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TOEIC700点から800点を目指す学習のコツ!勉強時間の目安やおすすめの参考書も紹介

TOEIC700点から800点を目指す学習のコツ!勉強時間の目安やおすすめの参考書も紹介

「英語は苦手だけど、転職のためにTOEIC800点が欲しい…。」
「現在700点レベルだけれども、800点は取れる?」
「TOEIC800点に必要な勉強方法やおすすめの参考書を教えて!」

あなたは、TOEICの勉強法で困っていませんか?

TOEIC800点は受験者の中でもかなりの高得点。すでに700点が取れている方でも、800点はかなりハードルが高いと感じるかもしれません。

英語上級者の証明として、できることなら800点以上を取得したいですよね!

しかし、700点から800点を目指す場合の勉強法として、何を選択したらいいのか迷ってしまう方も多いでしょう。

そこで、この記事ではTOEIC700点から800点を目指す方に向けて、以下の内容を解説します。

TOEIC700点レベルから挑戦して800点以上を確実に取りたい方は、ぜひ最後までご覧ください!

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( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績

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目次

TOEICのスコア700点から800点の違い

【公式】TOEIC Program
引用:【公式】TOEIC Program

スコアアップを目指すにあたり、次の2つの観点から700点から800点のレベルの違いを比較していきます。

800点に到達するにはどのような行動が必要なのか、逆算するのにぜひお役立てください。

難易度

TOEICは、合否でなく5~990点までのスコアで判定します。

TOEICの平均点は、2022年度で608点。700点台は平均よりも高いレベルですが、より高い800点レベルを目指すとなるとかなり難しいと感じる方も多いでしょう。

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しかし、実際に700点と800点に大差はなく、すでに700点が取れているのであれば800点台は十分目指せます!

800点台を目指すなら、勘に頼っている部分や理解が不足している問題をしっかり強化することが大切です。

目標正答数

TOEICでは200問(リスニング100問+リーディング100問)が出題されます。700点から800点を目指すにはどの程度正解する必要があるのか、目安の正答数を確認しておきましょう。

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※公式から「1問あたり何点」という単純換算は発表されていないため、あくまで大まかな予想としてご覧ください。

700点レベル
合計700点÷約5点≒140問正解(200問中)
正答率:140÷200=70%

800点レベル
合計800点÷約5点≒160問正解(200問中)
正答率:160÷200=80%

つまり、700点から800点の差は約20問リスニング・リーディングでそれぞれ10問程度ずつ正解を増やせると、800点突破が現実味を帯びてきます。

700点からTOEICスコアが伸びない3つの原因

700点からTOEICスコアが伸びない原因

TOEICの運営元ETSによる資料で、TOEICのスコア帯ごとに受験者の強み・弱みが一覧化されています。しかし全編英語の資料なので、僕が翻訳して「700点からスコアが伸びない原因」として整理しました。

  1. 部分的な理解にとどまっているから
  2. 言い換えや間接表現に反応できないから
  3. リスニングの中盤がおろそかになるから

「自分のことかも」とピンと来る課題があったら、ぜひ優先して対策していきましょう。

(参考:TOEIC Listening & Reading Score Descriptors

1.部分的な理解にとどまっているから

700点まで到達すれば、単語や文法そのものはある程度理解できています。しかし、複数の文や段落にまたがって情報を結びつける力はまだ弱いことが多いです。

たとえばリスニングでは、会話の前半と後半の情報を結びつかなかったり、リーディングでは段落同士の話の繋がりを見落としたりしがちです。

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一文ずつは理解できても、全体として何を伝えているかをつかみ損ねてしまうのです。

対策のポイントは、やはり先読みです。問題文から「何を聞かれているか」を把握できれば、どのような文脈を探すべきなのか予想がつきます。

2.言い換えや間接表現に反応できないから

TOEICでは、問題文と選択肢で違う表現を使って、同じものを指していることがあります。

問題文では「a reduced rate」だったが、選択肢では「discount」が使われている
(どちらも、ひと言でまとめれば「割引料金」という意味)

