「単語を究極まで身につけたい」
「ネイティブレベルの語彙を学びたい」
「高校受験までの単語は身についているからさらに上のレベルを目指したい」
言語学習において、単語を身につけるのは必須。単語がわからなければ、相手が言おうとしていることや書いている意味を読み取ることはできないからです。
とはいえ、ある程度一般的な単語を身につけたあとは、どうやって語彙を増やしていけばいいのか悩む方もいるはず。書籍やニュースを読んでその都度単語を覚えていくのでは、時間もかかります。
そこでこの記事では、元英語教師の僕が25000語の語彙を身につけるのにおすすめの単語帳を紹介していきます。
英単語検定1級、英検1級語彙セクション満点などを達成した僕が、実際に使ったものを厳選しました!
ぜひこの記事を参考に、自分に合った英単語を使ってみてくださいね!
( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績 )
【25000語達成】英単語帳おすすめランキングTOP10
それでは早速、おすすめの英単語帳を10個紹介していきます。
- 16000語レベル 最強ボキャブラリービルディング
- CD付 究極の英単語セレクション 極上の1000語 (究極シリーズ)
- 究極の英単語 SVL Vol.4 超上級の3000語
- GMAT®重要単熟語
- 英語を英語で理解する 英英英単語 超上級編
- TOEFL TEST上級英単語2500
- 実践IELTS英単語3500
- TOEFLテスト英単語3800
- でる順パス単英検1級
- TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
ご自身にあったレベルのものを選んで取り組んでみてください。それぞれ、メリットデメリットや、単語のレベルも評価しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
なお、このランキングは関連動画「【25000語暗記】最強の英単語帳10選 【英検1級語彙満点 &英単語検定1級】」でも紹介しています。さらに詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
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第1位 16000語レベル 最強ボキャブラリービルディング
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著者 |
上田一三 |
出版社 |
ベレ出版 |
語彙レベル |
★★★★★★★★★★ |
専門用語もたっぷりと入っており、難易度がかなり高い単語帳です。読み物としても使えるので、超上級レベルに挑戦したい方向け。
問題形式が多く、取り組みやすいのがメリットです。また、途中に写真や図が豊富に盛り込まれています。
ただし、かなり分厚いので挫折しやすいのがデメリット。取り組む場合は覚悟が必要です。
第2位 CD付 究極の英単語セレクション 極上の1000語 (究極シリーズ)
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著者 |
向江 龍治 |
出版社 |
アルク |
語彙レベル |
★★★★★★★★★☆ |
こちらも難易度はかなり高く、ここまで難しい語彙が集まったものは見たことがないレベル。そのため、挫折しやすい点には注意が必要です。
とはいえ、この本の語彙は知識階層の米国人が使うものが中心で、実用的なのが特長。やみくもに難しい単語を集めたものではありません。
著者は米国に20年滞在しており、ネイティブ仕様の例文が掲載されているので、実際の使い方も合わせて学べます。
第3位 究極の英単語 SVL Vol.4 超上級の3000語
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著者 |
アルク英語出版編集部 |
出版社 |
アルク |
語彙レベル |
★★★★★★★★☆☆ |
究極の英単語シリーズの中で、最上位の本。このシリーズは1冊に3000語ずつ単語が収録されているので、Vol.4まで学べば12000語を覚えられます。
掲載している単語3つを使って1つの英文が作られているので、文章で効率的に単語を覚えられるのがメリット。使い方も同時に学べるのが特長です。
1冊で3000語学べる掲載語彙の豊富さは魅力ですが、知らない単語が多い方には苦痛かもしれません。
第4位 GMAT®重要単熟語[新装版]
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著者 |
中山道生 |
出版社 |
ジャパンタイムズ出版 |
語彙レベル |
★★★★★☆☆☆☆☆ |
MBAのための入学試験の1つである「GMAT」の対策に特化した単語帳です。難易度としては、IELTSよりやや難しく、英検1級よりかんたんなレベルの語彙が集まっています。
デザインが見やすくかっこいいので、モチベーションが上がりやすい単語帳です。内容は、Basic・レベルAなどとレベル別に分かれています。また、テーマごとに背景知識の解説があるところもおすすめのポイント。
ただし、なかには例文が載っていない単語もあるので、使い方がわかりにくいのが欠点です。覚えた単語について、さらに用例を調べる必要があります。
第5位 英語を英語で理解する 英英英単語 超上級編
タイトル | (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 |
ジャパンタイムス |
出版社 |
ジャパンタイムス出版 |
語彙レベル |
★★★★★★★☆☆☆ |
英検1級レベルの単語を身につけられる単語帳。タイトルの通り、英単語の意味をかんたんな英語で説明しているのが特長です。
英語を英語で理解できるので、ニュアンスがつかみやすいのがメリット。海外の単語帳のような印象で、デザインとわかりやすさが秀逸です。
