「TOEICで難しいのは何点から?」
「自分は何点を目指せばいいんだろう…」
「スコアを上げる勉強方法まで教えて!」
合格や不合格ではなく点数で評価されるTOEICでは、自分の実力とのレベル差が最初はわかりにくいですよね。
目標となる点数の難易度を知らないままでは、学習が難しいと悩み挫折してしまうかもしれません。
そこで本記事では、TOEICで900点以上を取得した僕イングリッシュおさるが、以下の情報をまとめました。
本記事を読めば、スコアの難易度をチェックしながら目標点数を決めて、各パートを具体的に攻略できるようになります。

ぜひ最後までご覧ください。


( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績 )
TOEICが年々難しくなっているという噂の真相





TOEICが年々難しくなっている、と聞いたことがありませんか?
受験者の声でよくある「TOEICの難化傾向」ですが、TOEICの運営元であるETSの発表を参考にすると「難易度の変化がないよう対策している」と結論づけできます。
ETSは、試験の難易度に変化が生じないよう継続的に検証して、その結果を公開しているからです。
成果は論文として公開されており、問題の難しさにバラつきが生まれないよう透明性・自信のある運営をしていることがわかります。
- テスト形式の変更後でも、平均スコアや難易度に大きな変化は見られず、旧形式と整合性があること
- 採点者の教育などにより、スコアの一貫性などを確保するために対策されていること
などが発表されています.
一方で、体験談として「難しくなった」と感じる声があることも事実です。
「難易度は調整されている」といっても、過去にテスト形式が更新されているため、受験者にとって「見慣れない形式・語彙=難化」と感じる可能性はあります。



問題形式の変化に戸惑わないためには、公式問題集で最新の出題形式に慣れておくことが大切です!
【2025年度 最新版】公式問題集はこちら
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 12
TOEICはどれくらい難しい?スコアごとの難易度を解説





TOEICスコアの難易度を、100点ごとに解説していきます!
今の英語力では何点台になりそうか、目標の点数は何点にすべきかを考えながら、チェックしてみてください。
なお、これから紹介する語彙数は「16000語レベル 最強ボキャブラリービルディング」(※クリックでAmazon購入ページへジャンプします)を、レベルは英検公式サイトを参考にまとめています。
1.400点未満の難易度
TOEICで400点未満のスコアなら、正直に言って初歩的な基礎固めが必要なレベルです。



英検でいえば5級〜3級の難易度と同程度と考えてよいでしょう!
- 中学卒業程度
- 高校入試レベル
- 必要な語彙数:1,000〜1,500
逆にいえばとても伸び代があるので、文法と単語を学び直せばスコアを大きく伸ばせる可能性があります。
中学卒業程度で使われるのは、以下のような文法知識です。
- 動詞
- 前置詞
- 名詞
- 時制
- 関係代名詞
Q:( )に入る適切な選択肢は?
A: Is this your bag?
B: No, that’s not ( ). Mine is black.
- good
- true
- easy
- clean
答えと解説はこちらをクリック!
【答え】
2.true(本当の、正しい)
【解説】
- good → よい
- true → 本当の、正しい
- easy → 簡単な
- clean → 清潔な
Bのセリフ「No, that’s not ( ). Mine is black.」は「それは本当じゃない。私のは黒です。」という意味になるので、正解は true。
中学までに習う英語は、関連記事「【完全ガイド】中学英語で習う基本文法を徹底攻略!基礎をマスターすれば短期上達も夢じゃない」で説明しています。


また、関連動画「【この動画で全てが分かる】中学英語完全攻略【永久保存版】」でもさらに詳しくお伝えしていますので、学習しやすいほうをぜひご参考ください!
2.400点台の難易度
400点台は、初心者を脱却できそうなレベルです。