Part7の設問と本文を比較し、違う単語で同じ意味を指している箇所をチェックしてみると、言い換えの感覚を理解できるでしょう。

普段から1つの文章に対して「他の表現でも同じことを言えないかな」と考えると、言い換えや間接表現に強くなれます。

3.リスニングの中盤がおろそかになるから

音声の最初は聞けていたのに、中盤の情報が頭に残らないケースがあります。英語の意味を理解しながら集中をキープする力の不足が主な原因です。

聞こえた単語を順番に1つずつ日本語に訳す癖を直し、ある程度のかたまりごとに理解できるようになると、リスニング中盤で追いつけなくなることが減ります。

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トレーニングとして、チャンクごとに聞くことを意識しましょう。

チャンクとは?
チャンク…意味のかたまり
単語ずつではなく、意味がどこで区切れるかを考え、何語かまとめて聞き取りましょう!

「The manager is planning to open a new store.」という例文で、チャンクごとに聞く感覚をイメージしてみましょう。

NG例

The→その / manager→マネージャーは / is→〜です
=1単語ずつ頭の中で訳す

OK例

The manager / is planning to / open a new store.
(​​そのマネージャーは/〜する予定だ/新しい店を開くことを)
=ある程度の塊ごとに訳す

なお、イングリッシュおさるの公式LINEでは、英語の学習で活用できる15個の特典をプレゼントしています。すべて無料で受け取れるので、友だち追加してぜひ学習に役立ててくださいね!

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TOEIC700点から800点を目指す方の勉強時間の目安|200時間以上は必須

TOEIC700点から800点を目指す方の勉強時間の目安|200時間以上は必須

すでにTOEIC700点を取れている方が800点を目指すのに必要な時間は、200時間以上です。オックスフォード大学出版局の資料によると、学習時間の目安を以下のように設定しています。

A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening & Reading Test Preparing Your Students for Success
引用:A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening & Reading Test Preparing Your Students for Success

この表を見ると、以下のように具体的な目安がわかります。

  • 650点から750点を目指す→225時間の学習が必要
  • 750点から850点を目指す→275時間の学習が必要
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必要な学習時間は、持っている英語力や努力次第で変わりますが、しっかり勉強しなければ高得点は取れないということです!

TOEICを攻略して短期間で点数を上げるコツを知りたい方は、関連動画「【たった1動画で全てがわかる】TOEICパート別完全攻略【永久保存版】」にて解説しているのでぜひご覧ください。全パート別に対策方法を詳しく解説しているので、700点から効率的に点数を上げられること間違いなしです!

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【たった1動画で全てがわかる】TOEICパート別完全攻略【永久保存版】

【基礎編】TOEIC700点から800点を奪取する「文法・単語・発音」勉強法

【基礎編】TOEIC700点から800点を奪取する「文法・単語・発音」勉強法

TOEIC800点を達成するには、基礎英語の理解が必須です。

なぜなら、基礎があやふやなままだと、わからないことがあるたびに確認する手間を取られ非効率だからです。

学習の効率が悪いと、モチベーションも下がってしまいますよね。そこで、このセクションでは基礎を高校レベルとし、次の3要素について解説していきます。

  1. 文法
  2. 単語
  3. 発音

それぞれ詳しく見ていきましょう。

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1.文法

文法は英語学習で一番大切といっても過言ではありません。

なぜなら、英語の文章は文法のルールに沿って単語が並んでいるため、文法がわからないとリーディングにもリスニングにも使えないからです。

そこで、おすすめの参考書は「キク英文法」。キク英文法なら9割以上の英文法と実用的な会話が学べます。1周目で理解し、2周目以降では例文の単語を入れ替えて、身近な英文として身につけていきましょう。

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以下は、僕が実践した具体的な期間や1日当たりの学習時間です!

