「英検1級を持っていると人生変わるの?」
「英検1級を持っている人はどれくらいすごいの?」
「人生を変えるために英検1級を取りたいが、勉強方法がわからない」
このような疑問や悩みはありませんか?英検1級は、英検の中で最も難易度の高い試験であり、取得することで人生によい変化をもたらすきっかけになる資格のひとつです。
そこでこの記事では、
- 英検1級の基礎情報
- 人生が変わる英検1級の魅力
- 英検1級を取得するための勉強方法
などを詳しく解説。
英検1級を受験しようか考えている人や、取得することでどんな変化が起きるのか知りたい人に、ぜひ読んでいただきたい内容となっています!
この記事を参考に、英検1級の魅力をチェックしてみてください。
英検1級の基礎情報をサクッとおさらい
英検1級の基礎情報として、以下を簡単に紹介します。
- 英検1級のレベル
- 英検1級の試験内容
- 英検1級の合格率
英検1級がどんな試験なのかを知れる内容となっていますので、ぜひチェックしておきましょう!
1.英検1級のレベル
日本英語検定協会によると、英検1級は英検の試験においての最終目標となっており、「社会生活で幅広く英語を理解し使用できるレベル」とされています。
英検1級に必要な語彙数は、10,000~15,000語程度で大学上級レベル。TOEIC900点以上のスコアと同等の難易度であり、大変難易度の高い試験とされています。
2.英検1級の試験内容
英検1級の試験内容は、リーディング・ライティングの筆記(100分)とリスニング(約35分)からなる一次試験と、英語面接(約10分)の二次試験に分かれています。
以下は各試験内容の詳細です。
分野 | 試験内容 |
---|---|
筆記 / リーディング(4択問題) | ・3つのパートで構成されている ・短文の語句空所補充 ・長文の語句空所補充 ・長文の内容一致選択 |
筆記 / ライティング(記述式) | ・英文要約(文章の内容を要約) ・英作文(指定されたトピックの意見を論述) |
リスニング(4択問題) | ・会話の内容一致選択 ・文の内容一致選択 ・Real-Life形式の内容一致選択 ・インタビューの内容一致選択 |
面接 | ・自由会話(面接官と日常的な会話をする) ・スピーチ(5つのトピックから1つ選び2分間のスピーチを行う) ・Q&A(スピーチの内容、トピックに関連する質問に答える) |
英検1級では、ライティングパートで英文を要約したり、指定されたトピックで英作文を作成したりするなど、TOEICにはない力が必要になってきます!
一次試験に通過すれば、面接でスピーキング力も必要となるため、英検に特化した学習方法をする必要があります。
3.英検1級の合格率
2016年以降は合格データの発表はありませんが、2015年度の合格率は12%です。一次試験は10%前後、二次試験は60%前後といわれており、合格率から見ても難易度の高い試験だとわかります。
正答数をもとに算出される英検CSEスコアが、合格基準に達しているかどうかで合否を判断しており、英検1級の場合、以下が合格ラインとなっています!
- (一次)合格基準スコア:2028
- (二次)合格基準スコア:602
英検CSEスコアは、現在の英語力を知るのにも役立ちます。1級取得のために、あとどれくらい学習するとよいかが判断できる指標としても利用が可能です。
なお、英検1級については関連記事「【メリットだらけ】英検1級は難しいけど攻略可能!出題形式や勉強法を合格者が解説」でも詳しく解説しています。あわせてチェックしてみてください!
英検1級の取得で人生の幸福度が変わる
日本英語検定協会の調査によると、英検1級や準1級の取得者は2級以下の取得者と比べて、幸福度が高いことがわかりました!
幸福度とは、仕事と生活への満足感を示しています。
仕事のやりがいや収入に対する満足度が高いことで生活が豊かだと感じたり、私生活でできることが増えて幸福に感じたりすることが理由として考えられるでしょう。
よって、英検1級に合格することは、少なからず人生によい影響を与えるものだと推測できます。
仕事で人生が変わる|英検1級取得が持つ魅力5選
ここからは、英検1級を取得することで仕事面にどのような影響があるのか、以下の5つを紹介します。
- 評価・年収アップにつながる
- 仕事の幅が広がる
- 転職時のアピールポイントになる
- 副業で収入を得られるようになる
- 通訳案内士(ガイド)の試験が一部免除になる
それぞれを詳しく解説していくので、ぜひチェックしてみてください。
1.評価・年収アップにつながる
社会人を対象に英検と年収の関係性を調査したところ、40代では平均年収が899.3万円、50代では1114.6万円という結果が出ました。
引用:日本英語検定協会:英語力とQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の関係性調査結果
一般的な40代の平均年収は約522万円、50代は約589万円と比べると、どちらの年代も大きく年収が上回っていることがわかります。
また、準1級や2級と比較すると、200万円以上の年収の差があり、より高い英語力を持っているほうが年収も上がりやすいといえます。
実力が評価されたり昇給したりすることにつながれば、年収もアップしやすいでしょう!
