「TOEICの850点はすごいのか知りたい」
「効率的な英語学習テクニックを知りたい」
TOEICの平均点が約600点前後であることから、850点はかなり高得点です。
これほどの高得点を取るためには、何をどう勉強すればいいのか分からない方もいるでしょう。
そこでこの記事では、実際にTOEICでも高得点を保有している僕が以下の内容を解説します。
- TOEIC850点のすごさ
- TOEIC850点のすごさがわかる取得するメリット
- TOEIC850点を達成するための勉強法
この記事を読めば、自分に最適な対策法がきっと見つかるはずです!
TOEIC850点を目指したいのであれば、ぜひ参考にしてみてください。
( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績 )
TOEIC850点のすごさは?レベル感を紹介
TOEIC850点は非常に高い英語力を示す指標として知られていますが、具体的にどのレベルに相当するのでしょうか。
ここでは、TOEIC850点の実力を以下5つの視点から分析し、そのすごさを明確にしていきます。
- 受験生の平均スコア
- 英検
- 大学レベル
- 企業が求めるスコア
- 平均年収
詳しく見ていきましょう。
1.受験生の平均スコアと比較|平均よりスコアは約250点高い
2023年度のTOEICの平均スコアは612点でした。
参考:公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧|一般社団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会
850点は約250点も高い水準にあります!
試験ごとに多少の変動はあるものの、平均スコアは600点前後であることが多いです。
2.英検と比較|準1級相当
TOEIC850点の実力を、より馴染み深い英検と比較していきましょう。
以下は、TOEICのスコアと英検を比較した表です!
TOEIC | 英検 |
---|---|
945点〜990点 | 1級 |
785点~940点 | 準1級 |
550点〜780点 | 2級 |
225点〜550点 | 準2級 |
120点〜220点 | 3級 |
参考:英検CSEスコアとは|公益財団法人日本英語検定協会
英検とTOEICでは求められるスキルに若干の違いがありますが、一般的にTOEIC850点は英検準1級に相当するとされています。
なお、TOEICと英検との比較は、関連記事「【換算表あり】TOEICと英検を12項目で比較!必要なレベルや試験対策の方法を徹底解説」で詳しく紹介しています。どちらを受験しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
3.大学レベルと比較|偏差値
続いては大学の偏差値でTOEIC850点のすごさを見ていきましょう。
偏差値は「(個人の得点ー平均点)÷標準偏差×10+50」という公式で算出されます。
2024年08月25日(午後)の試験データを用いると、TOEIC850点は偏差値64.2に相当します。
偏差値64は上位10%以内に入る成績とされ、大学で言えば、北海道大学や東北大学など、旧帝大レベルです。
学部にもよりますが、国公立・私立ともに名門校への進学が視野に入るレベルなんです!
4.企業が求めるスコアと比較|足きりラインがある
TOEICスコアは、就職活動や昇進の際の重要な指標として多くの企業で活用されています。TOEIC850点は、このような企業の求める水準を大きく上回る高得点です。
例えば、楽天では入社までに800点以上の取得が求められています!
企業次第ではありますが、700点が足切りレベルと言われています。
850点あれば、ほとんどの企業の要求水準を超えており、就職・転職時に優遇されるケースも珍しくありません。
5.平均年収と比較|スコアなしより150万円以上高い
日経転職版のデータによると、TOEICスコアと年収には明確な相関関係が見られます。
具体的には、TOEICスコアを未記入の方の平均年収が694万円であるのに対し、800~899点の方の平均年収は855万円と、約160万円もの差があります。
つまり、TOEIC850点の取得は、個人の市場価値を大きく高める可能性があり、キャリアアップや収入増加につながる重要な投資と言えるでしょう。
TOEICのスコアが高ければ、ビジネス面でよい影響を及ぼすと言えます!
なお、イングリッシュおさるの公式LINEでは、TOEIC対策をまとめたスライドを無料でプレゼントしています。ぜひ友だち追加してみてください。
TOEIC850点のすごさがわかる取得するメリット3選
TOEIC850点を取得することで、キャリアや人生に大きな影響を与える可能性があります。
ここでは、TOEIC850点を取得することで得られる具体的なメリットを3つご紹介します。
- 就職や転職に有利に働く
- 昇進にも活用できる
- 国際的な仕事や活動の機会が広がる
一緒に見ていきましょう。
1. 就職や転職に有利に働く
TOEIC850点を取得すると、就職や転職市場で大きな強みとなります。
グローバル化が進む現代のビジネス環境では、高度な英語力を持つ人材の需要が高まっており、TOEIC850点取得者はその需要に応える貴重な存在として高く評価されるはずです。
英語使用頻度の高い国際営業や海外マーケティング、外国人顧客対応などの分野では、TOEIC850点という経歴があることで、より責任のある立場や高給の職位に就きやすくなります。
通訳や翻訳、英語教育など、英語のスキルを直接活かせる専門職への道も開かれます!
2. 昇進にも活用できる
TOEIC850点の取得は、キャリアアップの重要な要素となる可能性があります。
多くの企業、特にグローバル展開を進める企業では、昇進の条件としてTOEICスコアを活用しています。
850点あれば、ほとんどの企業の昇進基準を上回っています!
3. 国際的な仕事や活動の機会が広がる
TOEIC850点の英語力があれば、通訳なしで海外での業務や活動をこなせるでしょう。
TOEIC800点以上のスコアを持つ人材は、海外での商談や国際会議において内容を理解し、積極的に参加できます。
ビジネス以外の分野でも、国際会議での発表や、海外の学術機関との共同研究など、幅広い活動の場が開かれます!