  • 期間:2ヶ月で6周
  • 1日の学習時間:1~3時間

人によって学習に使える時間は変わるので、1日30分なら6周するのに4ヶ月程度かかるかもしれません。

キク英文法の効果的な使い方については、関連動画「【1冊だけで】文法を完璧にする本【2ヶ月で文法攻略】」でも紹介しています。さらに詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

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【1冊だけで】文法を完璧にする本【2ヶ月で文法攻略】

2.単語

英文法と並行して、英単語も学びましょう。

単語帳は、高校レベルや英検2級レベルを使います。その際、必ず例文があるものを選びましょう。僕が使ったのは「データベース3000」でした。

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※現在は新版「データベース3300」が販売されています!

以下が、僕が実践した具体的な期間や1日当たりの学習時間です。

  • 期間:1ヶ月で5周
  • 1日の学習時間:1~3時間

1ヶ月の間に何度も繰り返し、文法同様に例文の単語を入れ替えて、音で覚えながら身近な英文として身につけていきましょう。

3.発音

英文法・英単語と並行して、発音も学びましょう。

発音についてはインターネットで「単語 発音記号」「単語 音変化のルール」と検索し、実際の音を確認しながら学びます。

以下が、僕が実践した具体的な期間や1日当たりの学習時間です。

  • 期間:1~2週間
  • 1日の学習時間:10分

発音については、関連動画「【有料級】一撃でネイティブ発音になる喉発音5STEP」でも紹介しています。さらに詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

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【有料級】一撃でネイティブ発音になる喉発音5STEP

【単語編】TOEIC700点から800点を奪取する「頻出単語」勉強法

【単語編】TOEIC700点から800点を奪取する「頻出単語」勉強法

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3ヶ月で基礎英語を身に付けたら、TOEIC頻出単語の学習を始めましょう。TOEIC800点を取るには、約8,500語の単語が必要と言われています。

僕のおすすめは「金のフレーズ」です。「これ1冊で大丈夫?」と思われるほどコンパクトですが、効率的に頻出単語を学べますよ

以下が、僕が実践した具体的な期間や1日の学習目安です。

  • 期間:1ヶ月
  • 1日の学習内容:500単語に目を通す
  • 発音込みで覚える

金のフレーズは1,000単語あります。1日500単語に目を通し、2日で1周・1ヶ月で15周を目標に繰り返しましょう。

なお、英単語の暗記法については、関連動画「【完全保存版】英検1級語彙満点&英単語検定1級取得者が教える最強英単語暗記法」でも紹介しています。さらに詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

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【完全保存版】英検1級語彙満点&英単語検定1級取得者が教える最強英単語暗記法

【実践編】TOEIC800点を奪取する「公式問題集」を活用した勉強法

【実践編】TOEIC800点を奪取する「公式問題集」を活用した勉強法

英語の基礎力とTOEIC頻出単語を身につけたら、公式問題集を解きましょう。

ここでは、公式問題集の活用方法を解説していきます。

  1. 公式問題集を解く
  2. Part1~7まで復習する
  3. トレーニングを繰り返す

それぞれ詳しく見ていきましょう。

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1.公式問題集を解く

本番と同じように時間を計って、公式問題集を解いてみましょう。

公式問題集は、必ず現在の形式と同じものを使います。目安として5冊を準備しましょう。

TOEICの試験はマークシート方式で200問あるので、試験のスピードと問題数に驚かれるかもしれません。

公式問題集を解き終わったら、採点してみましょう。現在のあなたの英語力がわかります。

発売年度タイトル
2025年公式TOEIC Listening & Reading 問題集 12(クリックでAmazon購入ページへ)
2024年公式TOEIC Listening & Reading 問題集 11(クリックでAmazon購入ページへ)
2023年公式TOEIC Listening & Reading 問題集 10(クリックでAmazon購入ページへ)
2022年公式TOEIC Listening & Reading 問題集 9(クリックでAmazon購入ページへ)
2021年公式TOEIC Listening & Reading 問題集 8(クリックでAmazon購入ページへ)
2020年公式TOEIC Listening & Reading 問題集 7(クリックでAmazon購入ページへ)
2020年公式TOEIC Listening & Reading 問題集 6(クリックでAmazon購入ページへ)
2019年公式TOEIC Listening & Reading 問題集 5(クリックでAmazon購入ページへ)
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2017年公式TOEIC Listening & Reading 問題集 2(クリックでAmazon購入ページへ)
2016年公式TOEIC Listening & Reading 問題集 1(クリックでAmazon購入ページへ)