2.仕事の幅が広がる
英会話を日常的に使う会社では、任せてもらえる仕事が増えたり海外転勤につながったりすることがあります。
海外転勤となれば、人生を変える大きなきっかけにもなります!
英検1級を取得することで、英語力が評価され仕事の幅が広がれば、さらなるスキルアップ・キャリアアップも目指せるでしょう。
3.転職時のアピールポイントになる
英語を日常的に使う企業や、外資系の企業に転職する際、英検1級を持っていると有利になることがあります。たとえば、高い英語力を持っているアピールになったり、他の求職者との差別化にできたりするなど。
英検1級が採用の決め手となる可能性も大いにあるでしょう。
また、外資系の会社では、最低限の教養として英語資格を必須としているケースもあるため、資格を持っていれば自己アピールをすることも可能。
より年収の高いグローバル企業や外資系企業に転職したり、英語力を発揮できる職種につければ、さらなる収入アップも期待できます!
転職という人生が変わるタイミングで、英検1級が大きな影響をもたらす可能性は大いにあるでしょう。
4.副業で収入を得られるようになる
英検1級を持っていれば、英語力を活かした副業で収入アップを目指せます。オンラインが発達し、グローバル化が進んでいる現代では、英語関連の副業は多く存在します。
英語力を活かせる副業は、次のとおりです。
- 英語の動画に日本語字幕を入れる
- 英語論文の和訳
- 通訳
- 翻訳された文章のチェック
- 英会話講師
英検1級を持っていることが強みとなり、他の人より採用されやすい点もメリットのひとつです。
5.通訳案内士(ガイド)の試験が一部免除になる
通訳案内士(ガイド)という資格を受ける場合に、英検1級を取得していると英語科目が免除されます。
英検1級を取得したことがきっかけで、通訳案内士を目指す場合もあるでしょう!
通訳案内士(ガイド)は、競争率も難易度も高い資格なので、英語科目を勉強する負担が減り、別の学習に集中できるメリットがあります。
ここまで読んで「英検1級に挑戦したい」「取得に向けて勉強し始めたい」と思った人は、ぜひ関連記事「【実績あり】英検1級は最短2ヶ月で合格できる!必須となる2つの教材・学習のコツを紹介」もチェックしてみてください!
学業で人生が変わる|英検1級取得が持つ魅力3選
学業の側面からも、英検1級を目指すことで得られるメリットがあります!
- 大学受験や就職活動に有利になる
- 授業や試験に対し高得点が得られる
- 海外留学が検討できる
英検1級を目指している学生は要チェックです。
1.大学受験や就職活動に有利になる
英検1級は、受験や就職時にアピールできる資格であり、高い英語力があることの証明になります。
大学入学時の試験免除や入学金免除、奨学金などの申請に利用できるケースもあり、取得しておくと大きなメリットがあります。
英検1級を取得していると受験・就職時を有利に進められる可能性が高く、今後の人生によい影響を与える可能性があるでしょう。
2.授業や試験に対し高得点が得られる
英検1級レベルの英語力があれば、学校の試験は問題なく高得点が取れます。大学であれば単位として認められる場合もあるため、取得していると学業に有利となる資格です。
英語教師よりも英語力が高い可能性すらあるレベルなので、自分の英語力に自信が持てるという魅力もありますよ!
3.海外留学が検討できる
英検1級を取得できる英語力が身につけば、「海外留学」も検討できます。
海外でも日常会話ができるレベルなので、現地の人との交流が難しいということは少ないでしょう。海外でのコミュニケーションに対する不安が減り、留学後すぐに現地の文化を学んだり、学業に集中したりできます。
海外留学は、人生を変えたり良い影響をもたらす出来事になる可能性が高いです!
英語学習で人生が変わる|英検1級取得が持つ魅力3選
ここでは、英語の学習面から人生が変わる英検1級の魅力を紹介します。
- 英語力に自信が持てるようになる
- 英語力以外のスキルが身につく
- 周囲からの支援を受けられる
どのような内容なのか、詳しく解説していきます。
1.英語力に自信が持てるようになる
取得難易度の高い英検1級を持っていれば、自分の英語力に自信が持てるようになります!
さらに上を目指して、英語を学習するモチベーションも高まるでしょう。英検1級よりも高難易度のTOEFLやIELTSの高スコアを目指したり、国連英検特A級等に挑戦したりすることも可能です。
英検1級の取得がきっかけで英語力が上がれば、仕事やプライベートに活かされる機会も増えるでしょう。
2.英語力以外のスキルが身につく
英検1級に合格するには、日々の学習時間の確保や継続する力が必要です。
- 学習を続ける力
- 諦めない気持ち
- タスク管理力
これらのスキルが習得でき、仕事や人生にもよい影響をもたらします。
社会に出たときに周囲から高く評価される場合もあるでしょう!