ひとつひとつの意味を丁寧に説明してあり理解しやすい反面、単語数は少なめ。網羅的ではないので、他の単語帳を併用する必要があります。
第6位 TOEFL TEST上級英単語2500
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著者 |
フィリップ タビナー |
出版社 |
ナガセ |
語彙レベル |
★★★★☆☆☆☆☆☆ |
英検よりややかんたんなレベルの単語帳。TOEFLで頻出な単語の中で、難易度が高いものに特化しています。中身がStage1〜25に分かれているので、復習しやすく使いやすい構成になっています。
大学で本当に使う単語が厳選されているのがメリット。ただし、やや誤植がある点には注意しなければいけません。
TOEFLテストで伸び悩んでいる方ならば押さえておくべき一冊です。
第7位 実践IELTS英単語3500
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著者 |
内宮 慶一 |
出版社 |
旺文社 |
語彙レベル |
★★★★☆☆☆☆☆☆ |
IELTSでよく使われる単語が網羅的に学べる単語帳です。難解過ぎる単語は弾かれているため、優先順位の高い単語を効率的に学べます。
5つのランク分けがされているため、単語のレベルがわかりやすいのも使いやすいポイント。イギリス英語が中心ですが、オーストラリアやニュージーランドの英語も学べる点も特長です。
ややデザインが簡素で飽きやすい点を除けば、おすすめできます。
第8位 TOEFLテスト英単語3800
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著者 |
神部 孝 |
出版社 |
旺文社 |
語彙レベル |
★★★★★☆☆☆☆☆ |
TOEFLでよく使われる単語を網羅的にまとめた1冊。4つのランクに分かれていて、目指す点数ごとに覚えるべき単語がわかるようになっています。
アカデミックな単語が多く、物によってはレベルが高め。生物や歴史などの基礎単語も押さえています。例文がないものもあるので、追加で用法を学ぶ必要がある点には注意が必要です。
目安として、現在英検準1級レベル、もしくはTOEFL100点くらいを目指す方におすすめします。
第9位 でる順パス単英検1級
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著者 |
旺文社 |
出版社 |
旺文社 |
語彙レベル |
★★★★★★★☆☆☆ |
語彙数10000語〜15000語を目指す方におすすめの一冊。
英検1級に出る単語を頻度が高い順に学べる単語帳です。試験対策として、単語に加えて熟語も効率よく学べます。レベル別になっていて、例文も豊富なので学習しやすいでしょう。
ただし、単語の羅列なのでやや飽きやすいのが難点。難しい単語が多く挫折しやすいので、挑戦するなら決意が必要です。
第10位 TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
タイトル | (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 |
TEX加藤 |
出版社 |
朝日新聞出版 |
語彙レベル |
★★☆☆☆☆☆☆☆☆ |
TOEICで絶対出る重要単語を効率良く学べる単語帳です。
内容が簡潔でわかりやすく、無駄がないので学習しやすいでしょう。目指す点数レベル別に単語が分かれているのも使いやすいポイントです。
デメリットは、印刷の色がやや見にくい方もいるかもしれないところくらいです。TOEICの点数アップを目指す方やビジネス英語を学びたい方にはイチオシします。
なお、英語を効率的に身につけたい方に向け、公式LINEも配信しています。10秒で終わる質問に答えるだけで、有料級の特典を15個プレゼントしているので、ぜひチェックしてみてください。
良い英単語帳を選ぶ4つのポイント
ここまで、おすすめの単語帳を紹介してきましたが、どれがいいのか悩む方もいるはず。また、もっと基礎的なものを探していて、選び方を知りたい方もいるでしょう。
単語帳を選ぶときは以下の4点を意識すると良いでしょう。
- 例文が載っているか
- 難易度にあっているか
- 目的にあっているか
- 分量が多すぎないか
それぞれ解説していきますので、書店で単語帳を探すときに活用してみてください。
1. 例文が載っているか
単語とともに例文が載っているものを選ぶのがおすすめ。
単語の日本語訳だけを覚えても、実際にどういう使い方をするのかわかりません。本来のニュアンスと違った状態で覚えてしまう可能性もあります。
知らない単語に対して毎回例文を調べるために辞書を引くのは面倒なもの。例文付きを選んだほうが学習がはかどります。
2. 難易度にあっているか
難易度にあっているものを選ぶことも大切です。
ほとんどわからない単語で作られている物を選ぶと、覚える量が多すぎて挫折してしまいます。おすすめは、3割程度もともと知っている単語があるものを選ぶことです。
実際に本屋で単語帳を開いて、レベルチェックをするようにしましょう。自分の英語力より少しだけ難しいものを選ぶと、学習を続けやすいです。
3. 目的にあっているか
目的にあった単語帳を選びましょう。TOEICを受けるのに、TOEFL対策の単語を覚えても遠回り。必要なものから覚えたほうが効率的です。
テストを目的にしていない場合でも、ビジネス向け、アカデミックなど、目的によってよく使う単語は変わってきます。最初に、どのジャンルの語彙力を上げたいか考えてから単語帳を選びましょう。
4. 分量が多すぎないか
可能ならば、分量が多すぎないもののほうが挫折しにくいでしょう。
単語帳を1回ですべて覚えられる人はいません。何回も復習を繰り返して、徐々に頭に残っていくものです。
つまり、復習のしやすさにこだわらなければ、なかなか単語は定着しにくいということ。
量が少ないものであれば、復習を早いタイミングで何度も行えます。そのため、量があまり多くないものを選ぶのがおすすめです。
ぜひこの記事を参考に、あなたに合った英単語帳を選んでみてくださいね!