2.Part1~7まで復習する

採点の後は、解き終えた問題を使って、以下を目安に復習を始めましょう。

1回分の試験問題(200問)を1セットとして扱います。

  • 期間:1セット3日間くらい
  • やること:Part1~7まで、単語と文法のわからないところをすべてなくす

理解のあやふやだったところを参考書などで確認しながら潰していきます。

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200問もある試験の復習は大変ですが、わからないところを全部なくすことが、最速で800点に到達する秘訣ですよ!

3.トレーニングを繰り返す

公式問題集の復習を終えたら、トレーニングを開始します。

トレーニングで使用するのは、Part3・4・5・6で、以下が学習内容です。

  • Part3・4:シャドーイング→スクリプト確認(各問題100回以上)
  • Part5・6:「1日1分レッスン新TOEICテスト千本ノック」シリーズを併用する

また、TOEIC試験には、以下のような傾向があります。

リスニングの特徴リーディングの特徴
・Part3と4の問題数が多い
・Part3と4は、Part1と2よりも難しい
・Part5と6は対策しやすい
・Part7は対策に時間がかかる
・Part7は時間があれば解ける

これらの傾向から、リスニングではPart3・4リーディングではPart5・6対策が効率的です。

さらに、Part5・6の対策には「1日1分! TOEIC L&Rテスト 炎の千本ノック!」シリーズの併用をおすすめします。

トレーニングでは、本番で瞬時に正答を選べることを目標に、正解した場所は3周間違えた場所は10周繰り返しましょう。

発売年度タイトル
2020年1日1分! TOEIC L&Rテスト 炎の千本ノック! 2 英語の筋トレで無理なくムダなく (単行本)(クリックでAmazon購入ページへ)
→すべての音声をダウンロードできて便利です!
2023年1日1分!TOEIC L&Rテスト 炎の千本ノック! パート5語彙問題 860点レベル(クリックでAmazon購入ページへ)
→800点以上を狙う方にちょうど良いレベルで、Part5特化の対策ができます!

また、TOEIC900点まで目指す方は、関連動画「【最短爆速】TOEIC900点を3ヶ月で達成する方法」でも紹介しています。さらに詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

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【最短爆速】TOEIC900点を3ヶ月で達成する方法

【パート別】TOEIC700点から800点にレベルアップするためのポイント

【パート別】TOEIC700点から800点にレベルアップするためのポイント

800点を目指す方では各パートでどのような対策が効果的なのか、一緒に考えていきましょう。

パートごとに、受験者の課題になりやすいことや、勉強のコツをご紹介します。

なお、この章の解説は関連動画「【たった1動画で全てがわかる】TOEICパート別完全攻略【永久保存版】」でさらに詳しくお話ししています。苦手なパートは動画でもチェックしてみてくださいね!

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【たった1動画で全てがわかる】TOEICパート別完全攻略【永久保存版】

Part1(写真描写)

内容
写真1枚につき4つの英文が放送され、そのうち内容を正しく説明している英文を選ぶ

1回しか音声が流れませんが、比較的聞き取りやすく初心者がスコアを稼ぎやすいところです。

Part1では「写真で何が起きているか」を示す文章が流れてくるはずなので、問題文は日本語で「◯◯(人物やもの)が〜している」と訳されることが多いです。つまり、現在進行形に注目すれば「〜している」を聞き取れます

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ここでは「現在進行形の受け身」に引っかからないようにしましょう。

A:The bowl is full of salad.
B:The bowl is being filled with salad.