TOEIC850点の英語力は、グローバル社会で自信を持って活躍するための強力なツールとなるのです。
TOEIC850点を達成するための勉強法
TOEIC850点という高スコアを達成するには、効果的な学習戦略が不可欠です。
ここでは、TOEIC850点を達成するための勉強法を紹介します。
- 自分のレベルを確認する
- 文法学習を優先する
- 基礎単語の学習・発音練習をおこなう
- TOEICの頻出単語を暗記する
- 公式問題集で演習をおこなう
- 追加でトレーニングを実施する
- 時間配分を見直す
詳しく見ていきましょう。
なお、関連動画「【たった1動画で全てがわかる】TOEICパート別完全攻略【永久保存版】」では、TOEIC対策をPart別に解説しています。「どのような問題が出題され、どうやって解答に導くか」という詳細まで紹介しているので、ぜひご覧ください。
1. 自分のレベルを確認する
TOEIC850点達成に向けて、まずは現在の自分の英語力を正確に把握しましょう。
TOEICは、英語力を10点から990点のスコアで評価する試験です。
合格・不合格の基準はなく、受験者の現在の英語能力を正確に反映するよう設計されています。
基礎的な英語スキルが十分に身についていない段階で受験しても、その時点での実力がそのままスコアに表れるのです!
自身の現在の英語レベルを正確に認識し、それに基づいた計画的な学習を行いましょう。
具体的には、公式問題集(タップでAmazonへいきます)や模擬テストを活用してください。
実際のテスト環境に近い条件で受験し、現在のスコアを把握します。
2. 文法学習を優先する
TOEIC800点以上の高得点を目指すには、文法力を強化しましょう。
特にPart5の短文穴埋め問題では、文法知識が求められます!
キク英文法(クリックするとAmazon購入ページに飛びます)のように、網羅的に基礎文法を固められる参考書がとくにおすすめです。
教材を徹底的に学習し、内容を完全に理解し暗記するくらいまで繰り返し取り組むことで、文法知識を確実に身につけられます。
文法の基礎を固めることで、より複雑な英文の理解や、正確な英語表現の習得につながります。
文法の対策については、関連記事「【900点取得者が力説】TOEICには文法の基礎が重要!学習方法やおすすめ参考書を紹介」で詳しく解説しています。具体的な勉強法も紹介しているので、チェックして学習の参考にしてみてください!
3. 基礎単語の学習・発音練習をおこなう
TOEIC850点取得には、基礎的な語彙力と正確な発音の習得が欠かせません。
特に、頻出単語の徹底的な学習が効果的です!
単語を覚える際は、意味だけでなく発音も同時に学びましょう。
基礎単語の徹底的な学習と発音練習は、TOEIC850点達成への確実な足がかりとなるでしょう。
以下、おさるの音声です!
これくらいの発音ができるようになるまで練習してください!
英単語の学習方法についてより詳しく知りたい方は、関連動画「【最短最速】25,000語を覚えた英単語暗記法10選」を視聴してみてください。
4. TOEICの頻出単語を暗記する
基礎単語の習得後、TOEICに特化した頻出単語の暗記を行いましょう。
おすすめなのはTOEIC L&R TEST出る単特急 金のフレーズ(クリックでAmazon購入ページへとびます)です。
本書は1,000単語が収録されているので、1日500単語を目標に暗記しましょう!
2日で単語帳を1周するのを目安に取り組んでみてください。
5. 公式問題集で演習をおこなう
実践を想定して時間を計りながら公式問題集(クリックするとAmazon購入ページに飛びます)を解くことは、TOEICのスコアを伸ばすために必要な勉強です。解いた後は、正解できなかった単語と文法をすべて復習すると効果的です。
本番と同じ問題構成になっているため、試験形式に慣れる絶好の機会となります。
解けなかった問題をほったらかしにしていても、成長にはつながりません。
実践演習をすると、自分の苦手な部分や時間配分の仕方を見直せるので必ず取り組んでみてください!
わからなかった単語や文法をすべて振り返り、理解を深めましょう。
6. 追加でトレーニングを実施する
TOEIC850点の壁を突破するには、公式問題集だけでなく、追加のトレーニングが重要です。
問題集を解いて弱点がわかったら、弱みを補強していくように意識しましょう。
特に、基礎だけでは解きにくいPart3・4(リスニング問題)とPart7(長文読解問題)に焦点を当てた学習が効果的です。
なおTOEICのリスニングの対策については、関連記事「TOEICのリスニングを聞き取れない理由4選!聞き取るための勉強法やコツも解説」で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
またTOEIC Part7の攻略法については、関連記事「【解きまくれ】TOEIC Part7の解き方のコツを900点保有者が解説!時間配分や勉強法も紹介」で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
7. 時間配分を見直す
TOEIC850点を達成するには、高い英語力に加えて、効率的な時間管理スキルが不可欠です!
TOEIC試験では限られた時間内で多くの問題に解答する必要があり、時間配分を誤ると、本来なら正解できる問題も取りこぼしてしまう可能性があります。
リーディングでは、Part5・6に20分、Part7に40分を割り当てるなどの戦略が挙げられます。
また、難問にこだわりすぎず、まずは解ける問題を確実に処理することも重要です。
なおTOEICの時間配分については、関連記事「TOEICは時間配分を見直せばスコアアップ!「時間が足りない」を解決するパート別攻略法」で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
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