「これから英単語の勉強を始めたい!」
「でも、どういう手順で勉強すればいいの?」
「効率のいい英単語の勉強法を知りたい」
受験英語、TOEICを学ぶにしても英単語の勉強は必須。
英単語を知らないと、英文法や長文が理解できず、なかなか成績が上がりません。しかし、どのように英単語を勉強すればいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
非効率な単語学習をしてしまうと、時間の無駄になることが多いので何としてでも避けるべきです。
そこで今回は、元英語教師の僕が効率の良い英単語の勉強法を4ステップで解説します。
他にも、単語のインプットに役立つポイントやおすすめ教材を紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください!
( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績 )
英単語学習は勉強の土台固めに有効
英単語の暗記量が少ないと
- 長文を読み進められない
- リスニングで点数が取れない
- ライティングが上手くいかない
こういった壁にぶつかります。
そのため、英単語の勉強を自主的に進めることが大切です!
英単語帳でしっかりと学習すると、テストやTOEICのスコアを伸ばすことに繋がります。
ただ、単語帳をただ流し読みしたり、ノートに書き続けたりしても意味はありません。
理解できない単語を集中的に復習して、効率を高めないと時間が無駄になってしまうので注意しましょう。
英単語の勉強法を4ステップで解説!
それでは、英単語の勉強法を以下の4ステップで解説します。
- 単語帳を購入する
- まずは1周する
- わからない単語を復習する
- ひとつ上のレベルの単語帳を購入する
いずれも簡単に取り組める勉強法なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
1. 単語帳を購入する
単語帳を購入する場合、難易度の高いものをいきなり選ばないようにしましょう。
特に英単語をしっかりと勉強するのが初めての場合は、初心者向けの英単語帳を選ぶのがおすすめです!
あまりに難易度が高い英単語帳を選んでしまうと、途中で挫折する可能性があります。
そこで、初心者向きの英単語帳を選ぶ場合は、以下のものがいいでしょう。
詳しくは記事内の「英単語の勉強におすすめな英単語帳3選」で紹介しています。まずは自分のレベルに合った英単語帳を購入して、挫折しないように対策してくださいね。
2. まずは1周する
自分に合った英単語帳を購入したのであれば、まずは1周読み進めましょう。
効率よく英単語の勉強を進めるためには以下の手順がおすすめです。
- 単語のメインの意味をチェックして覚える
- 発音して音で覚える
- 会話でよく使う英単語は英作文を行う
もしどうしてもわからない、覚えられない単語がある場合にはチェックを入れておきましょう。
効率よく英単語を覚える方法に関しては、関連記事「【絶対NG】やってはいけない英単語帳の覚え方5選!短時間でも効果が出る暗記術7選を紹介」でより詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
3. わからない単語を復習する
次は、英単語帳を1周してみた結果から「どうしてもわからない、覚えられない」と明らかになった単語に絞って復習します。
わからない単語に関しては、以下のように勉強すると覚えやすいです。
- 画像を使ってイメージと結び付けて勉強する
- 接頭辞や接尾辞の組み合わせを確認する
- 語源を確認して覚える
覚える時間は人によって異なるので、単語を見たら瞬時に日本語が出てくるくらい完璧になるまで行いましょう。
僕は30〜50周くらい行っていました!