英検でいえば2級と同程度の難しさで、高校生レベルの英語力といえます!
- 高校中級程度
- 一般大学の入試レベル
- 必要な語彙数:4,000〜5,000
高校英語では、主にこのような文法を習います。
- 文型
- 仮定法
- 過去完了形・過去完了進行形
- 関係代名詞
- 関係副詞
- 複合関係代名詞・複合関係副詞
- 原形不定詞
- 可算名詞・不可算名詞
- 助動詞
- 分詞
- It〜that構文
- 動名詞
- 話法
まだまだ得点を伸ばしやすいので、単語力の強化や試験対策に力をいれるとよいでしょう。
Q:( )に入る適切な選択肢は?
Ken decided to join a local gym. The membership allows him to use all the equipment and also includes free ( ) with professional trainers twice a month.
- instructions
- elections
- celebrations
- discussions
答えと解説はこちらをクリック!
【答え】
1.instructions(指導)
【解説】
- instructions → 指導、指示
- elections → 選挙
- celebrations → 祝賀、行事
- discussions → 議論
文脈は「ジムの会員になると、器具を使えるだけでなく、プロのトレーナーからの無料指導も受けられる」という内容。したがって instructions が最も適切。
高校英語を総復習したい人には、関連記事「【イラストで理解】高校英語の文法をわかりやすく解説!イメージで基礎がため【誰でもわかる】 」がおすめです。


もっと網羅性を高めた関連動画「【完全イメージ化】高校英語完全攻略【永久保存版】」もありますので、参考にしてみてください。
3.500点台の難易度



TOEIC500点は、高校卒業レベルの英語力があるとみなされます。英検でいえば2級レベルの実力と判断できます!
- 高校中級程度
- 一般大学の入試レベル
- 必要な語彙数:4,000〜5,000
英語の基礎はできている可能性が高いですが、履歴書などに記載するには若干心もとない点数です。
TOEICの公式問題集に取り組み、得点アップを目指しましょう。
4.600点台の難易度
600点台は、英検2級・高校卒業程度の英語力があり、かつ試験の問題傾向に慣れていればサクッと目指せる点数です。
- 高校中級程度
- 一般大学の入試レベル
- 必要な語彙数:4,000〜5,000



TOEICの平均点レベルと同じ程度の実力があると判断され、就活や転職で評価されます!
パートごとの問題対策に取り組めば、さらに点数を伸ばせるはず。対策として、TOEICの公式問題集を繰り返し解くことをおすすめします。
5.700点台の難易度
700点台を取得するのは難易度が高く、中級レベルの人でもなかなか達成できないこともあるスコアです。
グローバル企業への就活でアピールできるのも700点台から。難しいからこそ、就活や転職で得られるリターンが大きいです。
難易度で言うと、この辺りまでが2級相当のレベルです。
- 高校中級程度
- 一般大学の入試レベル
- 必要な語彙数:4,000〜5,000



試験の時間配分を見直し、簡単な問題は素早く解くなどの対策が必要です!
なお、700点台を目指す際の勉強方法については、関連記事「【徹底分析】TOEICで700点取るための勉強時間をレベル別に紹介!コーチング・効率的な学習で時短可能」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。


6.800点台の難易度
TOEICで800点台を取るのは、かなり難易度が高いです。
800点台を取得できる時点で、全受験者のなかでも上位16%ほどの実力となります。英検でいえば準1級レベルの英語力です。
- 大学中級程度
- 難関大学の入試レベル
- 必要な語彙数:5,000〜7,000
TOEIC試験に特化した頻出単語を学習し、公式問題集を使って本番環境の時間配分で問題を解けば、900点台を目指せるでしょう。
Q:( )に入る適切な選択肢は?
The company’s new product launch failed because the team did not plan ( ).
If they had considered the risks more carefully, they might have avoided the financial loss.
- generously
- thoroughly
- carelessly
- reluctantly
答えと解説はこちらをクリック!
【答え】
2.thoroughly(徹底的に)
【解説】
- generously → 寛大に
- thoroughly → 徹底的に
- carelessly → うっかり
- reluctantly → しぶしぶ
文脈は「チームが十分に計画しなかったので失敗した」という意味。
「リスクをもっと慎重に考えていれば損失を避けられたかもしれない」とあるため、最も適切なのは thoroughly に。
なお、800点台を目指す際の勉強方法については、関連記事「【完全独学】初心者からTOEIC800点を目指せる!社会人にもおすすめの勉強法と参考書も紹介」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。