一見すると「ボウルはサラダでいっぱい」と似たような様子ですが、Aはサラダだけが置かれている描写でも自然な文章。Bは誰かがボウルをサラダで満たしているちょうどその時の描写でなければ、違和感があります。

このように、現在進行形の受け身でも成り立つシーンかどうか、見極める余裕があると良いですね。

Part2(応答問題)

内容
質問や発言が1文読まれ、それに対する応答を3択から選ぶ

文章自体が聞き取れても、音声や選択肢に隠れた裏の意図を理解できないと、答えを選べません。質問に対してストレートに答えない、間接的な返答が正解となることも多いからです。

対策として、明らかに噛み合っていない選択肢を先に消去しましょう。

残った1つが「直接の受け答えではなくても、実際こんな会話ってあるよね」くらいの感覚なら、正解の可能性が高いです。

Part3(会話問題)・Part4(説明文問題)

Part3 2人または3人の会話を聞き、設問に答える
Part4 説明文を聞き、設問に答える

会話からすべてを把握しようとすると、中間以降で徐々に聞き取りが追いつかなくなっていきます。

そのため、英文が始まる前に設問を先読みし、聞くべきポイントを予想しておきましょう。

この時、選択肢までじっくりと読み込むのはおすすめしません。頭の中に留めるべき情報が増えすぎ、リスニングに集中しづらくなる恐れがあります。

Part5(短文の穴埋め問題)

理想は、全文を読まなくても反射で品詞を答えられる状態まで磨きが上げること。

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英単語は、語尾を見ると品詞をだいたい予想できます!

語尾が「ize」「fy」動詞
語尾が「al」「ful」「ble」など:形容詞

特にPart5はスコアの稼ぎどころなので、3秒で品詞を判断してサクサク穴埋めしていきましょう。

Part6(長文穴埋め)

Part5よりも、ある程度内容を読み進めて答えを絞る必要があります。そのため、わからない空欄で立ち止まって考えず、どんどん先を読み進めてください。

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順番通りに穴を埋める必要もありません。

最後までざっくり読んでいって、途中で答えをピックアップできればOKです。

Part7(長文読解)

50問以上も出題され、リーディングパートのおよそ半分を占めるパートです。

解けない理由は難しさよりも、時間配分のミスがほとんど。頭から問題をじっくり読むと時間が足りなくなってしまうのです。

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ポイントは読む順番を決めておくこと!

最初に問題の導入部分を読みましょう。「何についての文章なのか」と概要をつかめます。

Questions 1–2 refer to the following notice.
(問題1〜2は、次の掲示(お知らせ)に関するものです)

その次に1つ目の設問に目を移します。選択肢の内容は、今は読まなくても大丈夫。解答に必要のない間違った情報が頭に入ってきてしまうためです。

本文より先に設問を読むと、何を聞かれているかを理解でき、スムーズに読解を進められます。

【時短編】時間がない方向け!TOEIC700点から800点を取るためのスキマ時間を活用した勉強法

【時短編】時間がない方向け!TOEIC700点から800点を取るためのスキマ時間を活用した勉強法

このセクションでは、基礎英語は理解できているけれど、忙しくて時間が取れない方向けに、スキマ時間で取り組めるTOEIC勉強法を紹介します。

  1. 公式問題集だけを徹底的に使い倒す
  2. リスニング対策を優先する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

※この見出しではAmazonアソシエイトリンクを使用しています。

1.公式問題集だけを徹底的に使い倒す

時間がない方は、現在のTOEIC試験と同じ出題形式の公式問題集を5冊用意しましょう。

いろいろなものを使うよりも効率的です。以下のような活用がおすすめです。

  • 通勤時や昼休みなどスキマ時間を使う
  • 学びたい問題ごとに印刷して持ち歩く
  • できる限りリスニングを行う
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学習の際には、わからない単語や文法をなくしてからトレーニングを行いましょう。

2.リスニング対策を優先する

時間がない方は、リスニング対策を優先的に行いましょう。

なぜなら、リスニングができると左から右へ理解する力がアップし、リーディング力も上がるからです。

さらに、公式問題集の音声は、本番と同じ音声を使用しています。音声に慣れることによって、イントネーション声質によって聞き取れない問題を解決できます。

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おすすめは、通勤時間中にリスニング音声を聞いておくこと
単語と文法のわからないところをなくした問題を聞く方が効果的ですよ!