「何周もするなんてどれだけ時間がかかるんだろう」と思うかもしれませんが、記憶が徐々に定着していくため、50周目は1周目と比べて格段に早いスピードで1周できます。
このように効率的な勉強法を導入して、わからない単語をひとつずつなくしていきます。このフェーズが最も時間がかかるので、気合を入れて自分に負けないようにしましょう。
4. ひとつ上のレベルの単語帳を購入する
購入した英単語帳に記載されている単語の学習が終わったら、ひとつ上のレベルの単語帳を購入します。
すでに習得した英単語帳を繰り返し学んでも、自分の語彙力は増えません。
ひとつ上の難易度の英単語帳を購入したら、ここまで紹介した1~3の手順で再度勉強しましょう。
そして、記載されている英単語をすべて理解し、覚えきったらまたひとつ上の難易度の英単語帳を購入して、自分の語彙力をさらに高めることがおすすめです。
【世代別】おすすめの英単語の勉強法
世代によって効果的な学習方法が異なります。こちらでは、以下4つの世代に分けて、英単語の覚え方を紹介します。
- 中学生
- 高校生
- 大学生
- 社会人
ぜひ参考にしてみてください。
1. 中学生|授業で出てくる単語を覚える
中学生の場合は、授業で出てくる英単語を覚えるようにしましょう。予復・復習を繰り返すことで、着実に習得できます。
中学で習う単語は、英検などの試験や高校でも使うものです。英単語を見て、即時に日本語訳できるレベルになるまで学習することをおすすめします。
2. 高校生|1冊の単語帳を徹底的に学習する
高校生になると、大学受験を意識した学習が必要です。そのため、1冊の単語帳を徹底的に覚えるようにしましょう。
高校で習う単語は、1,800~2,500語と言われています。中学に比べて英単語の難易度も高くなるため、コツコツ覚えることが大切です。
まずは、出題頻度の高い単語を覚えます。その後、難易度の高い英単語を習得するよう意識してみてください。
3. 大学生|目的をはっきりさせる
大学生の場合は、まず英単語を覚える目的を明確にします。目的によって、学習のアプローチ方法が異なるためです。
たとえば、TOEICで高得点を取りたいのなら、試験で頻出する単語を覚えましょう。購入する単語帳もTOEIC対策に特化したものがおすすめです。
手当たり次第に覚えるのではなく、まずは高校レベルの単語からスタートするといいでしょう。
4. 社会人|隙間時間を活用する
社会人は、仕事をしつつ英単語を覚えなければなりません。そのため、隙間時間を活用することを意識してみてください。
おすすめなのは、アプリを使うことです。アプリなら通勤時間や昼休憩などのちょっとした時間を活用できるので、効率良く英単語を覚えられます。
おすすめのアプリは、本記事中の「英単語の勉強におすすめなアプリ3選」にて紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
社会人におすすめの英単語帳は、関連記事「【失敗しない】社会人におすすめの英単語帳!10冊を選び方ごとに紹介」で詳しく紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
「英単語以外の学習方法も知りたい」「効率のいい英語学習の教材があったらいいのに」と考える方は、イングリッシュおさるの公式LINEにご登録ください。学習に役立つ有料級のコンテンツを受け取れます。
英単語を短時間で定着させる覚え方10選【英検・TOEIC・大学受験】
英単語の勉強を効率化させるためには、以下の10点が大切です。
- 短い期間で何度も復習する
- 隙間時間にアプリも活用する
- 自分で例文を作成する
- 実際に発音する
- イラスト・写真を活用して覚える
- 他の単語と関連づける
- 簡単な日本語に置き換えて覚える
- 単語の構造から意味を推測する
- 派生語までセットで覚える
- テスト形式で覚える
効率の良い学習を行うためにも、ひとつずつじっくり確認しましょう。
なお、ここで紹介する内容はYouTube動画「【最短最速】25,000語を覚えた英単語暗記法10選」で紹介しています。ぜひ参考にしてみてください!
1. 短い期間で何度も復習する
英単語を少しでも効率よく覚えたいのであれば、短い期間で何度も復習しましょう。
短時間で何度も単語に触れることで、記憶に定着しやすいです。
わかりやすい例で言うと、よく使うスーパーの店員の顔を覚えてしまう現象があげられます。
よく使うスーパーの店員さんの顔ってなぜだかすぐに覚えてしまいますよね。
多くの単語をなるべく早く覚えるためにも、短い期間で何度も勉強することを心がけましょう。
2. 隙間時間にアプリも活用する
最近ではスマートフォンを使っている方が多く、ゲームや仕事など様々な用途で使用しています。
無料の英単語学習アプリもあるので、場所を選ばずに隙間時間を活かして学習できますよ!