7.900点台の難易度
900点台の難易度は超難関で、全受験者のなかでもトップ4%の実力が必要です。



英検で言えば1級合格者レベルで、ネイティブレベルの英語力といえます!
- 英検の最終目標
- 大学上級程度
- 必要な語彙数:8,000〜13,000
単語と文法は一瞬で理解したうえで、TOEICの出題方式や時間配分に慣れて、やっと達成できる点数です。
Q:( )に入る適切な選択肢は?
A: I’ve been feeling exhausted lately. My workload just keeps increasing.
B: You need to set some clear ( ) between your job and personal life, or you’ll burn out soon.
- boundaries
- compliments
- ceremonies
- illusions
答えと解説はこちらをクリック!
【答え】
1.boundaries(境界、限界)
【解説】
- boundaries → 境界、限界
- compliments →褒め言葉
- ceremonies → 儀式
- illusions → 錯視
Bは「仕事と私生活の間に明確な線を引く必要がある」と助言しているため「boundaries(境界)」が最も適切。
なお、900点台を目指すための勉強方法については、関連記事「【最短3ヶ月】TOEIC900点を達成する勉強法とは!おすすめの本・学習の流れを紹介【体験談ベース】」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。


TOEICが「難しい」→「わかる」に変わる!3ヶ月間の学習ロードマップ


大学1年生でTOEIC900点を達成した僕、イングリッシュおさるは次の流れでTOEICを対策しました。
この前段階として「目標設定」についても、1から解説します。
※この見出しではAmazonアソシエイトリンクを使用しています。
ステップ0.ゴールを考える
結果に直結させるため、目標スコアと受験期日を最初に設定しましょう。



目標・期日があると、やることを逆算的に考えられるようになります!
目標を決めるには、まず公式問題集を解いて現在地を把握しましょう。公式問題集で模擬試験1回を時間通り実施し、素点(正当数)と苦手なパートを知るのです。
「思ったよりも簡単だった」といった感情ではなく、数字を根拠にすることがポイントです。
- 全体で何問正解したか
- パートごとの得点割合
- 時間は足りていたか
など、客観的なデータに基づいて現状を振り返りましょう!
ステップ1.文法の基礎を固める
文法知識がないと、いくら考えても正解にたどり着けず、時間だけが過ぎてしまいます。まずは、高校レベルまでの英文法を総復習して、そもそもの土台を作りましょう。
僕は「キク英文法」(※クリックでAmazon購入ページへジャンプします)を使って2か月ほどかけて復習しました。





ポイントは、ただ読むだけで終わらせないことです!
- 和訳する
- 自分で英語を作る
- 同じ意味を別の言い方に変える
この3ステップを徹底することで、知識として覚えた文法が「使える文法」に変わっていきました。
TOEICでよく出る9割の文法が「見た瞬間に理解できる」状態になることがゴールです。
「キク英文法」の詳しい使い方は、関連動画「【1冊だけで】文法を完璧にする本【2ヶ月で文法攻略】」でお伝えしています。文法の復習から始める人は、やり方の参考にしてみてくださいね。
ステップ2.基礎単語&発音
単語対策では、まず高校レベルまでの語彙(約2,000〜3,000語)を固めることが大切です。英検2級レベルの単語帳を1冊やり切り、基礎語彙を網羅しましょう。
加えて、発音記号や音のつながり・脱落といった音の変化を、毎日10分程度学習する習慣を持つとリスニング力の伸びが早くなります。