TOEICのリスニングで満点を取る方法は、関連記事「【プロが解説】TOEICのリスニングで満点(495点)を取る5ステップ!おすすめ参考書やNG勉強法を紹介」にて解説しています。ぜひチェックしてみてください。

TOEIC700点から伸びない方へ!800点を取るための試験対策

TOEIC700点から伸びない方へ!800点を取るための試験対策

TOEICの試験は、試験の形式に慣れるだけでも点数が上がるといわれます。

そこで、このセクションでは、試験対策について3つ紹介します。

  1. とにかく設問を覚える
  2. 各パートの特徴を理解する
  3. 素早くマークするアイテムを使う

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.とにかく設問を覚える

初心者によくあるのが、設問が読めないために何を問われているのかわからないこと。対策として、各パートでどのような質問をされるかを覚えてしまいましょう。

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設問がわかればゆとりをもって聞くことができるので、解答できる問題が増えますよ!

2.各パートの特徴を理解する

TOEICは、パートごとの問題形式が決まっています。問題のパターンに慣れることで、問題を解きやすくなるため点数が上がります

試験の時に慌てないためにも、公式問題集で本番の形式に慣れることが大切ですよ。

3.素早くマークするアイテムを使う

TOEICはマークシート方式ですが、時間にゆとりがありません。少しでも早くマークシートを塗れるように、鉛筆の先を少し丸めておくのがおすすめです。

また、最近では太い芯を使ったマークシート専用のシャープペンシルもあります。

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サポートアイテムを上手に活用して対策してくださいね!

「現在700点も取れていないけれど、TOEIC800点を目指したい」という方は、関連記事「【門外不出】TOEIC800点を3ヶ月で達成することは可能!模試280点から900点を取った勉強方法を解説」にて解説しています。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

TOEICで700点から800点を目指す方向けのおすすめ参考書5選

TOEICで700点から800点を目指す方向けのおすすめ参考書

TOEIC700点台の方が800点を目指す際におすすめの参考書を5つ紹介します。

  1. TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
  2. TOEIC L&R TEST 超上級単語特急 暗黒のフレーズ
  3. TOEIC L&Rテスト 文法問題でる1000問
  4. TOEIC L&Rテスト全パート完全攻略800点+
  5. TOEIC L&Rテスト精選模試【総合】

1つずつ紹介します。

※本記事で紹介する参考書のリンクはAmazonアソシエイトを使用しています。

1. TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ

タイトルTOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
(クリックでAmazon購入ページへ)
著者TEX加藤
出版社朝日新聞出版

著者は、TOEIC公開テストで29回連続990点を達成しているTEX加藤氏。TOEICのリーディングとリスニングでよく出る単語が網羅されています。

「600点レベル」から「990点レベル」まで、レベル別に単語が分けられているため、より高いスコアを目指したい方におすすめです。スマホ音声にも対応しているため、移動中の勉強にも使えます。

なお、具体的な使い方は記事内の「【単語編】TOEIC700点から800点を奪取する「頻出単語」勉強法」の章で紹介しています。

2. TOEIC L&R TEST 超上級単語特急 暗黒のフレーズ

タイトルTOEIC L&R TEST 超上級単語特急 暗黒のフレーズ 
(クリックでAmazon購入ページへ)
著者藤枝暁生
出版社朝日新聞出版

上で紹介した「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」がさらにレベルアップした単語帳。990点満点レベルを目指したい方におすすめです。

上級者向けとは言っても「600点から800点レベル」から対応しているので、平均点レベルの方でも使えます。点数を取りこぼしたくない方は、単語を覚えるのに役立ててみてください。