音声で確認できるアプリがほとんどなので、読むだけではなく音でも覚えられるのがメリット。
おすすめの英単語学習アプリに関しては、関連記事「【厳選】英単語学習アプリおすすめ5選!選ぶ際のポイント・単語帳との機能比較まで解説」でより詳しく解説しています。
英単語学習アプリを選ぶ際の参考にしてみてください。
3. 自分で例文を作成する
英単語を効率よく学習する場合は、自分が使いそうな例文を作って覚えましょう。
自分の生活に結びついた例文を作ることで、より英単語を覚えやすくなりますよ!
たとえばlike であれば、以下のような例文が作れます。
I like to watch YouTube.(YouTubeを見るのが好き)
I like to study alone.(1人で勉強するのが好き)
英単語帳に載っている例文をそのまま覚えるのではなく、自分で例文を作って頭を使いながら勉強することがポイントです。
4. 実際に発音する
英単語をただ黙読して覚えるよりも、発音して練習することでより覚えやすくなります。
発音練習をすることで単語とその発音のイメージが結びつくからなんです!
また、発音をしっかりと覚えておくことで、リスニング時に聞き取りやすくなり、点数アップに繋がります。
正しいアクセントなども確認しながら、発音も参考にして英単語学習を進めましょう。
5. イラスト・写真を活用して覚える
英単語がなかなか覚えられない場合は、イラストや写真を活用してみましょう。視覚的に印象づけることで、記憶に残りやすくなります。
具体的には、Googleで画像検索をしたり、自分でイラストを描いたりするのがおすすめです。
ただし、この方法を1単語ずつしていくのは効率的ではありません。そのため、どうしても覚えられない英単語に限定して試していきましょう。
英単語をイメージで覚える方法は、関連記事「【これでできる】英単語をイメージ化して覚える2つの方法!覚える7つのステップも解説」にて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
6. 他の単語と関連づける
ひとつの単語を覚えるときに、他の単語と一緒に覚えると記憶に残りやすくなります。
たとえば「loot(略奪する)」という単語を覚えたいときは「略奪する」=「奪う」という意味の単語を考えます。
「steal」「rob」「loot」といった単語が思い浮かびますね。
自分が覚えやすい単語と関連付けて暗記すると英語の意味を理解でき、暗記しやすくなるでしょう。
7. 簡単な日本語に置き換えて覚える
難しい単語は、簡単な日本語に置き換えると覚えやすくなります。
たとえば「depreciate(減価する)」という単語は、英語でも日本語でも難しい言葉です。
「減価する」は「下がる」と覚えると難易度が下がりますよね。
難しい言葉をそのまま覚えようとするのではなく、覚えにくい単語は少し噛み砕いて暗記するのもひとつの手です。
8. 単語の構造から意味を推測する
たとえば「reconsider(考え直す)」という単語。ぱっと日本語が出にくい単語のひとつです。
しかし「consider(考える)」という単語を知っていれば「re(再度)」と組み合わせた単語であることがわかり「再び考える」→「考え直す」という意味にたどり着きます。
他にも、
- 「extract(引き出す)」=「ex(外に)」+「tract(引っ張る)」
- 「prepaid(前払い)」=「「pre(事前に)」+「paid(支払う)」
と、構造から意味を予測できる単語はたくさんあります。
僕のYouTube動画「【99%の人が知らない】英単語語源完全解説【接頭辞・語根・接尾辞】」でも構造について解説しているので、チェックしてみてください。
9. 派生語までセットで覚える
英単語を単独で覚えるのではなく、派生語も一緒に暗記すると一度に多くの英単語を覚えられます。
たとえば「consider(考える)」の意味が思い出せないとき、派生語の「considerate(思いやりのある)」を知っていたとします。思いやりのある=「きちんと考えることができる人」、つまり「consider」は「考える」という意味だと予測可能です。
派生語をセットで覚えると、一度に多くの英単語を暗記できて効率的です。
10. テスト形式で覚える
自分でテストをしながら覚えるのもおすすめです。
たとえば、以下のようにテスト形式で学習を進めていきます。
- 3分で20単語覚える→赤シートで隠して2分でセルフテストを行う
- 思い出せない単語は印をつけて寝る前に復習する
人間は寝ている間に1日の情報を整理すると言われているため、寝る1~2時間前に復習するのが有効です。
英単語の勉強におすすめの英単語帳3選
英単語学習をこれから始めるのであれば、以下の3つの英単語帳がおすすめです。
- データベース3000
- DUO 3.0
- 英単語ターゲット1900
いずれも初心者向けの英単語帳なので、安心して学習を始められます。
※この見出しではAmazonアソシエイトリンクを使用しています。
1. データベース3000
タイトル | データベース3000 (クリックでAmazonの購入ページへ) |
著者 | 桐原書店編集部 |
出版社 | 桐原書店 |
中学・高校の教科書の内容から大学入試までを意識した単語帳です。僕自身も大学1年生で購入しました。
6段階のレベルに分かれているので、ステップアップしながら学べます。
その後の英語学習で必要な基礎単語をマスターできますよ!
