやり方です。
文法はスポーツのルールのようなもの。ルールを知らずに技術を磨いても、正しくプレイすることはできません!
英語の正しいやり方は文法→単語学習です。文法は量が決まっているので、2ヶ月もあればマスターできるでしょう。
単語は膨大な量があるので、文法をマスターした上で必要な英単語を習得していくのが効率的です。
4.聞き流し教材だけを使う
聞き流すだけで、英語力は身につきません。英語を習得するためには、意図的な学習をしなければならないからです。
「意図的な学習」とは、文法と単語をしっかり学んで意味を理解することです。
ただし、文法や単語をしっかり学んだ上でサブ的な方法として聞き流し教材を使うなら問題ありません。
聞き流し系の教材だけで英語力をつけようとしたら、何十年もかかってしまいます……!
5.書いて覚えようとする
書いて覚えようとするのは、ほとんどメリットがありません。時間をかけた割には、なかなか覚えられないからです。
記憶を定着させるには「思い出す回数」が重要です。書いて覚えようとすると、書くことが目的になってしまい「思い出す」というプロセスがありません。
「覚えること」を目的に学習することが大切なので、書くよりも声に出して覚えたほうが何倍も効率的です!
「書かないとスペルが覚えられない」と考えるかもしれませんが、見るだけでもスペルはきちんと覚えられます。また、正しいスペルを書くことが必要とされる場面はかなり限定的なので、重視すべきポイントではありません。
「英語の勉強が続かない」からの脱却!効率的な英語の勉強方法5ステップ
英語の効率的な勉強方法は、以下の5ステップに分けるのがおすすめです。
- 文法を学ぶ
- 単語と発音を学習する
- 試験用の単語を習得する
- 模試や問題集を解く
- 目標を達成するために必要なスキルを取得する
このやり方を真似すれば、英語の学習方法がわかる上に、基礎がわずか3ヶ月でマスターできます!
それぞれ詳しいやり方を解説します。
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1.文法を学ぶ
文法は、英語学習の中でも最も優先順位が高い分野です。文法は範囲が決まっているので、集中的に覚えれば2ヶ月でマスターできます。
文法を覚えていれば、ルールに基づいて単語を入れ替えるだけでさまざまな表現が可能になります。まずは文法学習から取り組みましょう。
初心者には「キク英文法(※クリックでAmazon購入ページへジャンプします)」がおすすめです。
「キク英文法」は、9割の文法が学べて2ヶ月で習得できる優秀な本です!
文法は挫折しやすい分野で、95%の方がここでやめてしまいます。しかし、ここで頑張れば5%に入ることができるので、諦めずに頑張りましょう。
「キク英文法」を使った学習方法については、YouTube動画「【1冊だけで】文法を完璧にする本【2ヶ月で文法攻略】」で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
2.単語と発音を学習する
文法と並行して、基礎的な単語と発音の学習もおこないましょう。単語や発音は、英語力を高めるために必須です。
まずは基礎を学べる単語帳を1冊購入するといいでしょう。
英検・TOEIC・英会話、どれを目指すにしても対応できるように、高校までに習う基礎単語(英検2級レベル)が学べる単語帳がおすすめです。
いきなり高難易度の単語帳を購入する方もいますが、基礎を押さえられていないと単語力を伸ばすのは難しいです!
1日3~5時間くらいかければ1ヶ月でマスターできるでしょう。
発音練習は、単語学習と並行しておこないます。発音練習で学ぶことは「発音記号」と「音変化のルール」です。インターネットで検索して出てくる情報だけでもマスターできます。発音記号を覚えたら音変化のルールに移行しましょう。
英単語を覚えるのが苦手な方は、関連記事「【これでできる】英単語をイメージ化して覚える2つの方法!覚える7つのステップも解説」でコツを紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
3.試験用の単語を習得する
文法と単語の基礎を覚えたら、次に目標としている英語力を身につける学習をおこないます。TOEICや英検を目指すなら、そのレベルに合う単語帳を購入して勉強しましょう。
単語を習得するときのポイントは、発音込みで覚えることと何周もすることです。
僕の場合は、1冊に1,000単語が載っている単語帳を使っていました。1日500単語を2日で1周し、30日間で15周しましたよ!
集中的に学習すれば、1,000単語を1ヶ月でマスターできます。1日10単語を100日かけて覚えるよりも効率的なので、ぜひ実践してみてください。
英語学習する中で、TOEICへの挑戦を検討している方は、関連動画「【たった1動画で全てがわかる】TOEICパート別完全攻略【永久保存版】」もぜひ参考にしてみてください!
4.模試や問題集を解く
次に、模試や問題集を解いていきます。
たとえばTOEICで高得点を目指すなら、公式問題集を使うのがおすすめです。現在の出題傾向に近い最新の問題集を選びましょう。「公式TOEIC Listening & Reading 問題集 11」が2024年9月時点で最新版です。(クリックでAmazon購入ページへとびます)
■TOEICの公式問題集
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 1
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 2
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 3
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 4
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 5
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 6
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 7
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 8
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 9
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 10
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 11
(クリックでAmazon購入ページへとびます)
問題集を解くときは、以下3つのステップで進めます。
- 時間を計って問題を解く
- 単語と文法をすべて復習する
- トレーニングする(復習+α(シャドーイングなど)の学習をする)
過去問を解くにしても、復習がとても大切です!
5.目標を達成するために必要なスキルを取得する
自分の目標に合わせて、苦手な部分を強化したり必要なスキルを習得したりしましょう。
たとえばTOEICで高得点を目指すのが目標であれば、公式問題集を繰り返し解くのがおすすめです。
繰り返し解くことで答えを覚えてしまっても問題ありません。解き方の流れを知っていると、本番で時間切れになるのを防げます。
「海外旅行に通訳なしで行く」という目標なら、日常会話のフレーズを覚えるのもいいでしょう。基本の英語力を身につけたら、ご自身の目標に合わせて必要な学習を取り入れてみてください。
なお、僕の公式LINEでは、英語を攻略するために大切な学習のやり方や教材を特別に配布しています。自分に合う学習方法や効率のいい勉強法を知りたい方は、ぜひ登録してみてください。