3. TOEIC L&Rテスト 文法問題でる1000問

タイトルTOEIC L&Rテスト 文法問題でる1000問
(クリックでAmazon購入ページへ)
著者TEX 加藤
出版社アスク出版

文法対策におすすめの参考書です。全1049問が収録されており、1冊やり込めばしっかり高得点を狙えます。

「文法模試」全30問が13セット収録されているため、自分の実力を知るのにも活用できます。たくさん問題を解いて覚えたい方に向いている問題集です。

4. TOEIC L&Rテスト全パート完全攻略800点+

タイトルTOEIC L&Rテスト全パート完全攻略800点+
(クリックでAmazon購入ページへ)
著者小石 裕子、花田 七星
出版社アルク

TOEIC700点前後で伸び悩んでいる方向けに、全パート対策ができる参考書です。「基礎学力チェック」から始めて自分の実力をチェックします。

「難問だらけ模試」も収録されており、その名のとおり難問だけを集めた模試になっています。本番で難しい問題に当たると焦って失敗してしまう方は、この問題集でしっかり予行練習できるでしょう。

5. TOEIC L&Rテスト精選模試【総合】

タイトルTOEIC L&Rテスト精選模試【総合】
(クリックでAmazon購入ページへ)
著者加藤 優、Bradley Towle、Paul McConnell
出版社ジャパンタイムズ出版

模試2回分、400問を収録した参考書。音声アプリにも対応しており、本番のように問題を解けます。

自分の実力を知りたい方や、本番のペース配分を考えたい方、弱点を知りたい方などにおすすめです。

高得点を取るための学習ポイントアドバイスや、直前に見返して点数を取りこぼさないための「直前エッセンスリスト」など、スコアアップに役立つ情報が多数掲載されています。

本番で緊張しないように持っておくと安心です。

700点から800点を目指した試験直前!あと1ヶ月の勉強のコツ

700点を取れている時点で、すでに十分な基礎力が身についているはずです。試験日まで残り1ヶ月では、新しいことを詰め込むよりも、「点の取りこぼし」を防ぐための対策を取り入れましょう。

  1. 解くべき問題を取捨選択する
  2. 新しい参考書はやらない
  3. 時間配分を叩き込む

試験前に何をやるべきか優先度に迷ったら、ぜひ参考にしてください。

1.解くべき問題を取捨選択する

試験前の焦っている時期に、Part5(文法)・Part6(長文穴埋め)・Part7(読解)など、すべてに手を広げると得点効率が落ちます。

  • 苦手パートでもこの問題形式は確実に答える
  • Part7の「ダブルパッセージ」は狙うが「トリプル」は後回し

など、自分の中で「やること」「やらないこと」のボーダーを持っておきましょう。

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全部できるようにするのではなく、確実に取れる範囲を決めるのも1つの戦略です。

2.新しい参考書はやらない

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試験直前で新しい問題集を開くのはおすすめしません。

700点台の方に試験直前で足りないのは、新しい知識よりも「安定性」だからです。

  • 「なぜその選択肢が正解か」だけでなく「なぜ他が不正解か」も考える
  • 1つの教材を、反射で答えられるまで繰り返し解く
  • 間違えた問題は10回復習して同じミスを防ぐ

これまで使ってきた教材を徹底的にやりこんで、今持っている知識をさらに固めていきましょう。

3.時間配分を叩き込む

800点を狙うには、実力だけでなく時間管理スキルも影響します。特にリーディングは、時間切れで最後まで解けない方がかなり多いです。

「1問に使う秒数」をあらかじめ計画してそのリズムを叩き込むため、本番と同じように時間を計って公式問題集を解いてみてください。

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TOEIC700点から800点は決して高いハードルがあるわけではありません!

ぜひ、この記事を参考に、苦手を1つずつ潰して、1点でも多く取る気持ちで勉強に取り組んでみてください

なお、イングリッシュおさる公式LINEでは、有料級の英語教材を無料配布しています。

英検・TOEIC・英会話で、あなたの求める英語力を短期間で手に入れて「なりたい自分」を実現したい方はぜひ登録してくださいね!

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TOEIC700点から800点を目指す学習のコツ!勉強時間の目安やおすすめの参考書も紹介

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