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would と could の違い、これでもう迷わない!使い方・例文を徹底解説

「 would と could の違いがわからない」
「実際の試験問題や英会話で正しく使えるようになりたい」
「would・couldをはじめとする助動詞の使い分けが難しい」

こんな悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか?

TOEIC・英検・大学受験などの試験では、would と could など助動詞の違いを問われる問題がよく出題されています。

「雰囲気で使っていたら不正解だった…」なんてことにならないように、違いをしっかり理解することが大切です。

そこでこの記事では、TOEICや英検で would と could に関する様々な問題を見てきた僕が、次の内容を解説します。

  • would と could の基本的な違い
  • 文章の作り方と訳し方
  • 関連表現との違い

この記事を通して、would と could の違いを正しく理解し、試験や英会話で自信を持って使えるようになりましょう!

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目次

would と could の基本的な違い

would と could はどちらも助動詞で、文の意味を変える役割を持つ単語。使い方を間違えると、言いたいことが伝わらなくなることもあるので違いをしっかり頭に入れておきましょう。

助動詞とは?
  • 動詞の前に置いて「話し手の意図や態度(可能性・義務・推量・依頼・意志など)」を表す
  • 動詞の意味を補助する単語のこと
  • 助動詞の後には必ず動詞の原形が続く
wouldcould
基本の意味未来の仮定
意志
推測
丁寧な依頼
過去の能力
推測・可能性
丁寧な許可
丁寧な依頼
使う場面仮定法(もし~なら)
未来の推測
丁寧な表現
過去の能力
丁寧な表現
仮定法(もし~なら)
例文I would help you if I had time.(時間があれば手伝うのに)I could help you if I had time.(時間があれば手伝えるのに)

ざっくり言うと、would は「~するだろう」「~するつもり」、could は「~できた」「~する可能性がある」という意味合いです。

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「もし時間があれば」の文を例に、ニュアンスの違いをチェックしてみましょう!

would を使うと…

I would help you if I had time.(時間があれば手伝うのに

「実際には時間がなく手伝えないが、もし時間があれば手伝う意志はある」という仮定の状況を表しています。

could を使うと…

I could help you if I had time.(時間があれば手伝えるのに

「手伝う能力はあるけど、時間がないから無理」という「能力」に関する話となります。

このように、どちらを使うべきか「なんとなく」で選ぶと伝えたいことがうまく伝わらない可能性があります。

would と could の文章の作り方&訳し方の違い

would と could をどうやって文章で使うのか、場面ごとに見ていきましょう。

  1. 依頼するときのケース
  2. 仮定法のケース
  3. 過去の可能性を表すケース

頭の中でドラマのように場面を思い浮かべながら読み進めると、イメージが湧きやすいですよ!

1.依頼するときのケース

表現・例文

Would you ~? / Could you ~?

Could you help me with this?(手伝っていただけますか?)

Would you mind helping me?(手伝ってくれたら嬉しいのですが)

よくある間違い

Would you help me with this?
(厳密には間違いではないが、couldのほうが一般的に丁寧)

間違えやすい理由

would・could の2択を間違え、Would you help me with this? としてしまう人がいます。考えられる理由は、多くの人が「would = 丁寧」と覚えているから。

would は仮定法や丁寧な依頼表現で使われるため、「丁寧な依頼には Would you~? が正解」と誤解してしまうのです。

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しかし、実際には「Could you~?」のほうがより控えめで丁寧な依頼表現になります!

ポイント

Would you ~? は相手の意志を確認するニュアンスが強いです。

Would you help me with this?
(あなたは手伝うつもりがありますか?)

対して Could you ~? は「相手にその行動をする能力があるか確認を取る」意味合い。

つまり、シンプルに「~できますか?」として、自然かつ丁寧な依頼にするには、Would だと言葉の印象として強くなってしまう恐れがあります。

2.仮定法のケース

「私だったらこうしているのに」という仮の話を通じてアドバイスする場面で使います。

表現・例文

If I were you, I would ~

If I were you, I would study harder.(私があなたなら、もっと勉強するだろうに。)

よくある間違い

If I were you, I could study harder.

→「勉強することが可能」となってしまい少し不自然

間違えやすい理由

「could = 助動詞の過去形」とだけ覚え、仮定法にも使ってしまう人がいます。

could は can の過去形 なので、「~できた(能力)」という意味で覚えている学習者が多いのではないでしょうか。
そのため、仮定法(If I were you)の文でも間違えて過去形の could を使ってしまうのだと考えられます。

If I were you, I could ~ が成立する場合もあるので、絶対に誤りとは言えませんが、「私だったらこうするよ」とアドバイスとして使うなら would のほうが適切です。

「would = 意志」「could = 能力」の違いを理解できていないことも間違える原因です。

ポイント

正しいイメージ
  • would は「~するだろう」
    →意志を持って行動するイメージ
  • could は「~することが可能だった」
    →能力の話にフォーカス

「If I were you, I could study harder.」だと、「勉強することが可能だろう」となり「勉強するのに」という意思を表現できていません。

could の場合、「勉強することはできるのに」と、能力の面に焦点を当てている文章です。

3.過去の可能性を表すケース

可能性としてはありえたこと」を示すときの表現方法です。

表現・例文

could have + 過去分詞

He could have won the race.(彼はそのレースで勝ったかもしれない。)

could have + 過去分詞 は「過去の可能性・推量」を表す表現。

実際に起こったかどうかはわからないけれど、「〜だったかもしれない」と、過去に起こりえた可能性について述べるときに使われます。

ですが、この表現は仮定法の文脈でも使われるため、訳し方がゴチャゴチャになってしまうことがあります。

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詳しくはすぐ次の項目で解説します!