実際の会話で使われる表現も多く収録されており、どのような目的で英語を学ぶにも最初にぜひ手に取ってもらいたい1冊です。
データベース3000を使った学習方法は、関連動画「【1冊だけで】英単語を完璧にする本【最短2ヶ月】」で詳しく解説しています。具体的なペース配分をお伝えしているので、短期間で単語力を強化したい方はぜひ参考にしてみてくださいね!
2. DUO 3.0
タイトル | DUO 3.0 (クリックでAmazonの購入ページへ) |
著者 | 鈴木 陽一 |
出版社 | アイシーピー |
受験勉強や、TOEICの基礎単語を学べる単語帳です。
現代英語の重要英語が1,600語、熟語が1,000語載っており、網羅性に優れているのが強みです。560本の例文も用意され、イメージを構築しながらわかりやすく学習できます。
別売りのCDを購入すると音声で復習できるので、リスニング能力を身に付けたい方におすすめです。英語の基礎力を全体的に伸ばしたいという場合は、DUO 3.0を活用してみましょう。
3. 英単語ターゲット1900
タイトル | 英単語ターゲット1900 (クリックでAmazonの購入ページへ) |
著者 | ターゲット編集部 |
出版社 | 旺文社 |
共通テストや、難関私立大学の入試で頻出する単語を網羅している単語帳です。
入試問題を徹底分析して「でる順」に絞っているため、受験を考えている方に向いています。シンプルな例文も多く掲載されているので、暗記がしやすいのも特徴です。
コンパクトなサイズかつ、開きやすいので、電車やバスで勉強する際に最適な英単語帳といえるでしょう。
なお、さらに他の単語帳も確認したい方は関連記事「【25000語達成】英単語帳おすすめ10選!選び方のコツも紹介【ネイティブレベルの語彙を身につける】」がおすすめです。ぜひ参考にしてみてください。
英単語の勉強におすすめのアプリ3選
英単語を覚えるためには、単語帳と併用してアプリを使うのがおすすめです。通勤や通学などの隙間時間を学習に充てられるため、効率良く英単語を覚えられます。
こちらでは、おすすめのアプリを3つ紹介します。
- mikan
- 金のフレーズ2
- 単語ツリー
各アプリの特徴も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
1. mikan
15のコースから、自分のレベルや目的にあったものを選べます。大学受験やTOEICなどのコースが用意されており、試験対策として利用するのもおすすめです。
さらに、2万を超える単語が収録されており網羅性が高いです。単語の音声も聞けるので、リスニング・スピーキングスキルの向上にもなるでしょう。
2. 金のフレーズ2
TOEICの参考書として人気を集めている「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」に出てくる単語を収録したアプリです。アプリのダウンロードには、650円が必要です(2023年11月時点)。
「英単語を覚えて解いて」といった繰り返し学習ができます。TOEIC対策をする際には、アプリと参考書を併せて利用するのが良いでしょう。
3. 単語ツリー
「単語ツリー」は、さまざまな英単語が収録されているアプリです。英語初心者向けのものからTOEIC頻出単語まで載っており、学習目的にあった使い方ができます。
アプリには、英単語の検索機能が搭載されています。わからない単語が出てきた場合は、辞書として利用することも可能です。
英単語学習におすすめのアプリについては、関連記事「【厳選】英単語学習アプリおすすめ5選!選ぶ際のポイント・単語帳との機能比較まで解説」にて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
やってはいけない英単語の勉強法5選【時間の無駄】
英単語の学習を効率化させたいのであれば、以下の5つの行動はしないでください!