僕は高校時代に配られた「データベース3000」(現在の改訂版は「データベース3300」)を使って基礎を固めました。


語彙の暗記と同時に発音を意識して声に出すことで、単なる暗記ではなくリスニングとスピーキングの実力UPにもなりました。
「データベース3300」以外には、「英検2級 でる順パス単」(※クリックでAmazon購入ページへジャンプします)などもおすすめです。
なお、「データベース3000」(データベース3300)を使った僕の勉強法は、関連動画「【1冊だけで】英単語を完璧にする本【最短2ヶ月】」で詳しくお話ししました。2ヶ月間のスケジュールでそう復習できるよう説明していますので、ぜひご参考ください!
ステップ3.試験用の語彙を強化
ここまでで基礎が固まったら、次はTOEIC特有の頻出単語をインプットしましょう。
TOEIC専用の単語帳を使い、音読と意味確認をセットで行います。1日数百語ペースで覚え復習を繰り返すことで、短期間でも定着度を高められます。



じっくり覚えているわけでなくても、何度も見たテレビCMのフレーズが 自然と頭に残っている感覚と同じイメージです!
僕が使ったのは「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」(※クリックでAmazon購入ページへジャンプします)です。1日500語程度を目安に目を通し、約1ヶ月かけて復習を繰り返しました。
暗記法のコツは、関連動画「【完全保存版】英検1級語彙満点&英単語検定1級取得者が教える最強英単語暗記法」で説明していますのでぜひご覧ください。
ステップ4.公式問題集で演習
本番と同じ条件で問題演習を繰り返し、解き方を体に叩き込むステップです。TOEICに過去問はありませんが、公式問題集がリリースされていますので、ぜひ活用しましょう。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 12
(2025年10月発売)
- 時間を計って本番通りに解く
- 全設問を復習し、正解でも「なぜ正しいか」を説明できるようにする
この2点を前提にして問題を解いてみてください。
「正解した問題は復習不要」「解き直しは答えを覚えるだけで無意味」と感じる人もいるかもしれません。しかし、この考えは大きな落とし穴です。
復習の目的は、解き方を瞬時に思い出せるほど記憶に定着させること。だからこそ、正解した問題も必ず復習し、偶然の正解にならないよう徹底しましょう。
ステップ5.パートごとの強化
短期間でスコアを大きく伸ばすには、点が伸びやすいパートに集中して強化することが効果的です。具体的にはパート3・4(リスニング)とパート5・6(リーディング)に取り組みましょう。
問題数が多く、会話や説明文など総合的な英語力が試されるため、攻略すればリスニング全体の安定につながります!
短文穴埋めや長文穴埋めを高速で解けるようになると、パート7に十分な時間を残せます。
逆にパート7は実力不足よりも「時間切れ」で落としてしまうケースが多いので、前半を効率的に突破できるかがポイントになります。



ご自身が苦手なパートを集中して取り組むのもよいですね!
TOEICが難しい人に向けたパート別勉強法


ここでは、各パートごとの勉強方法をご紹介します。
TOEICの点数を伸ばすのが難しいと感じている人は、パートそれぞれに適した勉強をするとよいでしょう。
- パート1:発音を意識して単語を覚える
- パート2:集中して疑問詞を聞きとる
- パート3:会話をマネて英語に慣れる
- パート4:問題の聞き取りに専念する
- パート5:問題を繰り返してスピードを強化しておく
- パート6:文脈を読む力を強化する
- パート7:一番難しいパートと覚悟して勉強する
それぞれさらに深掘りして解説します。
なお、パート別の攻略方法は関連動画「【たった1動画で全てがわかる】TOEICパート別完全攻略【永久保存版】」で解説しています!詳しくは、こちらもチェックしてみてください!
パート1:発音を意識して単語を覚える
パート1は、TOEICの問題の中でも比較的点数を稼ぎやすいリスニング問題です。



1枚の写真に関する4つの英文を聞き、写真の説明として最も適している一文を選択します!
短い英文を聞き取れれば得点につながりやすいので、発音を意識した単語学習で対策していきましょう。
パート1は全6問あり、TOEICの中でもしっかりと得点をとっておきたい部分です。
パート2:集中して疑問詞を聞きとる
パート2の問題は、読み上げられた英文への応答文を選ぶリスニング問題です。