4.過去の「もし〜だったら」を表す仮定法のケース

実際にはそうならなかったけれど、過去の状況を「仮定」して話すときに使われるのが「仮定法過去完了」です。

過去の「可能性」(かもしれない)と同じ表現を使うので訳し方に注意しましょう!

表現・例文

could have + 過去分詞

If I had studied harder, I could have passed the test.(もっと勉強していれば、合格できたかもしれない。)

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この文では、実際にはあまり勉強していなかったことが前提です。

そこに「もし~していたら、~できたかもしれない」という過去のもしもの仮定を加えて、「できたのに…」というニュアンスを表しています。

「if + 過去完了」とセットで使うと、仮定法過去完了として「実際には起こらなかったこと」を表現できます。

対して過去の可能性(単なる「かもしれない」)には、Ifが使われていません。

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would と could と関連表現との違い

ここからは、英語学習者がよく迷うポイントをQ&A形式で解説します。

Q1. would・could・should の違いは?

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まず、3つの違いを整理してみましょう!

would

【意味】
「〜するつもりだ」「~するだろう」(意志・仮定・推測)

【例文】
I would buy it if I had more money.(もっとお金があれば買うのに。)

could

【意味】
「~できた」「~かもしれない」(能力・可能性)

【例文】
I could buy it if I had more money.(もっとお金があれば買うことができるのに。)

should

【意味】
「~すべき」(義務・アドバイス)

【例文】
You should buy it.(それを買うべきだよ。)

違いの理解が曖昧だと、「私があなたなら~するだろう」の文で should を選んでしまうことがあります。

例えば If I were you, I should… は「~すべきだ」であり、「するだろう」とは意味が違います。

この場合、仮定の表現で If I were you, I would… として「私があなたなら~するだろう」の文章にするのが正しい使い方です。

Q2. can you・could you・would you の違いは?

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全部「~してくれますか?」の依頼表現ですが、丁寧さに違いがあります!

Can you は「気軽なお願い」
Could you は「丁寧なお願い」
Would you は「お願い+相手の意志を確認」

Would you help me?(手伝ってくれますか?)でも間違いではありませんが「手伝うつもりはありますか?」というニュアンスに。

シンプルに「手伝ってほしい」と伝えるなら Could you のほうが一般的な丁寧表現です。

Q3. might と could はどう違うの?

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どちらも「可能性」を表しますが、確率の高さやニュアンスに違いがあります!

might

【意味】
ひょっとして~かもしれない(可能性は低め)

【例文】
It might rain tomorrow.(明日は雨が降るかもしれない。)

could

【意味】
「~する可能性がある」「~できる」

【例文】
It could rain tomorrow.(明日は雨が降る可能性がある。)

どのくらいの確率で起こりうるのか、で適切なほうを選ぶことがポイント。

「might」は「ひょっとして~かもしれない(30%程度)」
「could」は「可能性がある(10~20%程度)」

might は「可能性はあるけど、ちょっと弱気」な言い回し。could と比べて可能性はやや高めですが、まだ「たぶん起こらないかも…」というトーンです。

Q4. 仮定法で might を使うのはアリ?

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アリ!
ですがニュアンスが少し変わります!

If I had more money, I would buy a car.(もしお金があれば、車を買うだろう。)

If I had more money, I might buy a car.(もしお金があれば、車を買うかもしれない。)

might の場合「買う可能性がある(けど確実ではない)」という意味です。

would のほうが「買うつもり」感を強く出せます。

Q5. could have と should have の違いは?

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どちらも 「過去のことを振り返る表現」 ですが、意味が変わってきます!

could have + 過去分詞

【意味】
~できたのに(でもしなかった)

【例文】
I could have called you, but I forgot.(電話できたけど、忘れちゃった。)

should have + 過去分詞

【意味】
~すべきだった(でもしなかった)

【例文】
I should have called you.(電話すべきだったのに…。)

「できたのに」と「すべきだったのに」の違いを押さえておきましょう。

would と could の違い理解度チェック

ここまで、基本ルールや主要な助動詞との違いを解説してきました。would と couldがどれくらい頭に入ったか、ここで理解度チェックをしてみましょう。

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Would と Could、どちらが適切か選んで空欄を埋めてみてください!

1. (__) you help me with this report?

答えは……

Could(Could you help me with this report?)

Could you は「お願い」の定番表現。Can you でもOKですが、could ならより丁寧に。

2.If I were you, I (__) talk to the teacher.

答えは……

Would(If I were you, I would talk to the teacher.)

「もし私があなたの立場だったら、先生に話すだろう」という仮定+意志の表現。would は「〜するだろう」「〜しようと思う」などの意志的な行動に使います。

一方 could にすると「先生に話せるのに(能力)」という意味になり、伝えたいニュアンスとズレてしまいます。
そのため助言やアドバイスの文では would が自然です。

3. (__) you pass me the salt, please?

答えは……

Could(Could you pass me the salt, please?)

Could you ~? は丁寧な依頼表現。
Would you より一般的に使われる。

4. If I had studied harder, I (__) have passed the test.

答えは……

Could(If I had studied harder, I could have passed the test.)

仮定法過去完了での「could have + 過去分詞」は、「実際にはできなかった」ことへの仮定を表現できます。

わからなかった問題は、解説箇所に戻って復習することをおすすめします。

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