- レベルが合わない単語帳を選ぶ
- 黙読のみで学習する
- 単語をノート・ルーズリーフに何度も書く
- 一気に覚えようとする
- 1日に少しだけ覚える
ここからは、それぞれのNG学習法について詳しく解説します。
1. レベルが合わない単語帳を選ぶ
初めて本格的に勉強する際に、高難易度の英単語帳を選んでしまうと、覚える際に苦労します。
自分のレベルと合っていないので、徐々に勉強が嫌になってしまうことも…!
英単語帳を検討する場合は、自分のレベルを把握した上で購入しましょう。
最初は初心者向きの英単語帳を買い、十分にマスターしてから高難易度の英単語帳に挑戦するのがおすすめです。
2. 黙読のみで学習する
黙読のみで英単語を覚えようとする方を結構見かけますが、それは大きな間違いです。
自分で声に出さないと、発音やアクセントを覚えられません!
リスニングやアクセント問題を解く際に不利になってしまうので、黙読のみで学習するのは何としてでも避けましょう。
CDやアプリで正しい発音を聞きながら、音でも覚えられるように意識することが大切です。
3. 単語をノート・ルーズリーフに何度も書く
単語をノートやルーズリーフに何度も書いていると、作業と化してしまいます。書き写すことが目的になって学習効果が薄れる原因になります。
英単語帳からノートに書き写しているだけの非効率な作業になりがちです。
ノート・ルーズリーフにひたすら書き写しているとだんだん疲れてくるため、勉強のモチベーションも下がりやすくなるでしょう。
英単語をできるだけ早く覚えたいなら、
- 発音
- 英作文
- 画像を見ながらの暗記
などの効率的な学習方法を導入することを意識してみてください。
4. 一気に覚えようとする
覚えるべき英単語は、高校卒業までの基礎でも3,000語以上あると言われています。
大量の英単語を一気に覚えようとするのは非効率です。
たとえ1日で100語覚えられたとしても、1ヶ月後にはほとんど忘れてしまっているでしょう。
たくさんの英単語を覚えるには、繰り返し学習が有効。何度も同じ単語を目にすることで、記憶を定着させていくのが学習の基本です。
短期間で大量の英単語を覚えるのは難しいため、計画的に単語学習を進めることが大切です。
5. 1日に少しだけ覚える
たとえば100個の単語を10日で覚えたい場合、毎日10単語ずつ覚えるのはおすすめしません。
1日100個の単語にさっと目を通し、それを10日間繰り返したほうが記憶に残りやすくなります。
先ほども触れましたが、単語を覚えるには繰り返し学習が有効です。1日じっくり時間をかけて覚えても、目に触れるのは10日間でたったの1回です。しかし、100個の単語を10日間毎日チェックすれば、目に触れる回数は10倍になります。
さっと目を通すだけでもいいのでそれほど時間はかかりません。毎日続けやすく、英単語学習が負担に感じることなく学習を進められるでしょう。
他にも、正しいと思っていても実は非効率な単語の覚え方があります。NGな単語の勉強法についてもっと詳しく知りたい方は、関連記事「【絶対NG】やってはいけない英単語帳の覚え方5選!短時間でも効果が出る暗記術7選を紹介」をチェックしてみてください。
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