疑問詞を集中して聞き取れば、解答の選択肢は選びやすくなります!
- When(いつ)
- Where(どこ)
- Who(だれ)
- What(なに)
- How(どうやって)
問題文・応答文それぞれの英文は長くないため、疑問詞を聞き逃さなければ、解答を選びやすくなるでしょう。
パート3:会話をマネて英語に慣れる
パート3は英語の会話を聞き、英文に関する解答を選択するリスニング問題です。
問題の英会話が長文であるうえ、1つの聞き取りで3問答えなければならないため、やや難しいパートといえるでしょう。



攻略のポイントは、会話をマネる練習をし、ストレスなく聞き取れるようにトレーニングすることです!
聞き取りさえ問題なければ、点数を取ることは難しくありません。
パート4:問題の聞き取りに専念する
パート4は、パート3と同じように英語の長文を聞き、1つの文章に対して3つの設問に答えるリスニング問題です。
読み上げられる英文の大まかな状況を理解しなければ、設問を読んで瞬時に判断することはできません。問題の聞き取りに専念しましょう。
大まかな状況とは、たとえば次のようなものです。
- 自分は部下で、上司からのメッセージを聞いている
- 自分はラジオのリスナーで、広告を聞いている
- 今はプレゼン開始前で、大まかな流れのアナウンスを聞いている



多くの場合、問題文の冒頭を聞き取れば状況を把握できます。
特に前半の聞き取りに集中するとよいでしょう!
パート5:問題を繰り返してスピードを強化しておく
パート5は穴埋め式のリーディング問題です。



問題文が短く、解答の選択肢も「4つの単語」と限定的なので、得点をアップしやすいパートです!
試験対策時に公式問題集を繰り返し解き、解答スピードを上げておけば、パート7など難しい問題の攻略に時間を使えます。
素早く解答して、時間を節約しましょう!
パート6:文脈を読む力を強化する
パート6は長文を読み、問題文にあった単語を選ぶリーディング問題です。文脈を読む力を強化すれば、正解を選ぶのは難しくありません。
文脈から正解をある程度推測できるので、分からない部分があっても前後の文章がヒントになるからです。
パート5と同じく、時間をかけずにサクサクと解答できるよう、試験対策時に公式問題集を繰り返し解いて問題に慣れておきましょう。
パート7:一番難しいパートと覚悟して勉強する
パート7は、長文を読んでそれに関する設問に答えるリーディング問題です。
メールのやり取りやチラシの文章など、英文の種類もさまざま。中には長文を2つや3つ読まなければ解答を見つけられない問題もあります。



高得点を目指すなら、パート7をどれだけ対策できるかがカギとなります!
一番難しいパートなので、時間をかけて何度も公式問題集を解き、じっくり対策しておきましょう。
TOEICが難しい際の役立つ参考書5選





最後に、TOEIC対策に役立つ参考書を、5つご紹介します!
※この見出しでは、Amazonアソシエイトリンクを使用しています。
TOEIC対策におすすめの参考書 | 参考書の概要 |
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キク英文法 | ・基本となる文法を学ぶならこの一冊。 ・僕自身もこの本で英文法をマスターしました。 |
データベース3300 | ・基礎単語と基礎発音を学べる良書。 ・発音を学べばリスニングにも強くなります。 |
TOEIC L&R 出る単特急 金のフレーズ | ・TOEIC頻出単語がつまった参考書。 ・基礎ができた人の次のステップでおすすめ。 |
これなら続けられる英語の筋トレ パート5語彙問題 860点レベル パート5語彙問題 700点レベル 英単語徹底攻略 とことん文法徹底攻略 パート5徹底攻略 | ・1ページ1問で、スキマ学習にぴったりの形式。 ・サイズ感も持ち運びやすいのもポイント。 |
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 1 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 2 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 3 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 4 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 5 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 6 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 7 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 8 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 9 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 10 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 11 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 12 | ・タイトルのとおり、公式の問題集。 ・時間を意識して解くと本番に強くなれます。 |
参考書の力も借りて学習環境を整え、スコアアップを目指しましょう。
1.キク英文法
9割以上の文法が網羅されており、この1冊だけで文法の総復習ができます。実際の会話でも使いやすい文法が多いため、TOEICのスコアアップを終えてからも次の目標で活用できるでしょう。
※この参考書の49日間で取り組む構成を10日間で学習
- 1日あたり25ページ(5日分)を学習
- 10日で49日分を学習
- 2ヶ月で6周
もっと具体的な使い方は、関連動画「【1冊だけで】文法を完璧にする本【2ヶ月で文法攻略】」でもお伝えしました。ぜひチェックしてみてください。
2.データベース3300



