「will と be going to の違いを理解したい!」
「使い分け方を学びたい!」
「例文を教えてほしい!」
未来を表現する際に使用されるwill と be going to ですが、それぞれの違いや使い分け方が理解できずに悩んでいる方は多くいます。
英文を作成する際に、will と be going to どちらを使用すべきか悩む場面もありますよね!
そこで、本記事では英検1級を保持している元英語教師の僕が、will と be going to の違いについて以下の内容を解説します。
- will と be going to の違い
- 使い分け方のポイント
- 例文の紹介
英語初心者や中学生でもわかるよう丁寧に解説していくので、ぜひ最後までご覧ください!
( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績 )
willとbe going toの違い・使い方
本章では、will と be going to の違いや、それぞれの使い方について3つの視点から解説していきます。
- 「予定が確定していない未来」を表現する際はwillを使う
- 「確定している予定」を表現する際はbe going toを使う
- 「意思の強さ」を表現する際にはwill を使う
本章を読めば、それぞれの正しい使用方法が理解できますよ!
1.「予定が確定していない未来」を表現する際はwillを使う
予定が確定していない未来を表す場合には、be going toではなくwillを使用します。
具体的には「~だと思う」「~でしょう」といった文章表現が挙げられます。今その場で決めた予定や行動に対しても使われる訳ですね。
will は「予定がまだ決まっていない未来」に対して使う表現だと覚えておきましょう!
2.「確定している予定」を表現する際はbe going toを使う
すでに行うことが確定している予定を表現する際には、be going to を使用します。
具体的には「明日は会議をする」「夜に(手配している)飛行機に乗る」のように、事前に決めている予定や行動が挙げられます。
be going to は、確定している予定や行動で使うものだと覚えておきましょう!
要するに、will と be going to の大きな違いは、事前に決まっている予定(未来)かどうかです。
will と be going to の違いは、関連記事「【これで完璧】現在進行形が未来を表現するのはどんなとき?will や be going to との違いも解説】」でも紹介しています。
現在進行形の使い方をマスターしたい方は、本記事と合わせてご覧ください。
3.「意志の強さ」を表現する際にはwillを使う
will は予定を表現するだけでなく「強い意志」や「決意」を示す際にも使用できます。
will を使った表現の具体例として、以下の例文を紹介します。
I will do my best.
(最善をつくします!)
I will win this tournament.
(私はこのトーナメントに勝ちます!)
どちらの文も意志や決意を表明していますね。
一方で、be going to には「意志」の意味が一切含まれていないので、間違えないように注意しましょう。
なおイングリッシュおさるの公式LINEでは、英語文法の基礎や実践的なノウハウといった有料級の特典を15個もプレゼントしています。
すべて無料なので、英語を学びたい人は、この機会に友だち追加して学習に役立ててみてください!
willとbe going toの例文
これまで will と be going to の違いや基本的な使い方を説明してきました。
本章ではさらに理解を深めていただくために「will と be going to」を使用したさまざまな例文を紹介します。
それぞれ見ていきましょう!
1.willを使用した例文
will を使用した例文は、以下のとおりです。
I will go to the store tomorrow.
(明日は店に行くつもりです。)
She will finish homework tonight.
(彼女は今日の夜に宿題を終わらせるでしょう。)
They will meet at the restaurant for lunch.
(彼らはレストランでランチで会うでしょう。)
He will call you later to discuss the project.
(彼は後でプロジェクトについて話し合うためにあなたに電話をするでしょう。)
We will study together for the exam next week.
(来週の試験に向けて一緒に勉強しましょう。)
どの例文も「~でしょう」「つもり」といった曖昧な状況を伝えていますね。
自分がやると思っているだけや予測しているだけなので、確定した予定ではないため will を使用しているという訳です!
関連記事「【簡単】will be ingの意味や使い方を元教師が解説!例文や他の未来文との違いも紹介」では、will に関する別の使い方を解説しています。will に関する理解を深めたい方には必見の内容です。
2.be going toを使用した例文
be going to を使用した例文は以下のとおりです。
I am going to visit my grandparents this weekend.
(今週末は祖父母に会いに行く予定です。)
She is going to start a new job next month.
(彼女は来月新しい仕事を始める予定です。)
He is going to buy a new car next year.
(彼は来年新しい車を買うことになっている。)
We are going to watch a movie tonight.
(今夜は映画を見に行くことになっている。)
どの例文も和訳すると、事前に確定している予定や行動なので、be going to を使用しています。
be going to=あらかじめ決まった時に使う表現と覚えておくと良いでしょう!
will と be going to 以外の基礎文法も勉強したいという方には、関連動画「【最短最速】中学英語完全攻略【永久保存版】」の視聴がおすすめです!44パターンの前置詞を徹底的に解説しているので、ぜひ参考にしてください!
willとbe going toの違いについて理解度チェック
英文を使いこなすためには、使い方や例文を見るだけでなく「問題を解く」というプロセスを経ることが重要です。
本章では、理解度をチェックしていくためにテストを出題します。
あまり身構えずに、気軽に挑戦してみてくださいね!
全3問、それぞれの日本語の文章を英訳してください。解答と解説も紹介しているので答え合わせをしながら、ご自身の理解度を確認していきましょう。
Q1.「私は明日、自転車で学校に行くつもりです。(まだ確定していない)」を英訳してください。
A1.I will go to school by bicycle tomorrow.
解説:まだ確定していない予定なので、willを使用しています。
Q2.「同社は来年新製品を発売する予定だ。(確定している予定)」を英訳してください。
A2.The company is going to launch a new product next year.
解説:「確定している予定」なので、be going to を使うのが適切です。
Q3.「私は絶対に受験に合格する!」を英訳してください。
A3.I will definitely pass the exam.
解説:「強い決意」を表現しているので、be going toではなく will を使用しています。
これらの理解度テストを通じて、will と be going to の違いと使い方についての理解を深められたでしょう!
本記事では、will と be going to の違いを解説しましたが「他の文法について知りたい」「英語学習で意識することがわからない」という方も多いはず。
公式LINEでは、英語学習で役立つノウハウを無料で配布しているので、ぜひ下記ボタンから登録してみてください。