よって、英検1級に合格したという成功体験が、人生にプラスの影響を与えると考えられます。
3.周囲からの支援を受けられる
英検1級の取得を目指したり合格したりすると、周囲とくに家族から応援してもらえる可能性があります。
たとえば、希望する進学先に入学できるように支援してもらえる、海外留学できるように応援してもらえる、などがあるでしょう!
現在、僕の公式LINEでは友だち追加するだけで、有料級の英語教材をお受け取りいただけます!「英検1級の合格に向けて勉強したい」「基礎的な英語力を上げたい」という人は、ぜひこの機会に特典を受け取ってくださいね!
人生が変わる英検1級取得に向けた勉強方法4ステップ
ここからは、英検1級合格、TOEIC900点を取った僕が実践した勉強方法4ステップを紹介します。
- 基礎文法・単語を身につける
- 試験用単語を覚える
- 過去問を解く
- 二次試験対策のスピーキング
なお、この勉強方法は、関連動画「【2ヶ月で達成】英検1級合格する方法」でも解説しています。詳しく知りたい人はぜひチェックしてくださいね。
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ステップ1.基礎文法・単語を身につける
英検1級合格に向けた勉強をするにあたって、まずは基礎の文法と単語を身につける必要があります!
キク英文法(クリックでAmazon購入ページへジャンプします)を使って文法を習得し、データベース3000(クリックでAmazon購入ページへジャンプ)で基礎単語を学びましょう。
基礎を習得しないまま、いきなり英検の過去問を解くのは非効率なので避けてください。
なお、文法の学習方法については、関連動画「【1冊だけで】文法を完璧にする本【2ヶ月で文法攻略】」にて詳しく解説しています。ぜひこちらもチェックしてみてください!
ステップ2.試験用単語を覚える
英検1級は、単語への依存度が高い出題形式のため、単語学習がとても重要になります。英検1級 でる順パス単(クリックでAmazon購入ページへジャンプ)を使って学習するのがおすすめです。
英検1級 でる順パス単は、単語2,100語、熟語300語の計2,400語が収録されています。
たとえば、2ヶ月で英検1級を目指すのであれば、1日400語、6日間で単語帳1周するペースで覚えていきましょう!
このとき重要なのは、目的にあった学習方法をするということ。あくまでも単語を見て意味がわかればいいため、ひとつずつ英作文を作って覚えたり発音を聞いて覚えたりする必要はありません。
効率よく単語を覚えるなら、関連動画「【最短最速】25,000語を覚えた英単語暗記法10選」もチェックしてみてください!
ステップ3.過去問を解く
過去問は、2024年度版 英検1級 過去6回全問題集(クリックでAmazon購入ページへジャンプ)を使用し、時間を計りながら解きます。わからない単語や文構造がある場合は、理解できるようになるまで徹底的に繰り返し復習しましょう。
リーディングとリスニングパートの学習方法や注意点は以下のとおりです。
パート | 内容 |
---|---|
リーディング | ・スムーズに一発読みで理解できるようになるまで精読する ・シャドーイングとスクリプト確認を繰り返し、一致させていくトレーニングをする |
ライティング | ・基本的な文法でよいので、正確に書けるようになることを意識する ・文法や単語のミスは大きな減点につながるため注意する |
ちなみに、過去問を解くステップに入るタイミングは、英単語を9割程度覚えてからです。
いきなり過去問から学習し始めてしまうと、わからないことが多すぎて精神的につらくなり、進められなくなってしまうので注意しましょう。
ステップ4.二次試験対策のスピーキング
二次試験のスピーキングの対策は主に3つの学習方法があります。
まずはじめに基礎的な単語で英作文を行います。単語学習をしているときに「この表現会話で使えそうだな」と思ったものを覚えておくと、あらためて勉強し直さなくて済むのでおすすめです。
次に、話したい内容を『自分が知っている単語で伝える力』を身につけます。
たとえば、「臨場感がある映画だった」と話したいが「臨場感」という単語がわからない。ならば、「まるで映画館にいるようだった」のように言い換えることができますよね。これが「自分が知っている単語で伝える力」を身につけるということです。
最後に、独り言を使って流暢に話せるようになるまでトレーニングを重ねます。
僕は独り言を使って、主張・理由・具体例の構成のスピーチを練習をしました!
独り言では、「誰が する 何を」を意識しながら、自分がわかる単語で表現できる英文を考えて話します。もちろん、最初はつまづいたり考える時間があると思いますが、独り言なので誰にも迷惑はかかりません。
独り言は話す量を確保でき、使える単語も増やしていけるおすすめのトレーニング方法ですので、ぜひ実践してみてください。
独り言のトレーニング方法は関連動画 「【1人でできる】英会話上達法【英会話スクール・オンライン英会話不要】」 で詳しく解説しています。こちらもあわせてチェックしてみてください!
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