僕が使ったのはデータベース3000ですがここでは最新版を紹介します!
中学・高校までに習う単語をほぼ掲載した単語帳です。基礎単語に不安がある人はまず手に取ってみてください。
この後のTOEIC対策を効率的に進めるには、最初に基礎単語を徹底的に頭に叩き込みましょう。
※全6章の構成
- 1日で1章進める
- 1日余裕を持たせて7日で1周
- 2ヶ月間ひたすら繰り返す
1日3〜5時間かけて勉強していました。1章だけでも大量の単語が載っていますが、最初からじっくり覚える必要はありません。最初はサラッと流し見して、周回数が増えるごとに少しずつ負荷をかけていけばOKです。
前日までの章を復習しながら取り組んでみてください。
「データベース3000」(旧版)を僕がどのように使っていたかは、関連動画「【1冊だけで】英単語を完璧にする本【最短2ヶ月】」にまとめました。
3.TOEIC L&R 出る単特急 金のフレーズ



基礎単語を3ヶ月学習した後に「金フレ」を1ヶ月間使い、試験用の英語を覚えました!
※1冊で1,000単語掲載
- 1日で500単語を覚える
- 2日で1,000単語
- 1ヶ月で約15周
「金フレ」を使った1ヶ月間でやったことは主に3つです。
- 短い頻度で何度も学習する
- 発音も確認しながら覚える
- 自分専用の文章を作る
4.1日1分! TOEIC L&Rテスト 炎の千本ノック!シリーズ
模試対策として当時発売していた7冊とも活用し、主にパート5・6を攻略するために役立てていました。
公式問題集の学習法と同じ3テップで、1日1冊ペースでチャレンジする使い方です。



特に工夫していたのは3のトレーニングの部分でした!
- 正解した問題も含めて3周復習
- 間違えた問題だけ10周復習
瞬時に解くトレーニングのために正解した問題も復習したことがポイント。間違えた部分は周回を重ねるごとに理解が深まるので、10周とはいえ最後のほうは5分くらいで解けるようになっていました。
2025年対応の最新版「1日1分!TOEIC L&Rテスト 炎の千本ノック! 2024-2025年版」も登場しています。
なお、参考書のより詳しい解説については、関連記事「【初心者必見】TOEICおすすめ参考書5選!280点だった僕が900点まで伸ばせた学習ステップを紹介」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にご覧ください。


5.公式問題集シリーズ
毎年夏から秋にかけて新版が発売されている、TOEICの公式問題集です。
- 時間を計って1回分解く
- 3日程度かけて単語と文法をすべて復習する
- トレーニングをする



実際の勉強スケジュールの2で単語・文法の不明点を徹底的に潰したことが、早く成果を出した要因だと僕は考えています。
そして、3のトレーニングはパート3、4、5、6のみ。パート3、4は主にパート1、2の上位問題ですので、対策はパート3、4だけでおおむね兼ねられるでしょう。
パート5、6は時間がかかるためパート7よりも優先でトレーニングしました。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 1
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 2
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 3
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 4
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 5
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 6
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 7
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 8
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 9
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 10
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 11
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 12
また、僕の公式LINEでは英語学習に役立つ特典をプレゼントしています。
有料級の学習教材がTOEIC対策にもきっと役立つので、ぜひ友だち登録してお受け取りください!